[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(09:41)]
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1188. シャドーイング170万語通過報告(ちょっと長め)
お名前: tribird http://members.at.infoseek.co.jp/tribird9/
投稿日: 2004/6/24(21:30)
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■おおよそのシャドーイング語数
自分がシャドーイングした素材の速さの平均を110語/1分、1日20分(駅から
家までの往復がぼくの主なシャドーイング時間)、1ヶ月(30日)の内80%(24日)
をシャドーイングしたとして、
110語×20分×30日×80%=52,800語/1ヶ月
6月現在で多読を始めてから1年9ヶ月(21ヶ月)
21ヶ月×52,800語=1,108,800語=110万語
多読以前にやっていた分、約60万語(同じ計算方法)
でシャドーイング170万語(以下S170万語)になりました。
シャドーイングを始めたのは多読より先ですが多読を始めてから英語を
聞き取れる量の伸びが良いようなので、聞き取れるということに関しては
多読以前にやっていたシャドーイングが無駄だったとは思いませんが
その分を引いたS110万語、約100万語という数字に思いを馳せてしまいます。
また手応えみたいなものも多読以上に感じにくい気がします。
個人差も多読以上にあるのかな。
で、現在海外ドラマを日英両字幕なしでどうにか楽しめるようになりました。
ちょうど多読の飛ばし読みで楽しむ感じ。その入り口にやっと立てたかな?って。
まだ見るものによって聞こえる量の差もかなりありますが。
■脳で聞く、口が分かる、耳で聞く(分かる)
先にちょっと書きましたが、多読を始めてから英語情報がインプットされているのか
英語が聞こえる量の伸びはシャドーイングだけしていた時よりいいです。多読の効果
を実感します。脳で英語を聞ける部分が増えたのかな?と思っているんですけど。
そしてこの脳で聞いている部分のマイナス面が子音の後に存在しない母音をつけてしまう
等かなと。。。
いままでのシャドーイングの変化を酒井先生によるチェックシートで見てみると、
(このチェックシートはみんなに評判悪いので今は使われていないそうです。(XX)
2003年1月: Harry Potter 1: S80万語(S20+S60)
なめらかさ、、、、日本語|___●___|_______|英語
イントネーション、日本語|___●___|_______|英語
リズム、、、、、、日本語|___●___|_______|英語
子音のあとの母音、日本語|__●____|_______|英語
子音の強さ、、、、日本語|__●____|_______|英語
弱い音節の消え方、日本語|___●___|_______|英語
カタカナ変換、、、日本語|__●____|_______|英語
母音の数、、、、、日本語|_●_____|_______|英語
これ以前にオフ会で一度聞いてもらっていて、そこそこ
速い素材に(その時もHarry Potter 1)カタカナ英語ベタベタ
ながらも素材について行くというめずらしい症例?に酒井先生から
実験台として認定?され。以降数回のチェックが続きます。
(その時はオフ会で飲んだお酒のせいでちょっと口が廻らなくなっていて
はっきり言葉を出そうとしてなおさらおかしくなっていたのですが、、、)
※見てのとおり左が日本語として酒井先生に聞こえている、
右へ行けば行く程英語として聞こえている。●が同じ列で数個ある場合
それだけ幅(ムラがあると言った方が分かりやすいでしょうか)がある。
実際は酒井先生の手書きなのでだいたいこんな感じということで、、
ちょっと恥ずかしい記録ですが(><)
2003年7月: Harry Potter 1: S110万語(S50+S60)
なめらかさ、、、、日本語|___●___|_______|英語
イントネーション、日本語|_______●_______|英語
リズム、、、、、、日本語|_____●_|_______|英語
子音のあとの母音、日本語|___●___|_______|英語
子音の強さ、、、、日本語|___●●●●●●______|英語
弱い音節の消え方、日本語|_____●_|_______|英語
カタカナ変換、、、日本語|_____●_|_______|英語
母音の数、、、、、日本語|_____●_|_______|英語
酒井先生のチェックで一番言われるのが、子音の後に母音が無いということだと
思いますが、そのことを口が分かってきたような気がこのチェックを受ける前くらい
の時に感じていました。といっても単語レベルで知っているものの一部にですが。
2004年2月: Little Women : S135万語(S75+S60)
なめらかさ、、、、日本語|_______|___●___|英語
イントネーション、日本語|_______|_●_____|英語
リズム、、、、、、日本語|_______|_●_____|英語
子音のあとの母音、日本語|_______|___●___|英語
子音の強さ、、、、日本語|_______|_●_____|英語
弱い音節の消え方、日本語|_______|●●●____|英語
カタカナ変換、、、日本語|_______|_●●●___|英語
母音の数、、、、、日本語|_______|●●_____|英語
この後2004年4月にもシャドーイングを聞いてもらい、もうほぼOKと
いうことで後はどの方向を自分が求めていくかだね、みたいな言葉を戴きました。
まだLやR、PやBの区別もつきませんし「is」などのあとに母音は残っています。
で、最近「子音の後に母音が無い言葉」をそのまま受け止めているんじゃないかと
思えるようなシャドーイングをしているような事が時々あります。耳がそのまま反応
しているようなところが少し増えたようです。口が分かるようになってから耳が分かる。
話せなければ聞こえないに通ずる何かを感じます。試しにビバリーヒルズ青春白書の
録音テープを聞いてみたら以前より聞こえてる、、なんとも言えない不思議な感じ。
もちろん全部聞こえるわけではなく英語放送のままそこそこ楽しめるものが出て来た
という程度ですが。話すに関してはまだまだ未知で今の所必要性も感じてないので、
このままボチボチ続けて行こうと思います。シャドーイングをしていても、つぶやく
程度のシャドーイングだったり他のことを考えながらのシャドーイングだったりするので
すが最近はこの傾向が増したようでかなりいい加減なシャドーイングかも知れません。
■どうシャドーイングしているのか
シャドーイングって例えば縄跳びや自転車に乗るのに似ていると思います。
人のやっているのを見て自分も体験して段々上手になって行くような、、
基本的には習うより慣れろなのかな?
