[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/23(17:53)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/2/13(21:34)
------------------------------
英語快聴(聞?)200時間(1)—「ぼーっ時々シャドウィング」&「失われた時を求めて」(30時間まで)
その後も快調に多聴(聞?)を続けています。私の場合、ほとんどの時間は「聞くともなく聞く」という状態。家事をしながら、ジャンクメールを削除しながら、ネットサーフしながら・・・、バックグラウンド・ミュージックのように英語を流して、気が向くと時々音を拾うっていう感じ。
・・・なので、リスニング力のアップにどれだけ効果があるのかは不明。「100時間」同様「薄い200時間」です。(>聞いてて楽しいので、英語力アップの方はドン・マイ!で行く予定)
前回SSSの「音のことなんでも」の掲示板で「100時間」の報告をした時に、yamakawaさんから近眼の独眼流さんの「1回の多聴の時間の中に5分だけ真剣に筋を追ったりシャドウィングする」という方法を教えていただき、「これだ!!」と思いました。(>yamakawaさん、近眼の独眼流さん ありがとうございます)
「100時間」の時は、何度か聞いた教材を改めて「最初から最後まで」シャドウィングするっていう感じでやってたんですが、その方式はやめて、「気が向いたら」(>でも、できるだけ1回の多聴に1回)「5分間シャドィング」を入れて、あとはそのままシャドゥイングするもよし、ぼーっと聞き流すもよし・・・とすることにしました。その日の体調、気分、気力次第・・・。
・・・という訳で、「ぼーっ時々シャドウィング」方式で多聴(聞?)を続けています。
しかし、「耳から聞く」必要性というのも痛感しつつあります。たまたまTime-to-DiscoverのCDを聞く機会があり、pupilの発音を間違って覚えていたことを発見! 私の英語は「目から覚えた英語なんだなぁ」というのを改めて痛感しました。こうやって「目から覚えた英語」を「耳から矯正する」というのも大事な作業だなぁと思いました。
あと、最近やってるのは「親子で多聴(視?)」です。以前にもお話ししたことがあると思いますが、息子と私は母子2人で2年ほどイギリスに暮らしてました。その時、小さかった彼は(2歳半から4歳半)、英語に対し非常なトラウマを負って帰国しました。
で、そのトラウマが中1の夏に夫の海外長期研修先を訪ねたことと、帰国直後から始めた多読でようやく癒され、今では大の英語好きになり、中3年の秋には英検2級にも合格しちまいました。(>酒井先生 多読との出会いを本当に感謝しています)
多読はそれ自体が楽しければ良いのであって、「英検対策」のためにやるものではないと思いますが、「楽しく読んでその結果実力がつく」ということの「自然な結果」として、各種試験にも合格して「しまう」ということはあるように思います。(>多少の「対策」はしましたが、「微々」たるものです。「英検超ラクチン合格法」という本が書けそうだな、と思います)
それはともかく、最近は夕食時に「子どもの頃イギリスで見たビデオ」というのをやいのやいの言いながら一緒に見ています。ディズニー作品が中心。
トラウマが取れるまでは、イギリスの思い出はある種「タブー」になっていて、我が家の中では、あまり「懐かしく振り返る」ということがありませんでした。子ども時代の「思いで」は親が繰り返し語ってやるので「思い出」として残るということを聞いたことがあります。「過去を語らずに」いたので、彼は本来なら覚えていたはずの貴重な体験を大半忘れてしまったと思われます。
最近になって、ようやく「過去の封印」が解け、「イギリスでの子ども時代」が彼にとって「懐かしい時代」となりつつあります。2年間の「失われた時」を、今、ようやく彼は取り戻しつつあるのです。
そんな訳で、イギリスで何度も何度も見た、『アラジン』『くまのプーさん』『眠りの森の美女』などを、最初は日本語字幕で、次に英語字幕で見ています。見ながらチャチャを入れたり、見終わってからいろいろなことを話し合ったり、多聴のおかげで、母子のコミュニケーションの機会は一層増え、ありがたく思っています。
息子とこんな風な時間を持てるのも、本当にあと一瞬なのだろうと思います。その「最後の一瞬」が多読・多聴のおかげでこんなにも豊かなものにしていただけたことを、本当に感謝しています。
