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お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/28(01:33)
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fionaさん、こんにちは。
〉私は、昔、まだ十台の前半の頃、大人用の文庫本を、ところどころわからないところがあっても、適当にとばして読んでいました。
〉その上、筋書きにあまり関係ないようなところもとばしていたような…。今から考えると、とてもいい加減で大ざっぱな読み方をしていました。
私も覚えがあります。文庫本を読もうとしました。大人の本が読みたかったみたいです。
〉細かな描写なんかは飛ばして、筋書きだけを追うような読み方でした。
〉主人公の服がどんなだとか、部屋の中の細かな描写なんかどうでも良くて、誰がどうなったかと言った所を、ザッザッザッと適当に読み飛ばしていたと思います。
〉多分、内容の2割や3割近くは飛ばしたり、斜め読みで何となく雰囲気をつかむだけで終わっていたように思います。理解度は、8割かそれ以下だったのではないでしょうか。
〉今、同じ本を読んでみると、こんなことも書いてあったのかとか、こんな描写があったのかと思うことが多々ありますから。
そうそう。わからなくて飛ばしながら無理矢理読みました。あらすじがわかったらそれでいい、みたいな。
〉英語も、最初のうちは、大ざっぱに、何となく読んでしまえば良いのではと思っています。
〉日本語だって、たくさん読んでいるうちに細かく読めるようになったてきたのだし、英語を初めから細かく読めと言うのは難しいのでは?
私は中学〜高校生の時に図書館の世界文学全集をよく読んでいました。
中には歯が立たない難しいものもありました。その中でわからないなりにゲーテが好きになり「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」が印象に残っていました。それから十数年たって、古書店の店頭で真新しいゲーテ全集の1冊が目に留まりました。それが「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」でした。高校生の時は図書館で借りて読んだので持っていなかったのです。それでもう一度読みたくなって衝動買いしました。そうしたら…あっけないほどすらすらと読めたのです。
〉とりあえず、英語の本についても、初めのうちは、ざっと筋書きがわかる程度読めれば良いのではないかと思っていますが、どうでしょうか?
〉ただし、それなりに面白く読めなければダメだとは思いますが。
英語も同じですね。始めのうちはどうにか筋を追う程度の理解度で読んでいると、そのうち読めるようになっていくと思います。もちろん、つまらない本を読んだらかえって停滞を招きますから、そう言う時は投げます。
多読をしてみて、「よくわからないけどおもしろい」本があることを知りました。高校の時はよくわからないのにゲーテが好きだと思いました。それと同じかもしれません。でも「英語」だと思うと気がつかないんですね。わからないのは語学力のせいだと思ってしまう。日本語と同じだと思って「読んでたらそのうち読めるようになるだろう」と思っていればいいでしょう。
(わからない人のために…タイトルは「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」に出てくる「君よ知るや南の国」という歌をもじったものです。この物語は「ミニヨン」というタイトルでオペラ化されていて、この歌にも曲がつけられ単独で歌われることもあります)。
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