[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/26(17:59)]
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13280. THE LETTER FOR THE KINGで1300万語通過!
お名前: 杏樹
投稿日: 2015/11/5(01:49)
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いきなりですが、英語で1300万語通過したので報告します。
フランス語で290万語、中国語で900万語まで来ているので、順番に通過報告になるかな…と思っていたんですが、なぜか英語の報告が先に。まったく多読は何が起こるかわかりません。
英語は思い出したように何か目に留まった本があったら読む…という程度なので、語数報告よりも「本のこと何でも」の掲示板で読んだ本を報告してきました。
1200万語通過してからそちらで報告した本は…。
「プリデイン物語」全5巻プラス外伝
「ゲド戦記」全5巻プラス外伝
これだけ読んだらもう75万語。でもここで英語の本はぱたっと止まりました。
しかし、今年の春に突然手に取った本があります。
「Steps in Time」
フレッド・アステアの自伝です。いつか読みたいと思ってずっと置いていた本です。
フッド・アステアと言いますと…
「ミュージカル史上最高の名ダンサー」と言われ、1930〜1950年ごろに数々のミュージカル映画に出演し、軽やかでしゃれたステップ、アイデアに富んだ名場面で観客を魅了しました。
そのアステアの初期の代表作で、名コンビと言われたジンジャー・ロジャースと組んだ名作に「トップ・ハット」があります。これが舞台化されたというので見に行ったのですが…
…結果は「NG!!!」
でした。
何がNGって、内容をものすごく変えてしまっていたのです。ナンバーも増えたり入れ替えたり。
それで、結局「これはトップ・ハットじゃないー!」ということに。
そのため帰ってから映画の「トップ・ハット」のDVDを見ました。(当然持っている)。アメリカ版で英語字幕付きのやつです。でも聞き取りがあまりにもできなくてちょっとヘコみましたが…。それで、やっぱり映画版はいいなあ、アステアのステップは素晴らしいなあ、と思ったのです。
ということで、「トップ・ハット」の映画を見たら積読本の中からアステア自伝が読みたくなったのです。
そうしたら、今まで知らなかったアステアのことがいろいろ書いてあってとても興味深かったです。アステアは映画に出る前は姉のアデールと組んで舞台で踊っていましたが、舞台の時代のことがかなりの分量を占めていました。特に1920年代にイギリスに公演に行ったら、皇太子時代のエドワード8世(「王冠を賭けた恋」の人)始め王室の人たちに気に入られて、交流があった話が面白かったです。エドワードの弟に娘が生まれて、その夫人からアデールに「赤ちゃんを見に来てください」なんて手紙が来たことが紹介されています。この赤ちゃんというのがのちのエリザベス女王なのです。まさかこの時はこの赤ちゃんが王位を継ぐなんて誰も思わなかったでしょうね。
内容は少し難しく感じました。でも映画時代になると知っている作品が多いので面白い…はずなのですが、本人が書いているものですから、どうも淡々としています。名作、名場面の数々を思い出しながら「あれは素晴らしかった」とこちらが思っていても、本人は地道に映画作製に取り組んでいるだけで、しかも全く自画自賛をしない、こんな風に評価されたとかあまり書かないので…。
アステアは一度引退をしたことがあるのですが、悠々自適の生活を送っていているときに、ジーン・ケリーから連絡がありました。けがをしたので代わりに映画に出てほしいと頼まれたのです。そこで映画に復帰することになりました。…なんて話ももうちょっとドラマチックなはずなんですが。それもまたアステアらしいとえいばらしいのかもしれません。決して派手なスターではなく、職人芸のように磨き抜かれた技で勝負するところが。
ともかく、ここでまたしばらく英語の本はお休みになっていたのですが、先日いきなり読み始めた本が。
この間の多読会で紹介してもらった本で、私が気に入りそうな本だからと言ってすすめられて持って帰るとになってしまったのです。かなり分厚くてブロック状で、「大変そうだなあ」と思ってしばらく置いていました。でもフランス語で読んでいた「プチ・ニコラ」シリーズが手持ちを全部読んでしまって、次は何を読もうかと思っていたところ、やっぱり借りたからには読まなくては、と手に取ってみました。
それが
「The Letter for The King」
Tonke Dragt著
です。
中世ヨーロッパをイメージした架空の世界のお話です。でもファンタジーとは違って魔法や妖精などは出てきません。
Tiuriは16歳。騎士になるための最後の修行で、聖堂で仲間と共に夜明かしをすることになっていました。互いに口を聞くことは禁じられ、その夜を過ごしたら夜明けに騎士に叙任されるのです。
ところが、彼は外で助けを求める声を聞きます。禁を破って外に出てみると、僧侶の姿をした見知らぬ人がいました。そしてとても重要な緊急事態で、隣の国の王に手紙を届けなくてはならない、どうかこの手紙を届けてほしい、と頼まれたのです。
そうしてTiuriは騎士の叙任を放棄してその頼みを聞き入れて手紙を届けるために旅立ちます。
これがもう、本当にハラハラドキドキの連続で止まらないんですよ!
