[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(14:10)]
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1006. Re: リスニングの2つの大変化(お返事です。)
お名前: ちんげん斎
投稿日: 2004/1/17(23:52)
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拝見しました。
大変興味深いです。
私のレベルの方が低いのでこう言っては失礼になると思いますが、
途中までは、ひとつひとつのエピソードが自分自身に重なります。
〉この2年ほどの時期を経て、日本のバイリンガルニュースはまず大丈夫、海外のCNNなどもおおむねOKになりました。難物だったのは映画とかドラマで、ドラマは直で見るとわからないところが多いので、最初は日本語で見てから英語で見るという方法でやってました。(シリアスドラマは難しく(ERとか)シットコム(Friendsとか)は易しめといった差もあるんですが)もちろん全部細かなところまで聞き取れているわけではなく、でも意味内容はわかるんです。この時期にTOEICのリスニングセクションでは1回フルスコアを取ってますが、だからってどうだっていうんだ、まだまだ聞けないじゃないか!と思っていました。音そのものが勝負になるのがダメなんです。
えーと、ぽつりぽつりと続けて英語やり直し歴5年?、6年?になりますが、
未だにこのレベルの少し(かなり?)手前です。
初めのうちはほとんど多聴はしていませんが、一時期私なりに聞き込みました。
でもトータルで聴いた量が私の方が、まだずっと少ないですね。
これくらい聴かないといけないのかな。やっぱり。
ついさっきも、「Bug's life」のDVD見てあまりの英語のわからなさにちとへこんでいます。
(ファインディング・ニモもそうだけどピクサーの映画、主人公の英語はやすぎ!(普通すぎ?))
〉それで何をやったかって言いますと、以前ちんげん斎さんがちょっと書いてらした高周波数帯の聞き取りをよくするというトマティス・メソッドなんです。聴覚トレーニングで耳の聞き取りをよくし、さらに発音も改善するというものなんですね。(私はトマティスの宣伝をしてるわけではないんで、どういうものか詳細は避けますが、興味があったらトマティスジャパンのサイトをご覧ください)でも原理だけチョロッと書きますね。自分の体験を文章化したときに原理を自分なりの言葉でまとめたものです。固く書いてあってゴメンナサイ。
ほっほう。トマティスですか。
地道ながらずっと続いているようなので、
ある程度の効果はあるのだろうと思っていました。
こういう感覚的なものについては、
ある程度原理的に共通項はあるものの
ダイエットと同じで、それぞれの人で何が自分にあうかは、
人それぞれだろうと思っています。
理論的にパスバンド説は興味深い仮説ですが、
それだけでは、アメリカ人はイギリス人の英語の聞き取りが苦手なことになってしまいますので、それがすべてでは無いと感じています。
もちろんパスバンド説がトマティス法の全てではないと知っています。
KYOさんの場合は、トマティスで得られるものが非常に良かったのでしょう。
〉ということでこれが2つ目の変化です。この変化についてどう考えるかはまたあらためて書きます。もう長すぎですよね、この発言。自分の体験を記録したものからつぎはぎしてるんで読みにくいと思いますが許してください。重ねて言いますが、私はトマティスの宣伝をしてるんじゃないんで、その点はご理解ください。これがSSSのシャドーイングとどう関わるかっていうと、私の場合たくさん聞いて音読もしてきたのに、多量のinputとoutputだけでは聞けない音があったってことです。
なるほど。なるほど。
KYOさんほど聴いて、それでも聞けない音があると。
これは参考になりますね。
〉量だけでは解決しない問題があるのか? これがすごい疑問です。私の場合は生来の耳がよくないですから、私の場合は量ではダメだった、耳がいい人なら量でも変るのかなと思ったり。SSSのシャドーイングを続ければ、耳のよい人なら、個音の発音までしっかりするのでしょうか? shとかchとか十分な息が出せるようになるのか? わからないです。
酒井先生に他人が指導されたり、自分も指導されてみて
独学でシャドウイングを進めるのは、ほぼ不可能に近いと思います。
耳は意識することで、いきなり開く(開耳とでもいうのでしょうか)ことがありますので、
母国語を理解できるだけの聴解力があるのなら、
耳の善し悪しで早い遅いの違いはあっても、
耳の能力が音の習得のクライテリアになるとは思いませんが、どうでしょう。
言語は、絶対音感などと違って誰でも使えるものでしょう。
フィリピンのおねーちゃんや香港のおにーちゃん達は、
特別力を入れて英語を勉強したわけではない普通の人達でも
その領域にあるように思いますよ。
このところ、熱心に週に2日くらい(←どこが熱心やねん)はコンスタントに
自分で提唱した”草書シャドウイング”しています。
わたしのレベルでは最初は、半分もわかりませんが5,60回も繰り返しているうちに
話すリズムが合ってくると、ひとつひとつの単語が聞こえてくることがあります。
この時の聞こえ方が、面白くて耳では聞こえてないのに
心で聞こえて来るというか、いやもちろん耳で聞いているんですけど
耳では、ひとつながりの1音にしか聞こえないのに、ちゃんと単語毎に別れて聞こえるって言うか、聞こえないはずの語尾のtの音が聞けるっていうか。
うーん、うまく説明できませんが不思議な感覚になることが稀にあります。
これがリスニングの壁を超える鍵であって欲しいところです。
でも、1分くらいの素材を約1週間かけてやってるんで語数がかせげないんです。
あぁ、わたしがシャドウイングしたのがOSSのファイルにあるんで、
わたしのシャドウイングのレベルが知りたければダウンロードすれば聞けます。
OSS4の3番手でした。(ひどい出来なんで必要なければ聴いて欲しくないですが。ご参考までに)
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