Re: 180万語通過報告&もしかしなくても停滞中(長文)

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/6/26(18:09)]

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8645. Re: 180万語通過報告&もしかしなくても停滞中(長文)

お名前: ありあけファン
投稿日: 2006/10/22(01:14)

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柊さん こんばんは
ありあけファン@251万語(多読)/5万5000語(多聴) です

〉 100万語を超えてからも10万語刻みで報告する人はあまりいないと思いますが、停滞気味で10万語がいつになく遠いので、ちょっとお喋りしに来ました。
〉 ぐだぐだ長くなっていますが、その長いどこかでピンと来て、アドバイスを下さる方がいるんじゃないかと期待しています。

タイトルとここまでで,
「私のに近いのでは!」
と反応してしまいました.
私は,200万語から230万語までが停滞のピークでした.

〉 英語について話せる人が、ここに来ないといないですし。
〉 通過本は投げたかどうか、自分でもはっきりしないAn offer from a gentleman by Julia Quinnでした。半分弱のところで中だるみです。5万語を超える本になると、ゴールに向けてまっしぐらというモードになるまでが長くて、それが苦手みたいです。

私の場合も,200万語でPBを選び,その後もその勢いでしばらくは
児童書の厚いのを読んでいたのですが,停滞モードの日々が連続しだすと,
同じ状況になりましたね.

〉 最近の読書傾向としては、一冊読み切ることが少ない。1日目は結構読んでいたのが、2日目には面白くない気がしてくる。それで、投げる。投げるんだけれども、明日辺りは読む気になるかも、と未練たらたら。

そうそう,そうなんです.
未練が残ってしまうんです.
で,私は勢い,語数が極端に少ない本やYLの低い本を大量に読む,
という方法に切り替えました.

〉 日本語の本ではやったことがないのですが、三部作を読み始める前に、3冊目の最後を先に読んでみたりもしました。Jean Plaidyの歴史小説なので、例によって臨終場面でしたが。

こんなことを考えたのも同じです.

〉 日本語の新聞も妙に読みにくくて、記事によってYLが違うということを痛感しています。子どもの頃新聞を読むようになって、徐々に読める記事が増えたのですが、その順番とほぼ一致しているようです。日本語でYLを気にしたのは、初めてのような気がします。
〉 それでいて、京極夏彦の新刊(800ページ。今回は読みにくいと父は言っていた)は全く苦労せず読破しているので、興味の有無が問題なのか、京極夏彦の文章が読み易い(!)文章なのか、なんだかよくわかりませんが。

私も,停滞中には日本語の本もほとんど読んでいません.

〉 readingとは関係ないですが、何より落ち込んだのは、読書登録でした。途中で投げた本の登録をしようとして、読書率を計算していて、しばらく筆算を続けたあと、この式では求める答えは出ないということに気付いて、それが結構ダメージが大きかったです。計算間違いならともかく、式の立て方で間違えたというのが。
〉 しかも、そのあといくら考えても、正しい式が出てこなかった。一休みしたら、思いつきましたが。

私の場合は,Access2000 で試作したツールを使っていますので,
語数の計算はしなくてよいのですが,こんな時にツールのバージョンを
アップしようものなら大変です.翌日動かなくなって,それが原因で
しばらく多読がストップしたこともありました.
やはり,休むことも大切なんですね.

〉 英語を読まなかった期間を数えてみると、大体3ヵ月(6から9月)ぐらいになるようです。そのあともあまり読んでいませんが、この頃が一番ひどい。
〉 全く読まなかったわけではなく、未読本の山から手に取った本をちらと見て、これは読めない、これは読みたくない、これはめんどくさい、と投げ続ける日々が続きました。投げるまでに1ページも読んでいません。数行でやめていました。Dickensより何より、いつぞや衝動買いしたRaymond Carverが一番読みにくそうでした。どちらも翻訳すら読んだことがないので、どういう作風かよくわからないですが。

多読三原則の第3原則の「進まなくなったら投げる」を適用するのに,
どこで適用するかですが,2〜3行でもいいんですよ.

