[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(07:37)]
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8678. Re: akoさんへ【予約完了】ということでお返事♪(長文お許し下さい)
お名前: 柊
投稿日: 2006/10/27(17:30)
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akoさん、こんにちは。柊です。
〉ひいらぎさん、ひいらぎ、柊、お、漢字変換、出た。柊さん、こんにちは、akoです。
やっぱり、難読漢字でしょうか。
〉もしかして、じかにご返答するのは初めまして?なのかしらん。
〉いつも世界史クラブでお名前を拝見してるので、
〉(というか、柊さんは世界史クラブの強力メンバーです)
〉初めまして、という気がしないもので、はっきりしなくてすみません。
私も、初めましての気がしません。
〉どーーーーうしてもここだけは先に一言お伝えしたい部分があったので、
〉今回、ちょっと予約という形を取らせて頂いて、先にそこだけ投稿させてください。
はい、どうも予約中に返信をつけない方がいいんじゃないかと思って、待っていました。
〉〉 転機だったなあと思うのは、趣味の広場でakoさんの書いたファンレターを読んだら、すらすら読めたことです。
〉〉 読めるし、意味わかるし、読んでて楽しいし、というわけで、英語が駄目なのではなく、やっぱりものによるということが確認できました。
〉もう、この一段を拝見いたしまして、どうしてもお礼を言わねば!と思いまして。
お礼を言うのは、こちらの方です、というと、お礼の連鎖になってしまいますね。でも、本当にそうなんです。
〉今、一番言いたい一言を是非、言わせていただけますでしょうか・・・
〉初めましてかもしれない柊さんに、このようなことして、果たして笑ってお許しいただけるかどうか不明なので、不安なのですが… あくまでお礼の気持ちです…
〉 (ちょっと昔に流行ったある作品のセリフでございますの、、、
〉 柊さんがご存知でなかったら申し訳ないのですが…
〉 どうかご存知であられますよう…、笑って息抜きだけでもしていただけますよう…)
〉では、行きます。。。バンジージャンプする直前の気分…(しーん)
〉
〉
〉花形ひいらぎ君、オレは今、猛烈に感動している〜〜〜〜〜〜〜!!!(TT)涙涙
出典はわかりませんが、嬉しいです。
〉酒井先生へのご返答などを拝見して、すでに「そうか、そうか。何だか自信がつきました」と書かれておられるし、語数カウントも、読んだ本のタイトル記録もやめることにした、とありましたので、すでに今さら何を、…な状態のakoですが…(汗)
〉停滞について、自分もこの機会に振り返ってみようと思ったのと、
〉柊さんとお話する機会をいただいたと思って書いてるのも半分なので、
〉他の方と重複してたり、今ごろ言われてもな〜、みたいなことがあるかもしれませんが、ご容赦くださいね。
今頃言われてもなーということは、ないです。そもそも、うだうだ書いていたらこんなに沢山の方に返事(レスというのでしょうか?)をいただいたり、わかると言っていただけただけでも嬉しいし、akoさんの投稿はいつも拝見していて楽しい文章だなと思っているので、直接書いていただけて嬉しいです。
が、それを全部引用すると恐ろしく長くなるので、あちこち切ってしまいました。ちゃんと全部読んで楽しませていただいたので、大丈夫です(何が?)。
〉〉 最近の読書傾向としては、一冊読み切ることが少ない。1日目は結構読んでいたのが、2日目には面白くない気がしてくる。
〉それで、投げる。投げるんだけれども、明日辺りは読む気になるかも、と未練たらたら。
〉そういう状態、わたしも経験あります。
〉ただ、そういう状態を停滞だとは感じませんでした。
〉明日あたり読む気になるなら、十分に「多読続行中」と考えるようです。
停滞って、停滞だと思うかどうかで決まるんですね。
実は英語以外の面でも多少落ち込んでいたので、そのせいもあって余計気にしていたようです。日本ハムが優勝したら、どうでもよくなってきました。もともとの落ち込みの原因は、野球じゃないんですけどね。
駒大苫小牧は優勝するし、プロ野球の球団が来たしで、北海道の野球はすごいことになっています。私はそれまで、キャッチャーを審判だと思っていたような人間ですが。
〉〉 日本語の新聞も妙に読みにくくて、記事によってYLが違うということを痛感しています。子どもの頃新聞を読むようになって、徐々に読める記事が増えたのですが、その順番とほぼ一致しているようです。日本語でYLを気にしたのは、初めてのような気がします。
〉これは大発見でしょう!!!!
〉日本でずっと育ってきたなら、日本語のものなら何でも読めるはず、と思いきや、全然そんなことはない。
〉日本語で同じことが書いてある記事でも、読みやすい文章と、そうでない文章とありますね。
しかも、同じ文章でも、読みやすい日と読みにくい日があるんです。同じ本を読んでいるのに、以前読んだ時より泣いてしまったり、笑ってしまったり。
〉以下も日本語の話ですが、新聞に署名記事が増えて以来よく思うのは、
〉「あぁ〜、この記事いいわぁ〜、アタシ好み」って思って、ふと記者名を見ると、「あ!またあの人!」ってことがよくあります。
〉しまいには、読んだだけで、記者名を当てることができる時もあるほどです。
さすがにそこまではいきません。
ただ、野球のことを書いているのは同じでも、そこから球界全体、さらには野球以外の面にも目を向けている人と、一つのチームなり選手なりのことで終わる人と、かなりはっきりわかれますね。それなら、私にもどっちかわかります。
〉〉 それでいて、京極夏彦の新刊(800ページ。今回は読みにくいと父は言っていた)は全く苦労せず読破しているので、興味の有無が問題なのか、京極夏彦の文章が読み易い(!)文章なのか、なんだかよくわかりませんが。
〉京極氏の世界(内容も文体も、好みの語彙も)に深く馴染んでおられる証拠ですね。
〉わたしも好きな作家がいるので、わかります。(京極氏は読んだことないんですが)
現代日本語じゃないだろう、というような文章です。ただ、多読をしてから思うのは、読みやすさって、言葉が平易であるとか、難しい単語であるとかいうことだけじゃないんですよね。
文脈ということになるのか、こういう話をしているとか、こういうことを考えているということさえわかれば、語彙が難しくても、意図するところはくみ取れるし、読みにくいとは感じないようです(日本語の話です)。
