[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(00:25)]
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お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2004/1/31(19:00)
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しおさん、こんにちは。
2周年、おめでとうございます!
〉 2周年といっても特に報告することがないなと思っていたのですが、先週思い立って初めてTOEFLを受験したら思いがけないスコアがとれました。書こうかどうしようかずいぶん迷いましたが、書いてしまいます。
〉 この2年間で読んだ850万語のうちGRが130万語くらい、絵本と児童書が640万語くらい、PBは5冊だけで80万語くらいです。
〉 特に2年目はひたすら児童書と絵本を中心に読んでいました。ずっと試験とかけ離れたことばかりやっていたので、受験する前は「あんまりひどいスコアだったらどうしよう、なんか準備しとけばよかった」と思っていたくらいで、狐につままれたようとはこのことかな、と思いました。
〉 多読をはじめる前は、NHKのラジオ講座を利用した音読と書き取り、発音をメインに学習したので、多読だけでこうなったのではありません。NHKラジオ等の学習は私の血肉になっています。
〉 でも、やっぱり教材だけをしていたときの力は虚弱だったと思います。
〉 2年半前に比べたら、アカデミックな語彙や時事的な語彙はずいぶん忘れたんじゃないかと思うのですが、多読によって全体的な力が底上げされたのだと思います。2年半前は、TOEICのリーディングでも余裕はなく制限時間ぎりぎりでした。いまでも到底十分とは言えませんが、簡単なものからたくさん読むこと、生の英語に触れ続けることの大切さを痛感しました。
やっぱり、やさしい英語からたくさん触れ続けていると、積み重なっていくものが
あるのですね。語彙が違うようなテストにも、それがあらわれてきたのですね。
〉 多読を始めて半年過ぎたくらいから辞書に頼らず読めるようになり、辞書を引かずに読むことを続けていましたが、この7,8か月くらいは気になるところは辞書をひいています。
〉 ふだんは英英を使い、動植物の名前などは英和をひくこともあります。1冊につき多くて6,7語くらいです。これは10ページの絵本でも、500ページのファンタジーでも、不思議に同じくらいです。500ページだからといって、10ページの本の50倍も辞書を引くことはありません。逆に500ページの本でどうしても辞書をひきたい語は1語しかなく、10ページの絵本で3,4語引く、ということもあります。
〉 楽しんで読むということに主眼を置くと、やっぱり辞書を引く数はこれくらいに収斂していくんだなと思いました。やっぱりそうでないとたくさん読めません。
あぁ、自然に辞書を引く量が決まってくるのですね。気になるから辞書が引きたい
気持ちと、たのしいから読み進めたい気持ちを、どっちと決めないで、天秤の傾いた
方に従うというのはいいですね。
気になっていても、無理にとばしてしまっていたところがあるので、このくらいの
気持ちで読んでみたいと思いました。
〉 6年前英語の再学習をはじめたときは、会社から英検2級を受けるように言われていたけど、落ちそうだからと逃げていたくらいで、もっと昔の大学生の頃は、教養の英語のネイティブ講師が何を言っているのかさっぱり分からず、とてもつらかったことなどが思い出され、遠くまできたなあ、という気がしました。
〉 この2年、最初の300万語まではすごく進歩を感じましたが、そこからは特に変化は感じませんでした。多分1年過ぎてからブレイクスルーがあったはずですが、全然気づかず、調子がでなくて苦しいときもありました。
〉 いつからテレビや映画の英語が聞こえるようになってきたのかな、というのもはっきりしません。多読2年目の4〜6月に「あ、聞けるようになってきたかな」と思いましたが、全部分かるのとはほど遠い状態ですし、子どもの夏休み以降はまたリスニング量が減って、変化はひとつも感じない日々でした。でも、TOEFLのリスニングを聞いて、「テレビよりずっとゆっくりはっきり話してくれるんだな」と思ったとき初めて進歩が分かりました。本当に少しずつ少しずつ英語が身体にたまっていったので、自分の変化に気づかなかったのだと思います。
〉 この3か月くらいしんどいときがよくあったのですが、また力がわいてきました。3年目は、なんとかしたいと思いつつ手をつけていなかったライティングとスピーキングに力をいれるつもりです。ここからがまた遠い道のりだと思いますが、頑張れそうです。もちろん多読・多聴も続けます。
しおさんは、酒井先生が講演の度に「英語が出来た人でも多読をはじめて」と
あげられるほどで、初めから、とてもすごい方という印象が強かったのですが、
しおさんの英語の過程がほんの少しですが感じられました。
しおさんのように、血肉となった土台はないのですが、同じように、少しずつ
英語がたまっていくといいなと思いました。
多読や多聴の話はもちろん、ライティングやスピーキングのお話しも、また
うかがえたらうれしいです。
〉 今回は読んだ本については整理がつかず、紹介できませんでしたが、1000万語くらいまで読んだらまとめて紹介したいと思っています。
〉 長い報告になってしまいました。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
次のご報告も、とても楽しみにしています。
そして、とてもすばらしいご報告ありがとうございました。
これからも、楽しい読書を!
