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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/26(13:27)
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みなさんのやりとりを興味深く拝見してきました。その中で核心部分だと僕が思うのは、このあたりです。
重要なのは、辞書に載っていない意味・用法だから多読や多聴で学ぶしかないということより、物語を読むという仮想体験の中で生きた言葉に出会うことだと思います。現実の生活の場ではなくても、読者にとって意味のある状況で言葉に出会ったり、その言葉と一緒に物語世界を旅すること、冒険することで、より深くその言葉を吸収・獲得できるのです。
理解ではなく「吸収」という表現を使ったのは、言葉の定義や例文を即座に示したり、文法的な理論にしたがって分類できるといった能力、あるいは知識の習得とは性質が違うからです。
辞書は地図のようなもので、選び方や使い方によっては、そういう旅の手引きとなる可能性もあります。その辞書がどういう手順で作られたのかも考えておく必要があります。
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