京極氏の場合、漢字の使い分けも、慣れてしまえば却ってわかりやすかったりします。
〉〉 全く読まなかったわけではなく、未読本の山から手に取った本をちらと見て、これは読めない、これは読みたくない、これはめんどくさい、と投げ続ける日々が続きました。投げるまでに1ページも読んでいません。数行でやめていました。
〉いよいよ英語の話ですね。
〉ありますありますー、そういうこと。しょっちゅうです。
〉で、結局、次々YLを下げて、ラクラク読めそうなものばかり選んでます。
〉が、
〉そんな日々の合い間に、以前あきらめたまま放置していた、ちょっとだけYLの高いものを眺めてみると、
〉あらららららららら、とサラッと読めたりするから、多読って不思議です。
〉私の場合、この「不思議感」が支えだったりしますので、
〉「この本、読めないな」と思うことはあっても、多読自体が停滞、という感じは受けたことがありません。
あれは本当に不思議ですね。どうして、今まで文字が小さくて目がチカチカしそうと思っていたのが、いつの間にか読めそうになるのか。
そういえば、最近、その不思議というのがあまりありませんね。読めて当たり前みたいな、おごりがあったかもしれません。
〉もちろん、レイモンド・カーヴァーなどは原書に触ったこともないため、
〉私の読んでいるレベルが、柊さんが問題にしているレベルとはお話にならないことも原因かもしれません。
私も、レイモンド・カーヴァーが何者かわかりません。どうやらすでに亡くなっているらしいのはわかりましたが。
ただ単に、村上春樹氏が「Will you please be quiet,please?」という本を「頼むから静かにしてくれ」にして翻訳を出していたので、そのタイトルだけで買いました。よく考えると、この場合のタイトル買いは、翻訳に対して感心しているのですが。
学校の教科書の日本語訳って、それ日本語としておかしいんじゃないか、というようなものなので、ちゃんとした日本語になっているとつい感心してしまうんです。
林望さんのどの本だったか、学校の訳だと「この辺りには蛇が多いので、近づいてはいけません」になりそうな文章を「蛇うようよにつき注意」にしていたのを見て感心して以来、そういう訳に弱いらしいです。
〉今のところ、好きな内容であるかどうかはあまり問わず、
〉「児童書英語が読める」というだけで、まだ満足できてしまう心境です。
〉いつかは柊さんと同じようなことに悩むのかしら。。。
akoさんが私の位置(というのも変な言葉ですが)に来るのが「いつか」なのか、もう通り過ぎたのかは、わかりませんし、コースがそもそも違って、通らないのかもしれませんし。多読って、ひどくわかりやすく「みんな違う」感じがしますから。
ただ私の場合、どうせ読むなら面白い本、というのはきっちりとありますね。しかも、日本語でも「面白くない本」というより「嫌いな本」という風になりやすいので、好き嫌いが激しいのかもしれません。
〉【「訂正」として柊さんが書いた追加した部分】
〉>日本語だと、作者の意図がわからずに面白くなかったと感じても、「わかりやすく書け」と思って気にしないのに、
〉>英語だと、誤読じゃないかとか、英語力不足かと考えてしまうのはなぜだろうか、と、書きたかったのです。
〉そうそう。あるある。
〉わたしは、この原因、自分に関しては、英語に対する劣等意識だと思ってます。
〉今も、この劣等意識がなかなか消えません。
日本語でも「文学」に対しては劣等感があります。大江健三郎なんかノーベル賞取ってますから、特にです。ただ、「取り替え子」という小説を10ページぐらいで投げましたが、「身近な人の死を悲しむあまり、変なおじさんになってしまった人の話」と思うと、親近感を覚えるようになりましたけど。
〉これに対する自分の解決策はこれです。もう心も決めてます。
〉つまらない、くだらない、読んで損した、と思うほどの英語の本や雑誌を読もうと思います。
〉多読開始からこれまで、読んだこともない楽しい絵本、児童書を楽しんできました。
〉おかげでずいぶん、英語に対するスタンスだけは変わりました。
〉楽しんで読めるものだけを選んで読んでいくことはできる、ということが明確になっただけでも、相当、得るものはあったと思っています。
〉しかし、まだ足りないものがあることに、柊さんの報告を読んで気づきました。
〉過度なキリン読みに挑戦すると、わたしも、上記のような気持ちの時がありますもの(英語だと、誤読じゃないかとか、英語力不足かと考えてしまう、という気持ち)
〉そこで自分向けに考えた方法はこうです。
〉「つまらなかったらやめる」のSSS多読原則を裏切るという荒療治です。
〉敢えて「つまんねー」と思って罵倒しながら英語を読んでやろうと思います。
〉そうです、歪んでます。
〉歪んだ劣等意識を、10代の頃から学校で刷り込まれてきたんですから、取り去るのは時間がかかるの覚悟してるんです。
〉学校英語歴10年ですが、多読歴はまだ2年半です。
〉自分の劣等意識が、2年や3年で簡単に払拭できるほど簡単なものとは思ってないです。
〉「なーーんだ、どってことねーなー」と思うものと、
〉「読みたい・楽しい・素晴らしい」と思うものと、
〉同時並行で読もうと思います。
〉学校英語勉強では、「つまんない」も「楽しい」もなかったので、
〉「つまんない」ことさえも新鮮です。
〉そうした果てに、日本語の本でなら即断できる「この本、つまんない」「読む必要なし」という、冷酷かつ一刀両断(実はいい気分)な評価を、
〉英語の本でも下せるようになるのでは、と思ってるんです。(淡い期待…)
なるほど。
ものすごく感心して、かつ納得しているんですが、なるほどの一言しか出てきません。
私の場合さらにねじれているのは、中学校(高校も。当然大学も)に行ってないんですよ。で、自分1人で英語の勉強(教科書と、学校でもらったドリル)をやっていたので、ずーっと「学校へ行った人は、もっともっと英語が出来るんだろうな」と思っていたんです。
それが、英語学習関係の本を読んだり、サイトを見たりして、案外そうでもないとわかってきて、嬉しいのか悲しいのかわからないんですよね。自分の英語力がそれほどひどくもないっていうのは嬉しいんですが、学校へ行った人はもっと英語が出来てほしかった。
仕事で英語が必要で、私から見ると相当英語が「出来る」はずの父も、「仕事以外で英語見たくない」って言ってますし。
〉〉 漢字の読みを当てるクイズ番組で、最後の方はレベルが上がるから、読み方を知らないし今までの読書人生で出会ったこともない漢字が出てくるんですが、
〉窶すとか勾引すとか橇とかでしょうか(←この投稿のために調べた(汗)、ぜぃぜぃ…、レベル不明)
