600万語報告

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9752. 600万語報告

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/7/7(23:30)

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すっかり「今は昔」のことなんですが、600万語通過しました。途中、2006年の7月末をもって、3周年も迎えました。(>いつ始めたかっていうのがはっきりしない。語数などカウントしだしたのは2003年8月1日)

500万語から600万語にかけての100万語で特筆すべきは、「絵本をいっぱい読んだ」ということと「図書館利用・立ち読み技の駆使」ですね。この2つは実は緊密に結びついており、後者により「お金を使わずに絵本を読むことが出来る」ということをSSSの掲示板で「学習」したおかげです。これまでは、「絵本は高いから無理」と手を出さなかったんです。

絵本は楽しいです。もちろん絵本も玉石混交ですけれど、良質の絵本は「芸術品」です。

「図書館利用・立ち読み技の駆使」を取り入れたのは、実は、「手元に読む物のストックがなかった」という、止むに止まれぬ事情でした。しかし、「災い転じて福となす」で、これが良かった。

あと、図書館にリクエストして、シリーズ物で欠けている巻を少し穴埋めするのに貢献出来たのも良かったです。これは今後ともやっていくつもり。(>ミグ隊長の下に)

とは言うものの、やはり「手元に読む物のストックがある」ことの重要さも改めて痛感したりもしました。

Scholastic Actionの理科系の物を読んだのも面白かったです。子どもの頃、もっと科学読み物を読んでいれば良かったなぁ。そしたら人生変わっていたかも。

「PBは(なるべく)読まない!」という方針で臨んだ600万語。これまでは、100万語あたり3〜4冊PBがあったので、語数のうちの3−4割をPBが占めてしまってました。今回はしかもYLの低い物をいっぱい読みました。

「多読をした!」っていう充実感のようなものがあります。また、易しい物をいっぱい読んだことで、これまでの英語の「穴」が幾分埋まったような、英語力の凸凹がちょっぴり滑らかになったような、そんな感じがあります。

あと、GRを読んだ時、以前に同じレベルのGRを読んだ時と比べたり、児童書を読んだ時に、以前に同じ作家の物を読んだ時と比べて、ふっと「あ、ラクになってる」と感じることがありました。英語力がついたのかな?(>だといいんだけど)

500万語から600万語までの間に読んだ物は以下のような感じ。

LR
ICR0 5冊
ICR1 21冊
ICR2 2冊
Time to Discover 6冊
SCR1 3冊
SCR2 2冊
SCR3 2冊(うち、バレエ物1冊)
SCR4 1冊
Scholastic Action1 9冊
Scholastic Action2 3冊
Scholastic Action3 2冊
SIR1 1冊
SIR2 2冊
SIR3 5冊
Puffin Easy-to Read 1 2冊
Puffin Easy-to Read 2 9冊(うち8冊はYoung Camのシリーズ)
DKR 1 (バレエ物)   1冊
小計          76冊

絵本
Spots 12冊
Madeline         5冊
Curious George      2冊
You Wouldn’t Want to Be 16冊
Erick Carle       11冊
Gaspard 4冊
Maicy           4冊
The Missing Piece    2冊
Grandma Baba 4冊
Miffy   5冊
キッズ英語絵本      10冊
Angelina(バレエ)  3冊
その他のバレエ物     13冊
その他          41冊
小計           132冊

児童書
Nate the Great     4冊
ジャクリーヌ・ウィルソン 7冊
A to Z Mysteries      2冊
MTH          5冊
The Royal Ballet School Diaries 2冊
Ballerina Dreams     6冊
Captain Underpants    1冊
その他のバレエ物     5冊
その他          3冊
小計           35冊

マンガ
Nana         1冊
その他        1冊
小計         2冊

GR
CER0        4冊
CER1        2冊
PGR1        1冊
PGR2        2冊
PGR4        1冊
OFF2        2冊
MMR1        4冊
MMR2        1冊
MMR2+        2冊
MMR3        1冊
MMR5        1冊

小計          21冊

PB&一般書       
ニッキ・フレンチ    1冊
その他(バレエ)    1冊
小計          2冊

計         268冊 

その他に新聞記事(Independent)や雑誌記事(NY Times)

私の500万語から600万語をまとめると大体以下のような感じです。
(1)絵本をいっぱい読んだ。
(2)図書館利用・立ち読み技を駆使した。(>安上がり)
(3)PBを1冊しか読まなかった。(>ただし、辞典っぽい写真が満載のEyewitnessのシリーズを1冊読みました)
(4)読んだ物のほとんどはYLの低い物。
(5)500万語の時のTime-To-Discoverに引き続き、今回はもう少し年齢対象が上の子ども向けの理科系の読み物を読んだ。
(6)GRの同じレベルの物や同じ児童作家の作品を読んだ時に、「あれ? 以前よりラクになってる?」と思うことが何度かあった。
(7)引き続きバレエ物も読んだ。
(8)You Wouldn’t Want To Beのシリーズにはまった。
(9)途中で多聴を始めたのでLRもするようになった。

・・・という訳で、700万語は以下のようにやるつもり。まぁ、あくまでも「つもり」で、その場のなりゆき・出来心で、気の向くままにやっていきますが・・・。

(1)引き続きYLの低い物をいっぱい読む。
(2)引き続きバレエ物を読む。
(3)多聴と併せてLRをやる。
(4)可能ならSense and Sensibilityの「大人読み」を始める。
(5)引き続き「図書館利用・立ち読み技」を駆使する。
(6)図書館に注文を出して「多読」用の本の品揃えにも貢献する。
(7)Nateを「図書館利用」でコンプリする。
(8)A to Z Mysteriesの続きを「図書館利用」でコンプリする。


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9753. 私の600万語(1)

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/7/7(23:34)

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英語快読600万語(1)—折り返し地点!

やったー! 500万語読みました! 折り返し地点です!(>とりあえずの目標1000万語)

400万語からほぼ半年かかりました。仕事も忙しいので、まぁ、こんなもんかな。

500万語読んで何か変わったのだろうか?と考えると、英語力については「目に見えて変わった」とは言えません。でも、小さな変化は起こっているかも。

一番感じるのは、多読(>とくに児童書)で覚えた口語表現が、TVの刑事物のシリーズや(>私は「フロスト警部」とか「刑事タガート」とか「バーナビー警部」とか好きです)映画を見ている時に「丸ごと」フレーズで耳に入ってくるようになったこと。

こういう表現は「習ったことない」んだと思います。あるいは、「習った」かもしれないけれど、「試験によく出る英熟語」的な知識の「断片」の山の中にどれがどう大事なのかも分からずに埋もれてしまっていたのだと思われます。

以前「投げた」本をふと手に取ってみると意外に面白く感じたりすることもあります。でも、これは、英語力が上がったためか、たまたまの気分なのか不明。

あと、ちょっと難しい単語で、でも意外とよく使われるもので、「見たことも辞書で何度も引いたこともあるけれど覚えてない!」というタイプの単語(>gullibleなど)が、多少、「識別」出来るようになってきた。前は、そういう単語が「のっぺり」「ぐちゃーと」固まって見えてたのだけど、「ぐちゃー」がほぐれてきて「つぶつぶ」として見えるようになってきたというか・・・。

私にとって、この「のっぺり」「ぐちゃー」感が、長年の英語の「壁」だったので、ちょっと風穴が開きそうな感じがしてます。

仕事の物を読んでいて「たまーに」だけれど、「お、ひょっとして英語力上がったかなぁ」とか、「読むの速くなったかもぉ」とか「理解度が増したかもぉ」と思うことがあるけれど、これも、たまたま読んでいる物の英語が平易だったり、著者が頭良くてロジックが明快なだけかもしれません。

500万語読んで、あらためて感じたことは、「やさしいものを読む」ことの大切さ「スラスラ読み」の大切さです。当初は「別に内容が自分にとって面白ければ速度なんていいぢゃん!」と思ってました。(>すみません。傲慢なやつで。もちろん、楽しく読めていれば速度は関係ない、ということもSSSのHPには書かれていますが)

でも、今回LRを多く読んでみて、この「スラスラ」感がとても大事なのだなぁと思いました。ひょっとすると、本当に無理なく読めるレベルって、私の場合、ICR1くらいかも。しかも、ICR1って、学校で習ったことのない単語や表現も出てくるので、けっこう「あれ?」となるし。

「一応読めるしぃ・・・」と思っていたPBが、自分にとっていかに「キリン読み」なのか、というのも改めて自覚できました。

ただ、ここに「矛盾」が起きています。

LRも絵本も面白い内容のもの、深い内容のものも沢山あり、楽しく読んではいるのですが、やはり私は一応大人なので、「大人向け」に書かれたものの方が、内容的には面白い訳です。

日本語でも児童文学ってあんまり読まないし・・・。

そういう私なので、LRと絵本のみで次の100万語を埋めるのはきついかも・・・。でも、「大人向け」のものは「スラスラ読み」にはほど遠い・・・。

次の600万語では、この「矛盾」をどう「やりくりするか」が課題になりそう。あるいは、ここで「ガマン」して、ICR1レベルで100万語読んでみるというのもひとつの手か?

400万語から500万語までの間に読んだ物は以下のような感じ。

LR
ORT6&7 6冊
ORT7   6冊
ORT8   12冊
ORT9   12冊
Scholasticsの薄い理科系本(Time to Discover) 41冊
Scholastics Readers1 (含Hello Readers) 20冊
Scholastics Readers3 (含Hello Readers) 4冊
ICR1    10冊
Puffin Easy-to Read 1 5冊
DKR 2 (バレエ物)    1冊
小計           99冊

児童書
ジャクリーヌ・ウィルソン 7冊
ルイス・サッカー     3冊
A to Z Mysteries      8冊
バレエ物         6冊
Little Miss 2冊
Curious George      2冊
Spots 2冊
Who Was 1冊
Quick Readers 1冊
その他          3冊
小計            34冊

マンガ
名探偵コナン          3冊

GR
CER1         4冊
CER2         2冊
PGR0         1冊
PGR2         1冊
PGR3         2冊
PGR4         2冊
OBW1         3冊
OBW2         3冊
OBW3         1冊
OFF1         2冊
小計           21冊

PB&一般書       4冊

計            161冊

私の400万語から500万語の100万語をまとめると、以下のような感じです。

(1)ORTを読破しました! ORTは絵も可愛いし、ほのぼのするし、またイギリスの小学生の教育のあり方というようなこともよく分かるので楽しく読めました。ORTを読むことの最大の目的であった「英語の足腰を強くする」は実現できたかどうかは不明ですが、Qの英検にこのORTがいかに貢献したかを考えると(>英検のために「親子で多読」をやってる訳ではないが)、私自身の「足腰」もそれなりに強くはなっているのかもしれません。

(2)「私色の多読」ということでバレエ物を多く読むことにしました。SSSの書評にあがってないものが多いので、語数の計算が面倒くさいけど。バレエ物のストックがいつも手元にあるようにしておけば、けっこう多読はスルスル進みそうです。問題は、ついうっかりと手元にストックがない状況が生まれがちなこと。そういう時は停滞します。

(3)今回は児童書やLRを多く読みました。で、思ったことは、私にはPBより児童書だな!ということ。まぁ、たまにPBもいいけど、スピード感が鈍る。今の私には、PBはまだ時期尚早かも、ということです。児童書を読んでる時の「スピード感」が大事かも。

(4)掲示板で教えてもらった「立ち読み」の「技」を実践するようになりました。LRや絵本は買ってると財政的に苦しいから、本屋さんに心の中で詫びながら、でも、私、すっごく購入してるから(>「立ち読み」の値段なんて購入したものの値段に比べたら微々たるものよ)許してもらうことにします。これは、なかなか有意義な技です。前は「絵本読みたし、金はなし」の状態だったから。

(5)「文学作品を読む」という野望は結局実践できませんでしたが、今の自分の力も考え、もうちょっとだけ先に取っておくことにします。(>半分くらい読んだまま放ってあるジェーン・オースティンの『分別と多感』があるのだが)

(6)低学年の子ども向けの理科系の本が意外に面白かったです。自分がいかに「常識」の範囲の言葉を知らないか・・・というのも思い知らされました。動物の子どもが種類によって呼び方がいろいろだったりするのも、なんだか新鮮でした。

・・・という訳で、折り返して最初の600万語までは以下のようにやりたいです。基本的に、これまでより英語のレベルの平易なものに大きくシフトする予定。

(1)私の英語力で無理なくスピード感を持って読める物を中心に読む。絵本、児童書、LRの割合を増やす。

(2)その一貫として「立ち読み」技の駆使、公立図書館の利用で、安価に絵本の世界にも親しむ。

(3)「私色の多読」としてバレエ物を引き続き読む。

(4)「私に欠けている色」として子ども向けの理科系のものも引き続き読む。

(5)ずっと探していた「編み込み」のパタンを紹介した本が偶然英語で見つかった。日本語のものでは、こういうのないんだよねぇ・・・。編んでみたいなぁと思うようなセーターが載っている本も見つけた。なので、「多読でニット」というのを実践するのもいいかも。

(6)あんまり無理なく出来そうだったら、読みかけのオースティンを読む。(>いずれ、オースティンは全作読んでみたいです。でもって『オースティンの読書会』も読みたいです)
(しかし、今は、こういう難しいものは禁欲する方が得策か?という迷いもあり、このあたりは読みながら決めていくことにします)

(7)という訳で、毎回3−4冊は入れていたPBを禁欲するか、せいぜい1冊くらいに抑えるのも手かもしれないです。
(しかし、欲求不満になるかもしれず、そのあたりは様子を見ながらやっていきます)

英語快読600万語(2)—読む物日照り

500万語を終える直前に、手元にある「読みたい」本を読みつくしてしまっていたのに、その時は500万語を終えることに目が行っていて、次に読みたい本の注文を入れることに気が回らなかった。なので、600万語を始めて以来、手元にストックがない状態だ。ここまで来る間に、「多読(が進む)とは、手元に読みたい本があることと見つけたり」って何度も思ったのにねー。

「読みたい」あるいは「読みやすい」本が手元にあることはとても大事だ。今の私の場合だと、バレエ関係の児童書や、A to Z Mysteriesのシリーズのようにある程度なじんで来て、これなら無難に楽しめる(>私にとって)、ということが分かっているものが手元に10冊くらいあると、仕事の忙しさに合わせて、これらの「読みたい」本「読みやすい」本を適当に散りばめて、うまくペースを作って行ける。

今、そういうストックがないので、ちょっとやりにくい。

これまでなら、最寄のターミナル駅の本屋でジャクリーヌ・ウィルソンを購入してくれば良かったのだけど、ジャクリーヌ・ウィルソンもいよいよ未読のものが少なくなってきてしまった。

今の私にとっては、A to Z Mysteriesは、いつでもどこでもある程度は楽しめるし、私の英語力でラクに読める(>と言っても分からない単語や表現はそれなりにあります)という安心感の持てるシリーズだ。だけど、これ、都心に出ないと地元では買えないの。

この「読みやすい」っていうの、YLと連動してるのかな? これまでは、実は、YLとかレベルというのはほとんど気にせずにやってきた。GRを買う時はちょっと気にするけど。

私は100万語をスタートした時に「一応」PBも読めたので(>読み終わるととっても疲れるけど)、私の中では、「PB」と「PB以外」の区別しかしてなかった。

でも、実は、このYLというのもちょっぴり気にしながら読むのがいいのかも・・・と、ここに来て思うようになった。

なんか私の多読は、大方のタドキストの流れと「逆行」してるかも。

普通は、500万語くらいになると、PBやYLの高い物が増えて行くのに、私はLRや絵本が増えて行ってるし・・・。

A to Z Mysteriesの YLは3.5とか・・・。そのあたりが今の私にとって、「いい感じのスピード感を持って読める」「1冊を読み上げるのに不自然に時間がかからない」というレベルかも。

そういうことを意識して、本を選んだり、自分にとっての英語の読みやすさというのを自分なりに「分析」してみるのも良いかも・・・と思ったりしている。

これ!というものが手元にないので、本屋や図書館の「立ち読み」で場をしのいでいます。(>図書館の本は借りてもいいんだけど、絵本の持ち運びは重たいので、なるべく「立ち読み」にしてます)

ここまでの総語数は、165428語。

1. 500万語からの繰越:14348語

2.2006年7月18 日:Nate the Great:児童書:1585語:☆☆☆☆:子ども界のハードボイルドっていう感じ。主人公はパンケーキ大好きだけど、仕事中はパンケーキを口にしない。「難」事件をクールに解いて行きます。

3.2006年7月18 日:Spot(2冊):絵本:150語:☆☆☆☆:「立ち読み」技で3冊。Spot’s Birthday Party, Spots Goes to a Party

4.2006年7月19 日:The Werepuppy on Holiday :児童書:18000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソン。お父さんが失業しそうでことしの夏はどこにも行けないかも・・・と思ったのだけれど、無事、失業しなくてすむことになり、でも、今からじゃどこも予約がいっぱいかも・・・と思ったのだけれど、うまいことホテルが取れた。だけど、そこはペット禁止。わーい!旅行に行ける!と思ったけど、主人公は愛犬(狼?)ウルフィーと離れるのが辛い・・・。

5.2006年7月19 日:That is Me:絵本:120語:☆☆☆☆:小さな絵本だけど、なかなか深い。「僕」とは誰か?という問い。 

6.2006年7月19 日:Angelina Ballerina:絵本(バ):610語:☆☆☆☆☆:アンジェリーナは踊ってばかり。部屋もぐちゃぐちゃ、手足がぶつかってテーブルの上のものは落とす・・・。「これはバレエを習わせるしかないかも・・」と両親はアンジェリーナをバレエ教室に連れて行きます。踊るのが大好きなアンジェリーナは、レッスンが楽しい! レッスンで踊れるから生活も落ち着いて来ました。いっぱいいっぱい練習して、何年も何年も練習して、ついにはプロダンサーとして舞台に立つところまでなります。

7.2006年7月19 日:ICR1(10冊):ICR1:6788語:☆☆☆:Morris Goes To School, A Fat Cat Sat on the Mat, Johnny Lion's Bad Day, Stanley, Jonny Lion's Book, Captain Cat, Grizzworl, A Picture for Harold's Room, Oliver, Silly T0lly's Thanks Giving Dinnerの10冊。ICR1では人気があるらしいHoffの作品は、私には、動物が人間に迎合する感じがどうも肌に合わない。

8.2006年7月20 日:CRE0(4冊):CER0:6000語:☆☆☆☆〜☆☆☆☆☆:Dirty Money, What a Lottery!, The Penang File, Let Me Out!の4冊。私としては、What a Lottery! Let Me Outの2冊が面白かったかな? The Penang Fileは今ひとつキレが悪い感じ。CPEはこれまでは1からだったけど、新しく0が出来た。

9.2006年7月21 日:ICR0(5冊):ICR0:6000語:☆☆☆:Damby to the Rescue, Damby's Apple Shop, Go Away Dog, Sid and Sam, Thump and Plunkの5冊。"Dump""plunk"と言った語は、学校英語ではなじみが少ないかも。

