Re: ようやく「シャドウイング」を私の中で「モデル化」できそうです(笑)

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(19:51)]

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2170. Re: ようやく「シャドウイング」を私の中で「モデル化」できそうです(笑)

お名前: greenorange
投稿日: 2005/7/11(14:28)

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続きを、もう少しだけ。
自分のフィルターでろ過してくださいね…。



〉ただ、「モデル化できる」からといって、「実践できる」訳ではな
〉いのが悲しいですが…(苦笑)

そんなことないと思いますよ。
多読を始めたとき、怪し〜い方法かもって、ちょっと疑いながら始めませんでしたか(笑)?
とりあえず、始めてしまう。やりながら修正していく。で、いいんじゃないですか?



〉要は、「キーボード」からの「文字入力」と「ディスプレイ」への「文字
〉出力」だけで「遊ぶ」感覚ということですね。

そうです! 
でも、この当たり前に見える標準出力と標準入力の組み込み関数(?)でさえも、 製品化する
ときはバグやマシン依存性が減るように、非常に慎重にチューニングするんだと思います。 
今の場合、人間の入出力を調整しようとするので、更に試行錯誤が必要なんでしょうね。



〉そして、これを続けると、「門前の小僧、習わぬ経を読む」とか、柔
〉道の「見取り稽古」のように、「お手本を『丸覚え』することによる
〉修得」=「ダイレクト・ラーニング」は可能でしょう。

〉ただ、これだと、「真似できる」だけで、「やっていることの意味は
〉分からない」ので、全く応用は効きませんし、他人に自分が何をやっ
〉ているかも説明できないでしょうけれど(苦笑)

丸暗記って雛形を形成する段階では、非常に有効な手法だと思います。
(無駄な雛形をたくさん作ってしまうことを、心配しているのかもしれませんが、
再利用率の低い雛形は忘れ去られて行っちゃうんじゃないでしょうか…。)
いったん雛形を作ってしまうと、無数の応用が可能の気がします。
プログラムでも雛形を完成させてから、どこを改良しようかなって?考えたりします。
典型的な形態を知っているっていうのは、すごく効率を向上させる気がします。
ただ、私の場合は、とりあえず試行錯誤をして帰納法的にたどり着いているような感じがしてますが…。



〉ただ、私のように「言語知能」優位の人間にとって、「理解」=「演
〉算回路」を遮断するというのは、「至難の業」なんです(苦笑)

これは、「未知の言語」での方法があるので、慈幻さんのような方が実行すると、
どんな反応を起こすのか、実は興味しんしんです(笑)。



〉そもそも、「歌詞が理解できない歌を聴く」ことすら「苦痛」なので、

なんだか重症ですね〜。 
私も作業中などは歌が入った音楽は煩わしいなと思ってしまいます。 
なので多くの場合、器楽曲を聞くことが多いです。歌がないのもダメだったりします!?



〉ただ、私は、その「言葉遊び」すら難しいと感じるタイプです(苦笑)

「生麦、生米、生卵」みたいな早口言葉にも 
「意味あるんか〜?」みたいな拒絶反応が起きちゃいますか? 
シャドウィングが面白いと思う人は、こんな風に口がもつれちゃう感じを、 
「何じゃこりゃ!?」って感じで楽しんでるんだと思います。 

でも、慣れちゃうんですよ、しばらくすると不思議と。
完全ではないけどそれっぽくはなって、もう少しすると飽きてくる…。 

遊びの要素がすんなり受入れられると、問題ないんですけどね。 
例えば、「単語の切れ目に手拍子を打つ」ことにして、 
慣れてきたら「裏のリズムを入れてみる」とかして遊んでみると言うのはどうでしょうか? 
そのうち声も出してみて「ララララ…」って、次に単語っぽい音を出す! 
(いい加減な提案なので、あまり本気にしないで下さいね。) 



〉ただ、それって、「同時通訳」とか「ディベート」とか、「日常会話よ
〉りも遙かに高度なコミュニケーション」を「目標」に掲げる時に必要な
〉「訓練」のような気がします。

〉普通の「日常会話」が目的であれば、「多読」や「多聴」によって「意
〉味理解」回路を形成し、「音読」や「多唱」によって「音声出力」回路
〉を強化するだけで十分ではないかというのが正直な印象です。

個人的には、せっかく音の練習をするなら、「入力」と「出力」どちらも平均的に
練習した方が、それぞれ補い合うような機能なので、効率よく習得できると思います。

シャドウィングは万人向けの方法ではないのかもしれませんが、特殊能力開発法でもありません(笑)。
音を知っているか知らないかが決定的に重要で、それに気付くきっかけを与えてくれる練習法の1つだと思います。
ここでの「知る」ということは、発音記号や口の形を覚えてといった知識を得ることではありません。
その音がその音でしかないことを実感することです。

「失くしてから、その重要性に気付いた」という類の知覚(感情のことではありません)です。
典型的な例では、健康を損なってから、「あー、健康とはこういう意味を持つのか」と、
それまで意識して知覚していなかった「意味」そのものを、瞬間的に全てを理解するような「知る」です。
ちょっと例が大げさでしたね…。



〉〉すごく簡単なことで、実は全然秘密なんかじゃありません(笑)。 
〉〉「知らない言葉でシャドウィングしてみる」だけです。 

〉おお! そうきましたか!(笑)

〉〉基礎的(?)シャドウィングで音にハマってしまった人は、似たよう
〉〉なことを考えるみたいで、実は割とメジャーな方法(?)なのかも知
〉〉れません。
〉〉「意味」が分かってしまう言葉があると、うっとうしくなってしまう
〉〉ときがあるんです。

〉非常に「羨ましい悩み」です。私には「別天地」の境地ですね(苦笑)

ぜひ一度、お試しを! 
体感しないと、おそらくこれは理解できないと思います(笑)。



〉ただ、残念なことに、彼女達はそのことを自覚しておらず、周囲の人は
〉自分たちと同じ「音→文字→理解」こそが「正しい」という「暗黙の前
〉提」にとらわれていて、「コミュニケーション」が成立していませんで
〉した。

不思議ですね。
日本語で会話をしてるときに、「漫画の吹き出しみたいに文字が浮かんでくるなんて想像できない!」
って考えてみると、直ぐに分かりそうなのに…。みんながあの吹き出しを感じていたらどうしようー(汗)。

私が会話中に文字を感じるのは、四字熟語的発言時と数字関連の言葉を聞いたときくらいです。
でも、この辺の感覚は他人とは共通ではないかもしれませんね。
とりあえず母語で自分のタイプを考えてみることが、ヒントになりそうですね。

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