[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/24(00:52)]
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お名前: 柊
投稿日: 2007/3/18(17:17)
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akoさん、こんにちは。お薬ありがとうございました。柊です。
〉(柊さん、すみません、ウソです。もともと実家に住んでます。どーもこの掲示板ってなんか書いてると、脳内に貯蔵されたセリフがウヨウヨわらわら出てきてしまうんです。我ながらいったいどこで見たのか不明です、実家云々なんて場面…。
私も興が乗ってくると訳がわからなくなります。自粛してみているんですが、他人から見るとどうかはわかりません。一応、夜中なんかの投稿は避けるという手段をとっていますが、どうなっていることやら。
〉たぬぽんが地球上のどこの裏山から投稿してるかさえ、わたし知りませんし(爆)。一応、自己翻訳すると、さしずめ「雑談の掲示板」で油を売ってないで、実家「趣味の掲示板:世界史クラブ」に帰るべし、といった意味です。)
実家でしたか。
〉あっ、柊さん、改めてこんにちは!
〉上記数行を、日日翻訳いたします。
〉三人の投稿者の記載部分が混交したまま、二人の人物による会話が進行する投稿って、
〉実に面白いものですね! 私もやろ〜っ、と。…という意味です!
〉言葉が伝えるものって、文字になってる通りじゃありませんものね!うわ〜、多読的〜(得意種目は「とってつける」と「迎合」です(爆))
ただ単に、たかぽんの投稿にぽんぽんと(たぬきらしく)返していただけなんですが、「三人の投稿者の記載部分が混交したまま、二人の人物による会話が進行する」いう説明をされると、アンジャッシュのコントみたいですね。
〉たぬぽん〉〉放っておけないものは、放っておかないほうがよいです。
〉柊さん〉つい、本能のままに生きる方向に行ってしまいますね。多読を始めてからその傾向が加速しているような気が。因果関係は言い過ぎとしても、相関関係はあるのかもしれません。
〉実は。。。わたしもなんです。。。
〉私の場合、Dr.Seussという人の英語絵本と出会ってしまったのがウンの尽きでした。。。
〉英語って、人格まで変えてしまうパワーがあるんでしょうか。。。
〉おかげで私生活まで本能全開で… 今のところ何とか社会生活は送っていますが…
英語というか、多読でしょうね。私も「嫌なことはやらない」にどんどんなっていって、健康にはいいんですけど、社会性が怪しくなってきた気がします。元の素質が開花しただけでしょうけど。ここまで来たら、この方向で突き詰めるしかないのか……。
〉〉 旭山動物園のホッキョクグマは、よく見る映像では人間をえさだと思ってダイブしているんじゃないかという気がして仕方がありません。
〉〉 あ、そうじゃなくて、akoさんには現在ヒルマン監督がヒグマ化(口ヒゲ、あごヒゲの類いを使用)しているようですという最新情報をご存知か、お聞きしたかったのでした。今期も日ハム興味ありですか?
〉え〜っと。ここはワタシが返答しますね(笑)
〉野球は全然しらないんですよー。
〉個別個別に、新庄が好き、誰それが好き、というだけなんです。
〉たまたま、その半生を知る機会があって、感動のツボに当たると好きになってしまって…。
〉日ハムのことは新庄関係で知って、かなり感動しました。
〉札幌の自治体職員さんたちが、球場に人を呼ぶ工夫を相当考えての成果だそうで、
〉けして新庄人気だけの成果ではないってところも感動ポイントでした。
新聞によっては、ヒルマン監督を一番の功労者としている記事もあります。私も半年前まで野球には興味がなかったんですけど、多分、今期もまた興奮して見ていると思います。では、akoさんにはあまりディープな野球の話題は振らないということで(それが正常な状態です)、行きますね。
〉監督関係では、サッカーのあの人には関心あります。
〉えーと、誰だったかな、(多読のせいで調べない癖がついてしまって…)←何でも多読のセイ
〉ほら、コソボ出身の。
オシム監督ですか? すごいですよね、人種差別だとかが横行している(と言われる)国で、出身がバラバラの選手が集まったチームをまとめていたという。母語が結構珍しい言葉で日本に通訳が少なくて困っていると読みましたが、あれからどうなったのかな〜?
