[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(10:42)]
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お名前: 極楽とんぼ
投稿日: 2007/2/5(14:38)
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私はSEGのGRセットを中心に読み進めています。多読開始1年のところでPGR3のRogueTraderにつまづいて4ヶ月停滞し、1年10ヶ月のところでOBW4のLittleWomanにつまづいて8ヶ月も停滞しました。つい最近停滞から脱出し、多読開始2年半にしてやっと100万語を達成しました。これは、はじめましてのところですでにご報告済みです。いま、私はSEGの多読GRセットを中心に読んでいるので、100万語達成後は、LittleWomanを投げ捨てて、4Aセットから4Bセットに進みました。
RogueTraderは、多読再開後にそれと意識しないうちに読めてしまったので、どうして読めるようになったのかずっと不思議に思っていました。少し勉強すれば何でも身についてしまう若い人と異なり、私のような怠惰な中年にとって、これは驚異的なことなのです。LittleWomanも、きっといつか読めるようになるだろうから、そのときにどうして読めるようになったのか考えようと思っていました。
4BセットのMGR3の10冊は読みやすいことで定評がありますが、さすがの私も快調に読めました。MGR4のGreatGatsbyを読んでみたところ、読み飛ばさなければいけないところが多々ありましたが、楽しく読むのに支障がありませんでした。これはもしかしてLittleWomanが読めるかもしれないと思って読んでみたら、あっさり読めました。まだ読めるようになっていないだろうと予想していたので、拍子抜けしてしまいました。
私の印象では、LittleWomanは登場人物のセリフがとてもいきいきしていて、そこが魅力になっていると思います。しかし、一読してよくわからないところもセリフに集中していたように思います。これまでは、わからないところを読み飛ばすと、いつのまにか話の筋がつかめなくなってしまって読めなかったのです。もちろん、昔習い覚えた構文解釈の術を禁じているので、あの術さえ使えばなんとかなるのに、とフラストレーションがたまりました。このフラストレーションは、皆さんご存知なように非常に不快なものです。
なぜ不快なのか考えているうちに、はるか昔、高校生の時のことを思い出しました。高校生になると、学校の英語が急に難しくなります。当時の私がもっとも脅威に感じたのは、知らない単語が一つもないのに意味がわからないセンテンスが出てきたことでした。結局、クラスのみんなと同じように伊藤和夫さんの著作で構文解釈の術を会得してその危機をしのいだのでした。大学入試にはそれで間に合ったけれど、その後は全く進歩無く今日に至ってしまったのです。
あのとき、構文解釈の術を身につけたことに安心しきってしまったのがわが英語人生の停滞の始まりであったと痛く反省しております。読み飛ばしの術、これは難しい!部分的に理解できないことに耐えつつ全体を理解するという術は、自分の英語読書力を客観的に知っていないとその訓練にふさわしい本が選べないという難点があるように思います。もちろん自分の知っている自分の読書力なんてものは当人の主観に属するので、どうしてもその間にギャップが生じるわけです。
しかし、GRのような学習書に限らず、書物というものは読んでみないことには読めるかどうかわからないのだから、あまり自分の読書力のようなあやふやなものにこだわらずに、なんでもチャレンジしてみることが大事かなあと月並みな考察をしてしまいました。いまの自分にふさわしい書物に出会えるかどうかが大事だなんて、まるで人生みたいでかっこいいじゃないですか(うーん、でも未読本が増えそうでいやだなあ)。
私は100万語達成に2年半もかかってしまいました。われながら怠惰でお恥ずかしい限りですが、さすがに中年オヤジがいまさら性格を変えることもできないので、こういう人間でもできそうなところがSSS式多読のありがたいところと感謝しております。進歩があれば年速40万語でもいいや、とつくづく思う極楽とんぼであります。長くなってすいません。
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お名前: びっちゃん http://tadoku3.blog83.fc2.com/
投稿日: 2007/2/8(07:42)
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LittleWoman読了、おめでとうございます♪
おはようございます、びっちゃんと申します(*^_^*)
〉私はSEGのGRセットを中心に読み進めています。多読開始1年のところでPGR3のRogueTraderにつまづいて4ヶ月停滞し、1年10ヶ月のところでOBW4のLittleWomanにつまづいて8ヶ月も停滞しました。つい最近停滞から脱出し、多読開始2年半にしてやっと100万語を達成しました。これは、はじめましてのところですでにご報告済みです。いま、私はSEGの多読GRセットを中心に読んでいるので、100万語達成後は、LittleWomanを投げ捨てて、4Aセットから4Bセットに進みました。
〉RogueTraderは、多読再開後にそれと意識しないうちに読めてしまったので、どうして読めるようになったのかずっと不思議に思っていました。少し勉強すれば何でも身についてしまう若い人と異なり、私のような怠惰な中年にとって、これは驚異的なことなのです。LittleWomanも、きっといつか読めるようになるだろうから、そのときにどうして読めるようになったのか考えようと思っていました。
それだけの大停滞を抜け出して、よくぞ前へすすまれたなぁと感心しています(*^_^*)
投げる技術の大切さを最近実感しているのですが、どうしても、もったいないと思って踏み切りにくいです(笑)
極楽とんぼさんを見習わなくては!
