多聴を始めて、気づいたこと。

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(07:06)]

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2860. 多聴を始めて、気づいたこと。

お名前: のんた
投稿日: 2006/12/6(20:04)

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こんばんは。のんたです。
この前のタドキスト大会2日目の後の喫茶店で、酒井先生にお話したんですが、
書いておいて!と言ってくださったので、一応書きに参りました。
 私の多聴始め、体験です。

 多読は300万語行ってません。レベル3くらいまでのものしか読めません。
 多聴は、3ヶ月くらい。ORTやLLL、スプリングボードなど、
 ゆっくりのものをすこしずつ始めました。
 タドキスト大会で、ドルフィンリーダーというもののCDを視聴して
 いただきました。あまりのゆっくりさに、みなさん爆笑。

 なぜ、笑ったのでしょう。

 それは、ゆっくりすぎて、かえって聞きづらい、また、不自然だと感じた
 からでしょう。つまり、もう、ある程度の速さに慣れているレベルなのでしょう。

  でも、小さい子供に話す時には、とてもゆっくりしゃべりますよね。
 音に慣れていない初心者には、やはり、ゆっくりすぎるくらいからを
 敢えて選んで聴き始めるというのも必要かもと自分で始めて思っています。
 多読でも、最初から児童書より、ORTやLLLを読もうというのと
 似ています。
  
 「聴ける」というのは、「読める」より、ずっとその進歩の判断が
 難しいと思います。
 「読める」以上に、知らないうちに少しずつ「聴ける」ようになっていく
 からだと思います。
 また、教材に、GRや読みやすさレベルのようなレベルわけがないこと。
 言葉が難しくなくても、速いもの。単語が少なくても、ストーリーが
 取れないもの。など、いろいろなパターンがあるからだと思います。

  なので、すでにオーディオで聴けているみなさんは、かなりの上級者
 なわけです。で、そうなると、多読よりも、初期の自分の状態は、耳と
 いう感覚的な部分であるせいか、よけい忘れてしまうのではないかと
 思います。
 
  かくいう私も、本当の最初の頃は忘れているのです。
 それでも、そのゆっくりすぎる音たちを3ヶ月くらい聴いた後、感じたことを書いておきます。
 
 多聴以前。映画のセリフは、時々「あ、わかるのあった」という感じのものが一本に数回ある程度でした。それも2、3語のもの。あとは、雑音というか
なにいってんだろ〜〜な感じでした。

 多聴開始後、久しぶりに映画を聴いていると、単語が見えるんです。もちろん、全部じゃありません。でも今までは、消えていた、雑音でしかなかったものが、単語の羅列として入ってくる。けれども、もともとの読解力、英語力がないので、それを意味としてぱっと取れるものは多くありません。
 それでも、文全体が英語の単語の並びとして聞き取れるようになってきて
いるのを感じて、驚いています。日本語字幕を見ながら、映画を見るのですが
頭の中には、時々、英語のまま残っているのが感じられる時があるんです。
 早口でしゃべられるとさすがに難しいですが、子供向けの映画などだとより
 わかるものが増えます。
 表現力がなくて、どういっていいのか、難しいのですが、とにかく、話して
 いる細かいところが、想像つく。英語独特の文法的な癖のような感じがなんとなくわかってきて、よく出てくる単語などに慣れてくるというか。
 そんな風に今まで聞こえた経験がなかったので、ちょっと自分でもびっくり
している次第です。
 もう少し読めるようになってきたら、聴けそうだな、わかりそうだなという
 期待が持てるようになってきて、ちょっと嬉しく思っています。

 とりとめのない文章ですみません。また、これ、しっかりまとめて書こうと
思うと、結局アップしなそうなので、オンライン書きで失礼いたします。

 ではでは〜〜。

 

 


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