〉 今考えると、未読本がキリンしても読めるかどうかという本ばかりになっていたようです。読める本から読んでいったわけですから。

読める本の中で特に読みたい本から読み,次に,読めそうな本の中で
興味を感じた本を読んでいきますから,必然的にキリン読み用の本が
たくさん残ってしまいます.
でも,その中の相性が合う本はいずれ読むことになるでしょうから,
全く気にする必要はないと思います.
(私も,多読を始めた頃の残骸を今になってようやく,食いつぶし始めたところです.)

〉 転機だったなあと思うのは、趣味の広場でakoさんの書いたファンレターを読んだら、すらすら読めたことです。
〉 読めるし、意味わかるし、読んでて楽しいし、というわけで、英語が駄目なのではなく、やっぱりものによるということが確認できました。

この発見こそ,すばらしいと思います!

〉 では、今まで読んでいなかったようなもの、未読本の山にないような本を試してみよう、と、そこまで筋立てて考えたのかわかりませんが、絵本を試すことにしました。
〉 以前から図書館に色々あるらしいことはわかっていたので、子どもの本のコーナーをうろつき、Frog and Toadを借りてみました。
〉 読んでみると、声を立てて笑っていました。今までも面白い本は読みましたが、英語の本を読む楽しみという意味では一番かもしれません。
〉 この時4冊全部借りましたが、借りる時に期限内に全部読める?と確認されました。ハリー・ポッター全巻を始め、不思議の国のアリス、ピーター・ラビット、くまのプーさんなど、結構洋書がそろっている図書館ですが、2冊目を読める人は少ないのかもしれません。ちなみに期限は2週間です。

これで,新しい世界が拡がりますね.
今までより,2倍楽しめる!!

〉 その後、掲示板をうろうろしている時に見つけた古川さんの多読についての文章を読み、折角だからとカウントしたら、3千語ありました。短時間で読めたので、もっと短いと思ったんですが。
〉 やはり、背景知識と興味があると読みやすいらしいと、改めて実感しました。あとは、YLの要素を分解するとこんなことになるのか、というのが面白かったです。私は書評登録する時、何にも考えてません。あ、多分、考えない方がいいだろうと思って、これからも考えないつもりですが。
〉 YLを決める要素の一つに上がっていた「easiness of proper names」というのは、登場人物の名前ということでしょうか。以前古代インドのバガヴァッド・ギーターを読もうとして、人名の複雑さに、あっという間に挫折した記憶があります。英文のレベルを考えるより先だった。
〉 名前か私の知らない単語か区別が付かないし、名前の読み方も見当がつかないし、多分、前に出てきた人と同じかどうかもわからないだろうな、と思いました。
〉 
〉 読書をしないでぼやーっと考えている時間が増えて、英語と日本語で、どこが一番違うだろうかと思って、いくつか思いつきました。多分、すでに他の方が書き込んでいると思いますが、理屈をこねるのは好きなんです。
〉 一つは、この本は面白いというのはあまり難しくないけど、この本は面白くないと言うのは、とても難しいということです。
〉 大江健三郎とかになると違う気がするんですが、シドニー・シェルダンに該当する作家が日本で誰かと考えた時、誰であろうと多分、その人の本を1,2ページしか読まないで「これ、面白くない」と言って、「あの作家は面白くない」って、平気で言うだろうなあと。それが英語になると、少なくとも私は、読めないとは言えても、面白くないとは言いにくいだろうと思います。

私も,日本語ではミステリー小説は読まないし,読みたいとも思いません.
でも,英語では今後もこの分野は読んでいくでしょう.
案外,日本語だと読まないような本を英語では面白く感じたりするところが,
多読をしていて世界の拡がりを感じる要因なのかもしれません.

