[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/23(14:37)]
------------------------------
めがねっこさん,唐突な上英語に関係ない質問にお答えいただき、ありがとうございます。柊です。
〉〉電子辞書の広辞苑というのは、どういう風に引くんでしょうか。キー・ワードを入れるとその単語が出てくるのだろうな程度にはわかりますが、同じページの他の単語が楽しくて、引きたい単語がどんどん増えていくという魔の連鎖(眠い時だけ悪夢の連鎖)からは抜け出せるのでしょうか?
〉〉抜け出せる場合、それは私向きの辞書かもしれません。でも、楽しみがなくなるか?
〉〉 英語全く関係ない質問ですみませんが、気になってしまって。
〉キーワードを入力して、例えば「たどく」と入力すると、候補が6つ出て、たどく【多読】・たどころ【田荘・田所】・たとし【貴し】……のように6つ出ます。多読に合わせて決定すると、「たどく【多読】本をたくさん読むこと。」のように出ます。
〉辞書を読みたい人には不向きかもしれないですね。
〉色々なメーカーから色々な種類のものが出ているので、もし購入されるならよくよく比較検討してからの方がいいと思います。
〉中に入っている辞書の種類も数も、キーの使い勝手も様々ですから。
読む辞書ではなく、引く辞書な訳ですね。使い分けると便利かも。真夜中に辞典を引きながら止まらないというのは、楽しいようないい加減止めたいようなという感じになってきますから。
〉〉 最近は日本語入力ソフトにも辞書がついていますが、同音異義語の使い分けがわからない時は、やっぱり広辞苑でも引かないとどうしようもないですね。
〉同音異義語の使い分けもそうですし、書いている途中で難しい言葉が頭にうかんだけど、意味はあっているかな?という時にも使います。
わかります。よくあります。
〉〉〉そういえば、高校生の頃、日本語の本を国語辞典(本の方です)を引きながら読んだことがありましたが、ひどく不自然でした。
〉〉〉むしろ分からない言葉を飛ばし読みした方が軽快に読めて楽しかった思い出があります。
〉〉〉岩波文庫などに入っている名作ものの本は、日本語が難しいですから。
〉〉 そうですね。古典ものの新訳シリーズが集英社からヘリテージ・シリーズとかいって出ていますし、光文社かどこかでも始めたようですけど、日本語の場合かなり最近で変わっている部分があるので、神曲とかは英語の方が読みやすかったりしますし、いい試みだと思います。
〉新曲……以前、岩波文庫の1巻目を読んだことがありますが、意味がわかりませんでした。読みやすい訳の本をいつか探します。
〉集英社から古典ものの新訳シリーズが出ているんですか。知らなかったです。
〉去年、岩波文庫のレ・ミゼラブルを買い込んで2巻目の最初で止まってます(−_−;)
〉多読しすぎてて、日本語読書が最近は進んでいません(汗)
神曲は、キリスト教至上主義なのが結構きついですね。私は不真面目な、でも一応仏教徒っぽい感じなので。それに、私の読んだのは筑摩文学大系の野上素一という人の訳でしたが、のっけから「人生行路の道半ば」などと来られて、訳が分からない。そんな日本語見たこともないという状況でしたから。ただ、本来「神聖喜劇」と訳すべきタイトルなのだそうで、神曲と訳したのは森鴎外だそうですが(Wikipediaで知りました),そのセンスは良いなと思います。
英訳だと、私はノートン(だったと思う)という人が一番わかりやすかったですね。それでもほとんど読まないで投げましたけど。Project Gutenbergには神曲の英訳が3つありますが、この人のがそのうち一番新しかった。Longfellowという人は詩人としての評価は高いらしいのですが、相性が悪くてわかりにくかったですね。
ただ、やはり人名、地名などは日本語の方がわかりやすいことが多いですね。日本語でもホメロスがオラツィオになっている野上版神曲は、わかりにくいですが。
では、Happy Reading!
▲返答元
▼返答