次々と危険が襲ってくるし、そこからどうやって抜け出すか、また意外な助けが現れたり、どうやって困難を乗り越えて隣の国の都までたどり着くか見届けるまではやめられない!地図が付いていますので、現在位置を確認しながら読んでいけます。
そして文章がやさしくて読みやすいです。プリデイン物語よりも、ゲド戦記よりも、そしてアステア自伝よりもずっと読みやすいです。
ですから、ある程度の語数を読んだけど、まだペーパーバックはハードルが高いな…と思う人にもおすすめできます。長い本を読む練習になると思います。
とにかくおもしろいので、星五つのおすすめ本です!!!
著者名が変わってるなと思って、よく見てみたら、原書はオランダでした。
16万語あるらしいので、これを読んだら思いがけず1300万語通過しちゃいました。
書評も登録してきました。ぜひたくさんの人に読んでほしいと思います。
それではHappy Reading!
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13281. Re:1300万語通過、おめでとうございます♪
お名前: 柊
投稿日: 2015/11/5(08:23)
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"杏樹"さんは[url:kb:13280]で書きました:
〉いきなりですが、英語で1300万語通過したので報告します。
杏樹さん、こんにちは。英語の掲示板でお目にかかるとは思いませんでした。おめでとうございます!
〉フランス語で290万語、中国語で900万語まで来ているので、順番に通過報告になるかな…と思っていたんですが、なぜか英語の報告が先に。まったく多読は何が起こるかわかりません。
本当に、何が起こるかわかりません。
〉「Steps in Time」
〉フレッド・アステアの自伝です。いつか読みたいと思ってずっと置いていた本です。
〉フッド・アステアと言いますと…
〉「ミュージカル史上最高の名ダンサー」と言われ、1930〜1950年ごろに数々のミュージカル映画に出演し、軽やかでしゃれたステップ、アイデアに富んだ名場面で観客を魅了しました。
〉そのアステアの初期の代表作で、名コンビと言われたジンジャー・ロジャースと組んだ名作に「トップ・ハット」があります。これが舞台化されたというので見に行ったのですが…
〉…結果は「NG!!!」
〉でした。
ありますね、元と違うとか、原作と違うとか。以前母が思い出したように、私が子どもの頃に何かの映画を見に行って、原作と違ったらイヤだとぐずって、映画館に入らなかったと言ったことがあります。今でも、原作と違ったらイヤだと思うことはあります。数日前、大好きな有栖川有栖の実写化のニュースを見て、気絶するかと思いました。
〉何がNGって、内容をものすごく変えてしまっていたのです。ナンバーも増えたり入れ替えたり。
〉それで、結局「これはトップ・ハットじゃないー!」ということに。
〉そのため帰ってから映画の「トップ・ハット」のDVDを見ました。(当然持っている)。アメリカ版で英語字幕付きのやつです。でも聞き取りがあまりにもできなくてちょっとヘコみましたが…。それで、やっぱり映画版はいいなあ、アステアのステップは素晴らしいなあ、と思ったのです。
やっぱり、本物も持ってらっしゃる。内容を変えるにしても、何か一貫した方針があれば良いですけど(いや、それでも充分イヤですけど)、何のために変えたのかすらわからない時なんか、最悪ですよね。
〉内容は少し難しく感じました。でも映画時代になると知っている作品が多いので面白い…はずなのですが、本人が書いているものですから、どうも淡々としています。名作、名場面の数々を思い出しながら「あれは素晴らしかった」とこちらが思っていても、本人は地道に映画作製に取り組んでいるだけで、しかも全く自画自賛をしない、こんな風に評価されたとかあまり書かないので…。
職人肌の方なんですね。あんまり自分で自慢する本も嫌みですが、あまりに淡々としていても、ちょっと読みにくいでしょうか? でも、それがまた、本人らしいのかもしれませんが。
〉ともかく、ここでまたしばらく英語の本はお休みになっていたのですが、先日いきなり読み始めた本が。
〉この間の多読会で紹介してもらった本で、私が気に入りそうな本だからと言ってすすめられて持って帰るとになってしまったのです。かなり分厚くてブロック状で、「大変そうだなあ」と思ってしばらく置いていました。でもフランス語で読んでいた「プチ・ニコラ」シリーズが手持ちを全部読んでしまって、次は何を読もうかと思っていたところ、やっぱり借りたからには読まなくては、と手に取ってみました。
分厚くてブロック状の本を薦められる。さすが杏樹さんです。
〉それが
〉「The Letter for The King」
〉Tonke Dragt著
〉です。
どこかで聞いたなあと思ってよく考えたら、Amazonで翻訳を見かけた本だったので、邦訳情報を書いておきました。
〉これがもう、本当にハラハラドキドキの連続で止まらないんですよ!
