Re: LOTR おめでとうございます!

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2677. Re: LOTR おめでとうございます!

お名前: fiddle
投稿日: 2004/7/16(07:18)

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杏樹さん、こんにちは、fiddleです。

「The Lord of the Rings」まとめ読み!すごい、すごいです!
私も指輪を英語で味わい尽くすことが最終目標なので、
我が事のように興奮してしまいます。おめでとうございます!

〉事の起こりは映画でした。原作を偏愛しておりますゆえ映画は別物、と思いつつも一応全部映画館で見ることにしました。それで今年3作目が公開されて完結したわけですが、見に行ったのはもう終わりかけの最後の滑り込み。そのあたりに映画に対する熱意のなさがうかがえます。しかし、それがけっこう良かったんです。特にフロドが滅びの山へ向かう旅の苦難の様子がヒシヒシと感じられ、1作目を見たとき「こんな美少年、フロドじゃない」なんて思っていたこともすっかり忘れて引き込まれました。そして原作のラストシーンまできっちりやってくれて、なかなか感動的でした。

その昔、大学生の頃、雑誌でバクシのアニメ版指輪物語のキャラを見て、こんなの馳夫さんじゃな〜い!と叫んで以来、指輪の映画化なんて無理と思っていましたが、P.ジャクソンの映画は、思いの外原作に忠実でしたね。CG技術の進歩にあれほど感謝したことはありません。

〉そうしたら、やはり最初は比較的読みやすいんですよね。「いつ挫折するかな〜」と思いながら読んでいきました。だって読めるわけないもん。でも誕生パーティーぐらいならいけるかな。そうしたらフロドが出発するところも見てみたい、おお、トム・ボンバディルが出てきた、そうしたら粥村ぐらいまでは行きたいな。うーん、やっぱり裂け谷まで行ってみたい。ちょっと難しいけど、旅が進むと先へ先へ行きたくなってがんばって読んでしまうのです。霧ふり山脈に入るとオーク鬼なんか出てきて、ハラハラして逃げるまでやめられない。ああっガンダルフが!

ああっ、私もこんな風に読みたいです!

〉日本語だとこの本自体が読みなれてもいますし、読むのも速いのでざーっと行ってしまうところですが、英語なのでかえってじっくり、それこそ重い足を引きずりながら向かっていくのを実感しながら読めたような気がします。おまけに日本語だと2〜3行見渡せてしまいますが、英語だと今読んでいるところしか見えないのでその分、先が見えない状態で進んでいく感じで読めました。そうしたらそこから先は本当に最後までじっくり味わいながら、しかも夢中でのめりこんで読めたのです。
〉そうしてラストまでたどり着きました。ああ、このセリフは英語ではこうだったのか…。

〉物語自体もラストでしんみりじんわり来ますが、英語で読んでしまったもので、読み終わったらもうじわ〜〜〜っときました。

多読の醍醐味ですね。

〉でもここまでくると、読みたい本を自分のペースで読むのが大切だということがだんだんわかってきました。レベルはあくまでも目安で、読みたかったら読め、読めなかったら投げ出せばいい、ということがやっと体得できたような。
〉結局多読というものはそうやって自分の快適な読み方を探すことなんですね。最初はなかなかそれがわかりません。何を読めばいいか、自分のペースは速いか遅いか、レベルは低いか高いか…。どうしてもそんなことが気になってしまいます。通常の学習法のように決まったマニュアルもノルマもなく、自分の感覚で進めていかなくてはならないのが、逆に本当に難しいところなんです。多読を進めていくことは、その自分の感覚、自分のペースを探していくことだと思います。タドキストの数だけ多読法がある、といってもいいのではないでしょうか。

掲示版で緩やかにまとまっているように見えつつも、多読のアプローチはおひとりおひとり、ほんとに違いますね。
今の私は自分の感覚、自分のペースを探していくのが楽しい状態ですが、
その分、指輪はどんどん遠のいているような気もします。

〉それではこれから心置きなく世界史クラブと中国語の多読に励みたいと思います。

北欧の"TOMTE's secret"入手しました。こんなところにあったんだー。
世界史クラブのこれからの活動も楽しみにしています。

ではでは


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2700. fiddleさん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/7/17(16:05)

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fiddleさん、こんにちは。

〉「The Lord of the Rings」まとめ読み!すごい、すごいです!
〉私も指輪を英語で味わい尽くすことが最終目標なので、
〉我が事のように興奮してしまいます。おめでとうございます!

ありがとうございます!

〉その昔、大学生の頃、雑誌でバクシのアニメ版指輪物語のキャラを見て、こんなの馳夫さんじゃな〜い!と叫んで以来、指輪の映画化なんて無理と思っていましたが、P.ジャクソンの映画は、思いの外原作に忠実でしたね。CG技術の進歩にあれほど感謝したことはありません。

そのアニメ、見に行きました。その時はまだ本は読んでいなかったんですけれど、単にアニメとして見てもまずい出来で、ガッカリしました。途中まででしたが、きっとヒットしなかったので続きが作られなかったんでしょう。
それを思えば今回の映画はよく作ったと言えますね。

〉〉そうしたら、やはり最初は比較的読みやすいんですよね。「いつ挫折するかな〜」と思いながら読んでいきました。だって読めるわけないもん。でも誕生パーティーぐらいならいけるかな。そうしたらフロドが出発するところも見てみたい、おお、トム・ボンバディルが出てきた、そうしたら粥村ぐらいまでは行きたいな。うーん、やっぱり裂け谷まで行ってみたい。ちょっと難しいけど、旅が進むと先へ先へ行きたくなってがんばって読んでしまうのです。霧ふり山脈に入るとオーク鬼なんか出てきて、ハラハラして逃げるまでやめられない。ああっガンダルフが!

〉ああっ、私もこんな風に読みたいです!

ふふふふふ…いつかきっと読めるようになりますよ〜。
大キリンでも何でも、読みたいときが読めるとき、です。

〉掲示版で緩やかにまとまっているように見えつつも、多読のアプローチはおひとりおひとり、ほんとに違いますね。
〉今の私は自分の感覚、自分のペースを探していくのが楽しい状態ですが、
〉その分、指輪はどんどん遠のいているような気もします。

みんなそれぞれ、いろいろなことをしていますから。正反対に見える意見もあったりしますが、どちらが正しくて、どちらが間違っている、というわけではありませんし。自分のペースを探していけば、指輪もどこかで読んでしまう日が来るかもしれません。私の場合はほとんどアクシデントに近いですから…。読めるわけないのに手を出してしまって。

〉北欧の"TOMTE's secret"入手しました。こんなところにあったんだー。
〉世界史クラブのこれからの活動も楽しみにしています。

北欧のトムテ、見つけましたか。あれでは単なる「模様」でしょう?
まさかそんなことが書いてあるとは。

それでは〜。


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