〉読めるけれど書けなくてもいい代表選手だと、薔薇、鬱、檸檬とかね、何かドラマ〜。
大抵、訓読みで当て字とかのやつですね。あと、地名とか人名なんかは、知らないと考えてもどうしようもないし。V6のイノッチの名前の快彦なんて、今漢字変換で候補に出てきましたが、「ヨシヒコ」だと思わないどころか、なんて読むのかわからないです。
〉>アルクの単語力テストで知らない単語を見ると、「読書量が足りないか」と反省してしまいます。
〉わかりますわぁ。英語だと、「知らなくていい」ものがわからないですもんね。
〉とっても同意。
〉でも、だからこそ、児童書読書に意義があると思うんです。
〉〉 実際、読書量が日本語と英語で桁がいくつも違うわけですが、それにしても、大分感覚が違うと思います。
〉う…、そこは…、「それにしても」と言ってしまうと、辛くなる気がします。
〉読んできた量の桁がいくつも違うからこそ、その違いに比例して、感覚もだいぶ違って当たり前なんだと考えるほうが、気持ちがラクになると思いますが、いかがでしょうか…。
はい。確かに違って当たり前なんですよね。忘れてました。ありがとうございます。思い出しました。
〉〉 ちなみに、その最終日に読んだ部分に関しては、本を読んでいたという意識も薄いぐらいで、その世界にどっぷり浸り、主人公になりきって色々話しかけられたり見たりした気がして、紙に書いてある文章を見た覚えがありません。英語の表現を覚えようとか、そういう意味では、全く役に立たない気がします。学習ではない、読書の醍醐味かと思います。日本語でもまず覚えがないです。
〉〉 これを、ランニング・ハイに倣い、リーディング・ハイと名付けてみたいんですが、誰も使わないかもしれない。
〉すでに、そういう状態になったことを書かれた投稿、過去にもありましたよー。
〉わたしはその方への返答で、マラソンランナーのランナーズ・ハイに例えて、
〉同じようなことが多読でも起きているんですね〜、と書いたことがあります。
いましたか。なんだかこの掲示板は、自分だけだろうなと思って書いても私も私もって言う人が沢山いて、しかもその人の言うことが「私が言いたかったのそれなんです!」っていう感じだったりして、なんか、いいですね。
〉それと、先日、私自身が英語ファンレターを書いた件も、
〉今おもうと、自分が書いた英文ってあまり覚えてません。
〉とにかく、本が面白かった!これを言いたい!という気持ち先行で、
〉いまは、その時の高揚感だけが自分の中に残っています。
〉数日後に自分で書いたものを読み直してみましたが、
〉英語、とくに単語については、自分がどういう単語を書いたかという記憶がなくて、
〉ホントにこれ自分が書いたの? なんかの詐欺なんじゃないの?(笑)ってなくらいで、
〉相当なライティング・ハイ状態で書いてたようです。
ライティング・ハイもあるんですね。
再読しようとした本が読めなくて、本当に私この本読んだの?夢じゃないの?ということならありました。多読始めて少ししたら、また読めましたけど。
リーディング・ハイにライティング・ハイが出てきたということは、次はシャドウィング・ハイかスピーキング・ハイですね。
〉話がだいぶそれましたが、停滞については、あと一つ、自分がラクになる方法がありまして。
〉それは、停滞かと思う前に、「ま、何たってこれは英語学習だしね」と思うと、
〉あまり停滞するような気分にはならないです。
〉勉強モードから離れるのが、SSS多読の良いところなんですが、
〉今すぐ、日本語と同等のことができない以上、
〉あまり、読書の質を念頭に置いてしまうと、
〉自分の日本語力と、自分の英語力の差の膨大なことに目が行ってしまって、
〉暗澹たる気分になってしまうからなんです。
〉そんなときは、
〉本日現在の時点で、できるようになったこと(以前はできなかったこと)は何なのかを、
〉読みかけの本を閉じ、本の内容のことを考えるのはやめて、
〉過去の自分、多読と出会う前の自分のことを思い出すことにします。
多読と出会う前。ええと、確か、英語の本は読みにくいのが当たり前だと思っていました。それを頑張って越えなきゃいけないんだと思っていましたね。
あとは、せっせと英文をノートの書き写して、単語を辞書で引いては書き込んでいたので、一つの話を読み終わるのに恐ろしく時間がかかっていました。
この先どうなるのー、と思ってどんどん読んでしまうとか、あり得ない状態ですね。
〉そうすると、見えてくるんです。
〉自分は一体なにをどうしたくて多読をしているのか。
〉威勢良く「Happy Reading!!」なんていう時とは違い、
〉もっと静かに(少し照れますが)内省的になって、
〉自分が英語と、どう関わりたいのか、なんで英語をやりたいのか、
〉一人になって、物思い(?)するとき、停滞感から離れることができます。
〉逃避なのかな、と思うこともありますが、
〉元気なHappyだけでなく、静かなHappyもあっていいと思うから。
そうでした。多読の記録を付けていたのって、落ち込んだときに、前はこんなことで悩んでたんだって思い出すためだったんですよね、私の場合。
最近、すっかり、前回読んだのってこんなに前だって落ち込むために使ってました。
静かなHappyって結構、これで当たり前と思って見過ごしますね。
Happyとは何か。人類永遠の問いですね(大げさ?)。
でも、冗談抜きに、自分がHappyな時に、人を攻撃(精神的にも肉体的にも)しませんからね。永遠の問いかもしれない。
〉〉 暗くてぐだぐだしているので、この投稿を読んだ人がhappyになれないかもしれないと思い、せめて最後は増量しておきます。
〉〉 Happy happy reading!
〉いいですね。暗くてぐだぐだした投稿を書ける人って貴重です。
〉正直で、率直で。信用できます。
〉(明るい人が信用できない、という意味ではないですが、世の中、明るいだけじゃ平板ですし)
ぐだぐだですが、他のぐだぐだな人が言い易くなるかもと、あとから理屈をつけてみました。
あと、ぐだぐだな投稿を、ぐだぐだじゃなくなるような返信をつけてくれる人がいるんじゃないかとも思いましたし。
〉〉 私の場合なぜか、意味がわからなくても、結構楽しめてしまうんですよ。意味がわかるわけもないイタリア語の文章を眺めて、音を想像して遊んでいたり。
〉〉 意味わからなくても楽しいって人、他にいないかなと思いまして。
〉〉 あと、なんと言っているか台詞が全くわからないのに、なぜか今何をしているところかわかる、とかいうところから理解が進んでいって。今思うと、多読的ですね。
〉これ同じ〜! 他の方への返答を勝手に引用させてもらってますが(すみません)
〉いますいます、意味わからなくても楽しい人、わたしもです〜〜!
