Re: 私の200時間

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/23(20:59)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2999. Re: 私の200時間

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/2/19(15:54)

------------------------------

>酒井先生

〉ウルトラQのお母さん、こんばんは!
〉多聴200時間すごいですね!
→ありがとうございます。分かり難い報告ですみません。この報告は「100時間から200時間」の「100時間分」の報告になっています。「0時間から100時間」は、少し前に別の報告を書いています。

〉〉前回SSSの「音のことなんでも」の掲示板で「100時間」の報告をした時に、yamakawaさんから近眼の独眼流さんの「1回の多聴の時間の中に5分だけ真剣に筋を追ったりシャドウィングする」という方法を教えていただき、「これだ!!」と思いました。(>yamakawaさん、近眼の独眼流さん ありがとうございます)

〉これを忘れておりました!
〉思い出させてくださって、ありがとー!!
〉こども式サイトに転載します。
→これ、本当にいいです。「シャドウィングするぞ!」と気負うと、気分的に疲れて出来ないですけれど、「5分だけやってあとはご随意に」と思うととても気がラクです。

〉〉で、そのトラウマが中1の夏に夫の海外長期研修先を訪ねたことと、帰国直後から始めた多読でようやく癒され、今では大の英語好きになり、中3年の秋には英検2級にも合格しちまいました。(>酒井先生 多読との出会いを本当に感謝しています)

〉いや、照れます・・・
→いえ、もう、本当に感謝感謝!です。高校受験も(>今受験中)「英語はどんな難関校でもかなりの点が取れる」という状態になってましたので、とても助かりました。ただ「いかにも受験英語」の英語を読むと「気持ち悪くなる」と言って、けっこうな進学校の問題でも「本当はあまり英語が出来ない先生」が作ったと思われる問題は(>失礼!)「読む気がしない」という「弊害」も出てしまって、それでも「やらせないと合格しない」っていうジレンマに悩みました。

〉〉最近になって、ようやく「過去の封印」が解け、「イギリスでの子ども時代」が彼にとって「懐かしい時代」となりつつあります。2年間の「失われた時」を、今、ようやく彼は取り戻しつつあるのです。

〉それはよかった・・・
〉ところで、どんなことがトラウマになったのか、教えていただけますか?
〉もし、息子さんがお答えを読む可能性ががあるようなら、
〉もちろん答えてくださらなくて結構ですが。
→本人も分かっていることですので、書きます。息子は2歳半から4歳半まで私の海外研修(>大学院留学)にくっついてイギリスで暮らしていました。夫は日本に仕事があったので日本に置いて行き、母子家庭で暮らしていました。
 息子は私が大学に出ている間は保育園で過ごしていたのですが、それはそれは底知れぬ恐怖の中にいたようです。「もし、お母さんが迎えに来なかったらどうしたらいいんだ!」という不安があったみたい。私は車で大学に通学しており、幸い何もなかったですけど、交通事故などで私が病院に運ばれちゃうっていうような場面だってありえた訳です。まだ日本語さえおぼつかない時期でしたから、そんな事態になった時、保母さんたちが英語で何か説明してくれても全く何がどうなってるか分からないですもんね。言葉が通じないって本当に恐いことですよね。
 息子はとても繊細で神経質、プライドが高く、完璧主義なところがあって(>最近はかなりズボラですけれど)、保育園では英語は「不便はしない」程度には話せていたんでしょうけれど、私の前ではほとんど英語を話さなかった。これがあまり英語の出来ないお母さんなら「あっという間に子どもの方が出来るようになっちゃって」と子どもを頼るようになり、子どもも気をよくして買い物などで「親を助ける」などしてどんどん自信をつけていったんでしょうけれど、私が「ある程度」(>あくまでも「ある程度」です)英語がしゃべれたのが裏目に出たみたいです。
 また、息子ももうちょっと性格的に「おおらかな」子どもなら、ネイティブの子どもと自分の英語の「違い」ということにも気づかずに話していたのかもしれないんですが、「自分の英語は彼らの英語ほど上手じゃない」とどこかで思ってたみたい。
 「英語を話すことは疲れる」と心底思ったみたいで、帰国してからはあまり英語に触れたがらず、イギリスの思い出はあまり家庭で話さないようにしてたので、楽しいこともあったはずなのに「忘れてしまった」ことも多いみたいなんです。
 これだけ苦労させたんだから、なんとか英語力をキープさせたいって思って日本に来ている留学生にベビーシッターを頼んだり・・ということもしたんですが、やはり語学というのは、幼ければ幼いほど「専門家」に任せるべきで、これは失敗でした。
 その後、ちょっと教室にも通ったのですが(>ここはそれなりに楽しく通っていた)、今度は私が忙しくなり、送り迎えがおっつかなくなって、そのまま英語は「途切れて」しまいました。
 そんな訳で息子はずーっと英語に対して「コンプレックス」を持っていたんですよね。
 あ、でも、これからは息子の方がずーっと英語が出来る状態になりそう。耳も明らかに私よりいいですし。今後はイギリスに一緒に旅行したりしても、息子を頼ろうと思います。