10.2006年7月21 日:Curious George(2冊):絵本:1600語:☆☆☆:Curious George in the Snow, Curious George goes to a Movieの2冊。子どもの頃は大好きだったけれど、今は、すっとジョージの世界に入っていけない。

11.2006年7月22 日:Angelina on Stage :絵本(バ):500語:☆☆☆☆☆:従妹のハロルドがアンジェリーナの教室に入門。アンジェリーナは年下のハロルドのお世話もします。ある日、アンジェリーナにミュージカルに出ないか?という話が。そして、ちょうど年恰好から行って、ハロルドも出演要請が。稽古が始まると小さなハロルドはみんなの人気者に。ハロルドにはセリフもつきます。アンジェリーナはちょっぴり嫉妬しちゃいます。前にも何度も書いてますが、イギリスの子ども向けのものって、「きれいごと」じゃないところがいいです(>たまに辛いけど)。子どもも自分の中のネガティブな感情と向き合って生きて行く必要がありますもんね。いや、子どもは、ひとつひとつ、そういう感情の乗り越え方を学んでいる最中なので、より一層、こういう「厳しい現実」も描いた物も必要な気がします。もちろん他方で「現実を忘れる」ようなほのぼのしたものも必要だと思いますが。

12.2006年7月22 日:Sparkly Ballerina :絵本(バ):80語:☆☆☆☆:バレエの絵本。バレエには何が必要かな? シューズと、レオタードと・・・。あ、魔法の杖(?)も・・・。

13.2006年7月22 日:ICR1(4冊):ICR1:2425語:☆☆☆☆:Morris and Borris at Circus, Morris the Moose, This Book is Haunted, Gees Find the Missing Pieace。Gees Find the Missing Pieaceは韻を楽しむもの。英語の楽しさって、こういうところにもあるのだろうけれど、こういうのを身につけるのはなかなか骨だ。

14.2006年7月25 日:Catch Me When I Fall :PB:90000語:☆☆☆☆☆:今回の100万語はPBは読むまいと思ってたんだけど、たまたま(食いすぎのための)胃痛で寝込んだので手元にあったニッキ・フレンチを読んでしまった。PBも以前より少しラクになってるのかな? でも、日本語だったら2−3時間もあれば読めるものが、英語だと丸1日(以上)かかってしまう。以前よりは読み終わった後の疲労感は少なくなってるようにも思うけれど、でもやっぱり疲れることは疲れる。そりゃあそうだよね。PBって1ページあたりに300語くらいは語数がある訳なので、ICR1だったら、1−3ページで話が完結している訳だ。これだけ長いものを、外国語で、ひとつの話として緊張感を持ちながら読むってのは、まぁ、体力が必要ではある。ストーリーは相変わらず、こわーい!です。どこにでもいそうな、あるいは誰の中にもそういう要素はありそうな、ごく普通の(>でもちょっとエキセントリックで魅力的な)主人公が、ふとしたキッカケで人生の歯車が狂って行く。さいごのどんでん返しもなかなか。

15.2006年7月26 日:Angelina and Princes :絵本(バ):500語:☆☆☆☆☆:アンジェリーナのバレエ学校に、王女さまが見る舞台のキャストのオーディションが来ると言う。アンジェリーナは良い役をゲットするぞ!と張り切って夜遅くまで練習するんだけど、興奮しすぎて眠れず、翌朝のコンディションは最悪。母親から「熱があるのにバレエ学校なんてダメ!」と言われるけれど、そっと抜け出して行ってしまう。でも、どうしても体調が悪くて良い役はゲットできなかった。アンジェリーナは、「もうバレエ学校に行かない!」と言うけれど、母親に「どんな役も一生懸命やらないとダメ。それがあなたの将来につながるの」と言われて納得する。ダンサーにとって体調や気持ちのコントロールも「実力」のうちだったり、仕事のうちだったりはする。でも、そういうのもきっとこうやって場数を踏み、何度も苦い思いをしないと上達しないのよね。

16.2006年7月26 日:ICR1(2冊):ICR1:762語:☆☆☆:Silly Tilly and the Easter Bunny, What Do You Hear When a Cow Sing?の2冊。What・・の方はナゾナゾの本。ちなみにタイトルの答えは"Moosic"だそう。うーむ、こういうのは外国語として英語を学ぶものには手ごわいよね。

17.2006年7月27 日:Dance:Eye Witness:15000語:☆☆☆☆☆:写真をふんだんに使った図鑑的な本。世界の古今のダンスを扱っている。なかなか読み応えがある。日本の「舞踏(ブトウ)」なんかも紹介されている。

18.2006年7月27 日:ICR1(6冊):ICR1:6260語:☆☆☆:Morris and Borris at Circus, Digby, Stuate Little:Stuart Set Sail, Oscar Otter, No More Monster for Me, A Fire Cat, There's a Carrot in My Yearの6冊。

英語快読600万語(3)—「立ち読み」の効用

「スラスラ読み」の大切さというのを改めて感じて以来、絵本やLRの低いレベルのものを「立ち読み」で読んでるのですが、これって、「お金・時間・体力」の節約になります。

まずは、一字当たりコストの高い(>絵があるので出版社的には字で数えられるのには文句もあるでしょう)絵本やLRを買わなくて済むので、お金の節約になります。

本屋の場合は、他の本を買う時に「ついで」に立ち読み出来ますので、ほんのわずかな時間を有効に使えます。図書館はバス停の前にあるので、町にでかける時に、ちょこっと寄って立ち読みできます。「わざわざ」読みに行かなくても、「ついで」に読めるので、気楽です。

LRはともかくとして、絵本は重たいです。重たい本を購入して持ち帰ったり、図書館で借りて家に持ってったり、返却したりっていうエネルギーが立ち読みなら節約出来ます。LRにしても、「あっという間」に読み終わってしまうようなものを「いちいち」レジに並んだり、図書館で貸し出し・返却の手続きをしたりするのは面倒くさいです。

注文した本がまだ来ないので、まだ読み物日照りなんですが、「立ち読み」でなんとか乗り切っています。

ここまでの総語数は261364語。

19.2006年7月28 日:The Cat in the Hat :児童書:1700語:☆☆☆☆:2人の子どもが留守番してると帽子をかぶったネコが入って来て突然家の中は次々と大変なことに。こういうのナンセンス文学っていうのかしら?

20.2006年7月29 日:Grandma Baba(2冊):絵本:800語:☆☆☆☆☆:Grandma Baba's Amazing Scarf, Granma Baba's Busy Nightの2冊。図書館で見つけました。なかなかなおばあちゃんのお話。こんな風に自由闊達なお年寄りになれるように年を重ねるのもすてきです。

21.2006年7月29 日:Miffy at School :絵本:300語:☆☆☆☆:図書館にミッフィーちゃんのシリーズが入っていた。私は「うさこちゃん」の翻訳で読んだ世代。

22.2006年7月30 日:Yum, Yum, Yum:絵本:500語:☆☆☆☆☆:アンディ・ウォーホールの絵本。「食べることは私にとって大事な贅沢」(>超意訳)「進歩は食物を除くあらゆることについて重要である」とか、なかなかの名言が、彼のステキな絵とともに書かれている。

23.2006年8月2 日:Spot(4冊):絵本:500語:☆☆☆☆:Where’s Spot?, Spot goes to a Farm, Spot's First Walk, Spot goes on Holidayの4冊。仕掛け絵本が楽しいです。

23.2006年8月2 日:Spot(4冊):絵本:500語:☆☆☆☆:Where’s Spo
Grandma Baba(2冊) 

24.2006年8月3 日:Play With Me:絵本:450語:☆☆☆☆:ちょっと北風と太陽みたいな話。バッタやカメさんに遊んで欲しいのに、話しかけると逃げて行ってしまう。じーっと黙って座ってたら、みんなの方から寄ってきた。

25.2006年8月3 日:John Patrick Norman McHennessy: The Boy Who Was Always Late:絵本:670語:☆☆☆☆:いつも学校に遅刻してしまう男の子が主人公。その理由がちょっとあり得ないような理由。なので先生は信じてくれず、いつも罰を与えられてしまいます。でも、本当なんだよねー。

26.2006年8月5 日:SL2(2冊):SL2:486語:☆☆☆☆:Two Crazy Pigs, We Just Moved!の2冊。

27.2006年8月5 日:The Illustrated Mum :児童書:71000語:☆☆☆☆☆:手元にある読み物が途切れてしまっていて、じゃぁ、未読(>一度投げた)だったジャクリーヌ・ウィルソンを読むか・・・と思って読み始めた。評判の高い本だし、SSSの書評でも著者が一番気に入っている本として紹介されている。前回投げた時は、「投げた」というより、かなり最初の部分で人物の相関関係がよく分からなくて(母親のことも子どもは名前で読んでいるので)、最初の1−2ページしか読まなかった。それと、これは前回もそうだったかもしれないんだけど、この母親に共感できないものを覚えたからだ。はっきり言って、「ネグレクト」というカテゴリーに入る児童虐待(>に近い扱い)を子どもにしている部分がある。同僚の女性が言っていたことだが、子どもというのは本当に不憫で、母親がなにかですごくきつく叱ってしまったりしても、それでも子どもというのは「お母さん絶対」で、母親にすがりついてくるものなのだそうだ。小さな子どもは母親が母親だというだけで「赦して」しまうというか、すがらなければ「生きていけない」ので、母親にすがるのだ。この本の母親は、そういう子どもの立場の弱さに「甘えて」いる。ただ、母親だって、完全ではないし、葛藤をかかえながら生きているし、時にこの本の母親のように、自分勝手になってしまいたいことだってある。世間が型にはめる「母」ではなく、本当は心の底に、欲望も(>世俗的なものもあれば、子どものようなピュアなものもある)抱えた「人間」なのだ、という小説とも読める。

28.2006年8月6日:Heidi :PGR2:8000語:☆☆☆☆:『アルプスの少女ハイジ』のリトールド版。子どもの頃読んだけど、今読むと、ハイジの叔母の身勝手さというのが気になる。昔は寿命が短かったので両親をなくす子どもも多かったであろう。ジャクリーヌ・ウィルソンの世界とはまた違った意味で、昔の子どもにとっての人間関係というのも複雑だったかもしれない。

29.2006年8月6日:Madeline(2冊):絵本:1230語:☆☆☆☆:Madeline, Madeline and the Gypsiesの2冊。主人公は寄宿学校に住む女の子。生徒は12人。なんでも6人ずつの2列で行います。パリが舞台のちょっと不思議な雰囲気のある絵本です。絵にはパリの実在の有名な建物の絵が出てきて、それがリストになってたりします。

30.2006年8月6日:Grandma Baba(1冊):絵本:400語:☆☆☆☆☆:Granma Baba's Dream Mountain。春になったので、みんなで山登りしようということになったんだけど、みんな、あれもこれもと持って行きたがり、これじゃ、山に登るのは無理だよね・・・ということに。そこでばーばばあちゃんがアイデアを出します。

31.2006年8月6日:Gaijin :マンガ:1000語:☆☆☆☆:初めて出版されたのが1987年なので、「今はそんな外人いないだろ」とか「日本も其の点では変わりました」というようなことも多い(ずいぶんと版を重ねているようで、私が借りたのは1997年の版。まぁ、それからでも10年くらい経ってるけどね)。でも、"Gaijins really feel naked at the public bath"なんてのは、今もそうかな?

32.2006年8月7日:Spot(2冊):絵本:100語:☆☆☆☆:Spot Stays Overnight, Spot Goes to a Park.の2冊。

英語快読 600万語(4)—子どもの科学読み物

「読み物日照り」はまだ続いています。

・・・が、今、「新しい世界」に出会いつつあります。

500万語の時にTime-to-Discoverのシリーズを読んだ時、子ども向き理科系のものを読むのもいいかもぉ・・・と思ったんですが、ふと、Scholastic Actionというシリーズのレベル1の理科系ものを手に取ってみました。

このシリーズは、近くの駅前の本屋に置いてあって、以前、レベルの高いもの(>その時は理科系のものではなかったと思う)を読み始めて途中で投げて以来、手に取ることはなかったのですが、さして大きくもない本屋にこのシリーズが沢山入っているというのは、それなりに意味があったのねぇ・・と改めて思っています。

物語もあれば、お勉強系のものもある、薄くて読みやすいシリーズです。

理科系の言葉は、たとえ小学生レベルでも知らないことが多いです。日常使う言葉であっても、いやになるくらい知らない。

まぁ、これを理科系というかどうかは別として、Gross Body Factsという42の本に出て来た、「膿」pusなんてのも知りませんでした。「鼻汁」(含鼻ク○)snotなんていうのは、児童書で出会って、その場は推測で意味は分かってましたが、単語として記憶はしてなかったです。

でも、児童書のsnotと科学読み物のsnotが繋がって、「おぉ、そうであったか!」と記憶に定着しました。

きっと、これ、イギリスで医者に行った時に耳から聞いてはいたと思うんですよね。私は自分からの発信は、「鼻が出る」関係はrunning noseでムリヤリ通してましたが・・・。

イギリスでは、カゼを引いた時に、鼻汁や痰に色がついているかどうかで薬の強さを決めます。で、痰flemってのは、その過程で覚えたんだけど、snotの方は「意味は分かったが、個別の単語としては認識していない」という状態で過ごしていたんだと思います。あるいは別の単語で言われていたのかもしれません。なので、医者にいつも「鼻水に色がついてるか?」って聞かれるんだけど、正確に医者が何て言ってたのかってのは、今も記憶にないし、当時も聞き取れてなかったです。何を聞かれているかは分かったので(>なんで??)、イエスとかノーとか答えてたけど。

多読って、こんな風に、あちこちから攻めて行くことによって、「あ、繋がった!」というのがあるんですね。子どもの頃の、砂場でトンネルを両方から掘って「あ、繋がった!」という時の感動に似ています。

ここまでの総語数は、279509語。

33.2006年8月8日:Teen Health :SA2:3556語:☆☆☆☆☆:ティーンズの健康アドバイス。アメリカの子ども向けだなぁと思わせるのは、ピアス、タットゥーについてのアドバイスがあったりすること。臍や舌にピアスする場合・・・など芸が細かい。
 
34.2006年8月8日:London :PGR2:4876語:☆☆☆☆:ロンドンは、何度も訪れているので、なつかしい。

35.2006年8月8日:Junie B. Jones and her Big Mouth :児童書:6000語:☆☆☆☆:主人公は幼稚園児とのこと。ジョブ・デイというのがあって、生徒たちは将来の夢について語り合う。将来について考えたことなんてなかった主人公は内心焦ります。幼稚園のころからキャリア教育をやるんですねぇ!!!!! 

36.2006年8月9日:Walter the Baker :絵本:860語:☆☆☆☆☆:プレッツェルはどうして出来たか?という話。プレッツェルって美味しいですよねー。ドイツ旅行中は街頭で売ってるプレッツェルを買っては食べながら歩きます。ドイツのパンなら「人はパンのみにて生きる」でもOKだなぁと思っちゃう。

37.2006年8月9日:Spot(2冊):絵本:85語:☆☆☆☆:Spot's First Christmas, Spots's First Easterの2冊。スポットって生まれたばかりなんですね。だからすべてが「初めて」。大人になるまでに人は本当に沢山の「はじめて」を通り抜けて来るんですよねぇ。

38.2006年8月9日:Daddy Cuddles :絵本:25語:☆☆☆☆:いろいろな動物のお父さんが子どもを抱きしめます。人間のお父さんがするように。父子の絵本。

39.2006年8月10日:Gaspard and Lisa's Ready for School Words :絵本:50語:☆☆☆☆:入学を控えた子が読む本なのかな? 学校生活のひとこまひとこまを見せつつ、学校にあるものや学校に持って行くものの説明がされています。

40.2006年8月10日:Sayonara Mrs. Kackleman :絵本:50語:☆☆☆☆☆:「ミカド」を見ていて急に日本に行きたくなった姉弟が本当に日本に行っちゃう話。一体時代設定はどうなってるの?っていうような部分もあるんだけど、まぁ、いっか。「ミカド」は一度見てみたいミュージカルですが、なかなか機会に恵まれません。「炎のランナー」の中にそれらしいのがちらっと出て来たんだけど、日本人はそんな髪型しとらんぞー!とか思いました。

41.2006年8月10日:Gross Body Facts :児童書:2925語:☆☆☆☆☆:最近、子どもの科学読み物にはまりつつあります。ほぉ!!!と思うことがいろいろある。玉葱やニンニクを食べるとどうして口臭がするのでしょう? それはね、玉葱やニンニクの中の成分が血液に溶けて、それが肺にも行って、肺に入った空気が外に出る時に匂いが出るんだって!!! あーら、びっくり! 膿とか、吐しゃ物(>ゲ○ですね)とか、そういう単語も知らなかったわー。こういうのも何度も重ねて読んで行くとだんだん身について行くのね。児童書の中に出て来て推測はして読み進めてたけど、記憶にはいまいち残ってなかった鼻水(snot。鼻クソもあり)という単語が、ここでつながって、ストンと記憶されました。

42.2006年8月11日:Spot(2冊):絵本:100語:☆☆☆☆:Spot Visits Grandparents, Spot Bakes a Cakeの2冊。みんないろいろ新しい体験をして、大人になるのねーと思います。家族の愛情につつまれて成長しているスポットは幸せ者ですね。

43.2006年8月11日:Spot Visits Grandparents :絵本:387語:☆☆☆☆:絵がとっても可愛い、ガスパールとリサの物語。2人(匹?)の出会いの物語。今2人は休暇中で、文通してます。といっても、リサが2通も手紙をくれたのに、ガスパーは1通も出してないんですけどね。2人がどんな風に出会ったのかが回想されてます。

44.2006年8月12日:SA1(2冊):児童書:5707語:☆☆☆☆☆:Weird Scienc Job, Cool Science Jobの2冊。最近子供向け科学読み物にはまっている。私は今は文科系人間だけれど、中学生の時は科学がとても好きだった。すっかり遠ざかってしまったけれど、こうやって(やさしく書かれた)科学の世界に触れるのは楽しい。科学者の仕事っていうのは幅広いのねー、そして面白そうねー、と思わせる2冊。
 
45.2006年8月13日:Madeline(2冊):絵本:1010語:☆☆☆☆:Madeline's Christmas, Madeline's Rescueの2冊。これって寄宿学校みたいなんだけど、クリスマスもお家に帰らないのかなぁ・・・。ヨーロッパの人にとって、クリスマスって日本の正月みたいにどこもかしこも休みになるのに・・・。

46.2006年8月13日:Bill Martin Jr.& Eric Carle (2冊):絵本:3647語:☆☆☆☆:Panda Bear, Panda Bear, What Do You See? Polar Bear, Polar Bear What Do You Hear?の2冊。前者は動物の名前がよく分からない・・・と思ったら、SSSの書評によれば、絶滅寸前の動物ばっかりなんだそう。後者は、動物が「鳴く」「ほえる」「うなる」系の動詞が難しかったです。

英語快読 600万語(5)—あれ?