〉わたし、テレビのイタリア語講座に出ていたダリオ・ポニッシィというお兄さんに惚れこんでた時がありまして、声を録音したり、ダリオの声で入ってるイタリア語ドラマのCDも持ってて、意味不明のまま、「ダリオの声だ〜、よいわぁ〜、ぱっしょんだも〜れ〜」とか言いながら聞き惚れてました。
私もダリオさんのファンでした。何でみんなジローラモさんのことばっかり言うのって思ってて。
大河ドラマの北条時宗にマルコ・ポーロの役で出てましたね。見逃しましたが。マルコ・ポーロは日本には来ていないというのが、歴史の本では定説っぽかったですが、折角時代が合うんだから、出てたほうが楽しい♪
というわけで、今回初めて音符マークを使ってみました。
〉おかげ様で、イタリア語は未だにまったくできませんが(爆)
〉挨拶とか自分の名前を言うとか、これ、おいしいね、とか、疲れたよ〜、トイレどこ?といったフレーズだけは言えます(笑)
〉何度も同じCDを聞いたので、「あっ、またあの場面!同じセリフ!」ってのがわかるようになるんですねー。
センティ・ウンポ(ちょっと待ってて)とイペンソイーヨ(私に任せて)は覚えました。ピンパの冒険の前にダリオさんが説明してましたから!
電話の応対はセンティ・ウンポが言えれば完璧だけど、イペンソイーヨを連発すると、恐ろしい事態になりそうです。
〉あっ、へんな話が最後になってしまいました。
〉ちゃんとご返答投稿になっているかどうか不明ですが、これで終わります。
〉ではまた〜。
〉PS 世界史クラブのほうで、いつもご紹介、瞠目して拝見しています。
私も、akoさんだあーと思って読んでます。
未読本の山の中の歴史の本の中で読んだものがまとまった数に貯まったら(いつになるやら)、また紹介します。その時はタイトルに、世界史クラブをいれてみたいです。
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お名前: ako
投稿日: 2006/10/28(23:57)
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柊さん、こんにちは。akoです。
〉〉花形ひいらぎ君、オレは今、猛烈に感動している〜〜〜〜〜〜〜!!!(TT)涙涙
〉 出典はわかりませんが、嬉しいです。
では一応ご紹介だけしておきますね!
日本の野球漫画の『巨人の星』という作品です。
『ドカベン』や『タッチ』などの野球漫画が出る前の時代、1970年代ごろかしら?の代表的野球漫画です。テレビアニメにもなりました。英語版はまだ見たことがないのが残念です。
主人公の星君が、花形君という良き友(良きライバル)に、
よく、上記のセリフを言ったものでした。
〉 実は英語以外の面でも多少落ち込んでいたので、そのせいもあって余計気にしていたようです。日本ハムが優勝したら、どうでもよくなってきました。もともとの落ち込みの原因は、野球じゃないんですけどね。
〉 駒大苫小牧は優勝するし、プロ野球の球団が来たしで、北海道の野球はすごいことになっています。私はそれまで、キャッチャーを審判だと思っていたような人間ですが。
おお、停滞のこと、どうでもよくなってきて良かったですね!!
札幌の球場を満員御礼にするまでの苦労話など、相当な努力の賜物だそうですね。
わたしも野球はあまり知らないのですが、新庄みたいな人、大好きです。
〉 同じ文章でも、読みやすい日と読みにくい日があるんです。同じ本を読んでいるのに、以前読んだ時より泣いてしまったり、笑ってしまったり。
なるほど…。これは考えてませんでした。
自分の体調や気分で、本に集中できるかどうかが左右されるのかもしれないですね。
〉 現代日本語じゃないだろう、というような文章です。ただ、多読をしてから思うのは、読みやすさって、言葉が平易であるとか、難しい単語であるとかいうことだけじゃないんですよね。
そう思います。
〉 文脈ということになるのか、こういう話をしているとか、こういうことを考えているということさえわかれば、語彙が難しくても、意図するところはくみ取れるし、読みにくいとは感じないようです(日本語の話です)。
これと同様の話を、英会話方面で聞いたことがあります。
単語の一つ一つはわかってなくても、会話の流れとか、何の話題かとか、
背景知識を基本的に持っている話題かどうか、といったことで、
人間は、話の先の展開を予測しながらリスニングしてるんだそうです。
とすると、英語読書も同じことがあるかもしれません。
〉 京極氏の場合、漢字の使い分けも、慣れてしまえば却ってわかりやすかったりします。
個性がはっきりしている作家さんなのですね。
なんだか興味が湧いてきました。
〉 ただ単に、村上春樹氏が「Will you please be quiet,please?」という本を「頼むから静かにしてくれ」にして翻訳を出していたので、そのタイトルだけで買いました。よく考えると、この場合のタイトル買いは、翻訳に対して感心しているのですが。
挙げていただいた例で、村上春樹がいかにすごいかよくわかりました…
素晴らしいですね〜、その日本語の題。
〉 林望さんのどの本だったか、学校の訳だと「この辺りには蛇が多いので、近づいてはいけません」になりそうな文章を「蛇うようよにつき注意」にしていたのを見て感心して以来、そういう訳に弱いらしいです。
これも面白い!
翻訳って、翻訳者の国語のセンスが問われるんですね。
〉 akoさんが私の位置(というのも変な言葉ですが)に来るのが「いつか」なのか、もう通り過ぎたのかは、わかりませんし、コースがそもそも違って、通らないのかもしれませんし。多読って、ひどくわかりやすく「みんな違う」感じがしますから。
いや〜、これは素晴らしい言葉を頂きました。
ありがとうございます。ほんとにその通りですわ。
同じところを通るとは限らない。
まさに、ずっと、この掲示板の皆さんの多読体験報告で見てきたことでした。
〉 ただ私の場合、どうせ読むなら面白い本、というのはきっちりとありますね。しかも、日本語でも「面白くない本」というより「嫌いな本」という風になりやすいので、好き嫌いが激しいのかもしれません。
わたしの書いた、原則裏切り法は過激な発想ですので、自分にだけと思ってますが、
基本としては、自分がどういう人間なのかを自分が把握して、
いわゆる原則とされているものを、自分にあわせてアレンジ出来ればよいということだと思っています。
〉 日本語でも「文学」に対しては劣等感があります。大江健三郎なんかノーベル賞取ってますから、特にです。ただ、「取り替え子」という小説を10ページぐらいで投げましたが、「身近な人の死を悲しむあまり、変なおじさんになってしまった人の話」と思うと、親近感を覚えるようになりましたけど。
よい例を出してくださってありがとうございます。
権威の構造、という問題を考える契機になります。
〉〉つまらない、くだらない、読んで損した、と思うほどの英語の本や雑誌を読もうと思います。
〉〉「つまらなかったらやめる」のSSS多読原則を裏切るという荒療治です。
〉〉学校英語勉強では、「つまんない」も「楽しい」もなかったので、
〉〉「つまんない」ことさえも新鮮です。
〉 なるほど。
〉 ものすごく感心して、かつ納得しているんですが、なるほどの一言しか出てきません。
お気遣いありがとうございます。
「なるほど」の4文字の一行だけだと、ガクっときたかもしれませんが、
「ものすごく感心して、かつ納得しているんです」と書いていただいたので、
なんだかすご〜く嬉しいです!
