Re: おすすめ:「桃色(ピンク)の店」(THE SHOP AROUND THE CORNER)

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1974. Re: おすすめ:「桃色(ピンク)の店」(THE SHOP AROUND THE CORNER)

お名前: 秋男
投稿日: 2005/5/29(00:47)

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 杏○さん、こんばんは。

〉〉 1940年と古い映画なのですが、「桃色の店」、おもしろかったです!!
〉〉 (○樹さん、ありがとう!!)

〉喜んでもらえてよかった〜。
〉でも伏字にするとなんか、あやしい…。

 いや、あんまりお呼び立てするのも、どうかと思って…。

〉〉 トム・ハンクス、メグ・ライアンの「ユー・ガット・メール」の元となった作品です。
〉〉 こちらでは、ジェームズ・スチュアートとマーガレット・サラヴァン。

〉〉 いつも何かといがみ合ってる男女が実はお互い知らずに文通をして惹かれ合ってて・・・
〉〉 という基本線は「ユー・ガット・メール」と同じなのですが、他の部分はかなり違いました。

〉〉 「ユー・ガット・メール」は好きな映画なのですが、う〜ん、「桃色の店」のほうが
〉〉 おもしろかったかな〜・・・。(まあ、どっちが、って決めなくてもいいんですが。)

〉私は「ユー・ガット・メール」は見てないのでなんとも…。
〉でも「桃色の店」はあの時代だからこそ、のもどかしい奥ゆかしい恋愛模様だと思いました。

 なるほどね。そうですね。
 プラハが舞台で、ヨーッロパ〜な感じもいいですね。

〉〉 クリスマスがらみ。
〉〉 クリスマスといえばフランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生」ということらしいですが、
〉〉 (そういえばこの映画もジェームズ・スチュアート主演ですわ。すごい俳優やな。
〉〉  ジェームズ・スチュアートといえば、こないだ、「フィラデルフィア物語」
〉〉  を見ました。1940年の、ジョージ・キューカー監督(「マイ・フェア・レディ」の監督)
〉〉  の作品で、ケーリー・グラントとキャサリン・ヘプバーンとジェームズ・スチュアートが
〉〉  いっぺんに同じ作品に出てるという、まあなんとも信じがたい配役で。閑話休題。)
〉〉 私としては、「桃色の店」のほうが、なんだかほのぼのと幸せな気分でした。
〉〉 (どっちが、って決めなくてもいいんですが・・・。)

〉俳優と監督のいもづる式展開。そうやって関係をたどっていうと面白いですね。
〉フランク・キャプラ監督では「我が家の楽園」が良かったです。コメディで、変人だらけでとってもおかしくて、でも最後はほのぼのじんわり感動します。

 おー! 「変人だらけ」、「最後はほのぼのじんわり」、に激しく反応です!
 (ン? なんか、テレビでチラッと見たことがあるかもしれない。留置場のシーンがあるやつかな。)

 私は、フランク・キャプラ監督では、「素晴らしき哉・・」と「或る夜の出来事」を見ました。
 「或る夜の出来事」は、スクリューボールコメディー(って何なのか…)の元祖といわれ、
 クラーク・ゲーブルを一躍スターダムにのし上げ、アカデミー賞の主要部門を独占した作品ですね。
 感想を言いたいのですが、だいぶ前に見たので、細かいところを忘れてしまった…。(なんだいそりゃ)

 クラーク・ゲーブルといえば、これまたアカデミー作品賞(1935年)を取った
 「戦艦バウンティ号の叛乱」(MUTINY ON THE BOUNTY)のDVDが出てたので買いました。
 (このお話、OBWにあります。リメイク版のメル・ギブソンの写真が表紙。)
 こないだ言ってた、ビリー・ワイルダーの「情婦」に出てた弁護士役の名優チャールズ・ロートンが、
 叛乱されてしまう船長の役を、異常に明るく、憎たらしく演じてるそうなので、見るのがとても楽しみ♪

〉〉 英語は易しめで、聞き取りやすくて、リスニングの素材としてもたいへん良いのではないかと思います。
〉〉 (すごく早口の人がいますが。)

〉当時の映画のセリフは聞きやすいですね。

 ほんとにそうですねー。
 それと、ジェームズ・スチュアートの英語は、個人的に最近、ヒッチコック映画とかでもよく聴いてるので、
 聴きやすく感じるのかもしれません。
 そういった意味で、トム・ハンクスとかベン・スティラーの英語も、聴くことが多いためか、
 私には聞きやすいです。