〉4BセットのMGR3の10冊は読みやすいことで定評がありますが、さすがの私も快調に読めました。MGR4のGreatGatsbyを読んでみたところ、読み飛ばさなければいけないところが多々ありましたが、楽しく読むのに支障がありませんでした。これはもしかしてLittleWomanが読めるかもしれないと思って読んでみたら、あっさり読めました。まだ読めるようになっていないだろうと予想していたので、拍子抜けしてしまいました。
〉私の印象では、LittleWomanは登場人物のセリフがとてもいきいきしていて、そこが魅力になっていると思います。しかし、一読してよくわからないところもセリフに集中していたように思います。これまでは、わからないところを読み飛ばすと、いつのまにか話の筋がつかめなくなってしまって読めなかったのです。もちろん、昔習い覚えた構文解釈の術を禁じているので、あの術さえ使えばなんとかなるのに、とフラストレーションがたまりました。このフラストレーションは、皆さんご存知なように非常に不快なものです。
あぁ、なんとなく英語のお勉強に翻弄されたご苦労を感じます。
台詞に苦労するというの、すごくわかります。主語述語もなくて、誰の発言かサッパリ分からなくて苦労して、この掲示板で質問したことありますもの(*^_^*)
読み飛ばしのコツをつかんで苦労したLittleWomanにもリベンジできたこと、あらためておめでとうございます♪
〉なぜ不快なのか考えているうちに、はるか昔、高校生の時のことを思い出しました。高校生になると、学校の英語が急に難しくなります。当時の私がもっとも脅威に感じたのは、知らない単語が一つもないのに意味がわからないセンテンスが出てきたことでした。結局、クラスのみんなと同じように伊藤和夫さんの著作で構文解釈の術を会得してその危機をしのいだのでした。大学入試にはそれで間に合ったけれど、その後は全く進歩無く今日に至ってしまったのです。
〉あのとき、構文解釈の術を身につけたことに安心しきってしまったのがわが英語人生の停滞の始まりであったと痛く反省しております。読み飛ばしの術、これは難しい!部分的に理解できないことに耐えつつ全体を理解するという術は、自分の英語読書力を客観的に知っていないとその訓練にふさわしい本が選べないという難点があるように思います。もちろん自分の知っている自分の読書力なんてものは当人の主観に属するので、どうしてもその間にギャップが生じるわけです。
私は英語おさぼりコースでしたので、幸い極楽とんぼさんのような苦労はしなくて済みました(*^_^*)
〉しかし、GRのような学習書に限らず、書物というものは読んでみないことには読めるかどうかわからないのだから、あまり自分の読書力のようなあやふやなものにこだわらずに、なんでもチャレンジしてみることが大事かなあと月並みな考察をしてしまいました。いまの自分にふさわしい書物に出会えるかどうかが大事だなんて、まるで人生みたいでかっこいいじゃないですか(うーん、でも未読本が増えそうでいやだなあ)。
そうですよ♪
日本の小さな図書館の和書でさえ、書籍は数えきれません。
ましてや英語となると、も〜、どうなるの…というくらい、世界に溢れていると思います。
そのなかから、自分とご縁があったのですから、ドンドンチャレンジ♪
むずかしかったら、投げれば済むことデスもの(*^_^*)
未読本はなぜか増えて行きますが、それも元気のバロメーター♪
〉私は100万語達成に2年半もかかってしまいました。われながら怠惰でお恥ずかしい限りですが、さすがに中年オヤジがいまさら性格を変えることもできないので、こういう人間でもできそうなところがSSS式多読のありがたいところと感謝しております。進歩があれば年速40万語でもいいや、とつくづく思う極楽とんぼであります。長くなってすいません。
あはは、性格を変えていたら、人生終わってしまいます(失礼)(*^_^*)
そして何事も、続けることの方が難しいんですよね(*^_^*)
LittleWomaと和解できたのは、個性を熟知してコツコツ読んできた極楽とんぼさんの成果です♪
どうぞ、このままHappyReading(*^_^*)
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びっちゃんさん、お返事ありがとうございます。極楽とんぼ@年速40万語です。
