「心理的障壁」を作らずに済むというのも「才能」の差なんですが・・・(苦笑)

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(17:48)]

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2166. 「心理的障壁」を作らずに済むというのも「才能」の差なんですが・・・(苦笑)

お名前: 慈幻 http://mayavin.txt-nifty.com/labotadoku/
投稿日: 2005/7/10(23:06)

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どうも慈幻です。

"はまこ"さんは[url:kb:2160]で書きました:
〉はまこです。

〉〉〉杏樹さんの「部分レス」へ話は戻りますが、後半にちゃんと書いて
〉〉〉ありましたねー♪
〉〉〉私が並で、普通だと言うところの根拠の半分が。
〉〉〉よかった。よかった(^^)
〉〉いや、だから、何故そう思えるのか、私にも分かるように説明して
〉〉ください!(苦笑)

〉「心の障壁」と関係があると思いますよ。
〉私は多聴と多読を始めてから「楽しい、気持ちいい」ということしか
〉していません。
〉実際こんな楽しいことだけやってていいのだろうか、と思うことも度
〉々あったんです。
〉でも楽しいからいいやー、と自分の感覚に非常に正直だったんです(笑)
〉掲示板でこういう考えがあまり浸透していない時からこのやり方でやっ
〉てきて、
〉今の私があります。

〉「聴覚」や「視覚」、他の身体感覚の違いはあっても、それぞれに合っ
〉たやり方で、「楽しい、気持ちいい」を追及して行けば、誰でも駆け上
〉がって行けるんじゃないかなぁ。
〉こういうことを言うと、「楽しい、気持ちいい」でやって行けんから
〉苦労してるんやっ!と
〉反論があるかも知れませんが、物事ってたいがいシンプルにできてい
〉ますよね。
〉「楽しい、気持ちいい」と感じることができなければスパッと
〉やり方を変えればいいんじゃないかな。
〉あ、そのやり方を探すために、今話しているんでしたね(笑)

その通りです(笑)

〉慈幻さんのお話を読んでいると、どうも自分から「障壁」を作ってい
〉る部分もあるんじゃないかと気になります。

はい。ご指摘のとおりです(苦笑)

ただ、誰もがはまこさんのように「開き直れる」訳でも、自分の「感覚」
に忠実になれる訳でもありません。

「自分から心理的障壁を作る」というのは、正に的を射た表現なのですが、
「そうせずにはいられない」という人の方が多いと思います。

そういう「適性」の違い、「心理的障壁」を作らずに済むというのも
「才能」の差なんですが・・・(苦笑)

〉知性の高さが邪魔をするのでしょうか。

私の場合は、「理屈」に先走ってしまうというのが原因なのは、ご指摘
の通りです。

ただ、実際の理由は人それぞれ、千差万別です。ですが、多くの人たち
が、「自分で心理的障壁を作ってしまう」のが普通です。

そして、何故か、先天的に「心理的障壁を作らずに済む」人たち、「楽
しくて仕方ないから、遊び感覚でやってる内に得意分野の能力が凄く伸
びる」人たちがいます。

私が「天才」と呼ぶのは、そういう「自然に楽しめて、遊び感覚で能力
を伸ばせてしまう」人たちのことです(笑)

〉〉〉それと私にも「絶対音感」はありません(断言)。
〉〉そうですか? 話を聞いてると、「自覚」してないだけの気が…

〉私もピアノに対してはかなり辛い思い出があるので、慈幻さんのピ
〉アノ体験の投稿はサーッと目を通しただけなのですが。。

〉私に「絶対音感が無い」と断言する理由はですね、
〉聞いたメロディをピアノで再現できないからです。
〉例えば誰かが歌っているのを聞くでしょ。いいなぁ、
〉と思ってピアノで再現しようと思うのですが、
〉聞いた音が1音目からどこにも無いんです。ごく簡単な楽譜なら
〉読めるので、
〉もし楽譜があれば「この音なんだな」と思いながら弾くんですけど、
〉その1音を合わせると頭の中に流れているメロディとずれています。
〉つまり楽譜を見ながら弾いてピアノの音を聞いているのですが、
〉同時に頭の中に浮かんでいるメロディとはちょっと違うんです。
〉嫌になるから途中で頭の中のメロディに合わせて、ピアノの鍵盤でなら
〉ここら辺だろうと思って弾くのですが、あっちもこっちも音が無い。。。
〉どれを弾いても必ずはずれ、という訳ではないのですが。

〉大人になってから「ピアノってどうやら平均化した音みたいだ。
〉どうりで聞いた歌をピアノで弾いたら味わいが無くなる訳だ」
〉と思うに至ったわけですが、この考えが合っているかは
〉分かりませんし、ピアノの曲を聴くのは大好きで、私もピアニストの
〉ように弾けるようになりたい、と強烈な憧れがあったんですね。。

〉聞いたメロディを楽譜を見ないでも間違いなく弾ける友人達と、
〉できない私。
〉「絶対音感が無い」というのはそういう理由からです。

う〜ん。それは、「絶対音感」がないと言うより、「写真記憶」に
匹敵するほど「正確無比」な「録音記憶」が却って邪魔になってる
だけというような気も…
 
〉余談ですが、慈幻さんのブログを読ませてもらいました。
〉兄弟でお互いを尊敬し合えるって、とても素敵ですね(^^)

そう言って頂けると光栄です。もっとも、素直に敬意を示したり
はしませんが(苦笑)

〉ところで私も少し前に「例の本」を読みました。
〉といっても半分読んだところで眠くなって
〉そのままになってるんですが(笑) 近いうちに続きを読もーっと。

〉慈幻さんが弟さんの理解の仕方になぜ驚いたのか、私にもわかりません。
〉だってあの本はそういうことを書いてありましたよ。

いや、それはその通りなんですが、それを「一度読んだだけで読み取る」
ことは、普通はできないんです!(苦笑)

〉私が思うに、慈幻さんが今まで読んできた哲学書は、
〉難解な日本語で書いてあったんじゃないですか?
〉原書で読めばシンプルなのに、日本語訳がめちゃめちゃ難しい、
〉みたいな。

日本語訳が難解なのはご指摘のとおりです。

私が独語多読をしてる理由の一つは、「ニーチェを原書で読みたい!」
という野望があるのも事実です(笑)

ただ、何度も言うように、「書いてあること」を、「一度読んだだけで
洞察する」ことは、普通はできないです…(苦笑)

以上、要件のみですが、今回はこれで失礼します。


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