[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(10:31)]
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お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/12/10(13:25)
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9月16日に多聴(聞?)を始めて、約3ヶ月で100時間を達成しました!
・・・と言っても、中身的には「薄い」100時間です。以下の(1)にも書きましたが、私の場合、「聴く」ために別途時間を取ることはきわめて難しく、多聴はずっと諦めていたのですが、SSSの掲示板で「ながら聴(聞?)き」でもいいし、「集中して聴かなくてもいい」、ということを知り、「それなら出来るかも・・・」と思ったんです。
それで、ちょうどイギリス出張があったので、それを機会に始めてみました。まずはストレッチしながら、身支度しながらBBCのTVニュースを聞く・・・ということで。
帰国してからも、朝食の用意しながら、メールチェックしながら(>いらないやつをサクサク消しながら?)、ネットサーフしながら、大っ嫌いで大の苦手の整理整頓しながら・・・・。そして、時々、短い時間だけ集中して聴いたり、シャドウィングしています。
「だらだら、時々集中」って感じ。
私の好きな言葉のひとつは「ゼロより1がマシ」。こんな「だらだら多聴(聞?)」「いいかげん多聴(聞?)」でも、きっと「ゼロよりマシ」。
そう信じて始めてみました。
この100時間でリスニング能力が上がったかどうか・・・それは、ちょっと不明です。でも、以下のような色々な発見がありました。英語に関する発見もあれば、自分の生活についての発見もあります。私の「多聴(聞?)100時間」は以下のような感じ。
(1)多聴(聞?)は楽しいということを発見しました:
これまで「時間ないしね」と敬遠してきた多聴(聞?)ですが、やってみると楽しいです。英語を「音」でも楽しむ・・・というか。
(2)「時間はある」ということを発見しました:
(1)でも言ったように、私が「多聴」を諦めていたのは「時間」の問題でした。「読む」はスキマ時間でも出来るけど、「聴く」は無理と思っていたのです。ところが、「聴く」は無理でも「聞く」ならいくらでも(?)あるのです。「ながら」多聞なら・・・。
仕事の手を休め、ついついネットサーフやゲームしてしまう時なんかにBBCニュースやGRの教材を流しておきます。朝食作りながら、片付けしながら流しておきます。
いつも「仕事が忙しくて」と言いつつ、自分がどんだけ家事や(>まぁ、これは仕方ないですが)、サボり(>こっちは問題!)に時間を使ってるのかというのもよく分かりました。
(3)「生活改善」の効果がありました:
因果な性分(>因果な職種)ですが、自分の仕事に関する「勉強」あるいはその成果を「書く」形にする作業をしていないと精神的に安定しません。いつも非科学的な(>客観的に考えて「その他の仕事」が多すぎて自分のスキルアップのための勉強の時間が取れないのです。名目的にはその「勉強」も仕事のうちなんですが)自己嫌悪の中に暮らしています。
なので、「勉強」以外のことをしている時間はいつも「罪悪感」の中にいます。本当は「勉強」に必要な資料の整理整頓なんかの時間も・・。ところが、こういう時間に多聞をしていると、精神が安定します。
私は「片付けられない女」で、オフィスも自宅の自分の部屋も(>しかも私の勉強の資料がリビングなどにも侵出)ぐちゃらか・・・。整理整頓は苦手だし嫌い! でも、「整理整頓=多聞」の時間となってからは、整理整頓が苦痛じゃなくなりました。
まだ、「おかげで部屋がスッキリしました」と報告できるところまではいってませんが、いずれ、「酒井先生ありがとう!!! おかげで部屋が片付きました(???)」と言えるように頑張ります。
(4)シャドウィングはすごい!!!!:
始めてすぐに思ったことは、「シャドウィングすると(リスニングより)聴ける!」ということ。集中力が増すのでしょうか? BBCニュースを、ただ「聴く」のと「シャドウィング」しながら聴くのとでは、頭に入って来る来方が全然違うんです。