(シャドーイングって芸事なのね? お師匠様ぁ。)
1.「意味をつかもうとしない」
いちいち日本語に訳さない(そんな暇は無いでしょうが)また他読では単語に反応して
日本がポンッと浮かんで来るくらいなら自分の速さで読むので大丈夫ですが、シャドーイング
の時はこれもなるべくしないように心掛けたほうが自然に聞こえる量が増えて行くような気がします。
2.「聞き取れない、シャドーイングできない所は飛ばす」
適当にやりましょうということでしょうか?こういう場所に意識が集中しちゃうと
シャドーイングが止まってしまうし。やっていて楽しくないです。
3.「難しかったら、つまらなかったら、他の素材に替える」
あまりに飛ばす部分が多い素材、声やキー?が合わない時などは他の素材に替えた方が
良さそうです。またいずれ使う時が来るかも知れないくらいに思って他の素材に移る。
色々な素材を使った方が自分が音(英語)にどう反応しているのか分かるのでは。
って他の方も言っていたりしますが自分の感想を含めて書いてみました。
ぼくの場合同じ素材で1週間もできません。あまり繰り返し同じ素材でやらない
方がいいみたいだし。速度の速いもの遅いもの、パンダ聞き、キリン聞きというのか、
色々混ぜて聞いています。良く使ったのはGRのレベル2〜3のテープです。これを中心に
ORTやMGH、ハリー・ポッターなどでシャドーイングしました。多読がGRなら
シャドーイングもGRでやったほうが、効率がいいかなって(どういいのか?)。
あと、すべてはそんなに速くないテープが基本的に解決してくれたような気がする
んですけど、それが段々速いテープでも成果がでるような。個人的にはそう感じていますが
どうなんでしょう。最近はA to Z Mysteriesを良くシャドーイングしています。
150語/1分くらいかな?
シャドーイングって疲れるっていうか息継ぎが難しいというか。息切れしていました。
どうも水泳(クロール)の息継ぎに似ているように感じます。吸ったら手をかいている間に
吐ききってまた手が上に来た時に吸うみたいな。それで最近は多少楽になりました。
(日本語って話している間あまり息をしていないように思うのだけど誤解か?こんなこと
シャドーイングするまで意識してなかった。)
CNNなどのアナウンサーの口元などを見るように酒井先生に言われましたが、、、
ブリトニー・スピアーズの口元を見ていると、口の上下を支点に上唇はあまり動かないで
下顎がガクガク落ちているように見えます。日本語は口の上下を支点にパクパクやってる
感じ。それ以上は良く分からないです。
■聞こえるに関して、言葉の定着。
シャドーイングしながらも意味がすんなり入ってくる量が増えたような実感を味わえたのは、
多読でレベル2〜3くらいを130〜140語くらいで読めるものが出てきてからのように思います。
多読の方もさらに個々の単語について日本語が出てくるのを押さえるようにした方が
シャドーイングに良い影響を与える気がします。
言葉の定着はシャドーイングテープ等からはなかなか定着してくれません。
海外ドラマやアニメなどからは定着してくれるものがちょっぴり出てきました。
たとえばマジックスクールバス(TV放送)で「アンゴナビシック」って出てくるんですけど、
こういう簡単な言葉つながりでブリトニー・スピアーズのDVDで「ザ・ネクスソン アンゴナシン」が
拾えたり。ERで「ハヴユーシーンピーター?」からROSWELL星の恋人たちの「アイ ハヴントゥ
シーン ライク ザッ ビフォー」がなんとなく自分の中ですぐには消えない言葉となっています。
いずれ消えてしますかも。。。っていうかふと思い出したり忘れたりかな。
感じる、思う、気がするとか多いですねぇ、やたらと。
今までシャドーイングをやって来て感じたことなどでした。
酒井先生が一番初めにやったシャドーイングはフランス語と言ってましたが
ぼくは猫語でした。「みゃ〜」とか「にゃ〜」とか口で言うのでは無く、猫を見つけた時
その猫の泣き声に合わせて咽だけを使って同じように泣きます。もし猫が振り向いたり
寄ってきたりしたらぼくの勝ち、無視されたらぼくの負けみたいな。
これはきっとシャドーイングだ。間違い無い!
(猫は捨て猫だと人なつこく寄ってきたりすることを知ったのは最近の事です。)
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