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みちるさん、こんにちは。しおです。
〉2周年、おめでとうございます!
ありがとうございます!
〉やっぱり、やさしい英語からたくさん触れ続けていると、積み重なっていくものが
〉あるのですね。語彙が違うようなテストにも、それがあらわれてきたのですね。
私も驚きました。ふつう2年も離れていれば忘れますからね。
〉〉 多読を始めて半年過ぎたくらいから辞書に頼らず読めるようになり、辞書を引かずに読むことを続けていましたが、この7,8か月くらいは気になるところは辞書をひいています。
〉〉 ふだんは英英を使い、動植物の名前などは英和をひくこともあります。1冊につき多くて6,7語くらいです。これは10ページの絵本でも、500ページのファンタジーでも、不思議に同じくらいです。500ページだからといって、10ページの本の50倍も辞書を引くことはありません。逆に500ページの本でどうしても辞書をひきたい語は1語しかなく、10ページの絵本で3,4語引く、ということもあります。
〉〉 楽しんで読むということに主眼を置くと、やっぱり辞書を引く数はこれくらいに収斂していくんだなと思いました。やっぱりそうでないとたくさん読めません。
〉あぁ、自然に辞書を引く量が決まってくるのですね。気になるから辞書が引きたい
〉気持ちと、たのしいから読み進めたい気持ちを、どっちと決めないで、天秤の傾いた
〉方に従うというのはいいですね。
〉気になっていても、無理にとばしてしまっていたところがあるので、このくらいの
〉気持ちで読んでみたいと思いました。
みちるさんほど大量に読んでおられる方なら、もう引きたいところを
辞書でひいても、辞書に囚われず、得るところが大きいのではないかと
思います。
〉しおさんは、酒井先生が講演の度に「英語が出来た人でも多読をはじめて」と
〉あげられるほどで、初めから、とてもすごい方という印象が強かったのですが、
〉しおさんの英語の過程がほんの少しですが感じられました。
実は、私は酒井先生の講演会は、いつも日程が会わず出席できた
ことがないんですよ。私のことを例にあげられていたとは、お恥
ずかしいです。
そういうイメージだけがあるけども、初めから英語ができたとは
程遠いんですよ。
〉しおさんのように、血肉となった土台はないのですが、同じように、少しずつ
〉英語がたまっていくといいなと思いました。
みちるさんの進み方とレベルの上がり方は素晴らしいではないですか!
いつも感心しています。
〉多読や多聴の話はもちろん、ライティングやスピーキングのお話しも、また
〉うかがえたらうれしいです。
またいろいろやってみて、いい方法だなと思うことがあったらご紹介
したいです。
〉次のご報告も、とても楽しみにしています。
〉そして、とてもすばらしいご報告ありがとうございました。
〉これからも、楽しい読書を!
みちるさん、どうもありがとうございます!
お互い楽しく読書していきましょうね。