〉 もう一つは単語で、ファイブリーグといったか、漢字の読みを当てるクイズ番組で、最後の方はレベルが上がるから、読み方を知らないし今までの読書人生で出会ったこともない漢字が出てくるんですが、「私が今まで見たことがないということは、専門の人でもない限り、普通の人は一生見ない」と思える(偏見です)のが、アルクの単語力テストで知らない単語を見ると、「読書量が足りないか」と反省してしまいます。
〉 実際、読書量が日本語と英語で桁がいくつも違うわけですが、それにしても、大分感覚が違うと思います。

〉 全体に、日本語ではかなり独断と先入観(タイトルだけで読まなくていいやと思う)で読む本を選んでいるのが、英語だと遠慮がちになってしまうんだなあと。
〉 暇な時にどんぶり勘定で計算したら、日本語の読書量を英語に換算すると、年間三千万語になる(1冊5万語×600)、という結果になったので、しょうがない気もしますが。

英語だと価値判断が遠慮がちになるがゆえに,日本語では読まない本を
読むのだとすると,英語だと日本語のようにはいかない感覚それ自体も
悪くないですね(逆に役立っている).
私も,一つ,勉強になりました.

〉 じんましんの薬を飲んでいて、毎日飲まないとすぐ出ちゃうんですが、飲むと眠いんですよね。あ、そのせいか。ということにしてしまおうかとも思います。
〉 
〉 暗くてぐだぐだしているので、この投稿を読んだ人がhappyになれないかもしれないと思い、せめて最後は増量しておきます。
〉 Happy happy reading!

柊さんは,いろいろと工夫されて,停滞を通じていろいろなことを
発見されているようです.
そのひとつひとつが,柊さんの多読生活を今後,より豊かにしていくのに役立つでしょう.
私も,柊さんのご報告を読ませていただいて,共通点が多かっただけに,
ほっとしました.

これからも,お互い,楽しく多読を続けましょうね.
HAPPY, HAPPY READING!!


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8658. Re: ありあけファンさんへ

お名前: 柊
投稿日: 2006/10/24(16:14)

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 ありあけファンさん、こんにちは。柊です。

〉〉 100万語を超えてからも10万語刻みで報告する人はあまりいないと思いますが、停滞気味で10万語がいつになく遠いので、ちょっとお喋りしに来ました。
〉〉 ぐだぐだ長くなっていますが、その長いどこかでピンと来て、アドバイスを下さる方がいるんじゃないかと期待しています。

〉タイトルとここまでで,
〉「私のに近いのでは!」
〉と反応してしまいました.
〉私は,200万語から230万語までが停滞のピークでした.

 世間には三人は同じ顔の人がいて、三人は同じ多読の仕方の人がいる、という説を冗談で書いたのですが、3人そろってしまいました。
 基準を緩くした(似ているでオッケー)上に、これだけタドキストが増えれば、当然かもしれませんが。

〉私の場合も,200万語でPBを選び,その後もその勢いでしばらくは
〉児童書の厚いのを読んでいたのですが,停滞モードの日々が連続しだすと,
〉同じ状況になりましたね.

 やっぱり、長いとだれやすいですか。

〉〉 最近の読書傾向としては、一冊読み切ることが少ない。1日目は結構読んでいたのが、2日目には面白くない気がしてくる。それで、投げる。投げるんだけれども、明日辺りは読む気になるかも、と未練たらたら。

〉そうそう,そうなんです.
〉未練が残ってしまうんです.
〉で,私は勢い,語数が極端に少ない本やYLの低い本を大量に読む,
〉という方法に切り替えました.

 私も切り替え中です。なかなか切り替わらないんですが、どうにか切り替えようとやってみています。
 切り替わらないのは、未練がまだあるせいです。

〉〉 日本語の本ではやったことがないのですが、三部作を読み始める前に、3冊目の最後を先に読んでみたりもしました。Jean Plaidyの歴史小説なので、例によって臨終場面でしたが。

〉こんなことを考えたのも同じです.

 後から考えると、この人の本は最後全部死ぬところなんですよね。確かめても仕方がなかった。

〉〉 readingとは関係ないですが、何より落ち込んだのは、読書登録でした。途中で投げた本の登録をしようとして、読書率を計算していて、しばらく筆算を続けたあと、この式では求める答えは出ないということに気付いて、それが結構ダメージが大きかったです。計算間違いならともかく、式の立て方で間違えたというのが。
〉〉 しかも、そのあといくら考えても、正しい式が出てこなかった。一休みしたら、思いつきましたが。

〉私の場合は,Access2000 で試作したツールを使っていますので,
〉語数の計算はしなくてよいのですが,こんな時にツールのバージョンを
〉アップしようものなら大変です.翌日動かなくなって,それが原因で
〉しばらく多読がストップしたこともありました.
〉やはり,休むことも大切なんですね.