「OFFをいっぱい読むぞ!」という目標を立てたのは、「英語快読 300万語」の時でした。でも、「300万語」ではほとんど読まなかった。

その理由を、自分では「あれこれ読みたい物が出てきて目移りしたから」と思っていましたが、ひょっとすると、「英語力」が不足していたからなのかも・・・。

LRを沢山読んできて、最近ふと思うことは、OFF1やOFF2を読むのが「ラクになった」ということ。

Time to Discover やScholastic Actionで、易しいノンフィクション(>とくに理科系)に
慣れたっていうのもあるかもしれないんだけれど。

「英語力がついた」ことの「実感」って、案外こんな風に得られるものなんだろうか。つまり、「幼稚園児程度のレベルの英語を沢山読む→小学校低学年程度のレベルの英語を読むのが以前よりラクに感じられるようになる」というか。

残念ながら、まだPBを読んだ時に「ラクになったなぁ」とは思えないんだけど、やっぱり、「下から」ひとつずつ英語力を「積み上げて行く」っていうのは、とても大事なのかも。こうやって、「小学校低学年レベルの多読→小学校中学年レベルがラクに」という風にひとつずつ重ねて行けば、いずれPBや仕事の専門書を読むのがラクになる日が来るかもしれない。

バレエと同じ? バレエも基礎からひとつずつ積み上げるのが大事。

しかし、バレエにおいても、「難しいこともたまにはやらないと慣れていかない」というのもある。ということで、英語においてもPBなんかも、適度に織り交ぜて行くのも良いのかもしれない。

英語力向上も簡単には得られるものではないけれど、英語力向上において、この「多読」という方法は本当にパワフルだと思います。

バレエにおいて「多読」的練習方法を実践しようとすれば、どのようなことになるのかなぁ? バレエは「簡単」なことも、実は、「正しくやる」が難しい。

バレエにおけるYL0、YL1の技術っていうのが何か?というのが分かれば、これを「大量に」やることによって、YL2、YL3の技術がラクになった・・・というのを「実感」出来るのかも。

しかし、バレエにおけるYLというのは、英語に比べると、分かり難いかも・・・。(>いや、RADやIDTAのグレード試験の内容を調べれば分かるのか?)

ここまでの総語数、322737語。

47.2006年8月13日:Nursing:OFF2:4200語:☆☆☆☆☆:歴史的背景にも触れながら、ホスピスを含む幅広い看護の領域について知ることが出来る。

48.2006年8月15日:Tourism:OFF2:3800語:☆☆☆☆☆:さまざまな旅行やその楽しみ方にふれつつも、それを大きな視野からもとらえ、環境問題やグローバルな規模での経済格差問題との関連などについても考えている。

49.2006年8月15日:Erick Carle(2冊):絵本:220語:☆☆☆☆:Little Cloud, This is Mondayの2冊。前者は次々にいろいろなものに形を変える雲の話。かわいいです。後者は、私には、ちょっと文法的にも内容的にも意味不明でした。

50.2006年8月15日:SA1(1冊):SA1:2336語:☆☆☆☆:Capital Kids。今度は文科系のもの。地理になるのかな? 世界5カ国に暮らす子どもたちの生活を通してさまざな地域について学ぼうというもの。アジア2カ国、中米1カ国、アフリカ1カ国にアメリカ。ヨーロッパの国がないのはなぜ?

51.2006年8月16日:Erick Carle(2冊):絵本:450語:☆☆☆☆:Brown Bear, Brown Bear What You Look? Draw Me a Starの2冊。どちらも、絵がとても素晴らしい。

52.2006年8月17日:The Number Devil: A Mathematical Adventure:児童書:25000語:☆☆☆☆☆:数学の世界を面白く描いた本。数学の世界って不思議だ。英語的にというより、数学的によく分からない部分もあったけれど、数の世界の面白さというのは感じられた。数学がきらいな男の子の夢にThe Number Devilが現れて、数学の不思議の世界にいざなう。著者はなんでもドイツの有名な社会評論家らしい。ドイツ通の同僚に、「Q母さん、Ebzebsbergerなんて読むんですね」と言われて初めて知った。

53.2006年8月18日:SA1(2冊):SA1:5942語:☆☆☆☆☆:Tha’s Science?, Unsolved Science Mysteriesの2冊。自然科学のみならず社会科学も含め、科学的研究とは何か?というのを分かりやすく説明している。小学生の頃から、ただ「習う」「習ったことを覚える」のではなく、自分で分析するとは?意見と事実の違いは?データで照明するとは?有効なデータを集めるには?というようなことを知るっておくのは良いことだと思う。

54 .2006年8月19日:Ashe(2冊):絵本:300語:☆☆☆☆☆:Happy Birthday, Moon, Goodby Houseの2冊。可愛いクマの物語。前者はお月様に誕生日プレゼントをあげたい、と思って、「誕生日はいつ?」「欲しいものは何?」とお月様に聞こうとするお話。後者は引越しの日、いままで住んでいたお家に最後のお別れをするお話。

55 .2006年8月20日:The Missing Piece(2冊):絵本:980語:☆☆☆☆:The Missing Piece, The Missing Piece Meets the Big Oの2冊。単純な線画なんだけど、暖かみがある。人生の意味をいろいろに読み込むことの出来る絵本。

英語快読 600万語(6)—アメリカ文化とは玉石混交と見つけたり

私ね、Scholastic社の出してる物って、子ども向けでも「しっかりとした内容」のものだと思ってた。

でもさ、Samuraiという本、これはいただけないよ。だってさ、日本地図が載ってるんだけど、東京の位置がどう見ても水戸だよ! 表紙の絵の日本刀もね、日本刀はこんなに曲がっていません。それにちょんまげもちょっと変だよ!

TAMA@合衆国の片隅さんのブログに、「私の娘は日本文化が大好きなんです」「なので、私が日本で買って来た箸を、わー、本物の箸だ!と喜んで頭に挿しています」と言ったアメリカ人の話が載っていた。

うーむ。

でね、アメリカじゃ、日本の箸はけっこう髪飾り売り場に売ってるんだって。

でね、アメリカじゃ、人形やイラストの着物はすべて左前なんだって。

うーむ。

で、TAMA(@合衆国の片隅)さんにSamuraiの話をすると、「その程度はアメリカでは普通」とのこと。でね、ショックだったのは、Scholasticはかなり玉石混交なんだって。TAMAさんも子どもさんたちのために、Scholasticの本を購入する機会は多いらしいんだけど・・・。

日本だと、「お勉強系」の子ども向けの本は、極力「正確に」書こうとすると思うんだけど、アメリカの「お勉強系」の子供向けの本のJapan本なんかは、ちょっと日本に旅行しただけ・・・みたいな人が平気で、筆のおもむくままに書いた・・って感じのが公立図書館なんかにも並んでいるらしい。

私の業界でも、アメリカ人の仕事は本当にすごい!というものも多いけれど、しょーもねー!というものも多いので注意するように・・・というようなことが言われていますが、これ、アメリカ全般に渡って言えることなのかしらねー。

私としては、書き手のその明るい割り切りがうらやましい。

私は、この多読レポートみたいな「シロウト」としての文章は、ふんふんふん・・・と鼻歌まじりに書けるけど、仕事の文章は、うんうん・・・と苦しんでしか書けない。

もしかすると、仕事の文章も、「ふんふんふん(鼻歌)。間違ったからってそれがどうした。あとで訂正すりゃあいいぢゃん! 私ってば、こんなすごいこと考えちゃったよぉ!!! どうどう、面白いでしょ?」というノリで書けばいいのかなぁ。

日本人みたいに、なにもかも「きちんと」しようと思うより、「とりあえず」形にして、世に問うてみて、そして自然淘汰を待つ、クォリティ低くても十分満足していただける場合もあるので、それはそれでよしとする、という方が、効率良いのかもなぁ。

仕事の文章、もちっと気楽に書いてみようかしらん。

ここまでの総語数、373,912語。

56.2006年8月21日:SA1(2冊):SA1:4801語:☆☆☆&☆☆☆☆☆:The Samurai: Fighters of Old Japan, The Salem Witch Trialの2冊。日本のことを英語で読むのもなかなか面白いのだが、地図の中の東京の位置がどう見ても水戸あたりだぞ! ということで内容的には信用できるのか?というのがちょいと心配だ。歴史にはさまざまな解釈がありうるが、頼家が最初のSamuraiってのはどうかなぁ。Salemの方は、なかなかに恐ろしい話だ。集団ヒステリーというか、そういう状況になると、人間って歯止めがきかなくなるみたい。こわい。この事件の発端となった2人の少女はその後どんな風な思いで生涯をすごしたのであろうか。

57.2006年8月22日:SIR2(2冊):SIR1:646語:☆☆☆☆:The Toad on the Road, Richard Scary's the Early Birdの2冊。

58.2006年8月22日:Miffy(2冊):絵本:600語:☆☆☆☆:Miffy Goes to Stay, Miffy at the Playground の2冊。前者は初めてのお泊り。日本では、今は住宅事情も、親の忙しさもあって、昔ほど互いの家を泊まりあうっていうのがなくなってしまったように思うけれど、欧米の子どもにとってはsleepoverって大事みたい。後者は遊園地に行く話。遊園地っていうより公園かな?Miffyは両親にいろいろなところに連れてってもらってますね。特にお父さんが子煩悩ね。

59.2006年8月23 日:Nana Upstairs & Nana Downstairs:絵本:700語:☆☆☆☆:主人公は毎週おばあちゃんとひいおばあちゃんの住む家に遊びに行きます。私はおばあちゃん子だったので、祖母のことを思い出しながら読みました。こんな風に孫、ひ孫と交流できるおばあちゃんはステキですね。「毎週行きたくなる」何かを持ったおばあちゃんたちだったのでしょう。子どもにとっては、おばあちゃん世代と「ゆったりした」時間の流れの中で過ごす体験はとても貴重だと思います。今はおばあちゃんも元気でハイテンポで生きていて、子どもに「ゆったり」を体験させてあげられなくなってるかもなぁ。それはそれでいいことかもしれないけれど。

60.2006年8月23 日:Fun with Mrs Thumb :絵本:120語:☆☆☆☆:ドールハウスに住むMrs.Thumbに猫がいろいろちょっかい出します。

61.2006年8月23 日:Clean Your Room, Arthur :絵本:500語:☆☆☆☆:部屋がぐちゃぐちゃのアーサー。お母さんに、片付けなさい!と言われます。妹の助言もあって、ガレッジセールで不用品を処分しようとするのですが・・・。

62.2006年8月24 日:Carle(1冊):絵本:260語:☆☆☆☆:The Very Busy Spider。いろいろな動物が話しかけるけれど、巣をつくるのに忙しいクモの話。いろいろな動物が「鳴く」という動詞もひとつではなくて、それぞれに対応したものがあるんですね。「鳴き声」も日本語とは大分印象が違います。

63.2006年8月24 日:Dinosaur Dinosaur:絵本:88語:☆☆☆☆:恐竜もいろいろ。背中にイボイボがあるやつやら、背中にびらびらがあるやつやら。

64.2006年8月25 日:Meltdown at Chernobyl :SA1:2772語:☆☆☆☆☆:チェルノブイリの原発の事故の話。原子力関係の単語が日本語でもすぐに思いつかなかったりして、理科系に弱いなぁ(>というか一般常識がない?)とつくづく思ったりしました。ま、理科系の単語もこういう子ども向けのを(大量に)読むうちに自然に身についていくかな?

65.2006年8月26 日:I Like Me!:絵本:115語:☆☆☆☆:自己肯定するブタの女の子の話。大人が読むとセラピーになるかも。

66.2006年8月26 日:Maisy(2冊):絵本:115語:☆☆☆☆:Masy Makes Gingerbread, Masy’s Bedtimeの2冊。メイシーちゃんのシリーズは絵が可愛くて好き。

67.2006年8月26 日:Angels, Angels, Angels :絵本:400語:☆☆☆☆☆:アンディ・ウォーホールのステキな絵本。これは大人の絵本ですね。

68.2006年8月27 日:The Mixed-up Chameleon :絵本:400語:☆☆☆☆:Carleの絵本。主人公のカメレオンは、動物園に行って色々な動物を見て、あんな風になりたいなーとあこがれる。これも、心理学で言う、"I am OK"がテーマとも言える。まだアイデンティティが出来上がっていなくて、自己肯定も自己否定もない(>多少はあるのだろうが)幼児より大人が癒される本かもしれない。

69.2006年8月27 日:Miffy(2冊):絵本:600語:☆☆☆☆:Miffy at Museum, Mffy's Houseの2冊。前者は、「ミッフィーにはまだ無理かな」と言われたけど、両親と一緒に美術館に行って大いに楽しんだミッフィーのお話。小さい頃から美術に親しむのは良いことですね。後者はミッフィのお家の様子が分かります。お気に入りのものに囲まれた居心地の良い生活はうらやましいな。私んとこはぐちゃらかだから。

70.2006年8月28 日:Girls in Love :児童書:33000語:☆☆☆☆☆:実は再読。500万語で読んだのに記入漏れで、「あれれ? 読んだはずなのになー」と認知症な状況になり、念のため(?)もう1回読みました(>33000語も記入漏れは痛いなぁ。別に語数稼ぎのために読んでる訳じゃないけど。でも、語数は語数で励みになります)。これ、SSSの掲示板にも書いたのだけれど、最初に読んだ時には、読みづらくて投げた本です。ティーンズの女の子特有のポンポンした物言いや、話があっちに飛んだり、こっちに飛んだりっていうようなテンポについていけなかったのかもしれません。再読でも最初の部分がちょっと読みづらく、同じシリーズのGirls inTears, Grils under Pressureの方が読みやすかったです。それにしても、イギリスの女の子は早熟ですよねぇ。13〜14歳で学校に化粧してってたり、ボーイフレンド関係の悩みも、なんか生々しくて・・・。このあたりも、中学生の息子を持つ私には「目をそむけたい」感じで、このシリーズはちょっと苦手なのかもしれません。

71.2006年8月29 日:Hug :絵本:25語:☆☆☆☆:ゴリラのおちびちゃん、ゾウさんや、キリンさんや、みんなお母さんとハグしてるのを見て、自分もゾウさんの鼻にハグしてみたりするのだけれど・・・。

72.2006年8月29 日:Rooster's Off to See the World :絵本:550語:☆☆☆☆:色鮮やかな絵本。テーマはまたしても自分探しなのかな?

73.2006年8月29 日:Medical Miracles:SA1:330語:☆☆☆☆☆:現代医学ってすごいですよね。生まれつき左側の肋骨がない少年(>転んだだけで心臓直撃なのでとっても危険)のために、プラスチックの芯みたいなのに、軟骨(? 多分そうだと思うんだけど)をくっつけてそれを自然増殖させて、肋骨を作っちゃったり・・・。プラスチックの芯は後でなくなっちゃうらしい。それにしても、対応する日本語が思い浮かばないものも多いです。そんなにすごい医学用語じゃないのにね。「えっとー、これって肺動脈っていうんだっけ?」とか。「これは大動脈だと思うけど、こっちは何?」とか。英語以前に日本語でも、この程度の「人体」の基礎知識が身についていないかも。

74.2006年8月29 日:Mike Milligan and His Steam Shovel :絵本:1600語:☆☆☆☆:バートンの絵本。主人公の蒸気ショベルカーは100人の労働者が1週間かかる仕事を1日で出来る。でも、そのうちガソリンで動くショベルカーや電動ショベルカーが発明され仕事がなくなって行く。技術革新と雇用の関係はいつの時代でも矛盾をはらむ問題だけれど、バートン自身のスタンスってどこにあるんだろう。

75.2006年8月30 日:Katy and the Big Snow :絵本:700語:☆☆☆☆:同じくバートンの絵本。ケイティはブルドーザーにも除雪車にもなれます。ちょっとの雪ぐらいでは出動しないけど、大雪になったらケイティの出番! メインの挿絵をぐるっと取り巻いて描かれた一連の絵がとっても凝っています。バートンって文明賛歌の人なのか、文明批判の人なのか・・・??


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9757. Re: 私の600万語(1)

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/7/10(00:12)

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ウルトラQの母さん、こんにちは。600万語おめでとうございます。

詳しい本の感想、おもしろいです。
ピンポイントレスですが…。

〉40.2006年8月10日:Sayonara Mrs. Kackleman :絵本:50語:☆☆☆☆☆:「ミカド」を見ていて急に日本に行きたくなった姉弟が本当に日本に行っちゃう話。一体時代設定はどうなってるの?っていうような部分もあるんだけど、まぁ、いっか。「ミカド」は一度見てみたいミュージカルですが、なかなか機会に恵まれません。「炎のランナー」の中にそれらしいのがちらっと出て来たんだけど、日本人はそんな髪型しとらんぞー!とか思いました。

「ミカド」を見て…というのはちょっとね、と思いますが、日本のイメージのひとつなんでしょうか。一応「MIKADO」で探したらDVDはあるようですが、どんなものかわからないのが困ったものです。
「ミカド」の舞台が見られるものとして、「トプシー・ターヴィー」という映画はご存知ですか。19世紀末、ロンドンの万博で日本の展示を見てなぜか強く興味を引かれたギルバートとサリバンが「日本を舞台にしたオペラを作ろう!」と思い立って「ミカド」を作ってしまう…という話です。妙ちきりんな舞台の風景も出てきます。そもそもそういう時代にイメージだけで作ったものですから、内容はハチャメチャです。名前が「ナンキ・プー王子」「ヤムヤム」ですから、これを見て日本だと思われたら困るんですけど、向こうの人はけっこう真剣に日本だと思うんでしょうか…。
こちらに「トプシー・ターヴィー」と「ミカド」のことが書いてあります。

[url:http://britannia.cool.ne.jp/cinema/title/topsy_turvy.html]

それから、You Wouldn't Want toシリーズをたくさん読んでくれたんですね。世界史クラブ員としては、読者が増えてうれしいです。こういう本を読むと「世界史」のイメージが変わりますよね。

それではこれからもHappy Reading!


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9766. Re: 私の600万語(1)

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/7/12(23:35)

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>杏樹さん

〉ウルトラQの母さん、こんにちは。600万語おめでとうございます。
→ありがとうございます。

〉詳しい本の感想、おもしろいです。
→ありがとうございます。そう言っていただけるとうれしいです。いつも「長すぎるよなぁ」と思いつつ、「せっかく書いたしなぁ」(>自分の趣味のサイトで多読を紹介するために)と思って投稿しているので。

〉ピンポイントレスですが…。

〉「ミカド」を見て…というのはちょっとね、と思いますが、日本のイメージのひとつなんでしょうか。一応「MIKADO」で探したらDVDはあるようですが、どんなものかわからないのが困ったものです。
〉「ミカド」の舞台が見られるものとして、「トプシー・ターヴィー」という映画はご存知ですか。19世紀末、ロンドンの万博で日本の展示を見てなぜか強く興味を引かれたギルバートとサリバンが「日本を舞台にしたオペラを作ろう!」と思い立って「ミカド」を作ってしまう…という話です。
→そうなんですか! さっそく借りてみます。情報ありがとうございました。

〉それから、You Wouldn't Want toシリーズをたくさん読んでくれたんですね。世界史クラブ員としては、読者が増えてうれしいです。こういう本を読むと「世界史」のイメージが変わりますよね。
→このシリーズ本当に面白いですよねぇ。これまではイギリス史中心に読んで来たけど、中国史やらアメリカ史のものにも少しずつ手を出していく予定。

〉それではこれからもHappy Reading!
→お互いに!


