[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(14:21)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/1/17(00:48)
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KYOさん、こんにちは。
投稿興味深く読ませていただきました。
〉英語教師として、学習者の人が何ができないのか、何に悩んでいるのか少しもわかっていなかった!!
これに気がついてよかったですね。
だいたい、先生と言うものは、その科目ができるから、好きだから先生になれるんですね。だから「できない」人のことがわからないということは、往々にしてあります。
KYOさんは本当に英語が好きなんだと思います。基礎英語や英会話番組でしっかり勉強していたんですから。テレビやラジオの語学講座は、4月号のテキストだけ買ってあとは挫折する、が一般常識ですから。私もセサミストリートを見たことがありますが、わからないのでぜんぜんおもしろくなくてすぐやめました。興味を持たない人、できない人に教えるのはとても難しいと思います。
〉こう考えてくると、カタカナ英語を身につけた大人がそれを「洗いすすぎ」する方法はよくわからなくても、これから英語をやる子供たちをカタカナ英語や訳読の弊害から守る処方箋は書けると思います。
〉 1. 英語の音になじませて、英語の音を聞きとれる耳を作る
〉 2. 英語を英語のままで理解する回路を作る
〉もうすでにSSS多読による経験や具体的なやり方がちゃんと積み上げられているので、これは十分可能なはずです。学校英語に触れてしまう以前に、子供たちに、最初はORTなどを使って読み聞かせたりCDの音を聞かせたりして、英語の生の音に十分なじませながら、SSS多読をすすめていけばいいんです。そうすれば英語を聞き取る耳も英語回路もできる。そしてこの二つがちゃんとできていれば、学校英語の弊害からはちゃんと身を守れます。最低でも英語嫌いにはならないし、さらに本人が自覚的にinputを積めば英語が得意になるはずです。この方法なら、英語が苦手な親でも可能です。多読本をそろえるお金と最初に子供を誘う手間はかかるかもしれませんが、中学生になって塾にお金を払うことを考えればコスト的にもぜったいこちらのほうが有利です。
そうですね。やはり音の蓄積を作らないと。
私の場合は、「イベントの広場」の方に書いたことですが、中学の時に行った塾で教えてもらったことが有効でした。発音記号の読み方をきちんと習ったこと、子音のみの音があるなど、日本語の音と全く違うこと。ですから私は発音記号に従って読むようにしていました。中学の教科書には新出単語には発音記号がついてましたから。中学生以上になると、単に音を聞くだけでなく理論、理屈を知ると理解を進める助けにもなると思います。
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