[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(17:49)]
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お名前: はまこ
投稿日: 2005/7/8(14:45)
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はまこです。
一つ思い出した事があります。(話があっちこっち飛んでごめんなさい)
ずいぶん以前のことなので本のタイトルは忘れましたが、
「読速を上げるってどういう感じなんだろー」と思ったので、分速180語で読む、
というのをやってみたことがあったのを思い出しました。
児童書でレベルは4か5です。
小声の有声音で音読をしたのですが、これがちっとも楽しくありませんでした。
まず分速を意識しているので、音を味わうということができません。
見た瞬間に判断した音で喋るんです。(その頃は見た瞬間に推測できる音が
今よりもずいぶん少なかったんです。声に出す分わかっていないのが自分にバレバレだし。)
リズムが崩れます。リズムを楽しむより分速を気にしているからです。
音の響きが悪いです。響きを聞いて楽しんでいる暇がありません。
映像がぼやけます。とにかく急いでいるので物語の中で遊ぶ余裕がないのです。
やだ。ということがわかったので、自分の快適な速度で読めばいいや〜と思ったのでした。
その頃に求めていた朗読(自分の声で物語を読み聞かせてもらう。
読むのも聞かせてもらうのも自分なのですが・・・)のレベルで分速180語を
出そうとすると、そうとう読む回数を重ねてからでないと無理だろう思いましたし。
引き続き分速の話しです。
昨日「そう言えば最近分速を上げられるようになったんだった。」と思い出したので、
今度は分速150語ぐらいを意識して、短編集の続きをなるべく黙読に近い形で読んでみました。
この速度でも話の内容はわかりました。最後の方は切なくって、涙がじわじわ。読み終わると瞳はうるうる。
でも気にいりません。音が響いていないせいか映像がかなり色褪せていたからです。
ここまでくると好みの問題ですね。
いや、読書なんだからもともと好きに読めばいいんですが。
うーん、この速さに慣らしてしまうと速度はこのままで映像が付いてくるようになるのでしょうか。
自然にそうなったらそうなったでいいのですが、やっぱり読速はどうでもいいかな。
あ、そうだ。ながら聞きのニュースって文字に変換してないみたいです。
文字通り(?)聞いたまま理解しています。どうりで楽チンな訳です。
トークの方も聞いたまま理解しているのですが、少し立つと文字に書きながらの理解に
変わります。予備知識も何もないと文字に頼るみたいです。
〉え〜と、それは、「r」という「音声」を聞いた瞬間、
〉1 「r」という「音素」そのものを判別できる。
〉2 「フォニクス」の知識を基に、聴き取った「r」という「音」を
〉「脳内字幕変換」によって、「r」という「文字」に変換できる。
〉3 「r」という「音素」に対応する、「口の開け方・舌の位置」等
〉の「映像」が思い浮かぶ。
〉ということですか!?
そうですよ。
「r」という音の形をDVDやフォニックスで覚えたのですが、
ラジオなどで喋っている声を聞いていると、自分が見た映像の「r」と
聞いている「r」の映像はかなり違うんです。
喋っている人によっても違うし、同じ人でも喋っている流れの中で違うし。
そのことをずっと謎に思っていましたが、DVDなどのお手本こそが正しいのだと
思い込んでいたのでした。思い込みって嫌ですね。
フォニックスの映像に自分が聞いてイメージする映像を写しなおそうと頑張っていました。
頑張ったは言いすぎですね(てへ)。
でもディクテーションをすると「r」と「l」をしょっちゅう間違えるのは混乱がきちんと
整理されてないからじゃないかと睨んでいます(笑)
〉それって、「音素判別能力」と「脳内字幕変換能力」と「写真記憶」
〉の3つを同時に並列処理してるということですよ!?
頭の中のイメージはずいぶん自由だと思います。
この3つと理解した意味からなる映像が一緒に存在するんですから。
〉いや、それは「かなり負担のかかる聞き方」とかいうレベルじゃない
〉です…(絶句)
今にして思えばややこしい聞き方をしていたな〜と本人も感心するのですが、
やっている間は楽しくて仕方がないんですよね。
目の前がぱーーーーーっと広がっていく感じです。
掲示板にもたびたび書いていますが、とにかく楽しくって面白くって仕方がないんですよね。
一昨年の5月に多読を始めてから去年の12月まで、立ち止まったことがなかったんです。
(あったっけ?なかったはず)
毎日毎日、たたたたーん(走って飛んでるイメージ)って感じで駆け上がって、
自由で開放感に包まれて。どこまでも行けます。
1年半の中では多少スピードが落ちたかな、と思ったときもあったのですが、
とにかくウキウキわくわくが止まらなかったんです。
今年に入って、それがピタッと止まった気がしました。
その時に、「初心者の時期が終わった。次の段階へ移行する時がきた」と思って、
違う方向へ進んでしまいました。その結果文法がわからないなどのコンプレックスから
解放されてより自由になれたので、また成長が始まったのですが。
〉つまり、「5日」間DVDを観ただけで、「発音」の際の「口の開け方・
〉舌の位置」等の「映像」を記憶してしまった、と。
そのDVDの映像は今はほとんど思い出せません。
DVDも手元にないし。
〉そこまで行くと、「鏡像反応」を利用した「ダイレクト・ラーニング」
〉と考えた方が良いのかも知れません。
〉(要は、「門前の小僧、習わぬ経を読む」とか、柔道の「見取り稽古」
〉とかのような、「お手本を『丸覚え』することによる修得」です。)
「お手本を『丸覚え』することによる修得」です。)がよかったのかと言えば、
そうとも言い切れません。
続きはまた明日ね。(たぶん)
では〜。
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