〉次々と危険が襲ってくるし、そこからどうやって抜け出すか、また意外な助けが現れたり、どうやって困難を乗り越えて隣の国の都までたどり着くか見届けるまではやめられない!地図が付いていますので、現在位置を確認しながら読んでいけます。
分厚いのにハラハラドキドキが止まらない。なかなかすごい本ですね。
〉とにかくおもしろいので、星五つのおすすめ本です!!!
気になる。でも、ファンタジーでシリーズものをあと10巻以上残しているのがあるので、そちらが優先ですね(Feistです)。
〉著者名が変わってるなと思って、よく見てみたら、原書はオランダでした。
多言語マニアとしては、あまり読んだことのない国が原書というのも気になる……。
〉16万語あるらしいので、これを読んだら思いがけず1300万語通過しちゃいました。
〉書評も登録してきました。ぜひたくさんの人に読んでほしいと思います。
16万語の間ハラハラドキドキ。気になる。
〉それではHappy Reading!
杏樹さんもHappy Reading♪
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柊さん、こんにちは。
〉杏樹さん、こんにちは。英語の掲示板でお目にかかるとは思いませんでした。おめでとうございます!
ありがとうございます!
一応英語の本は時々読むし、語数報告もするのでお目にかかることはありますよ〜。
〉〉フランス語で290万語、中国語で900万語まで来ているので、順番に通過報告になるかな…と思っていたんですが、なぜか英語の報告が先に。まったく多読は何が起こるかわかりません。
〉本当に、何が起こるかわかりません。
やっぱりそう思います?
〉〉「Steps in Time」
〉ありますね、元と違うとか、原作と違うとか。以前母が思い出したように、私が子どもの頃に何かの映画を見に行って、原作と違ったらイヤだとぐずって、映画館に入らなかったと言ったことがあります。今でも、原作と違ったらイヤだと思うことはあります。数日前、大好きな有栖川有栖の実写化のニュースを見て、気絶するかと思いました。
子どものころにですか。
原作があるとどうしてもどこか違う、って思いますよね。
〉やっぱり、本物も持ってらっしゃる。内容を変えるにしても、何か一貫した方針があれば良いですけど(いや、それでも充分イヤですけど)、何のために変えたのかすらわからない時なんか、最悪ですよね。
映画館でも見たし、ビデオの時代にBS放送を録画したのも持っていましたが、やはりDVD、それも日本語字幕よりも英語字幕が欲しいと思って…。
何のために変えたかわからない、まさしくその通りです。何のために重要なナンバーを入れ替えてしまったのか…。
〉〉内容は少し難しく感じました。でも映画時代になると知っている作品が多いので面白い…はずなのですが、本人が書いているものですから、どうも淡々としています。名作、名場面の数々を思い出しながら「あれは素晴らしかった」とこちらが思っていても、本人は地道に映画作製に取り組んでいるだけで、しかも全く自画自賛をしない、こんな風に評価されたとかあまり書かないので…。
〉職人肌の方なんですね。あんまり自分で自慢する本も嫌みですが、あまりに淡々としていても、ちょっと読みにくいでしょうか? でも、それがまた、本人らしいのかもしれませんが。
あまりにもダンスが完璧なので、相当練習をしていたのは確かです。しかもどれだけ練習しても出来栄えに満足していなかったらしい。
思ったより読みにくかったです。アステアが好きでないと読み通せない、というか興味がなかったら読みたいと思わないでしょうけれど。
〉分厚くてブロック状の本を薦められる。さすが杏樹さんです。
いえ、内容が中世ヨーロッパ風だったからでしょう。
〉〉それが
〉〉「The Letter for The King」
〉〉Tonke Dragt著
〉〉です。
〉どこかで聞いたなあと思ってよく考えたら、Amazonで翻訳を見かけた本だったので、邦訳情報を書いておきました。
ありがとうございます。私も登録したら勝手にアマゾンがリンクしてくれて、そこを見てやっと邦訳があるのを知りました。原書の初版が1962年だということを思えば、英語も日本語もずいぶん年月がたっています。やはりオランダ語がマイナーだからでしょうか。
〉〉これがもう、本当にハラハラドキドキの連続で止まらないんですよ!
