800万語を通過しました。

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9981. 800万語を通過しました。

お名前: もる
投稿日: 2007/10/5(09:31)

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こんにちは、もるです。

800万語を通過しました(^^)

期間は約8ヶ月でした。

400万語を過ぎたあたりから、9ヶ月前後で100万語を読むペースになりました。
だいたい1ヶ月に1冊くらいの割合で読んでいます。

だんだん、多読が生活の一部になってきました〜。
ですが、もちろん忙しくて読めない時は読みませんし、マイペースです。

そんなわけで、700万語から読んだ本は以下のとおりです。

・Pendragon series (#4-#8)
・His Dark Materials Trilogy (ライラの冒険)
・Artemis Fowl (#5)

以上の9冊です。

例によって例により、ファンタジー系ばかりです。

特に、Pendragon seriesにはまりました!
翻訳が進んでいないので、多読をやっていないと絶対に会えなかった本です。
多読やっててよかったー!
それに未翻訳の本を読んでる自分って凄いじゃん!となんだか得した気分になれます(・ω・)
でも本当、英語の本の発売日を心待ちにしている自分に驚きです。
(Pendragon seriesはまだ続いているので)

以下、いつもどおりの長文本紹介です(^^;
長々とすみません。。。

***もる***

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【Pendragon series 〜Journal of an Adventure thorough Time and Space〜】

#4:The Reality Bug
#5:The Black Water
#6:The River of Zadaa
#7:The Quillan Games
#8:The Pilgrims of Rayne

700万語の時にも紹介しましたが、繰り返し紹介させていただきます。

ストーリーはものすごく端的に言ってしまうと、
主人公のBobby Pendragon(達)があるTerritoryに行き、
Travelerの使命としてそこでのトラブルを解決するため奔走する……
という話です。
副題の、「Journal of an Adventure thorough Time and Space」がそのまま内容を表わしてるとも言えます。

Territoryとは、いわゆる異世界みたいなかんじです。
現在の地球とは、時間も空間も違う世界、それがTerritoryです。

全く普通の少年だったBobbyの日常は、ある日を境に変わってしまいます。
Bobbyは、叔父からTravelerとしてTerritoryを救うことを期待されていたからです。
ですが、Bobbyは本当に普通の少年です。
なんで自分がこんなことをしなくちゃならないんだ?
本当は逃げ出したいけど、見過ごすわけにもいかないし……
といった普通の少年としての正直な感情も書かれています。

Travelerの使命にゆれるBobbyの葛藤、
Travelerであるがゆえにおとずれる辛い現実、
それを乗り越えて、少しづつTravelerとしての自分を認めていく過程が良いです。

他にも、Pendragonの世界観に引き込まれてしまう要素があります。

まずTerritoryの世界観構築が凄いです。
どのTerritoryもきちんと創られているのに感動しました。
その世界の様子が、読んでいると自然に想像出来るのです。

そして、Pendragonの一番の特徴は、Journal形式で話が進んでいくことに尽きます!!
Bobbyは、Travelerとして自身が経験したことをJournalにまとめて、
親友であるMarkとCourtneyに送り続けているという設定になっています。

基本的に、
『Bobbyの一人称で書かれているJournal』と
『三人称で書かれるMarkとCourtneyのこと』
が交互に構成されながら物語は進んでいきます。

つまり、MarkとCourtneyと一緒にBobbyのJournalを読んでいるような感覚を味わえます。
なので感情移入度、世界への入り込み具合度がとても高いです。

ですが、巻が進むにつれて、いろんなパターンで進行するようになりました。
詳しくは言えませんが、Bobbyの冒険だけでは終わらない展開になってきました!

また、Journal部分はBobby自身が書いている設定なので文章が硬くありません。
親友に向けて書いているという設定でもあるので、
アメリカの(Bobbyたちはアメリカに住んでいます)子供の書く文章はこんなかんじなのかなぁと勉強(?)になります。

三人称の部分もそんなに難しくなかったので、テンポよく読むことが出来ました。

そんなかんじです。

700万語のときは#1-#3しか読んでいなかったので、まだまだ序盤でした。
ですが、それ以降がかなり盛り上がってきました!