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9754. 私の 600万語(2)

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/7/7(23:53)

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英語快読 600万語(7)—やっと本が来た!&イギリスとアメリカ

「600万語」をスタートして早1月以上・・・。ずーっと「読み物日照り」状態でしたが、ようやく注文してた本が来ました。わーい! サクサク読むぞう!!

ところが!!!!

Royal Ballet School Diaryのシリーズと一緒に、「あら、こんな本もあったんだ」と注文した本が・・・何とびっくり! 同じシリーズのアメリカ版だったんです!!!

装丁も違うし。まぁ、それは許しましょう。しかし、タイトルも違うのよ!!!!

たとえば、第4巻のイギリス版のSophie’s Flight of Fancyは、なぜかNaomi’s New Steps。同じ英語圏だしさぁ、翻訳してる訳でもないのに、何故???? 別にアメリカだってソフィーっているでしょ? 何故ナオミにしなくちゃならないの? ご丁寧にソフィーを全部ナオミに書き換えてあるのよ。

私、違う本かと思って両方買ってしまったよ。でも、中身はほぼ同じ。ちっ!

まぁ、1冊600円くらいだから、まだ良かったけど。

そう言えば、イギリスで本を出版した友人が、アメリカの出版社から「アメリカでも」と出版してもらったはいいけれど、タイトル勝手に何の相談もなく変えられた!って怒ってた。

アメリカ人って勝手なやっちゃなぁ。

タイトルだって、大事な「作品の一部」でしょう? もちろん、出版社として相談して「売れそう」なタイトルにする・・・ということはある。

しかしさ、イギリスで一度出た本のタイトルを、わざわざ、変えて別の本みたいにして売るこたぁないだろ。まぎらわしい!

アメリカ人のやることって、理解出来ないことがあるわ。

ここまでの総語数、413,409語。

76.2006年9月1 日:Nana #1:マンガ:1900語:☆☆☆☆:2人のナナの物語。映画化もされ、人気のマンガだというのは聞いていたので、(日本語で)読んでみようかなぁ・・・と思いつつも、読んだことがなかった。私は、これまでは、日本語で読んだMangaしか読んでこなかったので、日本語で未読のものを英語で読むのにはちょっと不安があった。でも読んでみたら案外読めました。そのうちマンガ喫茶で日本語のも読んでみようと思います。第1巻は「プロローグ」なんだそうで、この後2人のナナが出会って、2人の人生が交錯していくらしいです。続きもMangaで読んでみようと思います。

77.2006年8月30 日:Maisy(2冊):絵本:190語:☆☆☆☆:Maisy Takes a Bath, Maisy's Poolの2冊。メイシーちゃんがお風呂に入ろうとするたびに誰かがピンポーン!とやってきます。変質者みたいだけど、メイシーちゃんが脱ぎ捨てたパンツが可愛い。後者はメイシーちゃんの水着姿が可愛いです。

78.2006年9月2 日:Dinosaur Beach:絵本:190語:☆☆☆☆:主人公は海岸で砂遊び。大好きな恐竜を砂で作っています。「サメだー!」という叫び声がして、あっという間に海岸から誰もいなくなってしまいます。主人公は愛犬と2人(?)残されてしまうけど、みんながサメだと思ったのは、あれれ? なんだか恐竜みたいだぞ。「サメだー!」とみんなが逃げるところの絵が動きがあってすてき。語数は後ろのグローサリーも入れればもっと行くと思うけど。

79.2006年9月2 日:Dear Zoo :絵本:115語:☆☆☆☆☆:ペットが欲しいなぁと思った僕は動物園に手紙を書いた。そしたら動物園から「重いので注意!」という荷物が届いたんだけど・・これじゃ、ペットにはでかすぎ。動物園に送り返した。そしたら今度は・・・としかけ絵本が続いて行きます。イギリスに住んでた時、息子に買ってやった本です。読んでやるときゃあきゃあ喜んでました。立ち読みしちゃったけど、息子が懐かしがるかもしれないから購入してってやろうかな。

80.2006年9月2 日:A to Z Mysteries: The Missing Mummy:児童書:7537語:☆☆☆☆:お休みの間、博物館でいろいろな催し物があると言う。3人組みはまずは月曜日に開かれるMummy Mondayに行くことに。ところが、参加者たちが説明を受けている最中に、みんなの目の前で子どものミイラを盗て逃げた女性が!!!

81.2006年9月2 日:Young Cam Jason and the Missing Cokkie:PER2:1093語:☆☆☆☆:Camは記憶力抜群の女の子。お弁当に持ってきたはずのチョコ・チップクッキが消えた、という事件を解決します。アメリカの子どもはお弁当に手作りクッキーをけっこう持ってくるのね。自分で焼いたのもあれば、父親が焼いたというのもある。家族ぐるみでお菓子作りがさかんなんですね。

82.2006年9月3 日:Roots of Rock and Roll :SA2:3736語:第二次世界大戦後になっても、アメリカ南部では、黒人は白人と同じトイレを使っちゃいけないとか、同じ水飲み場で水を飲んじゃいけないっていうような法律があるところもあったんだって。びっくり。黒人によるリズム&ブルースなどの音楽が白人の聴衆もひきつけるようになり、コンサート会場が「ソルト&ペパー」(日本で言うなら「ごま塩」?)状態になったのも、歴史的には新しいこと。黒人の音楽は黒人と白人を近づけた面もあったし、黒人の社会的地位向上や経済的地位向上に役立ったけれど、でも、一番美味しいところは白人が持っていってしまったという面もあったみたい。ポピュラー・カルチャーの歴史も、実は、社会全体と深く関わっているんですね。

83.2006年9月3 日:A tp Z Mysteries: The Ninth Nugget:児童書:7100語:☆☆☆☆:おなじみ3人組は、休暇で牧場にステイします。必ずしも子ども向けサマー・キャンプみたいなのじゃなくて、大人も参加しています。アメリカには色々なタイプの休暇がありますね。そして、子どもたちだけでこういうのに行かせるのですね。乗馬や砂金取りを楽しみます。砂金取りしてたら、3人組の1人がじゃがいもほどもある金塊を発見! この金塊をめぐって事件が起きます。

84.2006年9月4 日:Katz(3冊):絵本:250語:☆☆☆☆:1冊目はNo Hitting!です。子どもだってストレスあるよね。弟をぶちたくなることもある。でもぶっちゃダメ。そんな時はこうするといいのよ。フリップをめくるとアドバイスがあります。2冊目はToes, Ears & Nose!です。靴下の中に隠れてるのは? ミトンの中に隠れてるのは?とフリップをめくると答えが出てきます。3冊目はWhere Is Baby’s Mummy?です。お母さんと隠れん坊をしてます。ここなな? あそこかな? フリップをめくってお母さんを探してね。3冊とも絵がとても可愛い仕掛け絵本です。

85.2006年9月4 日:Young Cam Janson and the Lost Tooth:PER2:800語:☆☆☆☆:美術の時間、リンゴを齧った(>あれ? なんで授業中にリンゴを齧ったんだったっけ?)お友達。歯が抜けちゃいました。歯を枕の下においておけば、翌朝お金がおいてあるはずなのに、その歯が見つからない! Camが記憶力を駆使して探す手助けをします。

86.2006年9月5 日:Courtney:絵本:670語:☆☆☆☆:子どもたちは犬を飼いたいと言います。でも両親は「だって大変だよ」と言います。「自分たちで世話するから」ということで犬を飼えることになります。両親は「ちゃんとした(?)犬をもらって来なさいよ」というようなことを言いますが(>多分、シェルターみたいなところにもらいに行ったのではないかと思います。それとも買いに行ったのかな?)、子どもたちは年取った誰も振り向かないような犬を連れて帰ります。両親は何かと言うとこの犬を「だから雑種(?)は」みたいなことを言います。でも、この犬、料理だって出来るんですよ。世話になっておきながらも両親の態度は、変わらない部分があります。大人ってダメですねぇ。

87.2006年9月8 日:Inside the Crime Lab :SA3:5123語:☆☆☆☆☆:犯罪科学についての本。2つの事件が紹介されています。犯罪科学はさまざまなことを明らかにすることが出来ます。でも、それを使うのも結局は「人」。印象的だったのは、実は、「目撃証拠」というのは半分くらい「間違い」なんだけど(>記憶違いとか勘違いとかね)、でも、裁判では「迫力」があるので多用される・・・という話。陪審員制度の国ならでは・・なのかな?日本でも陪審員制度が導入されると刑事裁判のあり方や捜査のあり方も変わるのかしらん。

88.2006年9月8 日:Life Story :絵本:3500語:☆☆☆☆☆:バートンの絵本。宇宙の誕生、地球の誕生、生命の誕生、人類の誕生・・・と、ながーい壮大な歴史がたどられています。昔、理科で習ったはずだけど、英語の単語はともかく、対応する日本語が思いつかない。そもそも、対応する日本語がどの順で古いんだかも、謎だ。うーむ。ジュラ紀とか白亜紀とかいろいろあったよねー。古生代とか中生代とかいうのもあったわねー。そして、あなたがいる場所、この本を読み終えた「今」から「あなたの歴史」を「あなたが紡いでいくのよ!」という感じで本が終わっています。

89.2006年9月8 日:I Want to Be a Ballerina :DKR1:350語:☆☆☆☆☆:主人公の初めてのバレエレッスン。イギリスのバレエ教室の子どもクラスの様子がよく分かります。私もちょびっとだけ見学したことがあるんだけど、幼児向けクラスはあまり難しいことはさせません。でも、即興で「さぁ、風になって踊って!」みたいなのは、よくやらされます。「形を教える」日本のレッスン、「表現を教える」イギリスのレッスンという感じかな? イギリスでは基礎の進みは日本の基準からしたら驚くほどゆっくりかもしれません。Dance of Sistersでレッスンの最後に先生に1人ずつおじぎをするってとこがあったけど、この本でも生徒たちが列になって先生におじぎをしています。私が見学したクラスは一斉におじぎだったけど、本格的なところでは1人ずつなのかな?

90.2006年9月8 日:Ballerina Becky :絵本:450語:☆☆☆☆:バレリーナのベッキーは今夜舞台があります。ドクター・デイジーの所に痛めた膝の状態を見てもらいに行きました。「大丈夫!」と言われて、踊りながら帰るとポストマン・ピートが荷物を届けてくれたところ。開けてみると今夜の衣装。ところがそこに突風が・・・。衣装についた妖精の羽が飛ばされてしまいます。(>余計なお世話ですが、グランジュッテしながらお家に帰るのはケガのもとだと思います)

91.2006年9月9 日:Young Cam Jason and Skate Mystery:PER2:1100語:☆☆☆☆:Camは友達と友達のお父さんとスケートに行きます。友達が「子ども扱いしないで」とロッカーのカギをポケットにしまいますが、そのカギが・・・。Camはカシャッ、カシャッと記憶のカメラをクリックします。

92.2006年9月9 日:You Wouldn't To Be Married to Henry VIII :児童書:2700語:☆☆☆☆☆:SSSの「趣味の掲示板」の「世界史クラブ」(>歴史好き)の人たちのカキコミで知ったYou Wouldn't To Beのシリーズです。面白い!!! イギリスの歴史教育では「中世のパン職人になったつもりで1日の生活を書いてみなさい」みたいな、そういう課題がけっこうあるみたいなんだが(ジャクリーヌ・ウィルソンの『ロッティ・プロジェクト』もその種ですね)、歴史を「知識」として覚えるのではなく、その時代をいかにauthenticに感じられるか、というところに教育の要があるように思います。ヘンリー8世は「6人の妻」で有名。「あなたがヘンリー8世から6番目の妻としてプロポーズされたとしたらどうする?」と問いかけた上で、16世紀的状況の中での王室の結婚事情と5人の妻の運命、カソリックとプロテスタントの対立状況などを説明して行きます。読者はそれらを判断材料に「私だったらどうする?」と考えながら読みすすめる訳です。この「考えながら」がイギリスの歴史教育のミソですね。語数はこのシリーズの他のものが2700〜3000語くらいみたいなので、2700にしときます。

93.2006年9月10 日:I am a Ballerina :絵本:485語:☆☆☆☆:主人公は生まれて初めて劇場でバレエを見て、「私もバレリーナになる!」と思います。「バレリーナになるには、バレエを習わないとダメなんじゃないのかな」とお父さんが言い、主人公はバレエ教室に通い始めます。絵本なので話を短くまとめねばならないんでしょうけれど、主人公は「教室に行くたびに新しいことを習いました」っていうのの次に、「舞台をやることになりました」って先生が言うのとの間にどれだけの月日が経ったのか不明。だって、本番で主人公はポアントで立ってるんだもん。この間に相当の月日が流れないと「ウソ」だよ。でも、なんとなく、そんなに月日が経ったような印象はないなぁ。

94.2006年9月10 日:Ballerina Dreams:SR3:2298語:☆☆☆☆☆:話の内容がなんだかやけに具体的なので、ひょっとしてこれって実話?と思って調べてみたら、著者は本当にNYシティバレエのダンサーで、これは自叙伝でした。その後夫とバレエ・スクールを開設。子どもも出産。バレエスクールのサイトがあり、大人のクラスもあるみたい。よし!いずれ、ここの学校でレッスン受けてみるぞ! http://www.scarsdaleballetstudio.com/content.asp?page_id=2

英語快読 600万語(8)—安価に多読(>公立図書館利用法)

SSSの掲示板で教えてもらった、他の公立図書館から地元の公立図書館を通じて本を借りる「協力貸し出し」のシステムを利用して、Nate the Greatを2冊借りた。取り寄せにちょっと時間がかかるけれど、でも、公立図書館なら無料!で、薄くて面白そうな本が借りられる。

自分で買うとなると、面白そうだけどコストパフォーマンス(?)の悪い本って、やっぱり控えてしまう。Nateみたいに1冊の語数が少ない本って、いちいち買ってると大変。洋書ってだいたい安くても600円くらいするし。そうなると、自分で買うのは、せめて1万語弱はある本にしたい。

バレエ関連については、薄くても一応買ってるけど、これは私の「色」だから、まぁ、仕方ない。

でも、実は、今の私には、こういう「薄くて読みやすくて話の内容的にも(まぁまぁ)いける」っていう本を大量に読むことが一番大事なのかもしれないんだよね。

という訳で、今後は、いつも他図書館からの洋書貸し出しの注文を入れておくようにしようと思っている。(>うちの自治体は絵本はあるけど、児童書はないのだ)

ここまでの総語数は、422493語。

95.2006年9月10 日:Nate the Great Saved the King of Sweden :児童書:2234語:☆☆☆☆:スカンジナビアを旅行中の友達からNateのところに内容が非常にあいまいな事件解決依頼の手紙が。Nateが事件を解決することはどのような意味でスウェーデン国王を救うことになるのか? ストーリーとは関係ないところで印象に残ったのはパンケーキが大好きなNateはいつも自分でパンケーキを作って食べること。ハードボイルドな探偵はこういうことも出来ないといかんのね。いちいち「お母さん、パンケーキ作って」じゃ、ハードボイルドっぽくないもんね。料理の出来る少年探偵、クールだぜ!

96.2006年9月10 日:Evelyn Cisneros: Prima Ballerina :絵本:2000語:☆☆☆☆☆:サンフランシスコ・バレエ団の元プリマの伝記。日本ではあまり知られてない人かも。私が無知なだけかもしれないが。イブリンはとても恥ずかしがりやの少女で、心配した母親がバレエを習わせる。徐々にバレエの世界に引き込まれて行ったイブリン。彼女はメキシコ系であったため、将来への不安もあったし、実際アメリカン・バレエスクールで挫折もしている。そんな彼女にとってネイティブ・アメリカンでダンサーになったMaria Tallchiefは心の支えでもあった。人種とバレエという問題についても考えさせられる1冊。

97.2006年9月11 日:Nate the Great the Chruncy Christmas :児童書:2200語:☆☆☆☆:Nateの友達の愛犬に毎年母犬からクリスマスカードが届くのに、今年はまだ来ない。愛犬は落ち込んでるし・・・。さて、Nateの出番です。

98.2006年9月11 日:Secret Birthday Message :絵本:160語:☆☆☆☆:なんだか不思議なマークがいっぱいの謎めいた手紙が。暗号を読み解くようにして、手紙の指示に従って歩いて行くと・・・。

99.2006年9月11 日:Olivia :絵本:320語:☆☆☆☆:ブタのオリヴィアは、雨の日は美術館に行くのが好き。お気に入りはドガの踊り子の絵です。オリヴィアの頭の中には自分がダンサーになって踊っている姿が・・・。シリーズなので、もっと先に行けばバレエ絡みの話も出てくるのかな。

100.2006年9月11 日:Madeline and the Bad Hat :絵本:70 0語:☆☆☆☆:Madelineたちの住む寄宿舎の隣にスペイン大使が引っ越して来たのですが、大使の息子がとんでもないいたずら好き。

101.2006年9月11 日:Young Cam Jansen and the Baseball Mystery :PE-t-R2
:14 0 0語:☆☆☆☆:お友達と野球に行ったCam。ところが、ホームランのボールが見つからなくなります。

102.2006年9月11 日:Erick Carle(4冊):絵本:☆☆☆☆:My Very First Book of Numbers, My Very First Book of Colors, My Very First Book of Shapes, My Very First Book of Wordsの4冊。あれ?semi circleと dormって違うものなの?

英語快読 600万語(9)—うぅぅ、やられた!&再読

またしても「アメリカとイギリス」にやられてしまった! 

・・・というか、今回は、自業自得なんだけど。

100万語の時に購入して読んだBad Day for Balletを、もう一度買ってしまったの。Amazonでバレエ関係の本を検索している時にこれがひっかかった。で、「このタイトルなんか見たことあるよなぁ」と思ったのだが、よくは調べなかった。そこでよく調べておけば!!!!

でもって、表紙の画像が全く違っていたので、「あ、違う本だ」と思って、「バレエ物ってどうしてもタイトルが似ちゃうのかしらね」なんて思って近くの書店に注文を入れた。(Amazonに注文入れてもいいんだが、留守のことも多いの。本屋はどうせしょっちゅう行くから)

しばらくして、書店から電話がかかってきた。「ご注文いただいたものはイギリス版だったんですが、アメリカ版が来てしまって。なので、いただいたプリントアウトとは表紙の絵が違ってるんですが、これでもよろしいでしょうか? イギリス版を注文しなおしますか? そうするとまた1ヶ月くらいかかりますが」という問い合わせだった。

「中身が同じならどちらでもけっこうです。そもそも、これ、アメリカの作家の手によるものですし」と答え、書店に取りに行ったら!!!!

うぇーん、ショック! この表紙見たことあるぞ! 