〉でも、ヒルマン監督のヒゲ関係の話も面白そうですね〜!!
〉わたしちょうど、クマ捕獲問題関連の本を読んだばかりなので、なんだか縁を感じます。
北海道(注・札幌ではありません。札幌以外の人も応援できるのがいいところ)のチームには誰か1人はヒグマさんが欲しかったんですが、剃っちゃったみたいです。ヒグマは、あまり私が住んでいる辺りには出てきませんが、共生は考えないとやっていけないでしょうね。今は、鹿の農業被害の方が話題になっていますが。
〉〉〉「自由、平等、友愛(本文ママ)、この崇高なる理想の永遠に人類の堅き礎たらんことを…、フランス…、万歳…!」
〉〉〉(確認不要なほどアタマ入ってますの〜〜〜っ。やっぱフランス語やるべきだわっ、私っ)
〉〉〉このように感涙、感涙…の青春時代を送りましてございます。
〉〉〉勢いで、史学科にまで行ってしまいましたし…。
〉〉〉作者の思想傾向もおそらくそうとう刷り込まれたものと推定されます。推定無罪(笑)
〉〉 akoさんもそちらからでしたか(違和感ないですね)。
〉akoさん「も」…ということは、柊さん「も」、思い当たる体験がおありなのですね?
いいえ、私が思い浮かべたのは杏樹さんです。ただ、私も小説と映画から入っているので、作品名が違うだけで状況は同じです。
〉〉 今、私もいきなりルパン熱が燃え上がり、モンテ・クリスト伯のフランス語版をフランス語もわからないまま読み出そうかという、無謀計画を立てています。フランス語は聞いてもさっぱりわかりませんが、英語圏の次に好きな作家が集中している文化圏です。
〉うわー、これまた奇遇! 柊さんとご縁があるのかしら!?
〉実はつい数日前に読んだ本で、モンテクリスト伯が登場したばかり。
〉江藤淳という作家が、小学校入学前にすでにモンテクリスト伯を読んでいた、というエピソードでした。
〉子供用に書かれた本かもしれないですが、
〉作家(評論家でしたっけね)になる人というのはすごいなーと思ったものです。
モンテ・クリスト伯は大好きです。英語版を読んで、次はフランス語に挑戦と思っています。あとはルパンの台詞が知りたいとか。ただ、ルパンは手に入りにくいので、モンテ・クリスト伯を先にしようかと思いまして。
モンテ・クリスト伯は翻訳した人によって、あるいは省略具合によってずいぶんと色んな版がありますが、小学校入学前に文字を読めた、しかもある程度以上長い本が読めたというだけですごいです。
〉〉〉フランスはアフリカ大陸あたりではかなり有名国ですから気になります。
〉〉〉 (有名だからといって、評判がいいかどうかは別)
〉〉 有名なのは植民地にしまくったからでしょうから、評判が悪い方に賭けてみたくなります。くじ引き程度の娯楽の賭ですが。
〉賭けるならわたしも同じ方です。賭けになりませんね(笑)
〉アフリカ史を少しでも知ると、欧州の見方が変わりますね。
〉このごろは、アフリカ舞台の映画も増えました。
〉ヨーロッパも変化の途上みたいで、シラク大統領は、相当、歴史の修正を試みたそうです。
〉例えば、ヴィシー政権時代のユダヤ人狩りを謝罪するなど、
〉旧連合国でも、負の歴史を認めていく方向にあるようです。
〉(ポーズなのかな。akoってすぐ騙されちゃうから)
ポーズだけでも、やらないよりはだいぶいいと思います。
〉〉〉(世界史クラブは地図をすぐ見てしまうのが本能)
〉〉akoさん、自分だけの癖を世界史クラブの本能にしないで下さい。と言おうと思ったんですが、この間スペインの歴史を調べながらスペインの地図をしみじみ読んでいたのを思い出し、反論できなくなりました。
〉ふっふっふ。そうでしょう、そうでしょう〜。
〉地図を「見る」じゃなく、「読む」と書かれておられるところに、
〉柊さんの地図との付き合い方が見える気がしました。
〉アトラス、たくさん持ってますね?
