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お名前: たかぽん
投稿日: 2005/11/2(22:59)
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杏樹さん、こんにちは。たかぽんです。
3周年おめでとうございます!!!
う〜む・・・。
このごろ多読に関する悩みが・・・。
(杏樹さんのところに書くのはどうかと思うのですが、
そこは杏樹さんのふところの大きさに甘えて・・・)
「まず多読をやって、そこからそれぞれやりたいことをやればいい」と単純に
言えないんじゃないか、とか。
たとえば、話すということにとっては、多読から入ることが、かえってマイナス
になる可能性があるんじゃないか、とか。
本を読んでおぼえるんじゃなくて、言葉を発して、それにこたえてもらって、
というようなところから始める言葉の構築(対ネイティブ・スピーカーで)、
それが本来まっとうではないのかなぁとか。
母語でも、本はだいぶあとでしょ。その順番を逆にすると、何かまずかったり
しないかなぁと。
○○さんのところにも書きましたけど、たとえばやっぱり、学校なんかでは、
いいメソッドを備えたネイティブ・スピーカーまたはそれに相当する人が
英語の先生になるべきであって、(たとえば日本語ができない日本語の先生って
どうかと思いますよね。)民主的要求(?)としては、そういう先生にしてくれー!
と言うべきなのではないか。多読をするにも、そうした上での方法としての多読
であるべきで、多読が「英語ができない英語の先生の延命道具」になってしまっては
いけないのではないか。ぶつぶつ・・・。
多読以外の方法であんまりいいのが無い、とよく言いますけれど、
ほんとは、もっとこう、英語上達法として良いものがあるのではないか。
一般に知られてないだけで、知ってる人は知ってて、教えてくれてないだけではないか。
あるいは、「お勉強は嫌いだ」と思うあまり、見逃してるだけではないか・・・。
とか言いつつ、私のやってることといえば、英語の本読んで、映画をたまに見て、
っていうだけなのですが・・・。
よくわかりません。ただ気分としては、いっぱい間違えまくって、たしなめられて、
わーわー言いながら遊んで英語学び直したいです。幼児プレー?
では・・・
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た〜かぽん
〉 杏樹さん、こんにちは。たかぽんです。
〉 3周年おめでとうございます!!!
ありがとうございます!!!
〉
〉
〉 う〜む・・・。
〉 このごろ多読に関する悩みが・・・。
〉 (杏樹さんのところに書くのはどうかと思うのですが、
〉 そこは杏樹さんのふところの大きさに甘えて・・・)
おお、「この老後」(違う?)には書ききれなかった悩みが…?
〉
〉 「まず多読をやって、そこからそれぞれやりたいことをやればいい」と単純に
〉 言えないんじゃないか、とか。
〉 たとえば、話すということにとっては、多読から入ることが、かえってマイナス
〉 になる可能性があるんじゃないか、とか。
〉 本を読んでおぼえるんじゃなくて、言葉を発して、それにこたえてもらって、
〉 というようなところから始める言葉の構築(対ネイティブ・スピーカーで)、
〉 それが本来まっとうではないのかなぁとか。
〉 母語でも、本はだいぶあとでしょ。その順番を逆にすると、何かまずかったり
〉 しないかなぁと。
〉
〉
〉 ○○さんのところにも書きましたけど、たとえばやっぱり、学校なんかでは、
〉 いいメソッドを備えたネイティブ・スピーカーまたはそれに相当する人が
〉 英語の先生になるべきであって、(たとえば日本語ができない日本語の先生って
〉 どうかと思いますよね。)民主的要求(?)としては、そういう先生にしてくれー!
