[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(07:38)]
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お名前: ちんげん斎@
投稿日: 2003/12/17(14:16)
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marigoldさん、こんにちは
〉英語を聞いて、その情報処理をするときの脳内の仕組みは下記のような感じだと思います。私の場合ですが。
〉(1)英文を聞く
〉(2)脳内データベースを検索する
〉(3)今までに蓄積した英文データの中から、類似した英文を取り出す
〉(4)意味を取る…上記(3)で取り出した英文が紐状になっている。それをズルズルと引っ張ると先端に日本語訳がひっついている。
〉(5)わかった(つもりになる)
わたしの場合、(1)→(2)の段階でカタカナ英語に毒されています。
(1)英文を聴く
(2)「○☆▼¨」と聞こえる
(3)頭の中のカタカナ英語データベースの中から「○☆▼¨」の音に相当するものを検索する
(4)どうも「プレイ」のようだ
(5)状況からすると「play」のほうだ。
(6)意味をとる
ってことを物凄く高速でやってるようです。
海外出張に行ったりすると、この「○☆▼¨」→「play」の変換を沢山行うので、数日たつとスムーズに聞けるようになります。
でも「○☆▼¨」の音自体は自分では再現できないので、時間がたつと音自体を忘れていき、変換の精度が落ちる。
文脈が無いと、検索しても「play」か「pray」なのか確定できず処理が遅れる。意味がわからない→次の音の検索ができない
そんな感じです。
最近は、例えば「グレーデッド・リーダー」と書くと気持ち悪いので
データベースは、全くカタカナだけではなくて、
カタカナと英語の混じりでできているみたいです。
でも、rやlの入る単語でえーっとどっちだったっけと思うことが多いので、やはり完全に英語のまま覚えているようではありません。
〉データベースに英文がある程度蓄積されているので、リスニングしたときに英文の意味が取れます。
〉しかし、そのデータベースの英文はカタカナ発音で登録されている、それで、アウトプットするときにインプットデータそのままカタカナ発音になるのかもしれないです。
〉シャドーイング時に高速でカタカナ変換しているのではなくて、もともと上記(3)(4)の段階ですでにカタカナの英文ではないかと。
英文の単位で覚えているフレーズは、そんな感じですね。
〉こうなる原因は、リーディングの方を、発音習得やリスニングよりも先にやってしまったからだと思います。
〉英語の本を多読するとき、頭の中でカタカナ発音で読んでしまい、そのカタカナ発音の英文を脳内データベースに登録し続けていたみたいです。
〉本当にカタカナ発音癖のすすぎ洗いはどうしたらいいんでしょうね?
〉データ書き換えだけで解決したらいいんですが、脳内ハードディスクごと交換しないとカタカナ発音は治らないかもしれないです。
〉ちんげん斎さんの「楷書・行書・草書」説おもしろいです。
〉で、いっそ英語以外の全然やったことのない外国語でシャドーイングしてみるというのはどうかと思いました。
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