〉〉LittleWomanも、きっといつか読めるようになるだろうから、そのときにどうして読めるようになったのか考えようと思っていました。
〉それだけの大停滞を抜け出して、よくぞ前へすすまれたなぁと感心しています(*^_^*)
〉投げる技術の大切さを最近実感しているのですが、どうしても、もったいないと思って踏み切りにくいです(笑)
〉極楽とんぼさんを見習わなくては!
私は度量が狭いので、一度投げ捨てた本に未練が残りがちなのです。この程度のものが読めなかったらPBなんて無理じゃないかってね。これは大停滞を招きがちな悪い未練です。同じ本を何度も投げてるうちに、英語を見るのもいやになって数ヶ月たってしまうわけですから。
〉〉私の印象では、LittleWomanは登場人物のセリフがとてもいきいきしていて、そこが魅力になっていると思います。しかし、一読してよくわからないところもセリフに集中していたように思います。これまでは、わからないところを読み飛ばすと、いつのまにか話の筋がつかめなくなってしまって読めなかったのです。もちろん、昔習い覚えた構文解釈の術を禁じているので、あの術さえ使えばなんとかなるのに、とフラストレーションがたまりました。
〉あぁ、なんとなく英語のお勉強に翻弄されたご苦労を感じます。
〉台詞に苦労するというの、すごくわかります。主語述語もなくて、誰の発言かサッパリ分からなくて苦労して、この掲示板で質問したことありますもの(*^_^*)
英語のお勉強のようなものは特にしておりません。たまたまですが、そういう境遇に追い込まれたことがこれまでありませんでしたから。
会話部分の読みかたにかんするびっちゃんさんのご質問と久子さんのお答えはとっても参考になりました。しかし、頭で理解するのと実践するのとは全く別物です。えーい、めんどくせえ、最初っから読み直してやる!みたいな気分になってきます。
〉読み飛ばしのコツをつかんで苦労したLittleWomanにもリベンジできたこと、あらためておめでとうございます♪
ありがとうございます。飛ばし読みが少しできるようになった、ということでしょうか。つぎ読むときは、もっとクリヤーに読めるようになっていたいです。
〉〉あのとき、構文解釈の術を身につけたことに安心しきってしまったのがわが英語人生の停滞の始まりであったと痛く反省しております。
〉私は英語おさぼりコースでしたので、幸い極楽とんぼさんのような苦労はしなくて済みました(*^_^*)
どちらかといえば、私は英語で苦労してない方だから駄目なんだと思っています。英語人生などと言っていますが、大学入学後は駄目な真空パックみたいなもので、鮮度は落ちているは、熟成していないはで、履歴書に20年ぐらい空白があるようなものです。これまでは、それでも困ることは無かったからいいけど、一回しかない人生なので、今後は少し何とかしようという色気が出てきたわけです。
〉〉いまの自分にふさわしい書物に出会えるかどうかが大事だなんて、まるで人生みたいでかっこいいじゃないですか(うーん、でも未読本が増えそうでいやだなあ)。
〉そうですよ♪
〉日本の小さな図書館の和書でさえ、書籍は数えきれません。
〉ましてや英語となると、も〜、どうなるの…というくらい、世界に溢れていると思います。
〉そのなかから、自分とご縁があったのですから、ドンドンチャレンジ♪
〉むずかしかったら、投げれば済むことデスもの(*^_^*)
〉未読本はなぜか増えて行きますが、それも元気のバロメーター♪
うえーん、いま我が家には本を置くところがないんです。未読本が増えるのは困ります。読んだGRセットも、共鳴してくれた知り合いに順次押し付けています(意外と共鳴してくれる人って少ないです)。だから、そのうちブッククラブ通いを実行したいと思っています。それまではGRセットを読み進めます。
こういうこと言うと、学習モードに過ぎるというお叱りを頂戴しそうですが、GRセットには下から登っていけば必ずPBまで登れるという安心感があるし、SSSで共有されているYLの感覚もつきそうだし、セットごとの達成感もすごいあるので好きです。英語を楽しみたいという気持ちも無くはないのですが、なにしろ遊び心の無い中年オヤジなのであまり回り道したくないという気持ちの方が強いんです。もちろん、言語修得の問題ですから、回り道に見えるものが実は近道だったりするのでしょう。でも、4Bセットも半分以上読み終わったことだし、次は5Aセットでご褒美のGR2冊がついてくるので、いまはそれを楽しみにしています。なんていって、GRに我慢できなくなって、あっさり児童書に走ったりして。