〉〉次々と危険が襲ってくるし、そこからどうやって抜け出すか、また意外な助けが現れたり、どうやって困難を乗り越えて隣の国の都までたどり着くか見届けるまではやめられない!地図が付いていますので、現在位置を確認しながら読んでいけます。
〉分厚いのにハラハラドキドキが止まらない。なかなかすごい本ですね。
そうなんですよ。だから強力おすすめなのです。
〉気になる。でも、ファンタジーでシリーズものをあと10巻以上残しているのがあるので、そちらが優先ですね(Feistです)。
柊さんはファンタジーも貯めているのですか。
〉〉著者名が変わってるなと思って、よく見てみたら、原書はオランダでした。
〉多言語マニアとしては、あまり読んだことのない国が原書というのも気になる……。
気になりますよねー。
それなら原題を。
De brief voor de koning
なんとなくわかるような…。やはりゲルマン系言語ですね。
固有名詞の読み方がいまいちわからないものがよく出てきますが、架空の国なのでオランダ語読みを知らなくてもローマ字風に読んでいればいいかと思いました。
〉〉16万語あるらしいので、これを読んだら思いがけず1300万語通過しちゃいました。
〉〉書評も登録してきました。ぜひたくさんの人に読んでほしいと思います。
〉16万語の間ハラハラドキドキ。気になる。
ぜひどうぞ。柊さんなら1日で読んでしまうかもしれません。
それでは〜。
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お名前: wkempff
投稿日: 2015/11/6(23:51)
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改めておめでとうございます。
マルチリンガルの方はほんとうにうらやましいです。
私は、杏樹さんのちょうど半分、600万語台半ばをうろうろしておりますが、一気に読め、また読みたくて仕方ないときと、どうにも頭にはいらないときと、交互に来るように感じています。
ファンタジー系は、現在のところあまり読んでいませんが、ミステリーやスリラーだけでなく、他のものも読もうと思っているところですので、次の課題かな、と考えています。
映画と原作の差ですが、Gillian FlynnのGone Girlを、デービット フィンチャーが映画化したものは、すばらしかったです。原作者が脚本を担当し、監督と原作者が議論しながら映画をつくっていった、とのことで、原作の味を凝縮するとこうなるんだ、という驚きもありました。
サイコスリラーがお嫌いでなければ、原作、映画ともにおすすめします。
通常のミステリーと一線を画す複雑な構成で読みにくいですが、日常に潜む悪意を鋭くえぐりだします。(ものすごく、怖いよ)
トム クルーズ主演の、The Firm(John Grisham原作)など、酷いものもありますので。
いろいろは話をお聞きするのを楽しみにしております。
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wkempffさん、こんにちは。
〉改めておめでとうございます。
ありがとうございます。
〉マルチリンガルの方はほんとうにうらやましいです。
いえ、ただ読んでるだけで…。ただ、本を探すのは苦労します。英語だけならもっと語数も進むし、楽に本が探せるのに。
〉私は、杏樹さんのちょうど半分、600万語台半ばをうろうろしておりますが、一気に読め、また読みたくて仕方ないときと、どうにも頭にはいらないときと、交互に来るように感じています。
にんげんだもの。
波があって当然ですね。頭に入らないときは無理をしないで他のことをする、日本語の本を読むなどしていればいいと思います。
〉ファンタジー系は、現在のところあまり読んでいませんが、ミステリーやスリラーだけでなく、他のものも読もうと思っているところですので、次の課題かな、と考えています。
それなら、もし「読みたい」モードになったらぜひ「The Letter for the King」をどうぞ。架空の国と言うだけで魔法の類は全く出てきませんし、西洋の時代ものとして読めます。