「リスニング」の時は、むしろ「キャッチできなかった単語」を「流す」というのに神経を使います(>「あぁぁぁ」と思って、「聴く」のを止めない)。「シャドウィング」の時は、その「努力」がいらない。
「リスニング」の時は、重要な情報「のみ」掴もうと「頭が働いて」います。なので、ひょっとすると「翻訳聴き」になってるのかも。「シャドウィング」の時は「取捨選択」がいらない。なので、「翻訳機能」をオフにしておけるので「聴く」ことに集中してるのかも。
「集中して聴く」と「集中してシャドウィング」では、圧倒的に「集中してシャドウィング」に軍配があがります。
(5)とは言え、シャドウィングは疲れる:
でも、「シャドウィング」は疲れるんですよね。やっぱり、全部の言葉を繰り返そうとする訳なので、すべてを「同じ強さ」で聴くっていうか。「リスニング」の場合とはまた異なった「脳の働き」を必要とするっていうか。
「リスニング」の場合は、頭の中で「情報の組み立て」をしながら聴く訳です。話の前後の脈絡とか。「意味」をより効率的にとらえるために「捨てる」情報「拾う」情報を選り分け、「拾う」情報同士を「結びつけ」、ストーリーのラインを「組み立てながら」聴く訳です。
「シャドウィング」の場合は、そういう「脳内作業」はないかわり、「リスニング」では「捨て」情報になるところも「同じ強さ」で拾って行くっていうか。これはこれで「体力」を必要とする。
なので、「シャドウィングで100時間」っていうのは、そうとうに大変なことだと思います。酒井先生が「シャドウィング50時間でリスニング500時間分」っていうのもうなづける気がします。
(6)教材選びが難しい:
リスニング用に作られた「教材」ならともかく、たとえGRやLRであっても、「読む」グレードであって「聴く」グレードで分けられていないので、YLが易しいからってKLも易しいとは限りません。また、これは、「多読」にも通じるけど、なじみのある分野とそうでない分野じゃ聴き易さが違います。
私の場合はBBCユースは「慣れ」があるので、比較的聴き取りやすく(>アナウンサーが正しい英語で発音するということもある)、子ども用のBig Toe、 Small Toeなんかは、オープニングのとこだけで、「あらま、ダメだわ」っていう感じです。(>内容聞くと違うのかもしれませんが)
そんな訳で、今のところ教材選びに難渋してます。特に「易しい物」の教材選びが難しいです。MMR1を中心に聞こうかな?とは思ってますが。MMRは「何だってCDつけて来るんだよ!! 値段高くなっちゃうぢゃん!!」とかつては私的に不評だったんですが、多聴(聞?)やろうとすると便利です。
BBCのWomen's Hourは「多聴(聞?)」というより「自分の楽しみ」として聞いています。(>さやかさん 情報ありがとう!!!)
(7)映像教材の見方:
最初、英語字幕で見ようとしたら、すっごく疲れました。なので、日本語字幕でもリスニング能力はあがるのか???と思いつつも、「ま、いっか」と日本語字幕もカウントしてます。日本語字幕で意味を先に理解した上で英語を聞くと、「聴き取り易くなる」というのはあります。以前でしたら、一応英語も聞いてはいたと思いますが、「意識的に」聞いていた訳ではないので、「多聴」という観点で映像を見るのであれば、日本語字幕で見ても、ただ「見る」よりはリスニング能力アップに効果があると思います。
今は、日本語字幕で筋を抑えたものについて、英語字幕で「おさらい」するようにしています。私は、日本語字幕・英語字幕なしでも「一応筋は追える」のですが、改めて英語字幕で見てみると、いかに「聴けてないか」というのが分かります。
(8)シャドウィングの総時間は15.56時間である:
今は、いきなり初めての教材を「シャドウィング」するというのはやってなくて、何度か「リスニング」してからやってます。これがいいのかどうかは不明ですが・・・。
・ ・・と、まぁ、大体以上のような感じで100時間はやってきました。
次の200時間は以下のようにやりたいと思います。「多読」同様、その時その時の出来心であちこちフラフラと気の赴くままにやってくつもりなので、この通りにはならないと思いますが・・。
(1)引き続き、BBCニュース、Women's Hourを聴(聞)く。
(2)MMR1−2を聴(聞)く。
(3)「ながら聞き」を中心に、無理なくやる。