〉あはは、性格を変えていたら、人生終わってしまいます(失礼)(*^_^*)
〉そして何事も、続けることの方が難しいんですよね(*^_^*)
〉LittleWomaと和解できたのは、個性を熟知してコツコツ読んできた極楽とんぼさんの成果です♪
〉どうぞ、このままHappyReading(*^_^*)
そうですよねー。停滞してもまた続けられそうなところがいいですよねえ。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2007/2/8(23:52)
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極楽とんぼさん、こんにちは。
Little Womenをついに読みましたか。おめでとうございます。
〉4BセットのMGR3の10冊は読みやすいことで定評がありますが、さすがの私も快調に読めました。MGR4のGreatGatsbyを読んでみたところ、読み飛ばさなければいけないところが多々ありましたが、楽しく読むのに支障がありませんでした。これはもしかしてLittleWomanが読めるかもしれないと思って読んでみたら、あっさり読めました。まだ読めるようになっていないだろうと予想していたので、拍子抜けしてしまいました。
MGRは読みやすいです。
読みやすいものを読むと、読めなかったものがあっさり読める…そういうことは確かにあります。やさしい本で「すらすら」「楽しく」読む感覚を育てると、難しい本も進みやすくなるようです。
〉あのとき、構文解釈の術を身につけたことに安心しきってしまったのがわが英語人生の停滞の始まりであったと痛く反省しております。読み飛ばしの術、これは難しい!部分的に理解できないことに耐えつつ全体を理解するという術は、自分の英語読書力を客観的に知っていないとその訓練にふさわしい本が選べないという難点があるように思います。もちろん自分の知っている自分の読書力なんてものは当人の主観に属するので、どうしてもその間にギャップが生じるわけです。
冷静な分析、興味深く読ませていただきました。結局「構文解釈」で英語の本が読めるようになると思うのが誤りのもとだったと言うことでしょうか。
「飛ばし読み」は、なかなか習得できない人もいるようです。そんな時はちょっとレベルが高めで、しかも自分にとって面白い本を選ぶのがポイントです。面白くて、先が読みたくて、でもわからないところがある、というもの。先が読みたいと言う気持ちが強かったら飛ばしてでも読んでしまいます。
ただ、それだけ面白い本を探すのが問題で、それはやはり普段から自分の興味のある本を探していくことですね。もちろん100パーセント主観で選ぶのです。
〉しかし、GRのような学習書に限らず、書物というものは読んでみないことには読めるかどうかわからないのだから、あまり自分の読書力のようなあやふやなものにこだわらずに、なんでもチャレンジしてみることが大事かなあと月並みな考察をしてしまいました。いまの自分にふさわしい書物に出会えるかどうかが大事だなんて、まるで人生みたいでかっこいいじゃないですか(うーん、でも未読本が増えそうでいやだなあ)。
未読本はタドキストの証。「エリエール」の写真は見たことがありますか?最初は躊躇してても、慣れてきたら平気で積み上げるようになって行きます。(そんなぁ〜!、なんて思われてそう…)
〉私は100万語達成に2年半もかかってしまいました。われながら怠惰でお恥ずかしい限りですが、さすがに中年オヤジがいまさら性格を変えることもできないので、こういう人間でもできそうなところがSSS式多読のありがたいところと感謝しております。進歩があれば年速40万語でもいいや、とつくづく思う極楽とんぼであります。長くなってすいません。
多読はマイペースが一番です。酒井先生は遅い人が現れると喜びます。スピードや効率を重視してきた従来の語学学習の常識をひっくり返したいのでしょう。
それではマイペースでHappy Reading!