〉 私の場合さらにねじれているのは、中学校(高校も。当然大学も)に行ってないんですよ。で、自分1人で英語の勉強(教科書と、学校でもらったドリル)をやっていたので、ずーっと「学校へ行った人は、もっともっと英語が出来るんだろうな」と思っていたんです。
日本も、学校に幻想も期待も、もてない時代になりましたね…。
〉 それが、英語学習関係の本を読んだり、サイトを見たりして、案外そうでもないとわかってきて、嬉しいのか悲しいのかわからないんですよね。自分の英語力がそれほどひどくもないっていうのは嬉しいんですが、学校へ行った人はもっと英語が出来てほしかった。
そうですね。お気持ちお察しいたします。
わたしは、戦後日本の学校制度6・3・3・4制を体験した人間ですが、
それにより、得たものもあり、失ったものもあり、の両面です。
〉 仕事で英語が必要で、私から見ると相当英語が「出来る」はずの父も、「仕事以外で英語見たくない」って言ってますし。
英語をお仕事だけの範囲にしたかったのですね。
貴重な人生経験をお伺いしてみたいものです。
〉 V6のイノッチの名前の快彦なんて、今漢字変換で候補に出てきましたが、「ヨシヒコ」だと思わないどころか、なんて読むのかわからないです。
イノッチのお名前、知りませんでしたー(笑)
〉 「私が言いたかったのそれなんです!」っていう感じだったりして、なんか、いいですね。
そうですね。なんか、とってもいいです。
〉 リーディング・ハイにライティング・ハイが出てきたということは、次はシャドウィング・ハイかスピーキング・ハイですね。
そのうち、そういう人の報告が出てくるかもしれないですね。
〉 多読と出会う前。ええと、確か、英語の本は読みにくいのが当たり前だと思っていました。それを頑張って越えなきゃいけないんだと思っていましたね。
同じです。
わたしも、相当頑張らないといけない、って思ってました。
おかげで、最近はちょっと、頑張らなさ過ぎです(汗)
〉 あとは、せっせと英文をノートの書き写して、単語を辞書で引いては書き込んでいたので、一つの話を読み終わるのに恐ろしく時間がかかっていました。
〉 この先どうなるのー、と思ってどんどん読んでしまうとか、あり得ない状態ですね。
わかるー。
高校時代なんて、一行に2個も3個も単語調べで、私の英語人生、暗かった…
多読と出会って良かった〜(^^)
〉 静かなHappyって結構、これで当たり前と思って見過ごしますね。
当たり前になってしまうと、つい、ありがたみを忘れてしまいますよね。
時々思い出したときに、自分にとって、英語を読むことがそれくらい普通になったと思って、喜ぶことにしましょう。
〉 Happyとは何か。人類永遠の問いですね(大げさ?)。
〉 でも、冗談抜きに、自分がHappyな時に、人を攻撃(精神的にも肉体的にも)しませんからね。永遠の問いかもしれない。
ねぇ、柊さん!
もしかして柊さんは、哲学系の本が合うかもしれないですよ!
〉 ぐだぐだですが、他のぐだぐだな人が言い易くなるかもと、あとから理屈をつけてみました。
〉 あと、ぐだぐだな投稿を、ぐだぐだじゃなくなるような返信をつけてくれる人がいるんじゃないかとも思いましたし。
柊さんも面白い人ですねぇ、それ、一種のユーモアです。
〉 私もダリオさんのファンでした。何でみんなジローラモさんのことばっかり言うのって思ってて。
ええ〜〜〜っ(嬉!!)、ここにもダリオファンが!!
そうなのー、どーしてジローラモばかり有名になるの〜?って思ってました。
わたし、ダリオのステージまで見に行ったことあるんですよぉ〜
まぁ、ジローラモさんはジローラモさんで素敵なタレントさんですけどねー。
〉 大河ドラマの北条時宗にマルコ・ポーロの役で出てましたね。見逃しましたが。マルコ・ポーロは日本には来ていないというのが、歴史の本では定説っぽかったですが、折角時代が合うんだから、出てたほうが楽しい♪
そう思う!そう思う!
そして、日本の美女と恋をして、その子は倭寇と駆け落ちして海を越えて異文化の掛け橋に〜、とか歴史ロマンを作りたくなるー(杏樹部長に絵にしてもらいましょう)
〉 というわけで、今回初めて音符マークを使ってみました。
楽しい気分が伝わります〜♪
〉 センティ・ウンポ(ちょっと待ってて)とイペンソイーヨ(私に任せて)は覚えました。ピンパの冒険の前にダリオさんが説明してましたから!
〉 電話の応対はセンティ・ウンポが言えれば完璧だけど、イペンソイーヨを連発すると、恐ろしい事態になりそうです。
あんき〜よ!(っていうのが急に浮かびましたが意味はおぼろげ(笑))
〉〉PS 世界史クラブのほうで、いつもご紹介、瞠目して拝見しています。
〉 私も、akoさんだあーと思って読んでます。
わ〜い、これからもよろしく〜!
〉 未読本の山の中の歴史の本の中で読んだものがまとまった数に貯まったら(いつになるやら)、また紹介します。その時はタイトルに、世界史クラブをいれてみたいです。
先が楽しみですね〜。新庄もまだ次に何にやるかわからないって言ってることですから(笑)、私たちもゆっくりやっていきましょう!
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お名前: 柊
投稿日: 2006/10/30(18:15)
------------------------------
akoさん、こんにちは。投稿を書きながら悩んでいると、すぐにこんばんはの時間になってしまいます。こういう時に「こん××は」と使うのかと最近納得しました。
〉〉〉花形ひいらぎ君、オレは今、猛烈に感動している〜〜〜〜〜〜〜!!!(TT)涙涙
〉〉 出典はわかりませんが、嬉しいです。
〉では一応ご紹介だけしておきますね!