〉映画と原作の差ですが、Gillian FlynnのGone Girlを、デービット フィンチャーが映画化したものは、すばらしかったです。原作者が脚本を担当し、監督と原作者が議論しながら映画をつくっていった、とのことで、原作の味を凝縮するとこうなるんだ、という驚きもありました。
うまくいくこともあるんですね。原作者と議論までして作るなんて、意気込みが違いますね。
〉サイコスリラーがお嫌いでなければ、原作、映画ともにおすすめします。
〉通常のミステリーと一線を画す複雑な構成で読みにくいですが、日常に潜む悪意を鋭くえぐりだします。(ものすごく、怖いよ)
怖いと聞くと、ちょっと腰が引けてしまいます…。
〉トム クルーズ主演の、The Firm(John Grisham原作)など、酷いものもありますので。
そちらはダメだった方ですか。
〉いろいろは話をお聞きするのを楽しみにしております。
それではwkempffさんもHappy Readingで。
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お名前: ミッシェル
投稿日: 2015/11/8(13:44)
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杏樹さん、こんにちは。ミッシェルです。
〉いきなりですが、英語で1300万語通過したので報告します。
おぉ!英語ですね。(柊さんと似たようなツッコミに…)
おめでとうございます!
〉フランス語で290万語、中国語で900万語まで来ているので、順番に通過報告になるかな…と思っていたんですが、なぜか英語の報告が先に。まったく多読は何が起こるかわかりません。
ばたばたと大台報告が続きそうですね。
〉英語は思い出したように何か目に留まった本があったら読む…という程度なので、語数報告よりも「本のこと何でも」の掲示板で読んだ本を報告してきました。
多言語タドキストはいそがしいですねぇ(笑)。
〉「Steps in Time」
〉フレッド・アステアの自伝です。いつか読みたいと思ってずっと置いていた本です。
〉フッド・アステアと言いますと…
〉「ミュージカル史上最高の名ダンサー」と言われ、1930〜1950年ごろに数々のミュージカル映画に出演し、軽やかでしゃれたステップ、アイデアに富んだ名場面で観客を魅了しました。
うーん、名前だけ聞いたことあるってレベルで恐縮です。
すごく、かっこいい方なんですね。
〉ということで、「トップ・ハット」の映画を見たら積読本の中からアステア自伝が読みたくなったのです。
口直し、ですね!
私は原作が好きなら絶対に実写版やリトールドなどは手にしない口です。
評判が良くても、リスクの方が怖いのでー。
〉そうしたら、今まで知らなかったアステアのことがいろいろ書いてあってとても興味深かったです。アステアは映画に出る前は姉のアデールと組んで舞台で踊っていましたが、舞台の時代のことがかなりの分量を占めていました。特に1920年代にイギリスに公演に行ったら、皇太子時代のエドワード8世(「王冠を賭けた恋」の人)始め王室の人たちに気に入られて、交流があった話が面白かったです。エドワードの弟に娘が生まれて、その夫人からアデールに「赤ちゃんを見に来てください」なんて手紙が来たことが紹介されています。この赤ちゃんというのがのちのエリザベス女王なのです。まさかこの時はこの赤ちゃんが王位を継ぐなんて誰も思わなかったでしょうね。
おぉー。エリザベス女王の赤ちゃん時代。
なんだか歴史の繋がりが楽しいです(豪華すぎますが)。
〉「The Letter for The King」
〉Tonke Dragt 著
〉Tiuriは16歳。騎士になるための最後の修行で、聖堂で仲間と共に夜明かしをすることになっていました。互いに口を聞くことは禁じられ、その夜を過ごしたら夜明けに騎士に叙任されるのです。
〉ところが、彼は外で助けを求める声を聞きます。禁を破って外に出てみると、僧侶の姿をした見知らぬ人がいました。そしてとても重要な緊急事態で、隣の国の王に手紙を届けなくてはならない、どうかこの手紙を届けてほしい、と頼まれたのです。
〉そうしてTiuriは騎士の叙任を放棄してその頼みを聞き入れて手紙を届けるために旅立ちます。
〉これがもう、本当にハラハラドキドキの連続で止まらないんですよ!