イギリスでは字幕なしで見ていた訳ですが、今、改めて英語字幕つきで見てみると、「いやー、聞けてなかったなぁ・・・」という部分がとーっても多いです。
息子は当時、「自分の英語は他の子と違う」という深いコンプレックスを持っていたようなのですが、当時は「音どおり」に聞けていたんでしょうね。意味もきっと私より分かっていたのだと思います。彼は今も「子ども聞き」なのでしょうね。音を音どおりに聞き取って、しかも、正確です。音声のみのものを聞いても、「ハハ、○○ってなに?」と、聞いてきますが、これは、単語の「区切れ」が理解出来ていて、意味の分かる単語と分からない単語の区別がついているということだと思います。
あの時、息子のコンプレックスに気づいて、精神的にも英語の上でも十分にフォローしてやっていれば、また、息子の「実力」に気づいて、もっと誉めてやっていれば、彼は、2年間もの時を「失わずに」すんだのになぁ・・と悔やまれます。でも、多読に出会えたことで、それを取り戻しつつあるので、今は、多読に出会えたことの幸運を喜ぼうと思っています。
☆30時間までの主要教材(2006年12月10日〜21日)
○BBC(ワールド)ニュース
○BBC Women's Hour
○『多聴多読マガジン』Vol1,Vol.2
○GR: A Tale of Two Cities(MMR2),The Black Cat(MMR3)
○LR: Five Senses(6冊分)(Time-to-Discover)
○映画(日本語字幕):『ミス・マープル#4』『死の接吻』
○映画(英語字幕):『ミス・マープル#4』
○子ども向け映画(日本語字幕):『Aladdin』『くまのプーさん』
○子ども向け映画(英語字幕):『Aladdin』『くまのプーさん』
英語快聴(聞?)200時間(2)—BBC朝8時のニュース&古典は難しい(70時間まで)
ネットって便利です! BBCの朝8時のニュースが聞けます。
この「朝8時のニュース」は、はるか昔に留学した時、留学前英語講座で「毎朝聞くといいよ」と薦められたものです。さっそくラジオを買ってしばらくの間聞いてましたが、実際に留学生活が始まると、私は「子連れ留学」だったこともあり、またラジオよりテレビの方がラクなこともあり、聞かなくなってしまいました。
あのまま聞いていれば!!!
日本に帰国してからも、色々と手を尽くして聞こうとすれば聞けたのかもしれませんが、ずーっとそのまま・・・。
多読に出会って、「音のことなんでも」の掲示板に出会って、BBCのHPがあることを知って、そして、「朝8時のニュース」が聞けることを発見しました。
多くの方がおっしゃってますが、リスニングって「自分がどれだけ聞けているのか?(>いないのか?)」の判別が難しいです。多読の方なら「分からない単語」は「目で確認」出来ますので、「分かる単語」「分からない単語」を「分別しながら」読めます。
「分からない度」が確認しやすい・・。「なんで分からないのか?」が理解しやすい。(>「知らない単語が多すぎ」とか「文の構造が複雑すぎ」とか)
でも、聞く方は「何が分かってて」「何が分かってないのか」っていうのが、「分別」出来ないんですよね。「分からない」部分は「団子」になってるし・・・。
それに、これも多くの方がおっしゃってますが、読む方だと、力がついて来た時に「あぁ、前はこれ読めなかったのに」と思い出せるのに、聞く方だと、前は「どれくらい聞けてなかったのか」というのが思い出せない(>自分で自分が把握出来てない)んですよね。
なので、留学前英語講座に通ってた時に「朝8時のニュースがどれくらい理解出来ていたのか」というのは、ナゾです。英語漬けの生活だった当時と、今とでは、状況も違うので、あるいは当時の方が聞けていたのかもしれない・・・。それもナゾ。
それはともかく、英語の先生がこぞって薦めていた「BBC朝8時のニュース」を「毎日聞く」という環境が、「今」手に入ったことの幸せっていうのを大事に、これでリスニング能力向上を目指したいと思います。
「音のこと何でも」の掲示板で、色々な「技」が語られていますが、「技術音痴」の私は使いこなせずにいます。若い人には「常識」に属することも多いのでしょうが、いずれ、こういう「技」も使えるようになりたいなぁ。掲示板のみなさんに学びながら、「音を聞く技」も少しずつ身につけていきたいです。
『多聴多読マガジン』Vol1にあったA Kiss Before Dyingの続きがどうしても気になり、購入しました。MMR5だけど MMR2の古典物より聞きやすいです。
古典って読むだけじゃなくて、聴(聞)くのも難しいのかな?