でも、ひょっとしたら違う話かも。表紙の絵が似ているだけかも。

で、パラパラめくってみたら、あらま、やっぱり読み覚えがある! ふぇーん。

でも、ま、いっか。この際だから再読しましょう。最初に読んだやつは、いま友達のところに行ってるし・・・。

再読してみると、やはり100万語の時よりはラクになっている気がする。一度読んで話をぼんやり覚えているから・・・というのもあるかもしれないけど。

でもさ、ぼんやりは覚えてるけど、細かいとこは忘れてるし、二度目は二度目で楽しめる。

だったら、資源の有効活用もいいかもね。新しいものを読むのと並行して、これを契機に昔読んだものもどんどん再読してみることにしましょう。一度目に読んだ時には気づかなかったことに気づくかもしれないし、一度目の「私」と二度目の「私」は、その間に新しい経験もする訳なので、違っているはず(>加齢による衰え・・・という方向で変わっているということもあるかも)。なので、また、違った感想を持つかもしれない。

100万語の時は、いろいろなシリーズの名前も知らなかったから、これがNancy Drewのシリーズだってことは「記録」には書いてあるけど、「記憶」には残ってなかった。その時は、「単にバレエは事件の舞台設定っていうだけなのね」という感じで、シリーズの他のものを読もうと思わなかったけれど、今回は、2−3冊読んでみようかな?と思った。シリーズ物は脇役もそれぞれに性格設定があるので、何冊か読むうちに、1冊だけ読むのとは違った楽しみが出てくるし。

という訳で「転んでもタダでは起きない」を実践して、「同じ物を2冊買ってしまった!」を次なるステップへの契機としたいと思います。

ここまでの総語数、37653語。

103.2006年9月12 日:Bad Day for Ballet :児童書:9300語:☆☆☆☆:再読。以前読んだ時よりラクになったかもしれません。再読で話をぼんやり覚えているというのもあるかもしれないけれど。(>ちゃんとは覚えてない)

104.2006年9月12 日:You Wouldn't To Be A Victorian Schoolchild!:児童書:2700語:☆☆☆☆☆:イギリスの義務教育の始まりって、実は案外遅いんだよね。日本の学制開始とたいして変わらなかったりする。庶民が通うイギリスのBoard School(>公立学校。教育委員会が管轄する)の様子が分かります。先生の話を集中して聞いてないと、「姿勢矯正ギブス」みたいなのをはめられたり、なかなかに大変です。イギリスのスタイルというマンチェスター郊外の小さな村に、ナショナルトラストが昔の綿工場を博物館として開放しています。そこには児童労働者たちが寝泊りした小屋や勉強した部屋もあり、そこで、この本に出ているようなスレート(>小さな黒板みたいなものでノート代わりに使う)や砂を入れた箱(>これもノート代わり。砂の上に字を書いては消して使う)の実物を見ました。

105.2006年9月12 日:Beyond Babies :NW記事:2500語:☆☆☆☆:Newsweekの9月4日号の記事。いまや先進国のみならず、かつては子どもを持つことが普通で、子どもを持たないことへの圧力が強かった国でも、子どもを持たないという選択をするカップルが増えている。日本で出産する女性の80%は1人しか子どもを産まないって書いてあったけど、そんなに一人っ子率って高いのかなぁ。息子のクラスでは、2人兄弟以上の方が多いと思うけどなぁ。ちょっと気になってネットで調べてみたら、国立社会保障・人口問題研究所の「第12回出生力調査」(http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou12/doukou12.asp)では、子どもを産み終わった人の中ではいまだ2人っ子が多く、8割は2人か3人子どもがいるって書いてあった。また、結婚年数別にまだ生む可能性のある人を含めて考えても、結婚年数0−4年のは子どものいる夫婦の中で子ども1人は8割だけど、5−9年になればど、すでに26%の少数派だぞ! これ、私の英語の読解の間違いか???? それとも私の日本語の読解力の問題か????"In Japan, amongst the 80 percent or so of women who do have children, the one-child minifamily is the new norm"というのが英語なんですが・・・。雑誌記事って案外語数があるんですね。今後たまに面白そうな記事があったら多読に加えてみようかな。

106.2006年9月13 日:Ballerina :絵本:120語:☆☆☆☆☆:主人公はダンスが大好き。自分の部屋でいろいろな色の衣装をつけて、いろいろな踊りを踊ります。ピンクのチュチュで金平糖。ブルーのガウン(?ロマンチックチュチュ?)で「眠り」。裏表紙にバリシニコフのキャプションがあります。「私が思うに、ダンスのない人生というのはありえない。この本でピーター・シスはこの私の見方をさらに確かなものにしてくれた」。色使いにも工夫があり、楽しめます。

107.2006年9月13 日:Earnest and Celestine(3冊):絵本:500語:☆☆☆☆:Smile Earnest and Celesstine, Where Are You Earnest? Feel Better, Ernestの3冊。どういう事情かよく分からないんだけど、クマのアーネストとネズミのセレスティーヌは同居しています。最初は夫婦なのかなぁと思ったが、どうやらセレスティーヌは子どもみたい。アーネスト(男性みたい)が面倒をみています。でも、親子でもなさそうな感じだなぁ。シリーズの1冊目が入ってないので事情はよく分からないんだけど、2人は仲良く暮らしています。

英語快読 600万語(10)—本が来た!&You Wouldn’t Want To Be…

注文していた本が次々と届きつつあります。長かった!(>読み物日照り)

これでサクサク読めるぞ!

バレエ物と並んで、You Wouldn’t Want To Be…のシリーズも何冊か注文してあったのですが、これはSSSの「英語で趣味を楽しむ」の掲示板で歴史好きの人たち(>世界史クラブ)が紹介していたシリーズ。

面白い!!!!

イギリスの歴史教育って、ORTの中でも垣間見られるけれど、その時代に生きてたらどんな風だったのかなぁ・・・っていうのを、生徒自身が想像力をフル回転させて「実感する」というのをとても大事にしているように思う。

ジャクリーヌ・ウィルソンのThe Lotty Projectもそう。小学校5年生くらいの子が、かなり幅広く本を読み、「自分と同じくらいの年の女の子がヴィクトリア朝に生きていて家事使用人として住み込みで働かねばならなかったら・・・」というのを、かなり本格的に考える。

主体的に歴史を感じるっていうか・・・。

このYou Wouldn’t Want To Be….のシリーズも、歴史を単なる年号や事件の暗記ではなく、過去という「異文化」を生きるというのはどういうことだったのか?というのを、子どもにも分かりやすく教え、自ら考えさせる非常に良いシリーズです。

ここまでの総語数は、457303語。

108.2006年9月13 日:Look at Me!: I am a Ballerina:絵本:390語:☆☆☆☆:可愛い小さなバレシューズのオマケつきの本。クラスでやる色々な動作を小さなバレリーナたちが「これ、できる?」とやってみせている写真つき。中に一人えらく上手な黒人の子がいる。手先が思い切りきれいだし、軸がすっと伸びている。写真に写っている子たちは3−4歳といったところだが、この年齢でもスバ抜けたセンスの子ってやっぱりいるのね。

109.2006年9月13 日:Ballerina Bear :絵本:500語:☆☆☆☆:主人公はクマのバレリーナ。今日はリサイタルだっていうのに、どの衣装で出ようか・・・迷いだしたらとまらなくなってしまいます。言葉遊びもあります(bearly special dayなど)。でも、仲良しのお友達が来て助けてくれます。

110.2006年9月14 日:Belinda the Ballerina :絵本:420語:☆☆☆☆:Belindaは踊るのが大好き。ある日オーディションを受けに行きますが、踊る前から「君には問題がある」と落とされてしまいます。Bellindaは、この身体の欠陥を抱えてはバレリーナになるのは無理だ・・・と思い、別の道に進むことを考えます。うーん・・・。クラッシックのダンサーは、まずは身体の条件がよほど整ってなければプロにはなれないというのは事実。そこのところで成り立ってる物語ではあるんだけどさぁ。ネタばれになるので「身体の欠陥」って何かってのは書かないし、まぁ、フィクションなんだからいいけどさ、なんかちょっとストーリー展開に無理があるかもなぁ。

112 .2006年9月14 日:SR1(3冊):SR1:446語:☆☆☆☆:Clifford Makes a Friend, Space Dog Jack, Our Silly Gardenの3冊。Cliffordっていうのはどうやらとっても有名なシリーズらしい。最後のOur Silly Gardenもナンセンスで楽しめる。

113.2006年9月14 日:You Wouldn't To Be A Victorian Servant!:児童書:2700語:☆☆☆☆☆:ヴィクトリア朝の家事使用人の生活がよく分かります。ジャクリーヌ・ウィルソンのThe Lotty Projectの主人公はこの本も読んだのかな?

114 .2006年9月15 日:You Wouldn't To Be Ill In Tuder Times!:児童書:2800語:☆☆☆☆☆:テューダー朝の医学の状態がよく分かります。現代の目から見れば「非科学的」なことも「医学」の名前で行われていました。熱が出るのは「血が多すぎる」から、と血を抜く・・・とかね。ただ、こういうのも、新しい「科学の光」を当ててみれば、意味のあることも多く含まれているのかも。麻酔もなかったので、戦争などで大怪我をした患者の手足を切断する時は殴って気絶させてたらしいです。

115.2006年9月15 日:Ballerina for a Day :絵本:300語:バレエの仕掛け絵本。かなり良く出来ています。バレエのコスチュームを絵本の中の登場人物に着せ替えたりも出来ます。「触れる絵本」の部分もあり、挿絵(>小さなバレリーナ達が写真で登場)の中のチュチュやバレエシューズには一部布が使われています。

116.2006年9月15 日:My Mama Had a Dancing Heart :絵本:37 0語:再読です。絵も言葉も母娘の間に流れる心の交流も美しい本です。でも、よく分からない言葉もかなりある(>私の場合)。音のリズムなんかも本当はもっともっと味わい深いんだろうな。今、すっごく忙しいんだけど、「休憩!」と、喫茶店に持って行って、お茶を飲みながらゆったりと読みました。そしたら、この母娘も何かとお茶を飲んでます。春に飲むお茶は私は知らない名前のお茶。夏は冷たいレモネード。秋はスパイス入りのお茶。冬はマシュマロを浮かべたココア。ダンサーは豊かな心が必要です。四季折々を楽しんだこと、四季折々にふさわしいお茶を楽しんだこと、母親の愛情を一身に受けたこと・・・それが主人公のダンスを支えているのでしょう。しかし、父親の影が全然ないなー。母子家庭なのかなー。

117.2006年9月16 日:Ballet of the Elephants :絵本:840語:☆☆☆☆☆:実話。バランシンはゾウにバレエを踊らせる。作曲はストラビンスキー。2人ともロシアからアメリカへの亡命組だ。曲ハ「サーカス・ポルカ」。絵もとてもステキな絵本です。

118.2006年9月16 日:Little Witch’s Big Night:SR3:800語:☆☆☆☆☆:「いい子」の魔女の主人公は、魔女界においては「悪い子」。お母さんに「なんでベッドメーキングなんてしたの?」など、しょっちゅう叱られてしまいます。

119.2006年9月16 日:Little Witch Goes to School:SR3:800語:☆☆☆☆☆:学校に行ってみんなと仲良くしたい主人公。でも、勉強したり友達と仲良くしたり、っていうのは、魔女的には「悪いこと」。

英語快読 600万語(11)—出張は多読の書き入れ時

9月下旬から10月初めにかけて、2週間ちょいのイギリス出張。どなたかも掲示板で書かれていましたが、海外出張は「待ち時間」が長いから多読の書き入れ時です。

今回はこの出張を機に「音」の方も始めることにしました。こっちについては別に書きますけれど。

空港での待ち時間もダドキストには至福の時間。飛行機の中もうれしい読書タイム。

現地入りしてからは新聞記事の語数を一部記事について数えることにしてみました。別に語数稼ぎのために多読をやってる訳じゃないけど、着実に語数が増えて行くと新聞読むのも以前より楽しく感じられます。

多読の効果が上がっているのか、新聞記事が以前よりもよく理解出来る気がします。

朝起きてストレッチしながらBBCニュースをリスニングあるいはシャドウィング。シャドウィングしながら聞くとただ「聞く」よりよく「聞こえる」ことを発見。何故なんだろう?

しっかり朝食を食べて出かける。新聞を買って食堂でコーヒーを飲みながら読んで「戦闘準備」。基本的には9時から9時という感じで調べ物&書き物。休憩や食事はちょこちょこ新聞を読む。

帰宅してシャワーを浴びてTVでリスニングあるいはシャドウィング。ベッドに横になって多読しながら眠りにつく・・・。

人と会ったり、いろいろな手続きをしたり、多少の変化はあったけど、日本にいる時に比べれば大変シンプルな日々。

基本的に調べ物と書き物で過ごしているので、そんなに人と話す訳じゃないけど、ちょっとした用事も全部英語で足さなければならないし、その意味では、「(生英語の)リスニング」時間はけっこう長かったかもしれません。ま、これはカウントしてませんが。

帰路は、イギリスにファイルで送られて来た書類をチェックするという「お仕事」があったので、そんなには読めませんでしたが、それでも、日本で家事をして育児をして仕事をして(バレエをして)という生活の中で読める量に比べたら大量の読書が出来ました。

ここまでの総語数、682960語。

120.2006年9月17 日:Ballerina Dreams#1: Poppy’s Secret Wish:児童書:12000語:☆☆☆☆☆:「ロイヤル・バレエスクール日記」よりも心理描写が生き生きしていて私はこっちの方が好きだ。ロイヤル・バレースクールみたいな(バレエ)エリートの生活をのぞいてみるのは面白いし、ロイヤルの作品の鑑賞にも役立つけれど、自分のバレエとあまりにかけ離れているというのもあるかもしれない。同じくらいの年齢の子が主人公だが、英語もずっと読みやすく感じる。主人公は週1回バレースクールに通っている。もうすぐグレード試験を受けて良い生徒が発表される。主人公の仲良しはとてもバレエが上手で絶対に指名されるに決まっている。お母さんは「今回名前を呼ばれなくても、それはあなたがまだ準備が出来ていないってことであなたがダメってことじゃないのよ」と言うけれど、主人公はどうしても仲良しの友達と一緒に試験を受けて上のクラスに上がりたい。しかし仲良しのバレエが上手な友達もすべてが「バラ色」という訳じゃない。主人公はいつもこの友達のバレエの才能をうらやんでいるけれど、この友達のお父さんは勉強の方がバレエより大事だと思っており、娘のバレエを快く思っていないのだ。そして、「11歳になったらバレエはやめなさい」と言っている。主人公たちは今10歳。この年齢だから主人公は「11歳になるのなんてまだまだずーと先じゃない」なんて友達を慰めたりしてるのだが。そういう「人生の理不尽」も経験しながら、彼女たちは「バレエのある生活」を生きている。

121.2006年9月17 日:Royal Ballet School Diary#4:Sophie’s Flight of Fancy :児童書:30000語:☆☆☆☆☆:『ロイヤル・バレースクル日記』第四巻は、一緒にロイヤルのローワー・スクールに入った同期生の1人が進級出来ない!ということをめぐる話だ。途中まで日本で読んであったのだが、行きの飛行機で読み終えた。ロイヤル・バレエスクールは、とにかく入るだけだって、すっごく大変。「入学出来た」というだけでも、もう同年代のバレエを習っている子たちの中でずば抜けて上手だということの証明である。しかし、11歳の時点では「行けるかも」と思って入学許可したが、12歳になる時点で、「これはダメかも。早めに進路変更させた方が本人のため」ということもある。バレエは「肉体労働」なので、職業生活が送れる期間が限られており、うんと若い時から職業意識を持って取り組まないと、短い職業生活期間を充実して過ごせない。なので、10歳くらいの子どもが残酷なまでの職業意識を持っている。まあ、これは、職業人としてダンサーの生活が成立するというイギリスの土壌があるからこそ、とも言えるのだが。11−12歳の子どもには、あまりに過酷な宣告だが、「あなたはロイヤルではやっていけない」という現実を告げないことはもっと残酷。イギリスのバレエ少女小説を読んでいると、胸が痛くなることも多い。バレエはどんなにがんばっても素質と身体条件と容姿に恵まれていない人には道が開かれない。この進級出来なかった子だって、別にサボっていた訳じゃない。ロイヤルに合格するためにだって一生懸命レッスンしてきた。同世代のバレエを習っている子の中では、「ロイヤルに合格した」というだけで、上位0.1パーセント、いや、上位0.01パーセント、いやもっともしれないが、とにかくとんでもない上位の水準にいることは確かである。

122.2006年9月17 日:The Independent:新聞:2000語:☆☆☆☆☆:(1)「イラクでアメリカ人兵士が殺される映像がネットで流れている」という記事、(2)「バグダッドで「安全ベルト」みたいなのを作ろうという首相の呼びかけ」(それに関連した民間団体の会議のオープニングで少女たちがバレエを踊っている写真が掲載)についての記事、(3)「人間は「生物学的」「遺伝子的」に浮気をするように出来ている」という記事。(3)は、いろいろなことを、化学物質やらホルモンの分泌で説明していて、なんかそれじゃ味気ないなーとも思ったが、びっくりしたのは、「愛情」というのは、パートナーに対する穏やかなもの(欲情はまた別)や、仲の良い友達に対するものや、子どもに対するもの、なんであっても、なんとかいう物質が出るかどうかってことに関係していて、その物質が出ない人はそういう「愛情」を感じられないんだそうだ。うーむ。

123.2006年9月19 日:地方紙(フリーペーパー):新聞:1500語:☆☆☆☆☆:「バーナビー警部」新シリーズについて。「バーナビー警部」の新作はまだまだ続いている。バーナビー警部の娘が2007年に放映されるもので結婚することになっているらしい。それを巡っての記事。娘を演じている女優へのプライベートな生活のことも交えたインタビューで語っていることも交えながらの記事。なんでも彼女はボーイフレンドがいて「そろそろ結婚考えてよ」みたいなことも言ってるんだけど、相手は「何か言われてはいそうですかというタイプ」ではないそうなので、ひたすら「待ってる」しかないんだそうだ。「バーナビー警部」の中で結婚すれば、「彼も刺激されて結婚を考えてくれるかも」と、なんか、昔風の「待つ女」なのね。しかし、こんな風にインタビューでプライベートを語ってしまったら、気難しいボーイフレンドはますます結婚してくれないかもよ!

