Re: 多聴100万語報告(長文です)

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/25(08:48)]

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[脱帽] 2782. Re: 多聴100万語報告(長文です)

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/10/22(14:43)

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春告魚さん、多聴100万語通過、すばらしーです!
酒井@快読100万語!です。

〉多聴100万語報告します。

音の一つの道しるべですね!
トオルさんとか、しおさんとか、抹茶アイスさんとか、
音の方でもいろいろな道しるべがありますが、
春告魚さんのこの報告もぼくにとっては保存版です。

いや、実は今週土曜日の丸善本店の講演で音の話をしようと
思っていましたが、そのときにこの報告をプリントアウトして
配布しようと思います。いいですか?
(Stuart Littelの中のセリフだと、Please! Please! Please! ですね)

〉聞いてみようと思いたったのは昨年、Arnold LobelのFrog and Toadと出会ってからでした。これは以前に読んだことがあって、また、著者の朗読のうまさに助けられ生まれて始めて英語を耳で楽しむことができました。リスニングが苦手な私にはとても感激でした。字幕なしで映画が見られたらというのは誰しも永年の夢です。多読と同様、ひたすら簡単なものを聞けばいつかニュースや映画を聞いてわかるようになるのではないかと思いたち、さっそく聞いてみることにしました。書店にある子供用のCD、リーダーなどから簡単そうなものを手当たり次第聞くことにしました。今年の2月からはPODCASTも加え、1日1時間、6,000語を朝晩の通勤で聞き続けています。ということは2月から朝晩の通勤だけでもすでに100万語聞いたことになります。

おー、またしてもFrog and Toadのファン! 
トオルさんがね、別格と言ってたと思うな。
(トオルさんじゃなかったかな・・・? だれだっけ?)

〉聞くにあたり決めていることがあります。それは
〉1.文字は見ない。辞書も引かない。
〉2.すこし聞いてわからないものは躊躇なく中止し、後回しにする。
〉3.通勤の時間のみをあてる
〉と努力の苦手な自分に都合のいいルールを決め、頑張らないで、続けることにしました。

これもまいったなあ・・・
実は多聴三原則、あるいはシャドーイング三原則を造りたいと
思っているのです。(独眼龍さんの提案)

それでいろいろ考えていまして、春告魚さんの1と2は提案が
出ています。3番目をどうするか困っていたのですが、
無理しない時間を割当てるというのもよさそう!

みなさんはどう思われますか?

〉主に聞いてきたものは
〉(1)GR: 
〉Macmillan 1〜3 16冊、
〉PGR Starter〜3 23冊、
〉OBW 1〜3 10冊、
〉Black Cat Green Apple  Starter〜2 13冊、
〉Cambridge 1〜2 4冊
〉(2)子供向けReadingシリーズ: 
〉Story Street 全巻、
〉Spring Board全巻、
〉Dolphin Readers全巻、
〉Info Trail 全巻、
〉ORT1〜2
〉(3)その他の子供向けCD:
〉An I Can Readシリーズ(7タイトル)、
〉Scholastic Audio シリーズ(5冊)、
〉Curious Georgeシリーズ(6冊)、
〉Thomas Engine シリーズ(8冊)、
〉Disney Read Along シリーズ(16冊)、
〉その他、絵本のCD
〉など、CDで150枚ほど聞きました。
〉(4)PODCAST:
〉VOA Special English、Spotlight、ESLPODCASTなどスピードの遅いものを中心に。
〉PODCASTはゆっくり、はっきり、簡単な英語をとにかくたくさん聞きたい私には大変に重宝なものです。

これも実はなんともタイミングのよい報告なのです。
実は(こればっかり)多聴多読マガジンの企画でK.L.を提案するという
話がありまして、みなさんにK.L.を判断していただこうと考えています。
すでに代表的な素材は選んであるので、近いうちにそれを並べます。
みなさんに、その中のいくつかの「聞きやすさ」を判断して、
報告してもらうというわけですね。春告魚さんも参加してください!

〉さて、最初はCurious GeorgeやCliffordのCDも聞いてもスピードについてゆけない、VOA Special Englsihなど全くわからない状態でしたが、現在はニュースならVOA Special EnglishやNHK World Newsだけでなく、CNN News Updateもつかめるようになってきました。感じ方に個人差があるかもしれませんが私にはスピードは意外に問題ではなく、VOAが耳で理解できていれば、CNNは速いだけで、文章が格段難しいわけではないと感じます。意外に苦手なのがイギリス英語です。もともとイギリス英語のほうがアメリカ英語より聞きやすいと思っていたのが、実際にはイギリス英語には手を焼いています。GRの多くはイギリス英語での録音が多く、また時代小説は現代のものより難しく感じます。
〉しかし何よりも大きな成果は、英語を聞いて新しい情報が耳から入り蓄積されること、また、英語を聞いて感動したりするようになってきたことです。先日、PODCASTのROB and BOBで、日本の俳句を読んでいたのですがとても感動しました。
〉The first autumn morning,
〉I stare into mirror,
〉Showed my father’s face.
〉秋と人生の秋をかけている、心にぐっとくる句でした。

うーん、これも貴重な報告です!

〉そして10月9日よりついに最終目標の映画に進出しました。(ちょっと大げさですが)ディズニーのアニメなど子供向けを中心にDVDを借りて見始めました。試したのは
〉Madagascar, Stuart Little, Chicken Little, A Series of Unfortunate Event, Polar Express, Pay Forwardと、以前から見たかったTVシリーズのDesperate Wivesです。
〉結果は、字幕なしで映画を楽しむことができました。感激です。10月9日を自分の記念日にしたいくらいの感激です。
〉とはいえ、Chicken LitteやPay Forwardは筋はわかっても会話そのものは20%くらいしかわかっていないと思います。それにくらべDesperate Wivesは会話は難しくなりますが、わかりやすいナレーションが入っているため楽しめます。Unfortunate Eventも同様におおよそ聞き取れる範囲でした。
〉これからも毎週1作、字幕なしで映画を見てみようと思います。

そして、この報告が「実に」うれしい!
ぼくはいつも多読をはじめるときの目標をいくつか挙げるときに、
「字幕なしで映画を楽しめる」というのをかならず入れます。
春告魚さんの上の報告はまさにそれができるようになったということで、
これから多聴をはじめようという人、多読からはじめようという人に
とっても参考になると思います。

(そういえば、多読と多聴の関係はどうなんでしょう?)

〉長文にお付き合いいただきありがとうございます。

いえいえ、もうすでに3度も読み返しました。
最初に書いたようにプリントアウトして配ってもいいですか?

春告魚さん、そのまま多聴・多読、ずーっと楽しんでください!
お返事待ってます!!


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