(4)映像も引き続き「日本語字幕→英語字幕」で楽しむ。出来たらこれに「→字幕なし」を加える。
(5)シャドウィングの時間を増やす。(>いずれ、シャドウィング(のみ)で100時間となるようにする)
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SSSの「3年超・1000万語超」の掲示板のしおさんの報告を読んで、しおさんのやってらっしゃるような「ながら多聴」なら私にも出来るかも・・・と、思い、SSSの「音のことなんでも」の掲示板ののぞかせていただいたら、さやかさんが書き込まれていらして、「ふーむ。音も面白いかも」とさらに興味を持ちました。
「音のことなんでも」の過去ログのタイトルをざっとチェックし、気になったものをちょこちょこ拾い読みさせていただきました。多読に比べるとみなさん、さまざまな方法や、「区切り」のつけ方(>語数で計る方、時間で計る方)でやってらっしゃるようなので、私も自分の生活実態に合った方法でやってみようかなぁと思いました。
たまたまイギリス出張があったので、まずは、荷造りし「ながら」GRのCDをリスニングしてみました。MMR2なんですが、途中、他の部屋に何かを取りに立ったり、というのもあり、切れ切れに聞いているというのあるんだけど、「ながら」だと話が追えない!!!
でも、私の場合「聴く」という時間を個別に取るのは難しいし、たとえ集中して聴かなくても「ながら」で聞いて音に慣れるのもゼロよりマシだろうし、こういうやり方も入れてやっていいなら、私でも何とか出来るかも・・と思いました。
イギリスに行ってからは、毎朝ストレッチし「ながら」BBCニュースを30分間シャドゥウイングする、というのをやってみました。
シャドゥイングしてみてすぐに気づいた事は、(1)シャドィングしようとすると音がよりよく聞こえる、(2)私のこれまでのリスニングの問題点はリーディング同様、「易しい物を沢山聞いていない」ということにあった、ということです。
私はリスニングについても割合「正統派」な勉強をしてきました。問題集やりながらテープ聞くとかね。だから、「問題で問われている」情報だけキャッチしようというような聞き方をします。
まぁ、それはそれで大事なんだろうけど。
たとえば、駅でホーム変更のアナウンスがあった時、”platform alteration”, “Brighton”, “Platform 5”という言葉だけキャッチ出来れば、途中の「ごにょごにょ」は聞けなくても、ぶっちゃけ行き先である「ブライトン」「5番線」だけ聞けてれば用は足りるし、不安だったら駅員さんに確かめることが出来る。
だけど、「ごにょごにょ」はなかなか聞けるようにならない。
これって、リーディングの場合の、PBを読んだ時のもどかしさ、疲労感に似てるかも・・・と思いました。
「正統派」な勉強だったので、リーディング同様、「1課が終われば2課に進む」という感じで、「1課」が出来るようになった時に「1課の能力で聴いて楽しめるものを沢山聴くということはない」ままに、「2課に行く」訳です。
だからリーディングと同じくリスニングでも「足腰が弱い」という事態に陥っていたかも。
「ごにょごにょ」はむしろ「聴かないようにしてた」「聞き流してきた」という面もあります。
バレエで言うと、「大きなパ」は分かるけど(>ちゃんとは出来ないけど)、「つなぎのパ」がごちゃーっとしてて、どんな風にやってんのか、なんかよく分からない・・・っていう感じかな?
これって「大人のバレエ」特有の現象だと思いますが、英語も「中学生から」だったり、あるいは、たとえ子どもからやったとしても従来型の勉強方法でやってただけだと、バレエの「大人から」組同様、「自然な動き」(>英語の場合は自然な聴き取り・発音・表現)が出来ないっていうのがあると思う。
なので、私も、恥ずかしながら(>一応留学もしてるのに)、本来は「初級」のはずの文章でも、聴けてないことが多いです。
「××にはいつまでいるの?」と「もう××に来てどれくらいになるの?」はよく間違えます。それは、whenや地名は大きなパだけど、それ以外が「つなぎのパ」的っていうか。(>でも地名も知ってるところならOKだけど、知らないとこだと音をそのまま聞き取れない)
ところが、シャドウィングしてみると、この「ごにょごにょ」が前より良く聞こえるようになったんです。
ちょっとビックリ!