中学校の頃の地図帳だけです。でも、地名はせっせと読みました。最近はグーグル・アースというものがあると聞きましたが、まだ試してません。
〉地名を聞くと、地図で場所を確認しないと、なんだか落ち着かないんですよー。
〉お話を読んでいても、地図上で場所を確認してからじゃないと、
〉気になって気になって、ストーリーの先を読めないほど重症です。
〉実在する土地が舞台のお話って、ある程度、地球上での場所がわかると、
〉およその気候とか風景とかが体感できる気がするからかもしれません。
〉つまり、空想海外旅行です(笑)
それはないです。良かった〜(笑)。
〉そう言えば、あまり考えたことがなかったですが、
〉ファンタジーや架空の土地が舞台の場合は、違ってきますね。
〉この場合は、体感できるような描写が、作品内に書かれているのかな。
〉Dr.Seussなんて架空の極致だから、地図とは無縁です。
ファンタジーでも、最初に地図がついているものもありますね。レイモンド・E・フィーストのリフトウォー・サーガに始まる連作は、どうも、様々な分野の研究をしている友人たちと週一で話し合って架空の世界を作って、かなり文化や気候の細かいところまで決めているようです。
〉〉カルタヘナを発見したんですが、遺伝子関係の国際法「カルタヘナ法」を決めたのは、南米大陸のカルタヘナとスペインのカルタヘナと、どっちなんでしょう。そんなことでもう数ヵ月悩んでいます。
〉〉南米はスペインの支配下にあった場所なので、多分スペインから取ったんだと思うんですが、まあ、どっちで決めていても全く何も影響しないんですけどね。ただ単に気になるだけで。数ヵ月気にし続けるのは、まあ、どこかおかしいんだと思うんですけど、歴史病から地理病を併発しかけているのかもしれません。
〉たぬぽん>おたakoナースから、お薬出させましょう。
〉はーい、柊さまぁ、柊さまぁ、お薬ができておりまぁ〜す。
〉このカルタヘナは南米だそうですよ。コロンビアでした。
〉わたしの好きな映画で恐縮ですが、「ロマンシング・ストーン」っていう映画の舞台だったです。
ありがとうございました。これで、とりあえずは治りました。根本的な治療はできていないのが困ったところですが。
〉…ところで、遺伝子関係はよく知らないのですが、カルタヘナ関係を調べてチラチラ読んだ範囲だけど、
〉この世界も、いろいろ陰謀?ありそうですね…。
〉あら、柊さんのマタタビになってしまったかしら(笑)
クローンとかですか? 話がわかりにくかったり、クローン人間を作りたい人も絶対駄目だという人も、一番端にいるのは宗教的な理由の人が多いので、私にはついて行きにくいです。どちらも遺伝子にあまりにも重い意味を持たせているので、「でも、別人でしょ?」としか思わない私には、ぴんと来ないですね。
我が家の観葉植物は、天井まで伸びる度に切って、枝の一部を鉢に植え直すので、今5本まで増えましたが、全部遺伝子が同じはずなので、言ってみればクローンです。動物でも、ヒトデなんかだと二つに切ると両方元通りの大きさのヒトデに成長するようですし、遺伝子が同じって大して意味がないと思うんですけどね。
人間だと一卵性双生児が自然に存在する同じ遺伝子の人たちですが、知り合いの知り合いに性別が違うのに一卵性だと言い張っている双子がいると聞きました。騒がれている割に知識が行き渡っていない感じがします。
あらら、ほんとにまたたび。
まあ、生物は門外漢ですけど(全部、門外漢ですけど。泣)
〉〉〉約100年ほど離れた2つの時代ではありますが、
〉〉〉英語名では同じ部分のことを、違う日本語で書いておくなんて、
〉〉〉どういう事情でそういう言い方にするのか、気になってきました。
〉〉〉闇の権力うずまく陰謀があるのかも…(ワクワクどきどき)
〉〉陰謀。そんな、猫にマタタビな危険な言葉を連発しないでください。こっちまで一緒に興奮して、手がつけられなくなります。
〉猫にマタタビ、柊(さん)に陰謀、akoに魔女狩り。ついでに、たかぽんに憲法。
〉〉〉いったいどっちの日本語がいいのかわからなくなってしまいます。
〉〉どっちも違ったらどうしましょうね(注・テキトーに言ってます)。
〉それもあり得ますよね。突然、第三の男が登場するかも知れないので、
〉こういうことを考えるのは、やめにしました。
〉〉〉〉どっちの日本語がいいんだろう、なんて考えるのはやめて、
〉〉〉〉「デモクラシー」という言葉を、日本語を交えないで知る経路を、
〉〉〉〉自分の脳内フロンティア開拓するほうが重要だと感じました。
〉〉〉〉おっ、多読で脳内アメリカ史! 我が前頭葉は西部開拓真っ最中〜♪
〉〉〉〉来い来い、ゴールドラッシュ〜
〉〉〉?
