[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/23(12:04)]
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こんにちは、ポロンです。
遅くなりました!
みなさんのシャドーイング素材、この掲示板にわかりやすい形で
まとまるといいのになぁ〜と思ってました。
バナナさんに感謝です。
さて、私の手持ちの素材です。
音声素材はいろいろ持っているのですが、最近シャドーイング
したものの情報をアップします。
1、Frog and Toad Audio Collection
ナレーター:Arnold Lobel
ISBN : 1559947098
内容 : Frog and Toad Are Friends
Frog and Toad All Year
Frog and Toad Together
Days with Frog and Toad の4冊分の朗読カセット
収録時間:90分
分速:90語前後(Frog and Toad Together で計測)
レベル1
感想
著者のArnold Lobel自身による朗読ですので、思い入れたっぷりに
読まれています。朗読テープとして質が高いです。
ゆっくりの素材ではじめたい方、Frog and Toad が好きな方にはおすすめ。
個人的には、あまりにのんびりしすぎているのが性に合わず、
一通りやったきりです。
2、The Little House
ISBN:0395891124
内容:Virginia Lee Burton の”The Little House”のBook&Casset
分速:110語前後
レベル2
感想
女性の低めの声で、聞き取りやすい英語で読まれています。
音楽や効果音も入っていて、お話どおりしんみりした雰囲気。
朗読テープが好きな人にはおすすめ。
速度も、Frog and Toad に比べると自然な速さに近くなるので、
シャドーイングしていても、ある程度のリズムを感じることができます。
私自身は、朗読テープは好きになれず、シャドーイング素材としては
合わなかった。
3、Matilda (Puffin Audiobooks)
ISBN:0140868232
ナレーター:Miriam Margolyes
内容:Roald Dahl の”Matilda”の朗読カセット
Abridged 版 (多少の省略があります)
収録時間:カセット2本文で3時間
分速:165語前後(地の文)
レベル5
感想
Matildaファンには絶対のおすすめです。
シャドーイングが難しくても、リスニング素材として購入する価値ありです。
ナレーターのMiriam Margolyes という方は、Talkies Award for best performer
を受賞しているベテランのようで、Matildaの登場人物の声を見事に
演じ分けています。
特に、Matildaの声は、純真なキャラクターをよく表す愛らしい声です。
地の声は低めで、聞き取りやすい発音です。
速度は、Matildaのお父さんのセリフはかなり速め、
Matildaのセリフは、子どもらしく遅めになっています。
また、Matildaのお父さんの英語はCockneyなまりで表現されており、
速さも手伝って、最初はまったく聞き取れませんでした。
地の文は、ゆっくりめで聞き取りやすいです。
個人的には、BBCラジオのMatildaよりも好きです。
4、NHKラジオ英会話 What's New?
テキストのISBN:4887240953
CDのISBN:488724097X
スピーカー:Kay Hetherly、 Christopher J. Phelan
内容:大杉正明先生のときの、NHKラジオ「英会話」からの抜粋。
番組冒頭の、ゲストのネイティブ・スピーカーの1分程度の
トークをまとめたもの。
全部で50話入っています。
目次からの抜粋
Downsizing Business
Hispanic Texas
Reggae Music in China
Vacation in Vietnam
Gender Gap
Eco-Tourism
Nixson など
分速:150語前後
レベル4くらいか?
感想
話題が多岐にわたり、内容が濃いです。
1分間に興味深い大人向けの情報がぎっしりつまっているので、
繰り返しシャドーイングしてもあきません。
アメリカの文化背景も知ることができ、知的刺激を与えてくれます。
朗読テープはどうも、という方、また、アメリカ英語でシャドーイングしたい、
という方にもおすすめです。
これ以外に、What’s New?〈2〉 What’s New?〈3〉も発売されています。
ひとつの素材を一日のうち、何十回と繰り返したいと思っていたので、
私には、1分1トピックのこの素材はまさにうってつけでした。
速度も英文レベルも、シャドーイングするにはちょうどいいと感じています。
ただし、小説の朗読に比べると、抑揚に欠けるようにも思います。
5、NHKラジオ講座2002年度の「ビジネス英会話」のCD
NHKラジオ講座2001年度の「やさしいビジネス英語」のCD
番組を聴いていたので、毎月CDも購入していましたが、現在は
店頭では手に入らないので、同じ杉田 敏先生のラジオ講座をまとめた
次のものをご紹介しておきます。
やさしいビジネス英語 Vol.1 決定版 (1)
ISBN:4140393688
やさしいビジネス英語 Vol.2 決定版 (2)
ISBN:4140393696
やさしいビジネス英語 Vol.3 決定版 (3)
ISBN:414039370X
内容:ひとつのトピックにつき、ヴィニエットが1週間分で6分程度。
ビジネスに関する話題だけでなく、広範囲にわたって
社会的問題、トピックをとりあげています。
番組放送当時は、時流を先取りしていた感もありました。
分速:170語前後
レベル判定は難しい。会話体なので、英文構造は難しくない。
語彙・イディオムが難しいので、レベル7〜8くらいか?
感想
番組のために作られた教材で、会話と会話の間がないので、
シャドーイングするには息がつづきません。
英文が長いのと、語彙レベルが高いので、これをいきなりテキストなしで
シャドーイングできるのは、かなりの上級者だと思います。
でも、短時間に大人の知的好奇心を十分満たしてくれる教材と
いう意味で、これ以上のものはないと思います。
それほど、内容が素晴らしいです。
今やっている素材で力をつけたら、上記の決定版を購入して、
一からシャドーイングしてみたい、と思っています。
6、ニュース、その他
ニュースの中では、ラジオという性質のせいか、NPR、VOAが
ゆっくりめで聞き取りやすいです。
VOAには、すばらしくリズムのいいアナウンサーがいます。
また、BBCの番組の中にも、聞き取りやすいものがあります。
イギリス英語は聞き取りにくいと思っていた先入観をくずされました。
生の英語素材をぴったりシャドーイングできる人は、かなりの上級者だと
思います。
とにかく聞いて、楽しむだけでもいいし、口パクやひそひそシャドーイングで
対応しておいて、集中して聞くのもいいですね。
◆シャドーイングで思ったこと
素材に関しては、最初はどれがいいのかとまどうことがあるかもしれません。
でも、とにかく「ついていけた」という達成感が大事なので、自分で楽に
読めるレベル、楽に聞けるレベル、速度もゆっくりのものから入るのが
いいんじゃないかな、と思います。
ゆっくりの素材でついていけるようになり、物足らなくなってきたら、
次の素材へうつるといいんじゃないかな?と思います。
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