・・・という訳で、「多聴(聞?)私流」を始めてみることにしました。だいたい以下のような感じでやってくつもりです。
(1)語数ではなく時間で数える。
(2)区切りは100時間ごとにする。
(>集中して聴いてない時間も入れてなので「甘いか?」とも思ったのだけど、『40歳から頭が良くなる』という本に、年取ったら志を低く持って、挫折感ではなく達成感を味わいながら進んだ方が頭が発達する・・とあったので、志は低く持つことにしたのです)
(3)積極的に「ながら聞き」をする。
(「聴く」ための時間はなかなか取れない。でも「ながら聞き」を始めてみたら案外いろいろなところにスキマ時間がころがってました。料理をしながら、ストレッチをしながら、仕事の合間についついやってしまうゲームをしながら・・・)
(4)映画やTVドラマも(>日本語字幕も含め)カウントする。
(映画やTVドラマは映像だけで言葉がない時間もかなりあるけれど、でも、映像をカウントされてる方もかなりいらっしゃるし、映画だっていっぱい見ればそれだけリスニング能力は向上するはず。時間数をカウントすることで、そうでなければ1本しか見なかったものを2本見たり、1回見て終わりだったものを2回見たり・・・という効果も狙えそうだし、英語に神経を向けながら鑑賞できそう。「志低く」日本語字幕のものもカウントしちゃうことにしました)
ということで、新しいスタートです!
☆20時間までの主要教材
○Northanger Abbey(MM2)
○BBC(TV)ニュース(@イギリス)
○TVドラマやドキュメンタリー(字幕なし@イギリス)
○『ピンクパンサー』などの映画(字幕なし@往復の飛行機)
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2868. 私の100時間(2)—苦手な)家事=多聴(聞?)の時間&割安感(35時間まで)
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/12/10(13:29)
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私ははっきり言って、料理以外の家事はあんまり好きじゃないし、苦手です。(>料理は好きです。要するに食い意地が張っているだけ?)
特に苦手なのは整理整頓。仕事関係の書類や本がどんどん増えるので、私の部屋は収拾がつかない状態で、「この探し物の時間がなければ、なんぼかマシな仕事人になってただろう」と思うこともしばしば。
しかし、多聴を始めてから、「おぉ、お片付けの時間は多聴(聞)の時間と考えれば良いのだ!」と気づき、「片付け」がそんなに苦痛じゃなくなりました。
すごいぞ! 多聴(聞)! (>多聴(聞)で生活改善・生活向上委員会!)
あと、実は、私が多聴を始めるのをためらっていたのは、「コスト」問題でした。だってCDって高いし・・・。
でも、私の場合、CDは同じ物を家事したりしながら何度も聞くので、ひょっとすると多読よりお得かも。
「同じ物を何度も聴く」というのでリスニング能力アップに効果があがるのかどうかは不明。どうなんだろ? 同じ物ばっかでも能力改善されるんだろうか?
