Re: あ、僕も辞書大好きです

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/6/27(01:09)]

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[喜] 1372. Re: あ、僕も辞書大好きです

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2007/1/2(18:40)

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まつかわ1971さん、みなさん、あけおめ ことよろです。
  新年の雑談にやって参りましたまりあ@SSSです。

〉なぜか、ぼくの恩師は「辞書を使うな」派が、多いようで、
〉学生時代、「てめえ、そんなもん使ってるからいつまでたってもダメなんだよ。
〉そんなもん捨てちまえ!」って叱られて、べそかきながら、
〉市ヶ谷の橋の上から辞書を川に流したことが・・・ 純情だった19歳のぼくでした。

  市ヶ谷橋の近くに住んでいるので、リアルに映像が浮かんでしまい
  ます。

〉英英辞典で調べればすんでしまうので、英和辞典として求められるのは、
〉英語の専門用語を日本語の用語に置き換えたり、固有名詞をカタカナに置き換える
〉ための、リーダーズみたいなものだけで、いろんな工夫をしてる学習辞典って
〉あんまり意味がないんじゃないかと思われたりして。

  同感、同感!
  「英語の専門用語を日本語の用語に置き換えたり」が、まさに辞書の
  本質だろうと。

  私たちの今使っている日本語って、明治時代に出来た新語がすごく
  多いわけです。
  近代国家に急転しようとした政府は、新しい日本語を使ってもらう
  必要にも迫られ、近代化のために海外資料を翻訳するに際しては、
  多読的に「幕府は金貸しに両替の生業を...」なんて訳されては
  困ったわけです。「政府は銀行に為替業務を...」と訳して貰わ
  なくては意味がない。それで明治の英語教育は「辞書!辞書!」と
  うるさかったと思うのです。

  今だって、地球温暖化とか温室減少とか決まった単語と対応する
  ようになっていますしね。

  身の回りのありふれた言葉は、日本語でも定義で示すことが難しい
  のですから、まして外国語と対応させるのには無理がありますよね。
  昨今掲示板で話題のgreenも、ヨーロッパ・アメリカのメーカーの
  クレヨンのgreenと、ぺんてるくれよんの「緑」とは色合いが随分
  違います。
  orange catなんていう猫、どんな色かと思いますが、普通の日本の
  茶っぽい猫ですね。橙色の猫なんかじゃない...
  他の場面でorangeが出てくれば、橙色に近いのがほとんどと思い
  ますが。
  「青葉」が緑色なのと同じことが英語にもあって、orange catは
  英語で普通のorange色じゃないのではないかな?って思っている
  のですが...

  と雑談になってきたのでここらへんで。

2007年もHappy Reading! 

  

  

  


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