124.2006年9月20 日:The Independent:新聞:1500語:☆☆☆☆☆:(1)「痩せ過ぎのモデルはもういらない」ということについての記事。スペインで痩せ過ぎのモデルがファション・ショウに出してもらえなかったというニュースがあったが、ロンドンのファッション・ウィークでも、ポール・スミスは「僕も痩せ過ぎのモデルは使わない」と言った。でも、彼が使ったモデルの写真を見るとすっごく細いなぁ…。これで痩せ過ぎじゃないんなら、痩せ過ぎってどんだけ細いんだか…。(2)「ブレアがやめないから労働党の人気が落ちるじゃないか!!」ということについての記事。『ブレア時代のイギリス』(岩波新書)と合わせて読むと感慨深いかも。労働党の内部もなかなか大変そうだなぁ。

125.2006年9月20 日:Letterland: Samy Snakes’ Day at the Seaside :絵本:150語:☆☆☆☆:アルファベットのお勉強のシリーズ。ヘビさんはSの字になってます。Sがつく言葉がいっぱい出てきます。

126.2006年9月20 日:Silly Mummy, Silly Dady :絵本:30語:☆☆☆☆:主人公はご機嫌ナナメ。お母さんがすることも、お父さんがすることも、おばあちゃんがすることも・・・とにかく何もかも気に入りません。

127.2006年9月20 日:Red Rocket and Rainbow Jelly:絵本:100語:☆☆☆☆:2人の主人公が、「○色の△が好き」とあげていきます。色使いが楽しい絵本

128.2006年9月20 日:The Dinosaur’s Packed Lunch :児童書:1558語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの作品。主人公は父子家庭で育ってます。いろいろと満たされないものや寂しさもあるのでしょう。まだ指しゃぶりがなおらない。学校もいまひとつ面白くないし。朝お父さんとひと悶着あった後学校に行きますが、仲良しのお友達とも仲たがい。その日は博物館に行く日でした。主人公は恐竜を見ているうちにだんだん機嫌が治ってきます。あ、でも、お弁当を忘れて来ちゃった・・・。お母さんが生きていればこんなことなかっただろうに。みんなは楽しそうにお弁当を食べています。主人公が一人で恐竜の展示を見ていると…。

129.2006年9月21 日:The Independent:新聞:3500語:☆☆☆☆☆:(1)「前日のTVのレビュー」。CH4のドキュメンタリーBallet Changed My Life: Ballet Hooも取り上げられていた。(2)「女が痩せたモデルを好んでいる」という記事。どこだったかの大学での調査結果。痩せた女は自らをコントロールしているというイメージなので女は痩せた女を好むそう。(3)「アフリカの女性」の特集記事の一部。アフリカの女性が置かれている困難な状況について。でも、ルワンダでは国会議員の49%は女性なんだって。チャドでも6.5%。日本は7.1%だって。(4)「BMIは肥満や痩せの指標として適当か」という記事。BMIって1840年に作られた指標なんだって。しかも西洋人を基準にしてるからアジア人なんかの場合、ちょっとあてはまらない点もあるらしい。スペインのファッションショーでBMI18未満のモデルが使ってもらえなかったことを巡っていろいろ波紋が起きています。18未満って、モデルなんてみんな18未満じゃないの?

130.2006年9月22 日:The Independent:新聞:1600語:☆☆☆☆☆:(1)「今のイラクはフセイン時代よりひどいという国連レポート」の記事。今のイラクは「人は人に狼」というホッブスの言葉にあるような状況らしいです。酸とかの化学物質をかけられたとか電機ワイヤーで殴られたとかそういう傷跡を持つ人がいっぱいらしい。目をくりぬかれたり、歯を抜かれた人もいると言う。そういう「人は人に狼」状態を抑えるために政府とかそういう「工夫」が考えられたはずなのに。「大量破壊兵器がある」とウソまでついて介入したイラクで以前よりひどい状況が生まれているのはあまりにも皮肉だ。(2)「ロイヤル・アカデミーでチャールズ・サーチのコレクションの展示をやる」という記事。10年前にやった時には、「これは芸術じゃなくてポルノグラフィーだ!」と専門職員が4人も辞職したんだって。うーん、岡本太郎は「芸術は爆発だ」と言ったけど、これって「芸術は闘いだ!」って感じですね。こんな風に身体張って仕事するのってステキだな。「これをやろう」と言った側もこの時は自分の主張が通ったけど、通らなくて、「こんな保守的なところ辞めてやる!」と出て行くことになってたかもしれないんだもんね。そういう「真剣勝負!」の展示です。今回の展示には、作家自らの子供時代の性幻想をモチーフにした作品もあり、これと児童性愛との関係とか、またしても波紋を呼びそうな作品がいっぱいらしいです。作家本人は「子どもの性幻想というタブーに挑戦したのであって、見る人がどう受け取るかということは考えていない」と言ってるようですが。(3)「男子校出身者は離婚しやすい」という記事。1958年生まれの男子校のコンプリヘンシブ・スクール(>11歳から16歳。公立?)出身者は42歳までに離婚した人が37%なんだって。共学校は20%。女性の場合は女子校でも共学校でも違いはないんだそうです。でもって、結婚するか?とか、子供を持つか?とか、そういうことについては男女とも共学か別学かってことによって違いはないんだそうです。日本ではどうなのかな?

131.2006年9月20 日:Twin Tales :児童書:16400語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの作品。コニーは母親から「うれしいニュース」があると言われます。「赤ちゃんが出来たの。それも2人」と。コニーはうまく新しい状況に適応出来ません。でも両親はコニーがお姉ちゃんになることを喜んでしかるべき・・・と思っているので、コニーの気持ちをちゃんと分かってくれません。双子が生れるとますますコニーと両親の気持ちは乖離していきます。双子の検診についていった時に出会った看護婦さんが、すばらしいプレゼントをくれ、状況は変化していきます。続編では、双子が生まれてからずーっとプールに連れて行ってもらってなかったコニーはようやくプールに連れていってもらいます。でも、子ども用のプールが「親子水泳」に使われていて、大きなプールに入ることに・・・。そこで恐い思いをしたため、コニーは水が恐くなってしまいます。

132.2006年9月27 日:The Independent:新聞:1000語:☆☆☆☆☆:「ブレアの演説」関係の記事をいくつか。いやー、ブレアって本当に演説が上手い。原稿書くのもうまいし、しゃべりも抜群。演説の天才だよね。

133.2006年9月28 日:The Independent:新聞:500語:☆☆☆☆☆:「薬指の方が人差し指より長い女は足が速い」という記事。イギリスの新聞で面白いのは、こういう「科学」(?)記事が多いこと。どこだったかの大学の先生の研究発表です。各指の相対的長さといろいろな能力の関係に関する研究はけっこう多いらしい。たまたま「そんなのくだらん!小さなサンプルの研究ばっかぢゃん!」と思ったこの先生、たまたま双子研究家で双子のデータをいっぱい持ってた。骨格のレントゲンから彼らのさまざまな能力もバッチリとインプットされてる。で、分析してみたら、あーらびっくり。女性のサンプルでやってみたんだが、薬指の長い女はスポーツ能力が、人差し指の方が長かったり両者が同じくらいの長さだったりする女より高いんだって。

134.2006年9月29 日:The Independent:新聞:1000語:☆☆☆☆☆:「イギリスで乳がん罹病者上昇」という記事。基本的に乳がんは女性だけがかかるがんなのに(>ごく少数の男性もかかる)、イギリスのがん罹病者の中で乳がん罹病者が数的にトップ。原因は特定できないが、栄養状態の改善とともに、初経年齢が下がり、閉経年齢が上がったこと、子どもを産み始める年齢があがったこと、産む子どもの数が減ったこと、授乳する人が減ったことは大きいらしい。環境問題的な意味での環境の変化もなんらかの影響はあるだろう。肺がんのように「タバコを吸わなければかかる率が減る」というような対処法がなく、強いて言えば、授乳は罹病率を下げるらしい。

135.2006年10月3 日:Nina Farily Ballerina:児童書:3500語:☆☆☆☆☆:妖精の国のロイヤルバレエスクールに通うニーナ。妖精だけどバレエに魔法を使うことは禁じられています。スクールの生徒たちは女王から招かれて宮殿でパフォーマンスをすることになりました。ところが、どうも誰かが魔法でじゃまをしているみたい。

135.2006年10月3 日:Candyfloss:児童書:70000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソン。主人公は綿飴みたいにふわふわの髪の毛の女の子。母親と継父と半分地の血がつながった弟と住んでいます。実の父親はカフェをやっており(>といってもおしゃれなカフェじゃなくて、古いタイプのチップスが売り・・というようなカフェ)、主人公は週末は父親と会います。ところが、継父がオーストラリアに仕事の都合で半年間赴任することに・・・。主人公は母親と父親との間で心を引き裂かれる思いがします。たった半年だけれど、父親と会えなくなるのは耐えられない。本当は実の母・実の父・そして自分の3人で暮らしていたかった。継父は悪い人じゃないけど、やっぱり本当の父じゃない。主人公は父とイギリスに残ることにします。一方学校でも「一番の仲良し」だと思っていた子との間にちょっと溝を感じたりしています。みんなからいじめられている転校生と仲良くなりたい・・・でも、そんなことしたら「一番の仲良し」の子の機嫌を損ねる・・・。主人公の人生に次々と試練が・・。実の父親のカフェは経営がいまひとつうまくいっていなくて、母親は父親を「人生の負け犬」のように思っている。でも、主人公は父親が大好き。父親も娘を愛しかわいがっています。

137.2006年10月4 日:Ballerina Dreams#2: Jasmine's Lucky Star:児童書:7000語:☆☆☆☆☆:シリーズ2作目。このシリーズは一人称で書かれるが、主人公が毎回代わるみたい。同じスクールを別々の登場人物の目から語るという手法はなかなかいいと思う。今回の主人公はヤスミン。お父さんはお医者様でバレエより勉強の方が大事と思っている。発表会でいい役をもらえそうなんだけど、そうするとレッスンを増やさねばならない。お父さんは許してくれるだろうか。ヤスミンは小さな胸を痛める。そして、これってアンフェアだ・・・と思う。

138.2006年10月6日:John Doe :CER1:4500語:☆☆☆☆:再読。今後再読も積極的にやって行こうと思う。一度読んでもけっこう忘れているし、覚えている場合はより深く味わえたりもするし、何よりお金の節約になるし。最初読んだ時も面白く読めたけど、今回も面白く読めた。短いけれど、なかなかよく出来たミステリー。

139.2006年10月9日:You Wouldn't To Be A Victorian Miner!:絵本:2500語:☆☆☆☆☆:ヴィクトリア朝の炭鉱夫の労働生活がよく分かります。産業革命を可能にした蒸気力はこういう炭鉱夫たちの命がけの(>事故が多い)重労働に支えられていたのですね。

140.2006年10月10日:Barbie Com: Ballet Buddies :SIR1:1200語:☆☆☆☆:barbie.comのシリーズものみたいなのでちょっと事情が分からない部分もあるんだけど、バレエを習っている仲良し2人組のお話。2人はなにか困ったことがあるとコンピュータでbarbie.comを訪ねるみたい。そうするとぽわぽわーっとピンクの空気につつまれて、バービーお姉さんが出てきて(>あるいは2人がコンピュータの中に入る?)、いろいろアドバイスをしてくれます。

141.2006年10月10日:Buried Alive!:児童書:27000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの未読作品。主人公は前作のキャンプで友達になった男の子も誘って家族旅行に行くことになります。今回は前作のような「冒険の旅」(>その手のキャンプに行かされた)ではなくおだやかな旅行のつもりが、行った先にいじめっ子が・・。今回も主人公を試練が襲います。

142.2006年10月13日:Ballerina Dreams#3: Rose's Big Decision :児童書:7000語:☆☆☆☆☆:今回はRoseが主人公。RoseはPoppyやJasumineよりは遅くバレエを始めました。でも、体操がとても上手で何度も大会で優勝したりしています。だからとても身体が柔らかい。でも、バレエの先生はRoseが体操やってるから背中がそっちゃうのよと言うし、体操の先生はバレエやってるから動きがシャープじゃなくなるのよと言うし・・・。体操選手だって表現力のためにバレエ習う人も多いと思うし、別に両方やってもいいんじゃないかと思うけれど、「本格的」にやろうとすると、どっちか選ばないといけないのかしらね。どちらの先生も「両立は無理」と考えているみたいで、どっちも好きなRoseは悩みます。

143.2006年10月14日:Ballerina Dreams#4: Dancing Princess :児童書:7000語:☆☆☆☆☆:第一作目と同様、ふたたびPoppyが主人公。ある日、ポピーのバレエクラスに見学の人が来ます。なんでも劇中でバレエを子役を探しているとのこと。ポピーは自分が選ばれたくてたまりません。でも、私はローズみたいに身体が柔らかくないし細くないし、ジャスミンみたいにテクニックがないし・・・。みんなは私には表現力があるって言ってくれるけど、表現力なんてあっても仕方ないし・・・。でも、その見学の人はまた来週来るらしい。よし、来週までにストレッチをうんとやってダイエットして見学の人にアピールしちゃおう!・・そう思ったポピーはどんどん自分を追い詰めて行くことになります。

144.2006年10月15日:ICR2(2冊):ICR2:1538語:☆☆☆:Addie's Bad Day, Dinosaur Detective Lost and Foundの2冊。

145.2006年10月15日:Young Cam Jason and the Dinosaur Game :PE-t-R2:1200語:☆☆☆☆:記憶力抜群の女の子カムのシリーズ。お友達の家のパーティでゲームがありました。びんの中に入っている恐竜のおもちゃの数を推測して一番近い数の人は景品がもらえます。

146.2006年10月16日:You Wouldn'tt Want To Be A Crusader!:絵本:3002語:☆☆☆☆☆:十字軍の戦士として聖地に赴くのはとても大変なこと。お金もかかるし命の保証もない。どの隊列に加わって遠征するかで運命が違ってしまったりもする。無事に聖地を奪回する隊にいても、帰路で死んだりする可能性も大。

147.2006年10月17日:Ballerina Dreams#5: Dancing with the Stars :児童書:7000語:☆☆☆☆☆:シリーズ5作目。Jasumineはレッスンの後先生に呼ばれて、ロイヤルの土曜クラスに出るためのオーディションを受けてみない?と言われます。パパは以前ほどバレエに反対しないけれど、でも、毎週土曜日ロンドンまでレッスンに出る・・というのを許可してくれるだろうか・・・。

148.2006年10月19日:You Wouldn'tt Want To Be In A Medeival Dungeon!:絵本:3043語:☆☆☆☆☆:中世の牢獄の様子がよく分かります。不衛生で大変に居心地が悪くとても恐ろしいところです。ロンドンはじめ、イギリス各地に昔の牢獄の様子を再現した博物館みたいのがありますが、この本を読んでから行くと、また違った感慨があるかも。

149.2006年9月?日(記入もれ):Magic of Ballet#1:雑誌:3000語:☆☆☆☆☆:イギリスの女の子向けバレエ雑誌。いろいろおまけもついてます。

150.2006年10月21日:Magic of Ballet#2:雑誌:3000語:☆☆☆☆☆:男の子にはこういう雑誌はないのかしらね。ちょっと可愛そうかも。

英語快読 600万語(12)—多聴(聞?)という新しい世界

出張から帰って「秋の繁忙期」です。バレエ関係のシリーズ物が手元にあるので、ありがたいです。絵本やLRの「立ち読み」も忙しいからこそ「重宝」という面があります。短時間で1冊読みあがるのは、忙しい時期にこそ貴重かもしれません。

出張前日に多聴(聞?)を始めましたが、これに伴って読む方にも新しいメニューが加わりました。耳で何度か聞いた教材を「聞きながら読む」(LR)という読み方です。場合によっては同時に聞くことが出来ません。たとえば、MMR1のCDには1枚に3冊分くらいの話が録音されているので、3冊みんな買ってしまうと、同じCDが3枚になっちゃってもったいないからです。なので、この場合はあと2冊は「立ち読み」します。でも、それでも、「耳も聞き目でも読む」という、新しい「読み方」になっています。「目だけで読む」のとは、なにかが「一味違う」感じがします。

また、最近再読も時々するようになりました。時間が限られているので、ある程度「面白い」と分かっている物だと安心して(?)読めるというのもあるし、CD付の教材を買うようになって、CDは何度も聞くので、一見高く見えるけど、実際には「割安」感があるなぁ・・・と思ったのもキッカケ。

「うーん、テキストの方ももっと再利用しようかなぁ・・」と。でもって、実際読んでみると、内容はかなり忘れているので(>記憶力のない女)、ちゃーんと1回目同様に楽しめるし・・・。しかも、「1回目の自分」と比較しながら読んだり、やっぱり1回目よりはよく理解出来るので、1回目には味わい切れなかった部分を味わえたりする(>いや、1回目に何を味わったのか忘れているのか・)ので、再読には再読の楽しみがあると思いました。

ここまでの総語数、810537語。

151.2006年10月22日:Pride and the Prejudice:AS3:6336語:☆☆☆☆☆:なかなか面白く読めた。途中に「問題」のようなのがあるのだが、わが国の「国語」の問題よりずっと「文学的」に小説を読むための「手順」のようなものが分かるような気がする。

152.2006年10月22日:You Wouldn't Want To Be A Medeival Knight :絵本:2800語:☆☆☆☆☆:騎士って「生まれ」のみでなる訳じゃないのね。活躍して「お前を騎士にする」というのがあるってのは知ってたけど、騎士のもとにで「徒弟」みたいに訓練する道もあるらしい。もちろん、ある程度の生まれとかコネってのが必要らしいけど。でも、あの重たい鎧を着て闘うのは大変そうですね。

153.2006年10月24日:Shooting Stars:MMR0:600語:☆☆☆☆:LRで読んだ。多聴との一石二鳥。休暇でギリシャの島に友達と出かけた主人公。隣のホテルのベランダで映画俳優と女優のカップルがケンカしているのが見えてしまった。何と女優は銃を持ち出して・・・。

154.2006年10月25日:Invisible Inc.#1 Schoolyard Mystery :SR4:3500語:☆☆☆☆:家族旅行の時、洞窟でみずたまりに落っこちたら透明人間になってしまった主人公。包帯ぐるぐる巻きの「透明人間」の衣装(?)で登校。2人の友達と探偵社(?)Invisible Inc.を設立しました。おりしもビニール製大型地球儀が紛失。3人はこれを最初の事件として扱います。

155 .2006年10月26日:You Wouldn't To Be A Mammoth Hunter :絵本:2000語:☆☆☆☆☆:原始時代の暮らしも楽じゃない。マンモスを捕らえるのはとっても大変。場合によっては人間の臭いを消すため、マンモスの糞をからだに塗ってマンモスに近づくことも・・・。

156 .2006年10月27日:Anna and the Fighter :MMR2:2000語:☆☆☆☆:アンナははじめて一人でおばさんのところに遊びに行きます。でも、列車の中で眠ってしまって目的地を通り過ぎてしまいます。同じコンパートメントにいかにも人相の悪い男がいて「僕が助けてあげる」と言うんですけれど・・・。

157 .2006年10月28日:Ballerina Dreams#6: Dancing Forever:児童書:7000語:☆☆☆☆☆:ローズのバレエのクラスに男の子が登場します。ローズはその子と仲良くなるけれど、レッスン中に彼に気を取られて集中力散漫になってしまうこともあり、せっかく先生からグレード試験を受けていいと言われたのにそれが危うくなりそう。

158 .2006年10月29日:Little Witch's Bad Dream :SR3:1074語:☆☆☆☆☆:いとこが遊びに来ることになりました。主人公は歓迎しようとしますが、お母さんは、「また、そんな良いことをして!」と機嫌が悪いです。

159 .2006年10月30日:Lili at Ballet :絵本:502語:☆☆☆☆☆:絵がきれい。バレエを習う子どもにとって良い入門書になりそう。

160 .2006年10月31日:Full Monty :PGR4:18000語:☆☆☆☆☆:工業都市シェフィールドの鉄鋼工場が次々閉鎖になって、失業に苦しむ人が増大。主人公は離婚した妻に子どもの養育費が払えず、面接権を失いそうになっている。主人公が考えた起死回生の手とは・・・。不況下のイギリスの父子の愛情が物悲しい。

161 .2006年11月3日:You Wouldn't To Be An Egyptian Mummy!:絵本:2738語:☆☆☆☆☆:ミイラを作るのはなかなか大変です。脳みそは鼻の穴から出します。肝臓や胃や腸はそれぞれ別の入れ物にいれるんですが、どうやら腸にも包帯まくらしいです。ひゃー、大変!