本の場合は通読するとなんとなくそれで満足しちゃうんだけど、音の場合は「未消化」感が残るっていうか・・・。それで結局何度も聴いてしまう所がある。
☆25〜35時間までの主要教材
○キッズ英語絵本(1−10巻)
○BBCワールドラジオニュース
○映画(日本語字幕):『エリザベス』『ピンクパンサーの息子』
○ドラマ(英語字幕):『ミス・マープル』#1(復習の女神)
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2869. 私の100時間(3)—耳だけで理解できるのはMMR2まで(55時間まで)
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/12/10(13:30)
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私の多聴(聞?)はMMR2+のNorthanger Abbeyでスタートした。イギリス出張の荷造りしながら聞いたというのもあるかとは思うが、その後、MMR1、MMR2を聞いてみると、これは多少何かをやりながらでも筋が追える。
「耳だけ」でストーリーが理解出来るのは、私の場合MMR2までみたい。うーん、一応2年間イギリスに住んでたこともあるのに、この程度なのね。(>ぐすん)
マクミラン社のカテゴライズでは、MMR1はstarter でMMR2は(MMR2+も含め)beginnerだ。MMR3でelementaryで、MMR4でもようやくpre-intermediateだ。私のリスニング能力ってビギナーだったのね。(>ぐすん)
MMR2+は「古典物」なので、筋が追いにくいというのも多少はあるのかもしれない。ずいぶん前にMMR3のThe Princess Diariesを聞いた時は、もっちょっと話が追えたように思う。
でも、まぁ、いずれにせよ、私のリスニング能力はそんなには高くないっていうことです。仕事で英語を使うこともあるけど、実は「ごまかしながら」やっており、ちゃんと聞けてません。(>告白)
もうちょっとちゃんと聞けるようになりたいっていうのは以前からあるので、多聴(聞?)で「楽しみながら」実力アップがはかれれば、こんな良いことはない。
なかなかシャドウィングの時間が取れないけれど、「ながら」でもなるべくシャドウィングを入れていこうと思います。SSSの酒井先生がシャドウィング50時間分の効果を得るためには、リスニングでは250時間かかる・・・とおっしゃってるんですが、シャドウィングの方がただのリスニングより「強力!」というのは、私自身、感じています。何故だか分からないけれど、シャドウィングする方が「音」が「音として」耳に入ってくるみたい。
少しシャドウィングの割合を増やしていけたらなあ・・・と思っています。
☆35〜55時間までの主要教材
○BBC(ワールド)ニュース
○Anna and the Fighter(MMR2)
○Shooting Star他(MMR1)
○Northanger Abbey(MMR2+)
○映画(日本語字幕):『やさしくキスをして』『ブリジット・ジョーンズの日記』
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2870. 私の100時間(4)—教材選びが難しい&ウィメンズ・アワー(70時間まで)
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/12/10(13:33)
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私に必要なのは「易しい物を沢山聴(聞?)くこと」と思い、じゃあ、子ども向けのビデオでも見てみるかなーと思ったのだが、これが案外難しい。うーむ。
もしかすると、BBCニュースなんかの方が聴き取りやすいかも・・・。
「易しくて面白い」という教材を探すのは、多読より難しいかも・・・。
日本語字幕がついたものを見て(聞いて)、はたして多聴になるんだろうか???と思いつつも、息子と夕食の時にわいわいチャチャを入れながら見るので、一応日本語字幕もないと・・という我が家の事情もあるし、日本語を見ているからフレーズが「あぁ、こう言ってるのね」と聞ける場合もあり、まぁ、この際難しいことは言わず、私の場合、「これもあり」で行こうと思います。
英語字幕だと英語の字幕を「読む」にも神経使っちゃうので、日本語字幕より聞けない時もあるんだよね。
最近気に入っているのはBBC4の「ウィメンズ・アワー」です。これはSSSの掲示板で教えていただきました。(>さやかさん ありがとう!!!)