〉〉ねー。困りますよねー。(笑)
〉す…、すみません、柊さん、つい読むのはたかぽんだからわからなくてもいっか、とテキトーに書いてしまった(笑)
〉日日翻訳します。
〉旧来の英語学習で作られてしまった自分の脳内のヘンな部分を、
〉現在akoは多読という方法で開拓中で、
〉過去には思いもしなかったパラダイムシフトが起きていることを、脳内フロンティア開拓と称したわけです。
〉そして多読によって、自分の英語への認識がすごく変化してることを、
〉ちょうど、話題になっているアメリカを当てはめたんでした。
〉しかも掲示板で対話していると、次々と連想がつながって、
〉まるでゴールドラッシュのように、脳内の金脈に当たったように感じたってわけです。
〉次々と、わかった!そうか!ということが、
〉バチバチバチっと稲妻が光るように急速に連続して起きる時があるので(たまに(笑))
〉イメージが似ているように思いました。
意味は大体想像がついたんですが、そこでフロンティアとかゴールドラッシュとかいう単語が出てくるのが、?でした。
〉でも、柊さんも…
〉>漢語じゃなくて梵語でも良いんですが。あ、梵語だとラテン語に繋がるんだった。印欧言語〜!
〉>aquaは梵語の閼伽(あか)だとか。ああ、歴史病が言語にまで感染してきてしまいました。ゴールドラッシュと暴走具合が同じような気が……。
〉でしょー(笑)、でしょー(笑)、柊さんも十分に脳内ゴールドラッシュ体感されてる〜(笑)
〉「印欧言語〜!」ってとこ、わかる〜っ!
〉いやぁ〜。アクアがアカですか〜、感動のため息です。漢字、書けません。
はい、ご指摘の通り、たまにパパパッと繋がって、大変なことになります。雑学もある程度以上溜まる(貯まるではない)と化学反応を起こすのかも。有毒ガスが出ないように気をつけます。
閼伽は、広辞苑を引いた上に普段使わない文字を入力するためにある「文字パレット」まで起動して書きました。当然、手では書けないし、どういう漢字かも覚えていません。言葉としては知っていたから、出てきたわけですけど。
ある時、「那」という漢字を説明しようと思って、しばらく考えたあげくに最初に出てきたのが「廬遮那仏の那!」でした。もしくは、毘廬遮那仏の那でも可。「刹那」はその後でした。元々仏教用語ぐらいにしか使わない文字ですが、なぜいきなりそんな仏様の名前が出てきたのか、変な頭だと自分でも思います。
やはり、重症です。一つ発病するとどんどん併発するのか……。根本原因は……、あ、歴史病だ。
〉〉〉? 2000年? 聖書ですか?
