Re: おすすめ:「桃色(ピンク)の店」(THE SHOP AROUND THE CORNER)

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1972. Re: おすすめ:「桃色(ピンク)の店」(THE SHOP AROUND THE CORNER)

お名前: 杏樹
投稿日: 2005/5/28(02:03)

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秋男さん、こんばんは。

〉 1940年と古い映画なのですが、「桃色の店」、おもしろかったです!!
〉 (○樹さん、ありがとう!!)

喜んでもらえてよかった〜。
でも伏字にするとなんか、あやしい…。

〉 トム・ハンクス、メグ・ライアンの「ユー・ガット・メール」の元となった作品です。
〉 こちらでは、ジェームズ・スチュアートとマーガレット・サラヴァン。

〉 いつも何かといがみ合ってる男女が実はお互い知らずに文通をして惹かれ合ってて・・・
〉 という基本線は「ユー・ガット・メール」と同じなのですが、他の部分はかなり違いました。

〉 「ユー・ガット・メール」は好きな映画なのですが、う〜ん、「桃色の店」のほうが
〉 おもしろかったかな〜・・・。(まあ、どっちが、って決めなくてもいいんですが。)

私は「ユー・ガット・メール」は見てないのでなんとも…。
でも「桃色の店」はあの時代だからこそ、のもどかしい奥ゆかしい恋愛模様だと思いました。

〉 クリスマスがらみ。
〉 クリスマスといえばフランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生」ということらしいですが、
〉 (そういえばこの映画もジェームズ・スチュアート主演ですわ。すごい俳優やな。
〉  ジェームズ・スチュアートといえば、こないだ、「フィラデルフィア物語」
〉  を見ました。1940年の、ジョージ・キューカー監督(「マイ・フェア・レディ」の監督)
〉  の作品で、ケーリー・グラントとキャサリン・ヘプバーンとジェームズ・スチュアートが
〉  いっぺんに同じ作品に出てるという、まあなんとも信じがたい配役で。閑話休題。)
〉 私としては、「桃色の店」のほうが、なんだかほのぼのと幸せな気分でした。
〉 (どっちが、って決めなくてもいいんですが・・・。)

俳優と監督のいもづる式展開。そうやって関係をたどっていうと面白いですね。
フランク・キャプラ監督では「我が家の楽園」が良かったです。コメディで、変人だらけでとってもおかしくて、でも最後はほのぼのじんわり感動します。

〉 英語は易しめで、聞き取りやすくて、リスニングの素材としてもたいへん良いのではないかと思います。
〉 (すごく早口の人がいますが。)

当時の映画のセリフは聞きやすいですね。

〉 (なお、「ユー・ガット・メール」と全く同じセリフがあったりするので、
〉  「ユー・ガット・メール」を先に見ておくと、英語的(?)に、かなり楽しめます。)

おお〜、そんな隠し技(?)が!
「桃色の店」が先で、「ユー・ガット・メール」が後でもいいのでは。

〉 ビリー・ワイルダーのおっ師匠さんにあたるエルンスト・ルビッチ監督の作品、
〉 私はこれが初めてだったのですが、いやはや、さすが、さすがであります。
〉 後半なんか、終始、ニコニコニコニコしながら見ておりました。
〉 これは是非とも、グレタ・ガルボ主演で、ビリー・ワイルダーも脚本に参加したという
〉 「ニノチカ」を見てみなければと思いました。

「ニノチカ」を見たら「絹の靴下」もどうぞ。
ルビッチ監督ってほかに何があったっけ…。

先日アステア&ロジャースの「トップハット」と「有頂天時代」を見ました。
字幕を隠して見てみましたが、まだまだわからないところだらけです。内容を知ってて見てるからなんとかなりましたが、面白いところではつい何をいってるか知りたくて字幕を見てしまいました。でもやはりこの時代の映画のセリフはわかりやすいので、2〜3回続けて見たら理解度が上がりそうな気がします。
「トップハット」もそのうち見て欲しいです。見所はもちろんアステア&ロジャースのダンスですが、それ以外に映画の後半のベネチアのセットが見もの。なにしろ、おとぎ話のような夢夢しいセットを組み立て、水路を作って遊園地のようなゴンドラを浮かべて、それで「ベネチア」だという設定だということをみんな納得して見ていたとはのどかな時代です。このおとぎ話のようなセットで行われる群舞も見事です。

〉 ではではまた〜。

それでは〜。


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