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お名前: 極楽とんぼ
投稿日: 2007/2/10(19:56)
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"杏樹"さんは[url:kb:9247]で書きました:
〉極楽とんぼさん、こんにちは。
〉Little Womenをついに読みましたか。おめでとうございます。
杏樹さん、気にかけてくださってありがとうございます。
Little Women続報です。
OBW4のLittle Womanは手ごわいと思ったので、まずMMR2のLittle Womanを読んでからOBW4版ににリベンジしよう、もしそれでも駄目だったらPGR1のLittle Womanを読もうと作戦を立てていたのです。MMR2版を用意しましたが、これを読む前にOBW4版が読めてしまったので、MMR2版の方は読む気が一気に失せてしまいました。
そこで、MMR2版はCD付きだったので、まずシャドウイングしてみました。シャドウイングしてから読んだらどうなるのか実験しよう、それなら読む気になるだろうと思ったのです。「こども式」になっているのかどうか自分にはわかりませんが、片道50分の自転車出勤が週の半分ぐらいあるので、1週間くらいやってみました。
そしたら聞き取れないところ、真似できないところはたくさんありますが、だいたいストーリーが追える程度には聞き取れたし、もう飽きたので、活字の方を読んでみることにしました。
すると、耳で聞いてわかったところを活字で読むときは、自分の読む速度にとても不満を感じました。聞き取れなかったところは、ふーん、そうだったのかあという感じで読む速度の遅さは気になりませんでした。これまで、英語を眼で読むより耳で聞いた方が理解が容易だったという経験はしたことがなかったので、新鮮に感じました。読む速度はあまり気にしていなくて、あまり量ったことがないので、具体的に申し上げられませんが。
また、MMR2版はOBW4版より総語数が少ないので、当然その分だけストーリーの省略があるのですが、それでもあそこはああいう話だったのかと、すこしストーリーのはっきりしなかったところがクリヤーになりました。
OBW4版は、主に会話部分についていけなかったので、きっとシャドウイングは効果があるのではないかと期待しています。憎きOBW4のLittle Womanのおかげで、MMR2のレベルならシャドウイングが続けられそうな感触が得られたので喜んでいます。
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Little Woman続報その2です。
MMR2のLittle Womanを読んでいて、自分としてはすごいことに気がつきました。
昔、中学生のころ、ビートルズが好きでよく聴いていました。昔の洋楽には、ちょっとこじゃれた邦題がついていて、I Wanna Hold Your Handは、「抱きしめたい」という邦題でした。以来、わたしはHold One's Handは抱きしめるという意味だと思っていました。
しかし、多読を始めてからというもの、Hold One's Handがでてくるたびに気持ちが悪くて仕方がありませんでした。もしや、と思っていたら、MMR2のLittle Womanのおかげで決定的にわかってしまいました。われながらどんくさいです。
最後の場面に、She held Meg's Hands and she kissed her face.という文が出てきたのです。その右側の挿絵には、次女のジョーが椅子に坐っている長女のメグの手を取って額にキスする絵がばっちり描かれていました。挿絵のおかげでこの2年半の疑問が解けました。いろいろな意味で本当にLittle Womanは忘れらない本になりそうです。