 全体的に知的能力が低下するんでしょうか。一度ループにはまると、いくら考えても何も思いつかなくなりますね。仕切り直さないとどうにもならない。

〉〉 今考えると、未読本がキリンしても読めるかどうかという本ばかりになっていたようです。読める本から読んでいったわけですから。

〉読める本の中で特に読みたい本から読み,次に,読めそうな本の中で
〉興味を感じた本を読んでいきますから,必然的にキリン読み用の本が
〉たくさん残ってしまいます.
〉でも,その中の相性が合う本はいずれ読むことになるでしょうから,
〉全く気にする必要はないと思います.
〉(私も,多読を始めた頃の残骸を今になってようやく,食いつぶし始めたところです.)

 私はまだまだ食いつぶしに着手すらできていません。そこまで手が回らないというか、まだ難しそうです。
 本が増えるのを気にせず、パンダ用の本を増やしてみようかとか考えています。

〉〉 転機だったなあと思うのは、趣味の広場でakoさんの書いたファンレターを読んだら、すらすら読めたことです。
〉〉 読めるし、意味わかるし、読んでて楽しいし、というわけで、英語が駄目なのではなく、やっぱりものによるということが確認できました。

〉この発見こそ,すばらしいと思います!

 はい、英語が駄目なんだと判断していたら、多読撤退になりかねませんでした。多分、また戻ってきたでしょうが、何ヵ月か、あるいは何年かあとになったかもしれません。

〉〉 では、今まで読んでいなかったようなもの、未読本の山にないような本を試してみよう、と、そこまで筋立てて考えたのかわかりませんが、絵本を試すことにしました。
〉〉 以前から図書館に色々あるらしいことはわかっていたので、子どもの本のコーナーをうろつき、Frog and Toadを借りてみました。
〉〉 読んでみると、声を立てて笑っていました。今までも面白い本は読みましたが、英語の本を読む楽しみという意味では一番かもしれません。
〉〉 この時4冊全部借りましたが、借りる時に期限内に全部読める?と確認されました。ハリー・ポッター全巻を始め、不思議の国のアリス、ピーター・ラビット、くまのプーさんなど、結構洋書がそろっている図書館ですが、2冊目を読める人は少ないのかもしれません。ちなみに期限は2週間です。

〉これで,新しい世界が拡がりますね.
〉今までより,2倍楽しめる!!

 絵本が多いので、今度ゆっくり物色したいと思っています。やはり、和書のように図書館が使えると楽でしょうね。

〉〉 大江健三郎とかになると違う気がするんですが、シドニー・シェルダンに該当する作家が日本で誰かと考えた時、誰であろうと多分、その人の本を1,2ページしか読まないで「これ、面白くない」と言って、「あの作家は面白くない」って、平気で言うだろうなあと。それが英語になると、少なくとも私は、読めないとは言えても、面白くないとは言いにくいだろうと思います。

〉私も,日本語ではミステリー小説は読まないし,読みたいとも思いません.
〉でも,英語では今後もこの分野は読んでいくでしょう.
〉案外,日本語だと読まないような本を英語では面白く感じたりするところが,
〉多読をしていて世界の拡がりを感じる要因なのかもしれません.

 日本語では読まないような本ですか。ああ、いくつか心当たりがあります。理解度が低いから面白いのかもという本もありました。日本語のように細かいところまでわかったら、読みづらそうだなと。

〉柊さんは,いろいろと工夫されて,停滞を通じていろいろなことを
〉発見されているようです.
〉そのひとつひとつが,柊さんの多読生活を今後,より豊かにしていくのに役立つでしょう.

 そういっていただけると、光明がさしてくる気がします。

〉私も,柊さんのご報告を読ませていただいて,共通点が多かっただけに,
〉ほっとしました.

〉これからも,お互い,楽しく多読を続けましょうね.
〉HAPPY, HAPPY READING!!

 では、こちらからも、Happy Happy Happy Reading!
(これ以上増やすと、ハッピーという単語の認識が出来なくなりそうです)


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