162 .2006年11月5日:Mr Magnolis :絵本:150語:☆☆☆☆:片方しか靴のないマグノリス氏のお話。

163 .2006年11月5日:The Three Bears :絵本:150語:☆☆☆☆:有名な「三匹のクマ」の絵本です。

164 .2006年11月6日:Alphabet City Ballet :児童書:33299語:☆☆☆☆☆:プエルトリカンの主人公の通う学校にバレエ学校からオーディションのためにスタッフがやってきます。選ばれたのは主人公とシェルターに住む女の子。でも、父子家庭の主人公はバレエ学校まで送り迎えしてくれる人がいない。シェルターに住む女の子はレオタードやシューズなど必要なものをそろえるお金がない。アメリカやイギリスでは、お金がない家庭の子どもでも才能があればバレエの教育を受けることが出来る制度が日本よりはずーっと整っています。でも、そういう「慈善」って、無神経な場合もありますね。「ただでこんな良い学校に通わせてあげる」って言っても、それ以外の出費や人手を工面できない場合もあるってことに「目がいってない」と「与えられた」人はとっても傷つくこともあります。それでも、最初から機会の与えられない日本よりずっといいと思うけれど。いろいろなことを考えさせられた作品でした。

165 .2006年11月6日:キッズ英語絵本(1−10巻):絵本:1500語:☆☆☆☆:Tiny Boppers, A Beautiful Butterfly, Pal the Parrot, A Teddy Bear, Our Sweet Home, Me Myself, My Pet, Who Stole the Cookies? What Can You Do?, What's This?の10冊。CDを購入してまず音で聞き、立ち読みで確認。

166 .2006年11月10日:You Wouldn't To Be Greek Athlete!:絵本:2500語:☆☆☆☆☆:ギリシヤ時代のオリンピック選手はオールヌードで競技したんだって。転んだら痛そう。

167 .2006年11月10日:Louisa the Ballerina :絵本:26000語:☆☆☆☆☆:Louisa's Secret, A Rival for Louisa,Louisa in the Wingsの3つの話が1冊に収録されています。主人公は男兄弟の中で育ってます。隣に男の子が越してくるんですが、この子が主人公のバレエ教室に。主人公の兄たちは、男の子がバレエをすることをからかいます。

168 .2006年11月12日:Baker, Baker, Cookie Maker:SIR1:300語:☆☆☆:セサミストリートのキャラクターが登場します。

169 .2006年11月13日:Gasper(2冊):絵本:675語:☆☆☆☆☆:Lisa in New York, Gasper and Lisa's Rainy Dayの2冊。絵が可愛いです。

170 .2006年11月13日:Young Cam Jason and the New Girl:PER2:1000語:☆☆☆☆:Camのクラスに来た転校生はちょっとおしゃべり。まだ学校の様子が分かってません。体育の時間に集合したら、彼女がいません。
 
171 .2006年11月14日:Girl Meets Boy :PGR1:1900語:☆☆☆☆:評判のよいGR。主人公は休暇でスペインに向かう船の上でステキな男の子に出会います。でも、彼の方は彼女のことをどう思っているのかな?

172 .2006年11月14日:Adventure of Captain Underpants :児童書:5360語:☆☆☆☆☆:おバカ系の人気本。読みかけたら続きが気になって電車の中で読んでしまいました。多分まわりの乗客から「危ない人」と思われていたことでしょう。

173 .2006年11月15日:Bruna(2冊):絵本:587語:☆☆☆☆:Snuffy、 Poppy Pigの2冊。

174 .2006年11月15日:Peter’s Chair:絵本:292語:☆☆☆☆☆:P妹が生まれ、ピーターが小さい頃使っていた物が妹のためにピンクに塗り替えられてしまいます。

175 .2006年11月15日:Nortahnger Abbey:MMR2+:6900語:☆☆☆☆☆:LRで読んだ。「まずは耳から」と何度もCDを聞いたのだが、いまひとつ???だった。これ、ちょっと話がごちゃごちゃしてるってのもあるんだろうけれど。なかなかにハラハラさせられる話である。オースティンの時代は女性の間でホラーストーリーが流行っていたんですね。

英語快読 600万語(13)—Ballet Shoesと Dancing Shoes

最初の「100万語」の時に、Ballet Shoesという本を読みました。SSSの書評検索で、”ballet”というキィ・ワードでひっかかった本です。児童文学の「古典」らしく、映画You’ve Got a Mailの中でも紹介されていた、という話が書評に書かれていました。

Ballet Shoesは7万語くらいの児童書ですが、それなりに「手ごわかった」記憶があります。読めたけど、ちょっと疲れた・・・。

このBallet Shoes以降、約500万語の英語を読みました。そして、同じ著者のDancing Shoesという本を読んでみたら・・・。

すっごく、ラクになってる!!!

500万語楽しく読んで、知らない間に英語力がアップしたんだなぁ・・とうれしくなりました。「楽しく読んで力がつく」多読のパワーを実感しました。

ここまでの総語数、1023536語。

176 .2006年11月17日:Duck:絵本:100語:☆☆☆☆:主人公は犬を見ても猫を見ても”duck"と言います。Qが小さい頃、犬と猫の区別がよくついてなくて、猫を見ても「犬」と言っていたのを思い出します。

177 .2006年11月17日:You Wouldn't Want To Be A Viking Explorer:絵本:2451語:☆☆☆☆☆:いやー、びっくり! アメリカに最初に渡ったヨーロッパ人はバイキングだったんだって!!!

178 .2006年11月20日:MTH#2 The Knite at Dawn :児童書:5218語:☆☆☆☆:評判の良いMTHノシリーズだが、私は最初の1巻で「いまいち」感を持ってしまい、それ以来、食わず嫌いだったんだけど、ふと手に取ってみたらけっこう面白いぢゃん! というか、ひょっとして英語力があがってサクサク感が増したから?

179 .2006年11月20日:The Umbrella:MMR1:500語:☆☆☆☆:MMR1はCDつきで買うと、1つのCDに3つの話が入ってくる。最寄ターミナル駅の本屋にはCDがついてないものが売ってないので、他つの話は立ち読み。これは立ち読みで読んだ。値切って売ってもらった赤い傘がつなぐ縁。

180 .2006年11月21日:MTH#3 Mummies in the Morning :児童書:5300語:☆☆☆☆:うーん、MTH面白いぞ! 1巻ごとに面白くなってくる気がするんだけど、これ、作者もノってきたってことなのかなー。それにしても英米の小学生にとって「ミイラ」の勉強ってかなり重要分野なのね。You Wouldn't Want toのシリーズでもやたら詳しかったし、ジャクリーヌ・ウィルソンのThe Cat Mummyのようなストーリーが成り立つ背景に、「ミイラ」について詳しく習うってのがあるもの。日本だったら「古代エジプトでは王が死ぬとミイラにして、宝石類とともに埋葬しました」というような、なんていうか、「事実叙述的」な教え方になるんだと思うんだけど、英米では「ミイラを作る時には内臓を取り出します。脳は鼻から先がカギになった針金みたいなのを入れて・・・」とやけにリアルに教えるみたいねー。

181 .2006年11月23日:The Royal Ballet Diaries#6 Kate's Special Secret :児童書:29000語:☆☆☆☆☆:このシリーズの中では私的には一番面白かったかも。ロイヤル・バレエスクールにスクール出身のスター・ダンサーのカップルが訪れる様子をドキュメンタリーに撮ると言う。生徒たちは興奮します。でもKateだけはなんだか様子が変・・。

182 .2006年11月24日:Young Cam Jason and the Double Beach Mystery :PER2:☆☆☆☆:海水浴に来た主人公たち。お母さんが待ってるビーチパラソルの位置をしっかりと確認して貝を拾いに行ったのだけれど・・・。

183 .2006年11月24日:Within High Fence :CER2:7700語:☆☆☆☆☆:再読。主人公は難民収容施設で働いているが(夜間)、同居しているお金のあるボーイフレンドは彼女が働くことを快く思っていない。CERの他のシリーズでは仕事ばかりして2人の時間を大切にしない男性は「捨てられて当たり前」みたいなトーンで書かれてたりするんだけど、女はいいのか? もちろんこのボーイフレンドは彼女を「無能」扱いするという、DVの一種の行為を取っているんだけどもね。「夜の時間は2人で過ごしたいのに・・」というボーイフレンドの言い分は、もし、他シリーズで同じ行動を取る男性を非難するのなら、それはそれで正当のような気もしちゃいます。

184 .2006年11月24日:MTH#4 Pirates Past Noon :児童書:5500語:☆☆☆☆:兄妹は今度は海賊たちに出会います。

185 .2006年11月24日:Good Night, Gorilla!:絵本:48語:☆☆☆☆☆:動物園のゴリラ君、守衛さんの鍵をポケットから抜き出して次々と仲間を檻から出してしまいます。

186 .2006年11月27日:Froggy Gets Dressed :絵本:450語:☆☆☆☆:本当は冬眠してなきゃいけないんだけど、雪が降ったのでカエルのフロッギーは外に遊びに行きたくなってしまいます。外に飛び出したのはいいけど、何か身につけるのを忘れていない?

187 .2006年11月28日:MTH#5 Night of Ninja :児童書:5500語:☆☆☆☆:おなじみ兄妹は今度は昔の日本で忍者に出会います。

188 .2006年11月30日:Allisa:MMR1:900語:☆☆☆☆:LRです。読書好きのアリッサは女中奉公に出されます。昔はみんな子どもの頃から働かなくてはならなくて大変でしたね。

189 .2006年12月1日:Lucky Number:MMR1:900語:☆☆☆☆:多聴用に買ったもの。一度聴いてから読みました。

190 .2006年12月2日:Next Door to Love:CER1:4500語:☆☆☆☆:再読。もうしばらく男はいいわ・・と思ってる主人公の隣にちょっと気になる男が越して来ます。

191 .2006年12月4日:Young Cam Jason and the Library Mystery:PER2:1400語:☆☆☆☆:お父さんと友達と図書館に行った主人公。お父さんも熱心に読書。さて、図書館を出て買い物に行こうとすると・・。あれ? 買い物リストがありません。

192 .2006年12月8日:Charlotte's Web:児童書:31455語:☆☆☆☆:なかなか読み応えありました。書店でよく見かけてはいたのですが、手に取ってみることはありませんでした。映画化の話を聞いて、ふと読んでみようという気になりました。

193 .2006年12月8日:You Wouldn't Want To Be On Appolo 13:絵本:3042語:☆☆☆☆☆:宇宙飛行士もなかなか苦労が多い・・・。それにしても、宇宙飛行士たちは、やむを得ないことなんだろうが、トイレの中身を宇宙に捨ててるらしい・・・。いいのか????

194 .2006年12月9日:MTH#5 The Amazon Rain Forest:児童書:6500語:☆☆☆☆:今度は熱帯雨林での探検です。

195 .2006年12月10日:Dancing Shoes:児童書:50937語:☆☆☆☆☆:この著者のBallet Shoesは、「100万語」の時に読んだ。その時には「一応読めた」けれど、けっこう「疲れた」。今回同じ著者の手になる作品を読んで「あ、Ballet Shoesより楽になった!」と思った。Ballet ShoesからDancing Shoesの間に「500万語」を読んだ訳で、この「500万語」が「あ、楽だ!」という「実感」に繋がったのだと思う。「楽しく読んで知らない間に力がつく」のが多読の素晴らしさだ。主人公は、養子の妹思いの女の子。父親が俳優として成功しようとしていたその時に飛行機事故で亡くなる。その後母親が苦労して2人の女の子を育てるのだが、母親も死んでしまう。そこでこの2人は父親の兄弟の家に引き取られることに。父親の兄弟の妻はダンススクールを経営しており、主人公と妹は、その家の子どもと一緒にここでダンスを習うことになる。このスクールは、あくまでも「ショウ・ビジネス」を目指すタイプの学校。妹の母親はバレエダンサーであったらしく、主人公は妹には、こんなショウビズじゃなくて「バレエ」を習わせたい。まだロウティーンの主人公たちだが、20世紀初頭のイギリスにおいては、ダンスは「食うため」の手段であり、彼女たちは、それを意識して暮らしている。バレエもミュージカルも、お嬢様芸ではなく、「食う」という局面で発達してきたものなのだということを改めて感じさせられた。

196 .2006年12月11日:Bella Basset Ballerina(2回):絵本:4400語:☆☆☆☆:ストーリーはいいんだけど、絵がグロいです。犬たちが主人公なんだけど、やけに写実主義で、そういう犬がチュチュ着てたりするととってもグロい。主人公は誕生日のプレゼントとして母親にバレエに連れていってもらいます。そこでスッカリバレエの魅力のとりこになり、「私もバレリーナになる!」と思います。でも、お母さんは「どの犬も自分に合った勤めというのがあるの。バセット犬は穴を掘ったり力仕事をしたりというのが転職。バレエは無理」と言います。諦めきれない主人公はなんとか自分の夢を実現する道を探ろうとします。「適性と適職」「やりたいこととやれること」・・・これは人生において非常に大きな問題ですね。特にバレエは「見た目」の芸術なので・・・。

197 .2006年12月11日:PE-tR1(2冊):PE-tR1:280語:☆☆☆☆:When Tiny was Tiny, Tiny the Snow Dogの2冊。犬のTinyと飼い主の子どもの友情が心温まる感じ。

198 .2006年12月14日:You Wouldn't To Be A Polar Explorer:絵本:2449語:☆☆☆☆☆:南極探検も苦労が多い。造船の町グラスゴーで南極探検用の船についての博物館に行ったことがありますが、人間の未知の世界にあこがれたり、それを探求してやろうという、その「情熱」って氷山をも突き破る(>溶かす?)っていうか・・すごいものがあるんですね。私も仕事への「情熱」をもっと燃やさないとなぁ・・・。

199 .2006年12月15日:A Dog Named Sam:PE-tR2:850語:☆☆☆☆:サムは色々な物を持って来てくれます。でも、新聞はツバでぐちゃぐちゃになっちゃうし、ちょっとありがた迷惑?

200 .2006年12月16日:Nate the Great and the Monster Mess:児童書:2090語:☆☆☆☆:クッキー作りたくなりました。Nateを「親子で多読」してみました。息子は「こいつ、自分のこといつもグレートって言う訳?」と言ってました。我が家で”I ○○ the Great want a cup of tea.” “I ×× the Great feel sleepy”とか言うのが流行ってます。

201 .2006年12月19日:You Wouldn't To Be A Pirates' Prisoner:絵本:2435語:
:☆☆☆☆☆:かなりグロいです。うーん、たしかに海賊に「囚われの身」にはなりたくないぞ! 

202 .2006年12月20日:Five Senses(6冊):T-t-D::600語:☆☆☆☆☆:LR。理科系の言葉って案外発音分かってなかったりするので、耳から聞くの大事かも・・・。

203 .2006年12月21日:You Wouldn't Want To Be An Aztec Sacrifice!:絵本:2330語:☆☆☆☆☆:ハンサムで健康な若者であることが、マイナス(>生贄に選ばれてしまう)に働くこともあるのね。

204 .2006年12月22日:The Black Cat:MMR3:9000語:☆☆☆☆:カゼで寝込んだので、多聴用に買ったものを読みました。

205 .2006年12月23日:A Tale of Two Cities :MMR2+:5400語:☆☆☆☆:同じく、カゼで寝込んだので、多聴用に買ったものを読みました。古典物は「耳だけ」で理解するのは、「現代物」より難しいかも・・・。アメリカ独立戦争、フランス革命の頃は、世の中が大きく揺れ動き、その中で多くの人の人生が影響されたのでしょうね。「この先世の中どこへ行くのか?」というのが見えない中で、「よりよい社会」「正義」「公正」「平等」を求めて、命がけで闘った人たちがいっぱいいたのですね。それは多くの犠牲、流血を伴ったけれど・・・。

206 .2006年12月24日:A Kiss Before Dying :MMR5:21000語:☆☆☆☆☆:『多聴多読マガジン』創刊号のCDで興味を持ち、注文入れました。面白かった!ついでに映画も借りて見ちゃいました。邦題は『死の接吻』。すごい邦題だなぁ。映画の方は主人公の兄弟関係などが少し違った設定になっています。原作者は『ローズマリーの赤ちゃん』を書いた人なんですね。


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9755. 600万語おめでとうございます!!

お名前: めがねっこ
投稿日: 2007/7/8(20:57)

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ウルトラQの母さん、こんばんは! めがねっこです☆

〉すっかり「今は昔」のことなんですが、600万語通過しました。途中、2006年の7月末をもって、3周年も迎えました。(>いつ始めたかっていうのがはっきりしない。語数などカウントしだしたのは2003年8月1日)

600万語おめでとうございます!!

〉500万語から600万語にかけての100万語で特筆すべきは、「絵本をいっぱい読んだ」ということと「図書館利用・立ち読み技の駆使」ですね。この2つは実は緊密に結びついており、後者により「お金を使わずに絵本を読むことが出来る」ということをSSSの掲示板で「学習」したおかげです。これまでは、「絵本は高いから無理」と手を出さなかったんです。

〉絵本は楽しいです。もちろん絵本も玉石混交ですけれど、良質の絵本は「芸術品」です。

私は絵本は読まないですねー。
今のところ借りることができるところが見つかりません。
ORTもいつかは読みたいですが、購入するとなると超高額で当分無理です(@_@)
幸い、GRと児童書とPBは借りられますが。

〉「図書館利用・立ち読み技の駆使」を取り入れたのは、実は、「手元に読む物のストックがなかった」という、止むに止まれぬ事情でした。しかし、「災い転じて福となす」で、これが良かった。

〉あと、図書館にリクエストして、シリーズ物で欠けている巻を少し穴埋めするのに貢献出来たのも良かったです。これは今後ともやっていくつもり。(>ミグ隊長の下に)

〉とは言うものの、やはり「手元に読む物のストックがある」ことの重要さも改めて痛感したりもしました。

〉Scholastic Actionの理科系の物を読んだのも面白かったです。子どもの頃、もっと科学読み物を読んでいれば良かったなぁ。そしたら人生変わっていたかも。

〉「PBは(なるべく)読まない!」という方針で臨んだ600万語。これまでは、100万語あたり3〜4冊PBがあったので、語数のうちの3−4割をPBが占めてしまってました。今回はしかもYLの低い物をいっぱい読みました。

〉「多読をした!」っていう充実感のようなものがあります。また、易しい物をいっぱい読んだことで、これまでの英語の「穴」が幾分埋まったような、英語力の凸凹がちょっぴり滑らかになったような、そんな感じがあります。

〉あと、GRを読んだ時、以前に同じレベルのGRを読んだ時と比べたり、児童書を読んだ時に、以前に同じ作家の物を読んだ時と比べて、ふっと「あ、ラクになってる」と感じることがありました。英語力がついたのかな?(>だといいんだけど)

私は児童書派ですね。
Sidney Sheldonは読めるけれど、内容が私に合わないよ〜という感じです。
面白いには面白いのですが、グロテスクな感じがちょっと……(×_×)
けれども、Sheldonほど読みやすいPBも見つからないので、
児童書に走っています。
内容的に児童書の方が共感ができるし、感動もできるんです。
最近はずっとJacqueline Wilsonを借りまくっています。

先日、Harry Potter7巻を思い切ってアマゾンで予約しました(^−^;)
今の私の力で読めるかどうか……自信がありませんが、
読めなかったら本棚へ、ですね。

最近になって、TOEICの点数を上げる必要性に迫られているので、
先日もTOEICのIPテストを受けました。
大きい声では言えませんが、ちょっとだけDuo3.0で語彙力増強もやっています(汗)
結果が出たら、またSSSの掲示板に報告しようと思っています。

近況報告のようになってしまいました。
すみません。

それでは、Happy Reading!!