〉〉〉 ソクラテスの弁明(イエスとソクラテスってほぼ同時代でしたね)だったら、私は図書館で「筑摩文学大系」か何かの全集もので読みましたけど、赤川次郎か吉村達也かというぐらいわかりやすかったですよ。哲学の人はわかりやすく訳すんだなと早合点していたぐらいで(土屋賢二のエッセイとか)。
〉すみません、つい勢いで、ざっと2000年と書いてますが、聖書は想定してませんでした。
〉ソクラテスの弁明は確かに読みやすいと思います。わたしは田中美知太郎訳がよかった。
〉日本語ハードル問題については、わたしの書き方が拙いですね。
〉実は具体的に想定していた状況がありまして。
〉読書好きの人に書くべきことではなかったかもしれません。すみません。
〉どんなに土屋賢二氏や「ソクラテスの弁明」が簡単な日本語で書かれていようと、
〉それはあまり関係ない話だったんです。
〉こういう本を、ハナから「小難しい」と(軽侮さえ込めた)先入観で毛嫌いし、
〉見向きもしない人を念頭に置いてました。
〉そして、そういう強い先入観を生んだのは、
〉明治翻訳文化の負の側面に過剰適応した日本の知識人と呼ばれる人々のメンタリティに何らかの原因があるんじゃないか…、ということを思っているんですが、
〉何しろ、自分にはそんな大それた問題を議論できる能力もないので(第一、怖いし)
〉ちょっと遠まわしな書き方になってしまったようです。
〉当為とか所与といった日本語を使う必要があるとは、どうしても思えなかった、という話なんです。
〉これ、自分の勉強不足や能力不足だけのセイなんだろうか…、とよく思ったんですが、
〉多読で英語を読んできて感じていることと通じる、という話でもあるんです。
〉わたしは高校時代から英語ができなくなって、
〉大学受験は、英語(と古文)だけが癌!!という状態だったんですが、
〉それは自分の勉強不足や能力不足だと思って、
〉英語に劣等意識ばかり持ってました。まさに、るさんちまん〜〜(笑)です。
〉でも多読を知ってから、それは不要な劣等感だったことを知りました。
〉なら、当為や所与カンケイもそういうことだったのかも?!って思えてきて。
う〜んと、つまり「わからないのは、読んでいる人の教養がないせいだ」という考えがあって、「難しく書く人が悪い」という考えが普及していないのが問題だという意味でしょうか。さらに、難しくて読めないというのにさらに複雑な感情がついて回る、と。教養ではなく、別の言葉に置き換えてもいいですけど。
当為に所与は、見たこともありません。漢字はすぐに変換できたので、一応登録はされているようですが。私も、難しいものを読んで、自分にわからないので、劣等感を感じてしまうというのはよくあります。多読の投げ技のあと、日本語でも投げ技を習得して、問題はほぼ解決されました。
あと、私は「若者」なので、「最近の若者は教養がない」という話にも振り回されてしまいます。「京極夏彦をいっぺん読んでみなさい!」と言いたいんですけどね。読者層、相当若いと思います。
〉話は戻りますが、明治時代の翻訳語には素晴らしいものもたくさんありますね。
〉正岡子規の訳した野球用語なんかは素晴らしい訳語の筆頭と思ってます。
素晴らしい訳語は沢山あると思います。ただ、万有引力にはまだ恨みというか、未練が。あとはマニフェストと公約の違いがわからないし、広辞苑にはマニフェストの2番目の意味で「特に共産党宣言のこと」と書いてあるけど、民主党が使い出したし。
〉〉〉イジワルな日本語訳のせいで、面白いものを図書館の塀の中に囲い込まないで欲しいと思います。
〉〉〉 (自分がハメられただけか…。あぁ、薔薇の名前…)
〉〉 哲学以外にも色々おありで?