〉日本の野球漫画の『巨人の星』という作品です。
〉『ドカベン』や『タッチ』などの野球漫画が出る前の時代、1970年代ごろかしら?の代表的野球漫画です。テレビアニメにもなりました。英語版はまだ見たことがないのが残念です。
〉主人公の星君が、花形君という良き友(良きライバル)に、
〉よく、上記のセリフを言ったものでした。
タイトルだけは聞いたことがあります。
やっぱり、どういうスポーツでも、相手チームが強いときに素直にほめられるって、素敵ですね。
日韓共催のワールドカップで、最後に韓国がトルコに負けたとき、トルコの選手が韓国の選手に近づいていって、最後、両チームの選手がみんなで手をつないで、お客さんに「ありがとう」って何度もやっていたのを思い出します。
あのおかげで、トルコの選手は無事に競技場から帰れた(開催地韓国ですから)、という記事も見ましたが、それにしても、いいなあって思いましたね。
〉〉 実は英語以外の面でも多少落ち込んでいたので、そのせいもあって余計気にしていたようです。日本ハムが優勝したら、どうでもよくなってきました。もともとの落ち込みの原因は、野球じゃないんですけどね。
〉〉 駒大苫小牧は優勝するし、プロ野球の球団が来たしで、北海道の野球はすごいことになっています。私はそれまで、キャッチャーを審判だと思っていたような人間ですが。
〉おお、停滞のこと、どうでもよくなってきて良かったですね!!
〉札幌の球場を満員御礼にするまでの苦労話など、相当な努力の賜物だそうですね。
〉わたしも野球はあまり知らないのですが、新庄みたいな人、大好きです。
「コンサドーレ札幌」は札幌だけにしたけど、日本ハムは北海道全体にしたから、それでファンが多いって話もありますね。
優勝旗って、海峡を渡れないものだと、どっかで先入観があったんですよ。なので、苫小牧は強いというより、北海道でも優勝できるんだっていうので、びっくりしました。
先入観が全てなくなったら、情報の取捨選択が出来なくなって生活できないですけど、英語は難しいとか、困る先入観も多いですね。
〉〉 同じ文章でも、読みやすい日と読みにくい日があるんです。同じ本を読んでいるのに、以前読んだ時より泣いてしまったり、笑ってしまったり。
〉なるほど…。これは考えてませんでした。
〉自分の体調や気分で、本に集中できるかどうかが左右されるのかもしれないですね。
集中もそうですし、誰に感情移入するかとか、どこまでその感情を実感できるかとか、色々です。
有栖川有栖のエッセイで、阪神タイガースを応援するあまり、負けだしたところでどんどんオカルト系の思考に走っていくというのがあるんですが、相手がダイエー・ホークス(現ソフトバンクですね)だからといって、「菅原道真に必勝の加持祈祷をしているのか」「虎の額に王に似た模様がある。王監督に頭を押さえられるという意味だろうか」なんて考え出すところは、野球の応援をするようになって、ものすごくよくわかるようになりました。
〉〉 文脈ということになるのか、こういう話をしているとか、こういうことを考えているということさえわかれば、語彙が難しくても、意図するところはくみ取れるし、読みにくいとは感じないようです(日本語の話です)。
〉これと同様の話を、英会話方面で聞いたことがあります。
〉単語の一つ一つはわかってなくても、会話の流れとか、何の話題かとか、
〉背景知識を基本的に持っている話題かどうか、といったことで、
〉人間は、話の先の展開を予測しながらリスニングしてるんだそうです。
〉とすると、英語読書も同じことがあるかもしれません。
対談の本を読んでいても、言葉は易しいけどわからないことがあって、どうも、対談している同士では、すでに何度も話したり、相手の書いているものがわかっているので、それを前提に話しているらしい、と思うことがあります。
プロのミュージシャンのインタビューを読んでいても、外国から来た人と仕事をして、音楽の話なら通じるけど、日常会話は全くわからないとか、言ってたりしますね。しかも、音楽の話だと通訳が入れないような、むちゃくちゃ専門的な話らしくて。
〉〉 京極氏の場合、漢字の使い分けも、慣れてしまえば却ってわかりやすかったりします。
〉個性がはっきりしている作家さんなのですね。
〉なんだか興味が湧いてきました。
はまると中毒になるとか、怖い話を結構聞いて、手を出すかどうかずいぶん迷いました。
最後まで読んだら発狂するとか、すごいうわさの本って結構ありますし。徴兵された人が、経典とか聖書の代わりに持っていったとか。
あら、全部「本格推理」でくくられてる本ですね。
〉〉 ただ私の場合、どうせ読むなら面白い本、というのはきっちりとありますね。しかも、日本語でも「面白くない本」というより「嫌いな本」という風になりやすいので、好き嫌いが激しいのかもしれません。
〉わたしの書いた、原則裏切り法は過激な発想ですので、自分にだけと思ってますが、
〉基本としては、自分がどういう人間なのかを自分が把握して、
〉いわゆる原則とされているものを、自分にあわせてアレンジ出来ればよいということだと思っています。
多分、だからみんな違うコースになるんでしょうね。
自分にとってやりやすい方法はあっても、全ての人に「正しい方法」がないところが、やりやすいのかなと。
あと、嫌いな本って多分、あんまりけなし言葉じゃないかもしれないんですよ。共感して、これヤダと思うから嫌いなので、感性が近くて、ある程度力のある本で、だから多分、近親憎悪に近いというか。
〉〉 日本語でも「文学」に対しては劣等感があります。大江健三郎なんかノーベル賞取ってますから、特にです。ただ、「取り替え子」という小説を10ページぐらいで投げましたが、「身近な人の死を悲しむあまり、変なおじさんになってしまった人の話」と思うと、親近感を覚えるようになりましたけど。
〉よい例を出してくださってありがとうございます。
〉権威の構造、という問題を考える契機になります。
権威の構造ですか。
私が普段読んでいるような本だと、エキセントリックな人は生まれつきそうだし、あるいは普通の人には降りかからないようなトラウマのせいだったり。普通の人が、「変な人」になってもいいんだと、妙な感心の仕方をしました。
ただ、日本語がむちゃくちゃ難しい。多読で「投げる」を身につけて良かったです。今度読めばいいわけですからね。
でも、最近出した子ども向けの本とか、講演の記録とか見ると、すごくわかりやすい話し方をする人なんですよね。
〉〉〉つまらない、くだらない、読んで損した、と思うほどの英語の本や雑誌を読もうと思います。
〉〉〉「つまらなかったらやめる」のSSS多読原則を裏切るという荒療治です。
〉〉〉学校英語勉強では、「つまんない」も「楽しい」もなかったので、
〉〉〉「つまんない」ことさえも新鮮です。
〉〉 なるほど。
〉〉 ものすごく感心して、かつ納得しているんですが、なるほどの一言しか出てきません。
〉お気遣いありがとうございます。
〉「なるほど」の4文字の一行だけだと、ガクっときたかもしれませんが、
〉「ものすごく感心して、かつ納得しているんです」と書いていただいたので、
〉なんだかすご〜く嬉しいです!
