Re: 英語のなまりについて

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/25(14:31)]

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2585. Re: 英語のなまりについて

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/1/27(01:06)

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グルメさん、こんにちは。

〉あれがロンドン訛りなんですね。「My Fair Lady」でもお国訛りの話が
〉出てきましたが、イギリスと言えども正確な発音をしている訳ではない
〉のですね。
〉「a」を「アイ」と発音するのは、オーストラリア英語の特徴だと思って
〉いたのですが、オーストラリアもイギリス領だったから、訛りも一緒に
〉渡って来たのかも知れませんね。

「マイ・フェア・レディ」のイライザが話している言葉は「コックニー」と言いまして、ロンドンの下町言葉です。「ai」を「アイ」と発音します。「オーストラリアはイギリスの流刑地だったので、身分の低い犯罪人がたくさん入り込んだのでコックニーなまりが入っているのです。

〉〉女王のようなQueen's Englishとなると、階級がもっと上の人になるのではないでしょうか。
〉〉社会的地位があるとか、そういった職業についている(その子弟)とか。

イギリスでは階級によって言葉が変わります。
確か
最上級→クイーンズ・イングリッシュ
標準→BBC
それより下層階級がコックニー。
というのが大まかな分かれ方だったと思います。
ですから言葉によってその人の階級がわかるのです。

ミュージカル映画「オリバー!」でもよく聞くとコックニーらしいなまりが聞こえました。今度公開される映画「オリバー・ツイスト」でも聞こえるかもしれません。
そういうのがわかると、聞いても読んでも楽しいですね。


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