〉〉息子は当時、「自分の英語は他の子と違う」という深いコンプレックスを持っていたようなのですが、当時は「音どおり」に聞けていたんでしょうね。

〉この「当時」というのがわからないのですが?
〉イギリスにいたころに、息子さんの英語がほかのこどもの英語と
〉ちがうということですか? それは当然のような気がしますが・・・
→当時というのは、息子が2歳から4歳半の頃です。

〉この30時間はウルトラQのお母さんの聞いた時間ですか?
→そうです。ディズニーは「親子で」見ています。

〉〉英語快聴(聞?)200時間(2)—BBC朝8時のニュース&古典は難しい(70時間まで)

〉〉ネットって便利です! BBCの朝8時のニュースが聞けます。

〉〉この「朝8時のニュース」は、はるか昔に留学した時、留学前英語講座で「毎朝聞くといいよ」と薦められたものです。さっそくラジオを買ってしばらくの間聞いてましたが、実際に留学生活が始まると、私は「子連れ留学」だったこともあり、またラジオよりテレビの方がラクなこともあり、聞かなくなってしまいました。

〉〉あのまま聞いていれば!!!

〉だれが? ウルトラQのお母さんですか? それとも息子さん?
〉貴重な記録なので、くわしく知りたいのです。
→私です。

〉〉日本に帰国してからも、色々と手を尽くして聞こうとすれば聞けたのかもしれませんが、ずーっとそのまま・・・。

〉〉多読に出会って、「音のことなんでも」の掲示板に出会って、BBCのHPがあることを知って、そして、「朝8時のニュース」が聞けることを発見しました。

〉やはりお母さんのことだった?
→はい。分かり難くてすみません。

〉〉☆70時間までの主要教材(12月21日〜2007年1月8日)
〉〉○BBC(ワールド)ニュース
〉〉○BBC(8a.m.)ニュース 
〉〉○BBC Women's Hour
〉〉○LR:『多聴多読マガジン』Vol.2
〉〉○GR: A Kiss Before Dying(MMR5)
〉〉○映画(日本語字幕):『ミス・マープル#5』
〉〉○映画(英語字幕):『ミス・マープル#5』
〉〉○子ども向け映画(日本語字幕):『シンデレラ』
〉〉○子ども向け映画(英語字幕):『シンデレラ』

〉う・・・ これもお母さんの分ですね。
〉わかってきたぞ!
→はい、私のです。

〉〉英語快聴(聞?)200時間(3)—子どもシャドウィングが出来ない!(100時間まで)

〉さっきの30時間と足して、100時間ということですね。

〉〉☆100時間までの主要教材(1月9日〜1月22日)
〉〉○BBC(ワールド)ニュース
〉〉○BBC Women's Hour
〉〉○『多聴多読マガジン』Vol.2
〉〉○映画(日本語字幕):『ミス・マープル#5 #6 #7』『プライドと偏見』
〉〉○映画(英語字幕):『ミス・マープル#5 #6』
〉〉○子ども向け映画(日本語字幕):『シンデレラII』
〉〉○子ども向け映画(字幕なし):『Rodgers & Hammerstein Cynderella』

〉ちがいましたね、さっきのは70時間まで。
〉ここまでで100時間ですね。

〉そして、このあとに次の100時間までが続く・・・?
→これに、以前に報告した100時間が足されて、合計で200時間になります。

私の今の課題は「子ども式シャドウィング」です。私は「ある程度は聴ける」のだと思うんですが、「ミス・マープル」などを英語字幕で聴いて見ると「いやー、聴けてないわ!」というのがよく分かります。そして、「聴けてない」のは、日常的によく使う表現を「知らない」からなんだ・・ということもよく分かります。

仕事の上では、とりあえず、「無理矢理(>ごまかしながら)用を足している」けれど、それは、とても「無理矢理」です。

何故「無理矢理」かと言うと、やはり「積み上げた英語」じゃないからなんだなーって改めて思います。「上から引っ張り上げた」英語っていうか・・・。

多読に出会ったおかげで、子どもの本も多く読むようになって、少し自分の英語が変わって来た(かも?)という感じがしています。

仕事の上でも、英語はもっと上達したいんですが、まぁ、とりあえず、今は「楽しいからいいや」と、あまり上達のことは考えずにやっています。それでも、ふと気づくと以前とは違う自分がいたりします。本当に少しずつですが、自分が変わって行くのを「観察」するのも私にとっては多読の楽しみです。多聴でもそういう変化が出てくるといいなぁ・・と思っています。

〉ウルトラQのお母さん、Happy listening!
→はい! ありがとうございます。また500時間の時報告にあがります。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.