やっぱり、なるほどの一言だけだと、伝わらないですね。書き足して良かったです。
〉〉 仕事で英語が必要で、私から見ると相当英語が「出来る」はずの父も、「仕事以外で英語見たくない」って言ってますし。
〉英語をお仕事だけの範囲にしたかったのですね。
〉貴重な人生経験をお伺いしてみたいものです。
どれぐらい英語が出来るのかと思って、何度か聞いてみたんですが、母が言うには、外国からお客さんが来たときに通訳をしていたことがあるとか、本人に聞いても、一日中英語を話していると、英語で考えるように切り替わるそうです。
それって、ものすごく、ものっすごく、すごいんじゃないかと思うんですが、それでも、英語を使うことが負担らしいんですね。
英語を楽しむって、英語力と関係ないのかしらん、と思いました。
ちなみに、英語を教えてくれとしつこく頼むと、最後、「英語わからないから」と断られました。
〉〉 多読と出会う前。ええと、確か、英語の本は読みにくいのが当たり前だと思っていました。それを頑張って越えなきゃいけないんだと思っていましたね。
〉同じです。
〉わたしも、相当頑張らないといけない、って思ってました。
〉おかげで、最近はちょっと、頑張らなさ過ぎです(汗)
この話を始めていいのかわからないんですが、始めちゃいましたが、たまに多読の批判をしている人をネットで見かけると、方法そのものより、楽しむだけじゃいけないんだっていうところが、一番ポイントなのかなと。
頑張らないで上達するというのが信じられないんじゃないかと。
でも、楽しんでいたら英語の本を一日中読んでいられるけど、勉強では読めないと思いますが。
〉〉 あとは、せっせと英文をノートの書き写して、単語を辞書で引いては書き込んでいたので、一つの話を読み終わるのに恐ろしく時間がかかっていました。
〉〉 この先どうなるのー、と思ってどんどん読んでしまうとか、あり得ない状態ですね。
〉わかるー。
〉高校時代なんて、一行に2個も3個も単語調べで、私の英語人生、暗かった…
〉多読と出会って良かった〜(^^)
単語一つにつき、訳語が4つぐらいあって、次の単語がまた4つぐらいでって、かけ算で訳文の候補が増えていくんですよね。引けば引くほどわからなくなります。
〉〉 静かなHappyって結構、これで当たり前と思って見過ごしますね。
〉当たり前になってしまうと、つい、ありがたみを忘れてしまいますよね。
〉時々思い出したときに、自分にとって、英語を読むことがそれくらい普通になったと思って、喜ぶことにしましょう。
喜びましょう。年に一度、Happy birthday,タドキスト柊〜♪ってやりましょう。
そのための、記念日報告なんでしょうね。
そういえば、akoさんの記念日はいつなんでしょうか。Happy birthday,タドキストakoさん〜♪ってやらないと。
〉〉 Happyとは何か。人類永遠の問いですね(大げさ?)。
〉〉 でも、冗談抜きに、自分がHappyな時に、人を攻撃(精神的にも肉体的にも)しませんからね。永遠の問いかもしれない。
〉ねぇ、柊さん!
〉もしかして柊さんは、哲学系の本が合うかもしれないですよ!
はい、本当に、最近「ソフィーの世界」が面白かったです。前回読んだときは、哲学の話が途中からわからなくなったのが、今回は結構わかって。あ、日本語です。英語だと多分誰が誰かもわからなくなると思うので。
ただ、どこが間違っているとかは思わないんですが、全部2極に分けていくのが、ピンとこないというか、そっちへ行くと何か窮屈にならないかなって、思いました。
あと、You wouldn't to beのギリシャ奴隷を読んだら、プラトンもソクラテスも奴隷使ってたんじゃん!って思いましたね。何か、それを考えると、私の中でプラトンやソクラテスの哲学の評価が、ものすごく下がってしまう。
プラトンは、奴隷に生まれていても、同じ教育を受ければ同じだけ力が発揮できるはずと言ってはいましたけど。
京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」なんかも、「生と死」「存在と非存在」とか書いてあって、ハイデッガーと儒教の話でした。でも、ちゃんと娯楽としても読めるという。
で、ハイデッガーの「存在と時間」という本を探してみたら(買うのはやめました、さすがに)、英語タイトルは「Being and Time」とか何とかなっていて、その小説の解釈と、日本語の存在という単語と、英語のbeingと、って考えてしまいましたね。
多分、京極夏彦のこの小説の中での「存在」と一般的な日本語の「存在」と、ハイデッガーの「存在」と、日本語の時点で、きっとずれてくるんだろうなと。
〉〉 私もダリオさんのファンでした。何でみんなジローラモさんのことばっかり言うのって思ってて。
〉ええ〜〜〜っ(嬉!!)、ここにもダリオファンが!!
〉そうなのー、どーしてジローラモばかり有名になるの〜?って思ってました。
〉わたし、ダリオのステージまで見に行ったことあるんですよぉ〜
〉まぁ、ジローラモさんはジローラモさんで素敵なタレントさんですけどねー。
〉〉 大河ドラマの北条時宗にマルコ・ポーロの役で出てましたね。見逃しましたが。マルコ・ポーロは日本には来ていないというのが、歴史の本では定説っぽかったですが、折角時代が合うんだから、出てたほうが楽しい♪
〉そう思う!そう思う!
〉そして、日本の美女と恋をして、その子は倭寇と駆け落ちして海を越えて異文化の掛け橋に〜、とか歴史ロマンを作りたくなるー(杏樹部長に絵にしてもらいましょう)
折角小説なんだから、嘘か本当かわからないぐらい豪快に想像した方が、楽しいですよね。いっそのこと創造してしまうとか。
いえ、Jean Plaidyの、多分、歴史的事実をほとんど無視してないんだろうなっていうのも好きですけど、ただ、あまりにも突き抜けてしまうと、もう楽しければそれでいいって気がしてきます。
中途半端だと、ものすごくきつい評価をしてしまうのかもしれない。
ではでは、続きはいずれ世界史クラブで。
今回、野球と歴史の話しかしてないような。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2006/11/6(01:44)
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柊さん、こんにちは。
いまごろこんなところに来てますが、投稿は読んでました。
私からアドバイスできるようなことは思いつかなくて…。
なのにakoさんが私の名前を出すから…。
こんなところだけ反応しに来るのもナンですが。
〉〉〉 大河ドラマの北条時宗にマルコ・ポーロの役で出てましたね。見逃しましたが。マルコ・ポーロは日本には来ていないというのが、歴史の本では定説っぽかったですが、折角時代が合うんだから、出てたほうが楽しい♪
〉〉そう思う!そう思う!