〉〉 (なお、「ユー・ガット・メール」と全く同じセリフがあったりするので、
〉〉  「ユー・ガット・メール」を先に見ておくと、英語的(?)に、かなり楽しめます。)

〉おお〜、そんな隠し技(?)が!
〉「桃色の店」が先で、「ユー・ガット・メール」が後でもいいのでは。

 そ、それでもいいと思います。 (弱い…)

〉〉 ビリー・ワイルダーのおっ師匠さんにあたるエルンスト・ルビッチ監督の作品、
〉〉 私はこれが初めてだったのですが、いやはや、さすが、さすがであります。
〉〉 後半なんか、終始、ニコニコニコニコしながら見ておりました。
〉〉 これは是非とも、グレタ・ガルボ主演で、ビリー・ワイルダーも脚本に参加したという
〉〉 「ニノチカ」を見てみなければと思いました。

〉「ニノチカ」を見たら「絹の靴下」もどうぞ。
〉ルビッチ監督ってほかに何があったっけ…。

 「極楽特急」、「生活の設計」などがあるようです。全部見たい!

〉先日アステア&ロジャースの「トップハット」と「有頂天時代」を見ました。
〉字幕を隠して見てみましたが、まだまだわからないところだらけです。内容を知ってて見てるからなんとかなりましたが、面白いところではつい何をいってるか知りたくて字幕を見てしまいました。でもやはりこの時代の映画のセリフはわかりやすいので、2〜3回続けて見たら理解度が上がりそうな気がします。

 古い映画は聞こえやすい、とはいっても、やっぱり「大人の英語」ですもんねー。
 でも、このごろよく映画を見てるためか(私はしっかり音を聴きたいのでイヤホンをしてますが)、
 楽しんでるだけなのに、なんだか英語が聞こえやすくなってる感じがします。
 やっぱり「量」ですかねー。
 (そして「量」をこなすためには「楽しむ」ことが大事、と。)

〉「トップハット」もそのうち見て欲しいです。見所はもちろんアステア&ロジャースのダンスですが、それ以外に映画の後半のベネチアのセットが見もの。なにしろ、おとぎ話のような夢夢しいセットを組み立て、水路を作って遊園地のようなゴンドラを浮かべて、それで「ベネチア」だという設定だということをみんな納得して見ていたとはのどかな時代です。このおとぎ話のようなセットで行われる群舞も見事です。

 おー! なんだかすごいですねー!
 もう見ます! 見るぞー、「トップハット」!
 
 そうそう。「踊らん哉」って、Shall we dance?、だったんですね。ついこないだ気がつきました…。
 アステア&ロジャースがブリナー&カーに、そして役所&草刈(または役所&渡辺?)とつながって
 ギア&ロペスとなったわけですねー。

 そうそう。ミュージカル映画といえば、久しぶりに映画館に行って、「五線譜のラブレター」
 (De Lovely)を見てきました。
 「作曲家コール・ポーターと妻リンダの不滅の愛と音楽を描いた感動のミュージカル・ドラマ」。
 ケビン・クラインとアシュレイ・ジャッドが主演です。
 だいたいが、愛しのアシュレイ・ジャッド様を見たくて見に行ったのですが、映画も良かったです。
 音楽がすごく良かった。
 コール・ポーターの曲っていいですね〜♪ 素晴らしいわ。
 「Anything Goes」って、インディー・ジョーンズがコッペパンみたいな石を取りに行く映画の
 冒頭で女の人が歌ってる歌ですが、コール・ポーターの曲だったんですねー。楽しいわ♪
 「Night and Day」も、思わずゾクゾクーってくる名曲だし。
 Let's fall in love〜♪って歌ってるあの歌も、これでもかっていう、しつこさがいいわ〜♪

 コール・ポーターといえば、「ザッツ・エンタテインメント」で、フレッド・アステアと
 エレノア・パウエルが「Begin the Beguine」に合わせて踊ってるシーンは、素っ晴らしいですね。
 毎日1回は見てしまう。
 そもそも、アステアも素敵だけれど、この、エレノア・パウエルというお姉さんは何でしょう。
 この方の「ロザリー」が「ザッツ・エンタテインメント」に入ってますけれど、
 このシーンも毎日見てしまいます。目が釘づけになる。
 
 
 あ〜、半世紀以上も前の映像に、心うばわれてますわ〜。

〉〉 ではではまた〜。

〉それでは〜。

 ありがとうございました〜。
 また濃い〜話をしてください。


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