〉次々と危険が襲ってくるし、そこからどうやって抜け出すか、また意外な助けが現れたり、どうやって困難を乗り越えて隣の国の都までたどり着くか見届けるまではやめられない!地図が付いていますので、現在位置を確認しながら読んでいけます。
面白そう!
〉そして文章がやさしくて読みやすいです。プリデイン物語よりも、ゲド戦記よりも、そしてアステア自伝よりもずっと読みやすいです。
〉ですから、ある程度の語数を読んだけど、まだペーパーバックはハードルが高いな…と思う人にもおすすめできます。長い本を読む練習になると思います。
〉16万語あるらしいので、これを読んだら思いがけず1300万語通過しちゃいました。
先日、Rainbow RowellのFangirlを読んだら、YL5くらいなのに10万語超えてて、易しいほんなのに長いなぁと感心しました。が、まだまだ上がありますね。
(あ、Fangirlはすっごく面白かったです)
〉書評も登録してきました。ぜひたくさんの人に読んでほしいと思います。
リストに追加しておきます!
〉それではHappy Reading!
はい、どこまで行ってもHappy Readingで!
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ミッシェルさん、こんにちは。
〉〉いきなりですが、英語で1300万語通過したので報告します。
〉おぉ!英語ですね。(柊さんと似たようなツッコミに…)
〉おめでとうございます!
ありがとうございます。
一体何語でいつ報告するか、本人もギリギリまでわかりませんので…。
〉〉フランス語で290万語、中国語で900万語まで来ているので、順番に通過報告になるかな…と思っていたんですが、なぜか英語の報告が先に。まったく多読は何が起こるかわかりません。
〉ばたばたと大台報告が続きそうですね。
ばたばたとはいきません…。中国語は「あと100万語」ですし、フランス語は10万語読むのも大変です。
〉〉英語は思い出したように何か目に留まった本があったら読む…という程度なので、語数報告よりも「本のこと何でも」の掲示板で読んだ本を報告してきました。
〉多言語タドキストはいそがしいですねぇ(笑)。
ミッシェルさんも忙しいですよね?
〉〉「Steps in Time」
〉〉フレッド・アステアの自伝です。いつか読みたいと思ってずっと置いていた本です。
〉うーん、名前だけ聞いたことあるってレベルで恐縮です。
〉すごく、かっこいい方なんですね。
日本ではジーン・ケリーの方が有名ですからね。でも映画を見たらそのステップの軽やかさに誰もが驚きます。
〉〉ということで、「トップ・ハット」の映画を見たら積読本の中からアステア自伝が読みたくなったのです。
〉口直し、ですね!
〉私は原作が好きなら絶対に実写版やリトールドなどは手にしない口です。
〉評判が良くても、リスクの方が怖いのでー。
「絶対に」ですか。私もあまり見たくない方ですが、見ないと判断ができないと思うこともありまして。
〉〉そうしたら、今まで知らなかったアステアのことがいろいろ書いてあってとても興味深かったです。アステアは映画に出る前は姉のアデールと組んで舞台で踊っていましたが、舞台の時代のことがかなりの分量を占めていました。特に1920年代にイギリスに公演に行ったら、皇太子時代のエドワード8世(「王冠を賭けた恋」の人)始め王室の人たちに気に入られて、交流があった話が面白かったです。エドワードの弟に娘が生まれて、その夫人からアデールに「赤ちゃんを見に来てください」なんて手紙が来たことが紹介されています。この赤ちゃんというのがのちのエリザベス女王なのです。まさかこの時はこの赤ちゃんが王位を継ぐなんて誰も思わなかったでしょうね。
〉おぉー。エリザベス女王の赤ちゃん時代。
〉なんだか歴史の繋がりが楽しいです(豪華すぎますが)。
こんなところでつながりがあるっておもしろかったです。
〉〉「The Letter for The King」
〉〉Tonke Dragt 著
〉面白そう!
面白いです!!
〉先日、Rainbow RowellのFangirlを読んだら、YL5くらいなのに10万語超えてて、易しいほんなのに長いなぁと感心しました。が、まだまだ上がありますね。
〉(あ、Fangirlはすっごく面白かったです)
やさしくて長い本っていいですね。多読の友になります。
〉〉書評も登録してきました。ぜひたくさんの人に読んでほしいと思います。
〉リストに追加しておきます!
是非読んでください。
それでは〜。