sakigoroさん、ありがとうございます

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/6/25(15:49)]

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2011. sakigoroさん、ありがとうございます

お名前: レオナ
投稿日: 2005/6/9(00:04)

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sakigoroさん、こんばんは。
ご返信をどうもありがとうございます!

〉シャドーイングは、主にNPRのMorning Editionなどををインターネットラジオで聞きながら、
〉たまに、それも掲示板をながめたり、フリーセルをやったりしながらといった具合で、
〉適当にしかやっていないので、
〉とても参考になるようなアドバイスはできそうもありません。

〉だけど、私も念願だった洋画が、やっと字幕なしで楽しめるようになってきたので書き込んでみます。

字幕なしで洋画が楽しめる、羨ましいです。私も早く、そういうふうになりたいです。ずっと前からそれが念願なのですが、なかなかかなわず‥‥。

〉私の場合は、上記のようなシャドーイングによる成果というよりも、
〉基本的には多聴により、聞く量が解決したということと、
〉並行してやった徹底的な多読、そして、英語学習意識の呪縛のようなものから開放されたことが大きな原因のように思います。

聴解力には、多聴のほうがよさそうなのですね。せっかくなので、SSSですすめられていることで、やれる範囲のことは全部やっちゃおうと思っています。
多聴を始められる前の聴解力の状況が私と似たような感じだでいらした、ということで、とても参考になります。

〉私の場合は、もっと極端で、多読のおかげでかつては無理と思っていたAFNの放送がある程度わかるようになり、それに感激して、英語学習そのものにのめりこむようになったのはいいとしても、
〉洋画のハードルはとーーーーっても高かったのです。(実は、今だって、とても高い。)
〉APネットワークニュースのようなストレートニュースだと、ほとんどの場合、
〉内容を書き起こそうと思えば、前置詞や冠詞の一つ一つまで、完璧にできる自信が
〉あるのに、洋画だとチンプンカンプンなことが多く、
〉英語字幕なしでは、内容がわからないのが怖くて、見ることができないという状態が長く続いていました。

ディクテーションがそんなにできるというのは、すごいと思います!
私は冠詞がぜんぜんダメです。
話が少々それますが、ほんとうにリスニングが弱いなあと思うのは、もうひとつ、代名詞が聞き取れないことです。we、you、theyあたりがみんなごちゃごちゃに、同じように聞こえてしまう、ということがしょっちゅうあります。代名詞は弱く発音されるせいもあるかもしれませんが、それにしても悲しいです。

〉最近になって、完璧に理解できるわけではもちろんないですけど、やっと、思惑通り、
〉字幕なしで、「気楽」に洋画を見ることができるようになってきました。

〉ここにいたって感じるのは、洋画やドラマを聞いて理解できないのは、
〉人が言うほど、発音がくずれているせいではないということです。
〉もちろん、スクリプトをみて想像する音と、実際に発生される音との違いがあまりに大きすぎて、
〉こんなの一生かかってもわかるようになるわけないと思う例もありますが、
〉ほとんどの場合、慣れてしまえば、わかるようになる範囲。
〉私は、AFNのDJの喋りが、音としてなかなか捕らえることができなくて、イライラさせられた期間が長く続いたのですが、今ではほぼすべてわかります。
〉洋画のせりふが音として捉えられないというのも、ほとんど、この範囲内に
〉収まることが多いのではないでしょうか。

そうなんですか!
自分が聞き取れないのを棚にあげて、訛りのせいにしていました。(←冷や汗ものです)
でも、慣れたらほとんどの場合わかるようになるというのは、心強いかぎりです。
リスニングは苦手意識があり、これまでそんなに続けては頑張ったことがありませんでした。それともうひとつ、「とにかくナマの英語を聴こう」と思い、レベルが高すぎるものを今まで聴いていたように思います。
多読と同じで、簡単なものをたくさん、というのがよいのかも、と、sakigoroさんのおっしゃることを聞いて思いました。

〉洋画を理解するには、やはり徹底した多読と多聴しかないと思っています。
〉私の場合、多読はかなりやっていますが、多聴が足りなかった。
〉聞いて理解するにしても、慣れ親しんだ英語ニュースのようなものは良いとしても、
〉ちょっと理解をするのに緊張を強いられるような英語だと、音を捉えることの
〉方に神経が行きすぎ、多読ばかりやっていた活字人間の弊害か、そのやっとのことで捉えた英語を、頭の中で活字にして思い浮かべる始末。
〉音を聞いてストレートに理解できず、頭の中をテロップのように活字を流して、それができれば理解ができたように誤解していたことが多々あったように
〉思います。

徹底した多読と多聴。
やっぱり量ですよね。

〉こうした変な緊張は、活字人間の弊害といよりも、実は、変な英語学習意識による自縛だったのではと思います。
〉これを解消するのに役立ったのが、昨年末から聞くようになったオーディオブックでした。
〉PBのunabridged版を、月に2冊のペースでAudible.comで購入し、昨年末から聞くようになりました。
〉主に移動中にしか聞かず、気が散ったりして、筋が追えなくなると困ると思い、一度読了した作品ばかりを選んで聞くようにしています。

〉この選択が正解でした。
〉聞き取れなくても良い、歩行中で気がちって、内容を一部聞き逃しても構わないという、いい加減な聞き方が良かった。
〉おかげで、脳内テロップ現象が起こることもなく、それでも、中身がおもしろいので、思わず集中した聞く時間もけっこうあったりして、
〉音がストレートに理解に結びつく快感を味わっています。

リスニングをするとき、聞き流してもかまわない、というのが、なかなか今まではできませんでした。どうしても、「お勉強」意識から抜けきれないというか‥‥。
sakigoroさんの以前の状況というのは、本当に今の自分のようだと思ってしまいます。
でも多読のほうでは、だいぶそういう感覚がなくなってきています。
多聴のほうでも、だんだんunlearnできたらいいなと思います。

〉そんないい加減聞きの延長のようなつもりで、テレビでやっていたマトリックスを
〉英語音声にしたら、音がストレートに耳に入ってきて、わかるわかるという快感でそのまま見続け、その内、映画そのものの面白さに引き込まれて、最後まで見終えることができました。
〉多読の果てに、APネットワークニュースが突然わかるようになった時ほどの感激はないですが、
〉それでも、とっても嬉しかったです。
〉今でも、映画が完全にわかるわけではないけど、遠い昔、理解は虫食い状態でも、
〉楽しくPBをSSS式に読み始めた時と同じくらいには、間違いなく楽しめています。

マトリックス!マトリックスが楽しめるというのは、相当すごいんじゃないかと思うのですが‥‥。
だって、SF用語みたいなのが多そうなイメージがあります。すごいです!

〉まとまりもなく長く書いてきましたが、言いたいことは、自分が聞いて楽しいと思うものを
〉構えることなく、幅広く、多読と並行して大量に聞いていくしかないのではということでした。

〉あまり参考にもならない、あたり前すぎるような話で申し訳ありません。
〉でも、やっぱり楽しく大量にしか、解決策はないのではないかと思うのです。
〉ではでは。

いえ、おおいに参考になりました!^^
それに、やっぱり量、というのは、自分でも頭ではわかっていてもちょっと不安‥‥、ほんとにそれでいいのかな、自分にできるのかな、ということがあったのですが、こうして実体験を聞かせていただいて、すごく納得したし、励まされました。
どうもありがとうございました!
sakigoroさん、どうぞこれからもたくさんの映画やドラマを楽しんでくださいね。


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