〉たぬぽん〉〉るさんちまんを感じますなぁ。
〉たぬぽん、おだまり。(←美川憲一の声)
〉えーと、柊さんへ。
〉もちろん歴史モノ(現代込み)です。武士の情け、詳細はご容赦下されませ。
〉マイナーなのは(ジャンル、発行部数、両方の意味で)新訳は出ませんし。
〉マイナーなものを日本語にしてくれる人の存在はありがたいんです。
〉ただ、そのジャンルに関心は深いが、外国語は全然やらない日本人も多いですから、
〉日本語としてちょっと…という部分が隘路になって、
〉もっと知られてもいいと思うことが、知られないままだったりすると、惜しいな、と思ってしまう、という気持ちだった、というわけです。
〉でも、インターネットの普及がこの状況を変えていく途上にあると思ってますので、
〉未来には悲観してません。
先日、日高敏隆さんの「動物と人間の世界認識」を読みました。生き物によって見えている世界が違う(視覚をほとんど使っていないこともあるので、見えるというのは把握するという意味で使いました)という、それ自体が非常に面白い本だったんですが、多読的には何がすごいかというと、「この件に関してはこの本に詳しく書いてあります」というので載っている本が、「日高敏隆著」なのはまだいいとして、「日高敏隆訳」が沢山あるんです。
本人の自伝のような本によると、大学院を出て就職という時に、すでに翻訳している本が沢山あり、しかも元の言語が四つあったという。生物学の人で、新しい学会を作ったり、大学の学長をやったりもしているらしいです。
この方の文章は非常にこなれていて、多分、翻訳も素晴らしいのだろうと思います。読んでませんけど、コンラート・ローレンツの「ソロモン王の指輪」が有名ですね。こういう風に、専門家で言語にも強くて翻訳が上手い人が沢山いてくれると、話は楽なんですけど、でも、そうでないおかげ(一応おかげにしておく)で、外国語学習者が増えるのかも。
〉〉〉ほんとは、シュリーマンのようになりたいんですが、
〉〉シュリーマンいいですね。あとは、英語といえども非英語圏の人も書いているわけで、英語を仲介言語(今作った造語)として使用するという考え方にしてしまうのもいいかと。
〉いいですね! 英語は仲介者に過ぎない、とも言えそうで。
そう考えると、少しは楽なので。「英語でしゃべらナイト」の松本アナウンサーはとあるハリウッド・スターにインタビューをしたとき、「英語が下手でごめんなさい」と言ったら「ぼくは日本語をしゃべれないから、英語でしゃべってくれてありがとう」と言われたと、どこかで書いていました。
色んな国の人が議論をしようと思った時、かつて(ヨーロッパでは)ラテン語が共通語だった時代があり、それが今は世界規模で英語ということになっているだけだと、不遜な考えをいだいています。そうすると、だいぶ楽です。
大英帝国とアメリカの影響でしょうか。テューダー朝の、特にヘンリー8世あたりではまだイングランドがあまり影響力がなく、このあと、フランス語が広まる時代が来たようですね。別に、英語が効率的な言語な訳でもなんでもないと思いますが、インターネットの書式(?)が英語に一番便利にできているというような話は聞いた気がします。そうすると、効率的な言語ということになってしまうんでしょうか。
ドイツ語とかスペイン語はスペルと発音の関係がはっきりしていて、英語よりそういう意味では「システマティック」だと思います。ただ、どこかで誰かが日常的に使っている以上「非効率的」な言語な訳はないでしょうし、何より失礼だとも思いますが。
〉以前、英語がまったく通じないエリアを旅行した時、
〉英語ができるかどうかをコンプレックスに感じている自分がアホに思えました。
〉言葉以外の自分の全部が勝負!っていう体験はもの凄く楽しかったです。
〉なのに日本にいると、英語デキナイ感が戻ってきてしまうのです…。アホなの…
〉なので、多読の英語と出会ったことはほんとにありがたかったです。
〉それと、英語以外の言葉も、英語が存在しない世界(独特の開放感がありまっせ)を旅する気分で、
〉たいしてできないままでもいいから、触れていたいと思ってるんで〜す。
akoさんも、だいぶ重度に、英語が別の言語と格が違うことになっていますね。吉村達也(本業は小説家)の英語学習本の中の、外国人に道を聞かれたとき、英語だとわからないのが恥ずかしいのに、フランス語だと冷静に「わからないので」と伝えられて、中国語だと「日本に来たら日本語をしゃべりなさい」になるという部分を思い出しました。私も、そういう感覚があります。
ローレンツのいう、刷り込みですね、きっと。
〉いやー、柊さん、すっかり長くて御免なさい。
〉細切れ時間に手元のファイルで書き足し書き足しするような時間しかなくって。
〉でも柊さんならちゃんと読んでくれるって思ってついつい書いちゃいました!
私も同じ状況になって、さらに長くして返してしまいました。
〉どうもありがとうございました〜っ
どうもありがとうございました。お薬も出してもらってしまって、メルシー♪
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