〉 と言うべきなのではないか。多読をするにも、そうした上での方法としての多読
〉 であるべきで、多読が「英語ができない英語の先生の延命道具」になってしまっては
〉 いけないのではないか。ぶつぶつ・・・。
でもそれをしようとすると、本当に英語の会話にずーっと囲まれている必要があります。某カナダ留学してた人みたいに、最初はまったく「?」状態で、何ヶ月も英語のみの環境にいたらあるとき突然話し出したとか。
私はそれはとっても理想的な会話の身に着け方だと思います。
でも…それは誰もできることではないんです。英語圏へ行って、日本人がいなくて英語だけに囲まれて何ヶ月も過ごすって…。
多読の効用の一つとして「大量インプット」があります。英語のサンプルが自分の中にないと、発信することはできません。多読は発信のベースを作ることができます。また、多読は一般的に「本を読んで覚える」というのとはちょっと違う覚え方をします。「暗記」ではなくて、たくさん読んで、たくさんの英語に触れるうちに「いつのまにか」言葉の感覚が身についていきます。頭で覚えた言葉は、頭で組み立ててからでないと発信できません。感覚として身についた言葉なら、頭で考えなくても自然な言葉として出てくる可能性があります。
日本でネイティブスピーカーに英会話を習ったとしても、週に何時間か、になりますから、大量インプットにはほど遠いです。大量インプットをしてからなら、ネイティブと直接会話したら得るものはあるでしょうけれど。
会話と言うのはきちんとした文章を組み立てるのではなくて、自分の気持ちを伝えるものです。例えば、akoさんの投稿を見てますと、感嘆詞やほんの短い一言二言で感情を伝えるのがすごーくうまいです。会話で重要なのは、そんな風に感情を伝える言い方をどれだけ知ってるか…のような気がします。
そしてそれを身に着けるのには、何ヶ月も留学するのが無理でも、多読で大量インプットして、それからドラマや映画など自分にとってわかりやすくて楽しい素材を聞き続けていたら「会話」のサンプルが自分の中で蓄積されて、できていくのではないでしょうか。
あとは実際にネイティブの人と話す機会がどれだけあるか、ですね。
これに関しては、普段ほとんど話す機会がないなら「ペラペラ」話せることを目標にする必要はないと思います。たま〜に外国人に話しかけられたときは、たかぽんみたいに1000万語以上読んでる人なら、ゆっくり簡単な文章をつなげれば話は通じるはずです。流暢にペラペラ話す必要などないんです。
私は機会があろうがなかろうが、中国語はアナウンサーのように美しい発音で話せるようになりたい、と思いますので、発音練習は必死でやりました。中国語には発音練習専用の教材があります。その他の教材も必ず音付きのものを買って、繰り返ししつこくしつこく聞きました。でもまだまだ自分の発音に自信がないので、1年前からネイティブの先生に個人レッスンに行くようになりました。それまではほとんど自力の独学で発音練習をしてきました。会話教室に週2〜3回だけ行くよりも、毎日音を聞いて、毎日発音練習した方が効果があると思います。それだけ毎日続ける根性があるかどうか、です。
たかぽんはそこまで英語が「ペラペラ」になりたいですか?英語は中国語に比べれば、ジャパニーズイングリッシュやブロークン発音でも結構通じます。通じる「コツ」をつかむ必要はありますが。「通じる」ではイヤ、もっと高度な英語を模範的な発音で話したい、と思いますか。そこまで望むなら、「がんばって、必死で勉強する」ことも考えたほうがいいでしょうけれど。
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〉 多読以外の方法であんまりいいのが無い、とよく言いますけれど、
〉 ほんとは、もっとこう、英語上達法として良いものがあるのではないか。
〉 一般に知られてないだけで、知ってる人は知ってて、教えてくれてないだけではないか。
〉 あるいは、「お勉強は嫌いだ」と思うあまり、見逃してるだけではないか・・・。
少なくとも書店で見かける「英語上達法」は、勉強が嫌いな人には難しいものがほとんどです。
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〉 とか言いつつ、私のやってることといえば、英語の本読んで、映画をたまに見て、
〉 っていうだけなのですが・・・。
〉
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〉 よくわかりません。ただ気分としては、いっぱい間違えまくって、たしなめられて、
〉 わーわー言いながら遊んで英語学び直したいです。幼児プレー?
それならやっぱり日本人がいないところに1年ぐらい行くのが一番いいのでは?多読以上に効果的な、「いい」上達法というなら、留学するのが一番です。しかもできるだけ日本人がいなくて、日本語が使えない環境で。
でも「話したい」欲求があるなら、できるだけ「お勉強」らしくない、楽しく通えそうな英会話教室を探してみたらいいかもしれません。
あとはDr SeussのCDを聞きながらまねしてみる。リズムを取って、身体を揺らして…。これはakoさんという師匠がいますねえ。
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〉 では・・・
それでは、楽しい英語との付き合い方が見つかりますように。