1時間番組なんですけど、これを流しながらジャンクメール削除したり、ネットサーフしたり、ブログ書いたり、(ゲームしたり)、コンピュータ上で「ながら」でも出来ることをやっています。持ち帰りの仕事するつもりでコンピュータ立ち上げても、実は「仕事してない」時間が非常に長い!!!ということに気づきました。
でも、そんな時間も多聴(聞)しながらなら「有効な時間」に変えて行ける。(>本当はテキパキ仕事してさっさと寝るなり、ゆったりした気持ちで映像を楽しんだりした方がいいんだけどさ)
これ、なかなか面白い。仕事上のトークでネタとして使える情報も得られるし・・・。
全部は聞けてないけど、同じ物を2度聞くこともあり、そういう時はなるべくシャドウィングするようにしてます。
私の「聴(聞)き方」って、ひょっとすると「翻訳聴(聞)き」なのかもなぁ。ウィメンズ・アワーなどですと、聞いた後「情報」の内容は記憶に残ってるけど、「英語」が残ってないのね。
「聞く→ものすごい速度で概念化→その概念を日本語に置き換える。あるいは概念化するときにすでに翻訳している→日本語で記憶を取り出す」というメカニズムになってるみたいな気がします。
でもって「概念化する」作業をしている間に「英語」というものが消えて行ってしまってるみたいな気がする。
まぁ、私の思考言語は日本語なのでこれで良いのかもしれないけれど、もうちょっと英語を英語そのものとして聞ける方が得られる情報の量や質が良くなるんじゃないかなぁって思うんですよね。
シャドウィングは「英語を英語そのものとして聞く」大きな助けになるような気がします。
☆55〜70時間までの主要教材
○BBC(ワールド)ニュース
○BBC Women's Hour
○子供向け映画:『白雪姫』『カントリー・ベアーズ』(日本語字幕、少しだけ英語字幕)
○Sara Says No!(他)(MMR1)
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2871. 私の100時間(5)—『多聴多読マガジン』&英語字幕(100時間まで)
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/12/10(13:35)
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『多聴多読マガジン』第1巻、あっという間に売り切れで入手出来ずにいたんですが、増刷になったのか書店で発見。ようやく買うことが出来ました。
多読の方はGRやLRならレベルが明示されてるし、絵本や児童書なら対象年齢がだいたい推測できるし、SSSの書評で検索できるものならYL(読みやすさレベル)でどれくらいの難易度か「当たり」をつけることが出来るんだけれど、聴く方は案外「目安」ってのが難しい。
『多聴多読マガジン』についてきたCDは、レベル分けしてあるのがうれしい。
集中して聴けばだいたい筋は分かると思うけど、これだけの長さの物を集中して聞くエネルギーと時間がない。なので、メールチェックや片付けやネットサーフしながら「バックグラウンド・ミュージック」のように流している。
多読にもそういうことがない訳じゃないけど、多聴でも「子ども向け」だから易しいってことはない。BBCのBig Toe やSmall ToeがSSSの掲示板で紹介してあったのでちょっとだけ聞いてみたけど、私にはBBCニュースの方が聴きやすいかもしれない。
ある程度、聴き込んだら、シャドウィングもやっている。シャドウィングは、SSSの「音のことなんでも」の掲示板で、「シャドウィング50時間=リスニング500時間」の効果、とあったので、「200時間」では是非もっと増やして行きたいと思っている。
最近始めたのは、DVDを日本語字幕で見た後で英語字幕で見ること。1回目から英語字幕で見るとけっこう疲れる。かなり必死に読まないと、私の読書速度ではついていくのが大変なのだ。
英語字幕は日本語字幕と違って必ずしも「読む」ことを前提としていない。
たとえば、スペイン語の映画を英語字幕で見る・・・という場合は、「読む」ことを前提としているので、全訳してないから私の速度でも、もうちょっとラクについていけるのだ。
なので、一度日本語で筋を頭に入れておいてからだとラク・・・というのを発見した。
「子ども向け映画」については、Qと一緒に「親子で多聴」をやっている。まずは日本語字幕で見て、次に英語字幕で見る。Qはけっこうはまっていて、『眠りの森の美女』はネットで台本を探して来て、そっちを「多読」している。
この方式によって、けっこう難しい単語も覚えてしまった。「ハハ(>息子は私を「母」と呼ぶ)、pompousっていばりんぼってことだよね」なんて言っている。おぉ!すごいぞ!
・・・という訳で、案外サクっと100時間達成してしまいました!!!
