Re: 精読って何?(出遅れまして〜)

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1135. Re: 精読って何?(出遅れまして〜)

お名前: いづこ
投稿日: 2006/9/19(09:58)

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パピイさん、間者猫さん、こんにちは。いづこです。
すっかり出遅れました。もう間者猫さんがシメの辞を述べていらっしゃる〜。
あ、お返事不要ですので、書くだけ書かせてくださいね。

No.1126の
〉で、精読とは一体なんだろうと?
〉精読と言うのが共通認識としてあるのかと知りたかったのです。

とのことですが、万人における共通認識は、難しいでしょうね。
ちょっと、「精読」をわきに置いといて、
最近では、「ニュアンス」で、同じようなことを感じました。

Tallinnさんの
「ニュアンス」は多読でなくても(だったか、Tallinnさんがお得意の学習法で、だったか)つかめる。
との言葉を聞き(読み)、
えっと、それは、
「"A"という言葉はこういうときに使う、"B"という言葉こういうときに使う、と
言葉で説明することができる」っていうことではないかなー、
そして、「四択問題で、答を選べる。」という意味のように感じました。

多読していて、ニュアンスがわかるって、文を読んで、においや肌触り、場の雰囲気なんかが、
この語でわかる、とかそういうことのような気がするなー。
でも、一般的な語義でいったら、「ニュアンス」って、前者みたいなことをいうのかもー。笑」
と、思ったのでした。

このスレッドに、レスをつけられたみなさんの、「精読」の定義、「精読」についてのお考え、
おもしろいですねー。ほんとうに参考になります。ありがとうございます。
 
 
やっぱり、「精読」も、私たちタドキストの間での共通(ある程度の)認識ができあがっていきそうですね。
(個人個人で、多少のずれは残るでしょうが。)
それが、タドキスト以外の人と別認識になるのなら、
タドキスト以外の人とお話するときは、しっかりその差をつかんでおきたいですね。
(でも、タドキスト以外の人でも、みんな同じ認識をもっているかというと、そうでもないかも。
みんなちょっとずつズレてたりするのかも。)

酒井先生のご本では、まず酒井先生がしっかり定義づけをしてくださるでしょうから
それにそって、私たちはご本を読みすすめるのですよね。
 
 
私は、前々から「多読を前提とした、多読のじゃまにならない、多読のためになる」精読は
あるのだろうか、と考えて来ました。

また、多読をとりいれている児童英語の教室でも、多読と精読を並行しているところがあります。
で、うーん、具体的にはどのようにレッスンなさっているのだろー、と気になっていたのです。
 
 
〉さらっと読んで深く分かるというのは
〉ホントその通りだと思います。

*** 「精読=さらっと読んで、深く分ること」
・・・これ、私の中に採用決定!
 
 
〉〉精読は、「するぞ!」と意気込む必要がなく、多読を積み重ねていくうちに精読できるところが
〉〉自然と増えていくものということを教えていただきました。

*** 精読は意図的な行為ではない。
なるほど、さんせーです。
 
 
〉〉最近「HOME」という文字の無い絵本を読んでいて、“home”という単語の言霊がわかった
〉〉という素敵な投稿もありました。はっと「わかった」んですね、という報告からみて、この方がされていた
〉〉読み方(文字が無いから読むとは言わないでしょうが)は、精読と言っていいと思います。

このご投稿、わたしも感動しました。
そうですね。こういう瞬間がやってくることを、目指す?(うーん、別の言い方がしたい。)
*** こういう瞬間がやってくることを、信じて心に抱いておく、
くらいが、私にできることなのでしょうね。
 
 
〉〉またこの精読方法なら、いづこさんの

〉〉〉「多読のじゃまにならない精読」
〉〉〉「多読のためになる精読」
〉〉〉を知りたいなー

〉〉の答えのひとつになるのではないでしょうか。

答の「ひとつ」って、わたしの立場を分っていてくださるようで嬉しいです。笑

自分の中心部では、上記***をつけたような考えが、このたび私の精読観となりました!
ありがとうございます。
***つまりHappy Readingで多読していればいいんです。そのうち精読できるようになる。
***「精読」を、しようとしてすることは何もない!
それが確認できて大収穫です。

*** 精読(できること)は、多読していくうえでの「結果論」のひとつ。
 
 
しかし、教室に「方法論」としてとりいれることのできる
「多読を前提とした、多読のじゃまにならない、多読のためになる精読」さがしは
まだ、もうちょっと続けてみたいと思います。
(そんなのどこにも無いのかもしれないけれど。どこにも無いと確かめられるまで。笑)

では、今回はひとまず。みなさん、ありがとうございました!!
失礼いたしました〜。


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