英文学が専門の友人によれば、「古典は当時の人の常識が分かってないと読めないので難しい」とのことですが、聴(聞)く場合にも同じことが言えるのかもしれません。その文学が書かれた時代には「自然」なことが、現代の我々には「なじみ」がなく、「理屈が流れない」っていうか。
A Kiss Before Dyingが書かれたのは、昔であることには間違いないけど(1952年)、第二次世界大戦後の話なので、私的には十分に「現代物」です。ドキドキ、ハラハラはするけれど、話の流れは、私的には「常識で推測できる範囲」「常識で理解できる範囲」です。PBでもミステリー中心に読んで来ているのでジャンル的な慣れもあるかもしれません。
話の続きが気になって、買ったとたんに、まずは「読んでしまった」というのもあるかもしれないけれど、聞いてて「分かる」感じがする方が、楽しいです。しばらくは現代物を中心に聞こうかな。
☆70時間までの主要教材(12月21日〜2007年1月8日)
○BBC(ワールド)ニュース
○BBC(8a.m.)ニュース
○BBC Women's Hour
○LR:『多聴多読マガジン』Vol.2
○GR: A Kiss Before Dying(MMR5)
○映画(日本語字幕):『ミス・マープル#5』
○映画(英語字幕):『ミス・マープル#5』
○子ども向け映画(日本語字幕):『シンデレラ』
○子ども向け映画(英語字幕):『シンデレラ』
英語快聴(聞?)200時間(3)—子どもシャドウィングが出来ない!(100時間まで)
『多聴多読マガジン』Vol.2に「子どもシャドウィングの薦め」というのがあって、子どもと同じように聞こえてくる音をそのまま繰り返すっていうシャドウィングをするといいという助言がありました。
しかし、これをやろうとすると・・・・。
うぅぅぅ、出来ない!!!!
私、頭固いんだなぁ・・・・とつくづく思いました。(>ふぇーん)
どうしても「意味を取ろう」として聴いてしまうっていうか・・・。
『Rodgers & Hammerstein Cynderella』は、シンデレラが黒人、王子様もアジアっぽい顔立ちのカラード、意地悪なお姉さんの1人も黒人・・・という作品です。私達は、「美しいお姫様=白人」という図式に慣れてしまっているところがあるけれど、こういう作品が増えると、だんだんと「美」の意識も変わって行くのかもしれません。
昔読んだ本の中に、「美=経済力」と書いてありました。ミス・ユニバースなどのミスコンテストで上位に入る人は圧倒的に欧米人が多く、たとえ欧米人じゃない人が入賞しても、その人の美しさって、欧米「風」の「美」の基準にそってるんだそうです。
ミュージカルなので字幕がなくても、筋は追いやすいです(>知り合いがアメリカで買ってきたというのを借りました)。音楽もよくて、とても楽しめました。
☆100時間までの主要教材(1月9日〜1月22日)
○BBC(ワールド)ニュース
○BBC Women's Hour
○『多聴多読マガジン』Vol.2
○映画(日本語字幕):『ミス・マープル#5 #6 #7』『プライドと偏見』
○映画(英語字幕):『ミス・マープル#5 #6』
○子ども向け映画(日本語字幕):『シンデレラII』
○子ども向け映画(字幕なし):『Rodgers & Hammerstein Cynderella』
▲返答元
▼返答