☆70〜100時間までの主要教材
○BBC(ワールド)ニュース
○BBC Women's Hour
○『多聴多読マガジン』第1巻
○映画(日本語字幕):『ブリジット・ジョーンズの日記』『フル・モンティ』『ミス・マープル#2&#3』
○映画(英語字幕):『ブリジット・ジョーンズの日記』『ミス・マープル#3』
○子ども向け映画(日本語字幕):『眠りの森の美女』
○子ども向け映画(英語字幕):『眠りの森の美女』
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お名前: yamakawa
投稿日: 2006/12/14(09:35)
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ウルトラQの母様、大作、読ませいただきました。とても刺激的でした。それと、家事が苦手、それも整理整頓が特に、というところと『ゼロより1がまし』というその考え方に大いに共感をおぼえてでてきました。どこかで近眼の独眼流さんがかなりの時間を多聴をされたとき、1回多聴する時間のうち5分は真剣にシャドウイングしたり筋を追ったりした・・・というのを読ませていただい事がありますが、多聴ときどきシャドウイングはそれに近いし、意識せずにできるときにやってしまうというのが大いに気に入りました。
とにかく、らくぅぅに、まっいっか・・・ののりで、この先も引き続き、英語を読むこと・聞くこと・聴くこと・時々シャドウイングをやっていこうと思いました。老後の楽しみにもなりそうです・・・って、もうその域なのですが(^^;) なんだか元気になりました。大作、ありがとうございました。
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>yamakawさん
〉ウルトラQの母様、大作、読ませいただきました。とても刺激的でした。
→超長文を読んでいただき、ありがとうございました。
それと、家事が苦手、それも整理整頓が特に、というところと『ゼロより1がまし』というその考え方に大いに共感をおぼえてでてきました。
→「家事が苦手、それも整理整頓が特に」に共感を覚えていただけるなんて、うれしいです。非常にほっとします。生活改善をはかりたくて『掃除のコツ』などの本は購入するのですが、一向に片付け能力はアップせず、それも「散らかる」原因となっており、いつも、中学生の息子から「また、こんな本を買って! 散らかるだけなのに!」と言われています。しかし、多聴のおかげで「片付け能力アップ」がはかれるかもしれません。
「ゼロより1がマシ」というのは、人生を気楽にしてくれますよね。そして、肩肘張って鼻息荒くやるよりも気楽にやった方が成果があがることも世の中には多いのだと思います。そもそも気楽だとやってる最中も楽しいし。
同志を得て心強い限りです。
どこかで近眼の独眼流さんがかなりの時間を多聴をされたとき、1回多聴する時間のうち5分は真剣にシャドウイングしたり筋を追ったりした・・・というのを読ませていただい事がありますが、多聴ときどきシャドウイングはそれに近いし、意識せずにできるときにやってしまうというのが大いに気に入りました。
→なるほどー。さすが、近眼の独眼流さんですね。
これまでは、シャドウィングする時は、1つの教材を何回にも分けて通してシャドウィングしてきたんですが(>1回のシャドウィング時間は短い)、1つの教材を「シャドウィング」部分「リスニング」部分に分けちゃうっていう手もあるんですね!
「200時間」ではこれも使わせていただこうと思います。これまではある程度何度か聴(聞)いた教材をシャドウィングしてきたんですが、そういうことも今後は気にせず、初回であろうが何であろうが「気が向けばいつでもどこでも5分ほどシャドウィング」という作戦で行こうかと思います。
貴重な情報ありがとうございました。(>近眼の独眼流さんもありがとうございます。yamanekoさん経由で、その技を使わせていただきます)
SSSの掲示板ってこうやっていろいろな「技」をゲット出来るところがいいですね。この掲示板のおかげで、どんどん多読・多聴がパワーアップしていくっていうか。
どなたかがそういう報告のしかたをしていたけれど:
「リスニング時々シャドウィング」の「技」を獲得した。
エネルギーが3上がった。
ライフをひとつ獲得した。
っていうような感じでしょうか。
〉とにかく、らくぅぅに、まっいっか・・・ののりで、この先も引き続き、英語を読むこと・聞くこと・聴くこと・時々シャドウイングをやっていこうと思いました。老後の楽しみにもなりそうです・・・って、もうその域なのですが(^^;) なんだか元気になりました。大作、ありがとうございました。
→お互い、楽しく読み、楽しく聴(聞)いて行きましょう。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。