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9767. Re: 600万語おめでとうございます!!

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/7/14(00:13)

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>めがねっこさん

〉600万語おめでとうございます!!
→ありがとうございます。

〉私は絵本は読まないですねー。
〉今のところ借りることができるところが見つかりません。
→本屋で立ち読みというのもアリかと思います。

〉ORTもいつかは読みたいですが、購入するとなると超高額で当分無理です(@_@)
→それは言えますね。購入はちょっときついです。

〉幸い、GRと児童書とPBは借りられますが。
→GRが借りられるのはいいですね。うちの近所の図書館は逆に児童書があんまりないんです。絵本はあるのにね。

〉私は児童書派ですね。
〉Sidney Sheldonは読めるけれど、内容が私に合わないよ〜という感じです。
〉面白いには面白いのですが、グロテスクな感じがちょっと……(×_×)
〉けれども、Sheldonほど読みやすいPBも見つからないので、
〉児童書に走っています。
〉内容的に児童書の方が共感ができるし、感動もできるんです。
〉最近はずっとJacqueline Wilsonを借りまくっています。
→私もJaqueline Wilson好きです。読むとちょっと辛くなったりする時もあるんだけど、でも手に取ると、引き込まれてしまう。

〉先日、Harry Potter7巻を思い切ってアマゾンで予約しました(^−^;)
〉今の私の力で読めるかどうか……自信がありませんが、
〉読めなかったら本棚へ、ですね。
→今回読めなくても、いずれまた読める日が来るのだと思います。

〉最近になって、TOEICの点数を上げる必要性に迫られているので、
〉先日もTOEICのIPテストを受けました。
〉大きい声では言えませんが、ちょっとだけDuo3.0で語彙力増強もやっています(汗)
〉結果が出たら、またSSSの掲示板に報告しようと思っています。
→多読をやってれば「結果として点数も上がる」っていう風になって行くんじゃないでしょうか。(>自分ではテスト系はやってないのでよく分からないんだけど、息子を見てると、「あらま、こんなにラクに英語の力って上がってしまうのかぁ」って思います。酒井先生に感謝!!!です)

〉それでは、Happy Reading!!
→お互いに!!! また掲示板でお会いしましょう! TOEIC頑張ってくださいね!


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[脱帽] 9758. Re: 600万語報告

お名前: ミグ
投稿日: 2007/7/10(13:18)

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こんにちは、ミグです。

600万語達成おめでとうございます(=^▽^=)

いつもながら、詳細な読了本の紹介には脱帽です!!

ミグも読んだ本も紹介されていて、反応しがいのあるところが盛り沢山なのです
が、2点のみ反応します。

Scholastic Actionは、ミグも持っています。あと、10タイトルほど購入すると全タイトル揃います
!ネットでは買えない、スクールマーケットの商品なので、ABC六本木のバー
ゲンで見かけて"大人買い"してしまいましたf^_^;
これから読むのが楽しみです(=^▽^=)
読了後はどこかの図書館に寄贈するつもりです。

図書館へのリクエストについてですが、ドンドンお願いしますね(笑)。「イギリ
スの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」をリクエストしてから、 ORTのリクエス
トも手だと思われます!ICRの未所蔵タイトルも格好のターゲットです!
少しずつ成功事例が増えていますので、負担にならない範囲で今後もご協力をよ
ろしくお願いしますm(_ _)m
何か進展がありましたら、SSS掲示板、こども式掲示板、Yahoo!ワイワイマッ
プ「英語多読者向け図書館・書店マップ」(タドキストリンク) のいずれかにご
報告いただければ幸いです。

ハッピー リーディング で♪


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9768. どこにも入ってないシリーズ

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/7/14(00:30)

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>ミグさん

〉600万語達成おめでとうございます(=^▽^=)
→ありがとうございます。

〉いつもながら、詳細な読了本の紹介には脱帽です!!
→なんか、クセみたいなもんですかねぇ。今回は冊数が多くて時間かかちゃっいましたが。(>「600万語報告」書いてる間に700万語が目前になっちゃいました)

〉ミグも読んだ本も紹介されていて、反応しがいのあるところが盛り沢山なのです
〉が、2点のみ反応します。
→おぉ、重なってるのがあるんですね。光栄です。

〉Scholastic Actionは、ミグも持っています。あと、10タイトルほど購入すると全タイトル揃います
〉!ネットでは買えない、スクールマーケットの商品なので、ABC六本木のバー
〉ゲンで見かけて"大人買い"してしまいましたf^_^;
〉これから読むのが楽しみです(=^▽^=)
〉読了後はどこかの図書館に寄贈するつもりです。
→おぉ、全タイトルですか? すごいなぁ。読んだ後、図書館に寄贈っていうのもいいですね。

〉図書館へのリクエストについてですが、ドンドンお願いしますね(笑

〉何か進展がありましたら、SSS掲示板、こども式掲示板、Yahoo!ワイワイマッ
〉プ「英語多読者向け図書館・書店マップ」(タドキストリンク) のいずれかにご
〉報告いただければ幸いです。
→了解。

私としては「穴狙い」中心で行こうと思っています。

こないだちょっとイギリス出張があったんですが、本屋でLaugh Your Socks off with Jeremy Strongというおバカ系の児童書を発見し(>なにしに出張?)、はまってしまいました。自分でも4冊ほど買って来ましたが、SSSの書評にも全部は出てないみたいだし、東京都の横断検索でもあんまり入ってないみたいだし、これもいいかなぁって思ってます。(>全部で8冊くらいあるのかな?)

が、とりあえずは、『ブックガイド』に出ているもので東京都下の公立図書館のどこでも所蔵されてないもの(>で人気のもの)を頑張ってみようと思ってます。

〉ハッピー リーディング で♪
→お互いに!


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9836. ウルトラQの母さん、遅ればせながらおめでとうございます!

お名前: もつこ
投稿日: 2007/8/7(21:08)

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ウルトラQの母さん、こんにちは。もつこです。

ウルトラQの母さんに賛同するところが多いです!
いろんなところから少しずつ反応レスしますね。

「図書館利用」はわたしもいつもやっています。
多読の本はほとんど図書館と、ブッククラブでまかなっています。
ない本はブッククラブにずいぶんお願いしました。しめしめ!

「手元に読む物のストックがある」というのは重要ですよね。
私も読む本がいくつかないと不安で不安で!(笑)
図書館派の私なので常に何かを予約して毎週のように取りに行っています。
WEBで探してみると、けっこうGRもあることがわかり、またI can readシリーズのような子供向けのGRもあります。
(書評システムにのってないような、ふるーいのが出てきたり)

>また、易しい物をいっぱい読んだことで、これまでの英語の「穴」が>幾分埋まったような、英語力の凸凹がちょっぴり滑らかになったよ>うな、そんな感じがあります。

同感です!私にとって英語はどうやっても母国語でなく外国語なのですが、やさしい本をたくさんよむと、母国語として英語に触れるアメリカ人やイギリス人のこどもが、英語を習得するときの過程を少しだけでも模倣しているような、そんな感覚ですね。
多読を続けて少しでも、ネイティブに近い感覚が自分のものになったら、と思います!

>(3)「私色の多読」としてバレエ物を引き続き読む。
いいですね!ご自分のいちばん好きなもので、別の好きなものの多読もできたら理想ですね。
語数もすいすい進みそう。
>(4)「私に欠けている色」として子ども向けの理科系のものも引き続き読む。

なるほど!私にもそれは絶対欠けています。
感覚も単語も弱い弱い。ブッククラブでそういう方面をすこし借りてみようかな。
それにしてもリストをみるとまさに有言実行!
たくさんこの手の本をよんでらっしゃいますね。

>私は100万語をスタートした時に「一応」PBも読めたので(>読み終わるととっても疲れるけど)、私の中では、「PB」と「PB以外」の区別しかしてなかった。

同じ同じ!私もハリーポッター1で多読を始めたのです。そのあとはどんどんやさしい本の楽しさをしって、語数も増やしてここまできました!
はじめたときは児童書なんて読んでおもしろいの?と半信半疑でしたが、おもしろくってびっくり。

Granma Babaシリーズ

ばばばーちゃんシリーズ絵本ですね!おかしいですよね。ばばばーちゃん。うちのこたちも大好き。
英語のはまだ読んだことがないけど、図書館にいっぱいあるので読んでみようかな。
予約予約っと。

Miffyちゃん、Spot(日本ではなぜかコロちゃん)シリーズ、Maisyも子どもとよく読んでます。(和英とも)

Cam Janzen (Youngバージョンも), Nate the great, A to Zなども大好き!

You wouldn't want to...はいろいろな方のお勧めがあるのですがまだ読んでません。
今度行ったときブッククラブにリクエストしなくては。

A Kiss Before Dying は前から気にはなっていたのですが(特に題がね、やっぱり)、そろそろ読んでみようかな。

いやいや、それにしても本当に1冊1冊丁寧に書いてらっしゃいますね。
それに毎日毎日たくさんの本を読んでる。すごーい。
まさに継続は力なり。

次のご報告も楽しみにしていますね。

ではHappy Reading!


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9855. もつこさん、ありがとうございます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2007/8/16(15:40)

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>もつこさん

レス、ありがとうございます。

〉「図書館利用」はわたしもいつもやっています。
〉多読の本はほとんど図書館と、ブッククラブでまかなっています。
〉ない本はブッククラブにずいぶんお願いしました。しめしめ!
→ブッククラブまで出かけるのがちょっと大変なので、私は近場で済ませているんですけれど、本当はブッククラブを利用した方がずっと多読の世界が広がるはずなんですよね〜。でも、まぁ、「無理なく」が多読の原則なので、近場の図書館に地道に注文入れることにします。

〉「手元に読む物のストックがある」というのは重要ですよね。
〉私も読む本がいくつかないと不安で不安で!(笑)
→私は、けっこう「うっかり」切らせてしまうので、そこがいつもネックになります。でも、「やむなく手にしたもの」から新しい世界が開けることもあるんですけれどもね。

〉>また、易しい物をいっぱい読んだことで、これまでの英語の「穴」が>幾分埋まったような、英語力の凸凹がちょっぴり滑らかになったよ>うな、そんな感じがあります。

〉同感です!私にとって英語はどうやっても母国語でなく外国語なのですが、やさしい本をたくさんよむと、母国語として英語に触れるアメリカ人やイギリス人のこどもが、英語を習得するときの過程を少しだけでも模倣しているような、そんな感覚ですね。
〉多読を続けて少しでも、ネイティブに近い感覚が自分のものになったら、と思います!
→そうなんですよねぇ。やさしい本をたくさん読むことで初めて、ネイティブがよく使う表現っていのが「見えてくる」っていうところがありますね。PBだと、「よく使われる表現」も「あまり使われない表現」もどっちも「知らない」っていう同じ「くくり」になっちゃって、身についてこないっていうか。

〉>(3)「私色の多読」としてバレエ物を引き続き読む。
〉いいですね!ご自分のいちばん好きなもので、別の好きなものの多読もできたら理想ですね。
〉語数もすいすい進みそう。
〉>(4)「私に欠けている色」として子ども向けの理科系のものも引き続き読む。

〉なるほど!私にもそれは絶対欠けています。
〉感覚も単語も弱い弱い。ブッククラブでそういう方面をすこし借りてみようかな。
〉それにしてもリストをみるとまさに有言実行!
〉たくさんこの手の本をよんでらっしゃいますね。
→理科系は、けっこう面白いですねぇ。今、LLLのInfo Trailにはまりつつあるんですけれど、本来得意なはずの歴史物より、理科系の物の方が新鮮で面白く感じたりしちゃいます。Info Trailは、子供にいろいろ自分の頭で考えさせるとこがすごいなぁと思います。まだ読んでないけど、歴史物で「立憲君主制存続賛成?反対?」みたいなのがあって、日本の子供向けの歴史本で「天皇制存続賛成? 反対?」みたいなのがメジャーなシリーズの中に入るとは思えないので(>多分)、びっくりしました。

〉>私は100万語をスタートした時に「一応」PBも読めたので(>読み終わるととっても疲れるけど)、私の中では、「PB」と「PB以外」の区別しかしてなかった。

〉同じ同じ!私もハリーポッター1で多読を始めたのです。そのあとはどんどんやさしい本の楽しさをしって、語数も増やしてここまできました!
〉はじめたときは児童書なんて読んでおもしろいの?と半信半疑でしたが、おもしろくってびっくり。
→「半信半疑」で始めた点、私も同じ。失礼ながら、「なんかな〜」が「やさしい本をいっぱい読む」という方法を最初に聞いた時の反応でした。

もつこさんとは共通点がいっぱいありますね。今後ともよろしくお願いいたします。

〉Granma Babaシリーズ

〉ばばばーちゃんシリーズ絵本ですね!おかしいですよね。ばばばーちゃん。うちのこたちも大好き。
〉英語のはまだ読んだことがないけど、図書館にいっぱいあるので読んでみようかな。
〉予約予約っと。
→私は日本語の方を読んだことないんです。英語が原作のものはやっぱり英語で読む方が「いいなぁ」と思えるので、これも日本語の物を読んでみるべきでしょうね。原作の日本語のニュアンスやリズムがどんな風に英語に反映されてるのか、されてないのか・・っていうのを見るのも面白いかも。

〉Miffyちゃん、Spot(日本ではなぜかコロちゃん)シリーズ、Maisyも子どもとよく読んでます。(和英とも)
→このシリーズ、可愛いですよね。英語、意外に難しいけど。

〉Cam Janzen (Youngバージョンも), Nate the great, A to Zなども大好き!
→面白いですよね。今、ちょっとお休みしてたA to Zをまた読み始めました。Rまで来ました。

〉You wouldn't want to...はいろいろな方のお勧めがあるのですがまだ読んでません。
〉今度行ったときブッククラブにリクエストしなくては。
→面白いですよぉ!!!! お薦めです。

〉A Kiss Before Dying は前から気にはなっていたのですが(特に題がね、やっぱり)、そろそろ読んでみようかな。
→これも面白かった。私が読んだのはMMRですけど。MMRのものは、英語がすごくいいと思う。

〉いやいや、それにしても本当に1冊1冊丁寧に書いてらっしゃいますね。
→なんか書くのも趣味みたいになっちゃった。

〉それに毎日毎日たくさんの本を読んでる。すごーい。
〉まさに継続は力なり。
→いえいえ、毎日の量はそんなには多くないんです。でも、ほんと、塵も積もれば・・・ってやつですね。

最近、ほんの少しだけど、仕事の英語のもの読むのが前よりラクになったかも・・・って思います。700万語近くにしてようやく成果が???

でも、英語自体は、5〜8才児向けあたりが一番ラクに読めます。英語力と精神年齢がこの辺りなのかなー。少しずつティーンズに昇格したいわ。

〉次のご報告も楽しみにしていますね。
→ありがとうございます。私の報告は長すぎて、みなさんが「長文です」っていうのの何倍もあったりするので、ちょっとアップするのに気がひけちゃったりもするんですけれど、こちらで報告するのが一番みなさんからの反応をいただけたり、その中から学ぶことが多いので、こっちにもアップさせていただいてます。

実は、700万語まであと2〜3万語です。

〉ではHappy Reading!
→お互いに!!!


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9859. Re: もつこさん、ありがとうございます

お名前: もつこ
投稿日: 2007/8/17(23:32)

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ウルトラQの母さん、こんばんは。もつこです。
レスうれしかったのでちょっとだけ部分レス!

〉→「半信半疑」で始めた点、私も同じ。失礼ながら、「なんかな〜」が「やさしい本をいっぱい読む」という方法を最初に聞いた時の反応でした。

〉もつこさんとは共通点がいっぱいありますね。今後ともよろしくお願いいたします。

ほんと、ほんと、共通点多いですね。
こちらこそどうぞよろしくお願いします!

〉〉Granma Babaシリーズ

〉→私は日本語の方を読んだことないんです。英語が原作のものはやっぱり英語で読む方が「いいなぁ」と思えるので、これも日本語の物を読んでみるべきでしょうね。原作の日本語のニュアンスやリズムがどんな風に英語に反映されてるのか、されてないのか・・っていうのを見るのも面白いかも。

ばばばーちゃん、ほんとにおっかしいですよ。
ぜったいもとの日本語一度はみてください。
さとうわきこさんの絵本は発想が大胆で、おとなには「ぎょ!?」ってことも多いけど笑えます。
ぜひ図書館でほかのシリーズもどうぞ。
わたしも早く英語の方をよまなくっちゃ。

〉最近、ほんの少しだけど、仕事の英語のもの読むのが前よりラクになったかも・・・って思います。700万語近くにしてようやく成果が???

よかったですね!
私も仕事で英語をすごく多く読んでいますが(英文取扱説明書や販促物のチェックがメイン)、なんていうか「これは変!」と思える感覚が鋭くなったような(つまりチェック精度が高くなったような)感じはあります。
ただ書く方はまだまだ難しいですね。特に前置詞と冠詞の正確な使いこなし。
その辺の感覚が多読がこの先進むにつれ、少しでもネイティブに近づいたらいいなーと期待しております。

〉〉次のご報告も楽しみにしていますね。
〉→ありがとうございます。私の報告は長すぎて、みなさんが「長文です」っていうのの何倍もあったりするので、ちょっとアップするのに気がひけちゃったりもするんですけれど、こちらで報告するのが一番みなさんからの反応をいただけたり、その中から学ぶことが多いので、こっちにもアップさせていただいてます。

たしかに、長文中の長文!いや、でもこれだけ書けるのはほーんとすごいです。
わたしも皆さんからのちょっとした反応がうれしくてついつい、50万語ごとに
報告いれてます。
だってそうするとどんどん新しい方と楽しいおしゃべりができるんですもの!

〉実は、700万語まであと2〜3万語です。

わ、もうすぐじゃないですか。ウルトラQの母さんのペースならもう通過したかな?

〉〉ではHappy Reading!
〉→お互いに!!!

じゃ、ほんとにご報告楽しみにしてまーす!
Happy Reading!


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