〉〉そして、日本の美女と恋をして、その子は倭寇と駆け落ちして海を越えて異文化の掛け橋に〜、とか歴史ロマンを作りたくなるー(杏樹部長に絵にしてもらいましょう)
マルコ・ポーロの話をしてるなんて見捨てて置けません。
マルコ・ポーロは中国に来なかった、と言う本はありますがそれは定説にまではなってません。先日世界史好きの人とも話してたんですが、当時の人だし、マルコは15歳で旅に出たからあまりにも異国の印象が強すぎて記述がいい加減になったり誇張されたりということは充分あります。
しかも東方見聞録は口述筆記で、おまけに物語作家が「さて、マルコ氏はこのようなとほうもない体験をしたのですぞ」という語り口なもので、胡散臭くなるのも仕方がありません。
でも日本には来てないのは確かでしょう。「黄金の国ジパング」の記述はいい加減すぎるので…。大都の記述などはとても詳しくて正確ですから、やはり実際に見たものとそうでないものの落差が大きいです。
実は私のマルコ・ポーロはアニメの「マルコ・ポーロの冒険」なので、絵を描くとそちらになってしまいます。恋に落ちるのはオルジェかコカチン姫か…という話になってしまう…。(ついていけなかったらすみません)
話題が思い切りそれてしまいまいたので、このへんにしておきます。
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お名前: 柊
投稿日: 2006/11/7(15:18)
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杏樹さん、こんにちは。
〉いまごろこんなところに来てますが、投稿は読んでました。
〉私からアドバイスできるようなことは思いつかなくて…。
〉なのにakoさんが私の名前を出すから…。
〉こんなところだけ反応しに来るのもナンですが。
いえいえ、歓迎です。
〉マルコ・ポーロの話をしてるなんて見捨てて置けません。
〉マルコ・ポーロは中国に来なかった、と言う本はありますがそれは定説にまではなってません。先日世界史好きの人とも話してたんですが、当時の人だし、マルコは15歳で旅に出たからあまりにも異国の印象が強すぎて記述がいい加減になったり誇張されたりということは充分あります。
〉しかも東方見聞録は口述筆記で、おまけに物語作家が「さて、マルコ氏はこのようなとほうもない体験をしたのですぞ」という語り口なもので、胡散臭くなるのも仕方がありません。
〉でも日本には来てないのは確かでしょう。「黄金の国ジパング」の記述はいい加減すぎるので…。大都の記述などはとても詳しくて正確ですから、やはり実際に見たものとそうでないものの落差が大きいです。
〉実は私のマルコ・ポーロはアニメの「マルコ・ポーロの冒険」なので、絵を描くとそちらになってしまいます。恋に落ちるのはオルジェかコカチン姫か…という話になってしまう…。(ついていけなかったらすみません)
〉話題が思い切りそれてしまいまいたので、このへんにしておきます。
マルコ・ポーロといったら、柳広司の千の嘘のマルコしか知りません。これは短編集になる予定が、一冊にまだまとまっていないというものらしいですが。
囚人たちが暇つぶしに話をしていると、「千の嘘のマルコ」という大嘘つきで有名な人が、自分が中国にいた頃の話をするというものです。
「本格ミステリ05」に収録されていた分だけ読みましたが「雲の南」というタイトルで、雲南省の話ということでしょうね。
探偵役がソクラテスだったりシートンだったり、ダーウィンだったり夏目漱石だったりもする推理作家さんですが、事件以外の部分はかなり厳密にやっているので、マルコ・ポーロについてもそうじゃないかと。
しかし、杏樹さんは中国とフランスの方だと思っていましたが、マルコ・ポーロの話を放っておけない人でもありましたか。
この柳広司という人も、世界史クラブにお誘いしたいような人です。是非ご一読を。文庫落ちしたての「新世界」なんか最高ですよん♪
「はじまりの島」もダーウィンが探偵役なだけじゃなく、どうしてダーウィンがガラパゴスへ行って何十年も経ってから進化論を発表したか、空白の年月の謎にも挑んでいるという代物でありまして。
この話も続けると長くなりそうですが、ともかく、日本語の読書が少しいい本に連続で当たったので、元気になってきました。
猫好きなので、猫の本で易しそうなのを何冊か買ってみて、絵を見ただけで和んでいます。
Jenny and the Cat ClubとMr.Putter & Tabbyです。
もうすぐ多読一周年なので、そんな報告もしてみたいです。
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柊さん、こんにちは。
〉 マルコ・ポーロといったら、柳広司の千の嘘のマルコしか知りません。これは短編集になる予定が、一冊にまだまとまっていないというものらしいですが。
〉 囚人たちが暇つぶしに話をしていると、「千の嘘のマルコ」という大嘘つきで有名な人が、自分が中国にいた頃の話をするというものです。
そういう本もあるのですね。
「東方見聞録」はマルコがベネチアとジェノヴァの戦争で捕まって牢獄に入っていたときに口述筆記したものですから、それを踏まえた設定ですね。その話が当時の人にとってあまりにもとんでもない内容だったので、「嘘八百」みたいな意味で「百万のマルコ」と呼ばれたのは事実です。
面白そうな作家さんを教えてくださってありがとうございます。
〉 しかし、杏樹さんは中国とフランスの方だと思っていましたが、マルコ・ポーロの話を放っておけない人でもありましたか。
私の専門は中央アジアなんです。中央アジアを旅して旅行記を残した人と言えば唐代にインドへ行った取経僧・玄奘とマルコ・ポーロが双璧ですから。それにマルコは元代の中国に長くいましたから充分中国関係です。
〉 猫好きなので、猫の本で易しそうなのを何冊か買ってみて、絵を見ただけで和んでいます。
〉 Jenny and the Cat ClubとMr.Putter & Tabbyです。
私も猫好きです〜。Mr.Putter & Tabbyも少し前に買って読みました。いいですね〜、なごみますね〜。
(これで多読の話もした!)
それではHappy Reading!