謎が解明されるところか、どんどん増えていきます!
そもそもTravelerって何? ○○って何? △△って何!? と気になるところが山盛りです。
過去の話も絡みあってきて、局地的な戦いが終結した感があります。
最新巻の#8巻を昨日読み終わりましたが、Bobby達はいったいどうなるんだーっ!?
という非常においしいところで終わってます。

非常にわかりにくい表現ですが、
Animorphsの残り10巻の盛り上がりに近いです。
とにかく、それくらい先が気になって気になって仕方がない!ということです。

キャラと世界観がしっかり立っているので、おもいっきりのめり込んでいます。
(どうでもいいですが、私は#4のVeeloxというTerritoryが凄く好きです〜)
なのに、#9は2008年の5月20日、ついでに#10は2009年の5月発売らしく……。
待ち焦がれます!


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【His Dark Materials(ライラの冒険)】

#1:The Golden Compass
#2:The Subtle Knife
#3:The Amber Spyglass

2008年3月1日に1作目の映画も公開される、His Dark Materials Trilogy、
邦題「ライラの冒険」です。

やっと読むことが出来ました!
掲示板等でいろいろと話を聞いていたので、ずっと読みたかった本の一つです。

皆さんがおっしゃるとおり、ストーリーは説明しづらいです(ネタばれになってしまうので)。
あえて言えば、邦題のとおり、主人公のライラ(Lyra)が冒険をするというストーリーなのですが、
日本語の「冒険」のイメージとは違う感じなのでなんとも説明しづらいです。
個人的に、「旅」のほうがイメージに近いかなと思いますが、まだまだ語弊があります。
うーん、一言では説明出来ないです。

ただ、旅を「する」というよりも、旅を「させられる」という印象のほうが強いです。
なぜライラが旅をする(させられる)のかが、最大のテーマであり、物語だと思います。

ただ、私の好みとは若干合わなかったかなぁというのが正直な感想です。
自分は女主人公が苦手だというのもあるのですが、
最大の原因は、難しくてよく分かってないからです……(^^;)

英文自体も私的読みにくかったですし、なによりストーリーが難しかったです。
特に1巻は物語の始まりなので、何を意味するのかわからないシーンが盛りだくさんでした。
もちろん、だからこそ続きが気になってページをめくる手が早くなる場合もあると思いますが、
私は、逆に置いてけぼり感が強かったです(^^;)
ただ、1巻の終わりまでいけば、だいたいシチュエーションを理解できるようになったので、
2巻、3巻はよかったです。
ですが、ストーリーが根本的に難しいと思います。
根底に広がる思想というか、テーマが私の知らない分野だったので、
どうにもこうにも深い理解を得られていません……。
なので、そこの分野を知っていれば、その深さに感動したんだろうなぁという気がしてしかたありません!
とにかく、私はよくわかっていませんが深い、深すぎる話だと思います。

なので、映画を観たいです!
映画用にわかりやすく再構成していると期待しているので!(^^)

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【Artemis Fowl series】

#5:The Lost Corony

好きなシリーズ、Artemis Fowlの最新巻です!

舞台は近未来。
クールで自信家にして憎たらしいほどに頭の良い主人公(私の主観です)、
ArtemisとFairyたちとの物語です。

舞台は近未来ですが、
フェアリーをはじめ、ドワーフ、ゴブリン、トロルといったファンタジーではおなじみの種族も出てきます。
けれども、全体的にハードです。かわいらしさが微塵もないのでご注意を。

ちなみに、主人公のArtemisは1巻のときに地下世界のFairyの一人を誘拐しました。
その関係上、それ以来Fairyとつながりがある設定です。
ついでに、主人公のArtemisは裏世界で有名な犯罪者です〜。

1巻の段階では、12歳だったArtemisも5巻では14歳になりました。
1巻のときに比べれば、だいぶ丸くなりましたが、やっぱり可愛くありません!(褒めてます)

クールというか、相手を試しているような感じで、かつ、自分の手の内は仲間にも見せない。
笑顔(grinning)でかわしてくれます。

私はその手のキャラクターが大好きなので、面白がって読むことができましたが、
ダメな方は相当腹がたつと思います(^^:)

ですが、Fairyたちとの交流によって、いい人Artemisになっていく過程は心にきます(^^)

そんなわけで、5巻の内容ですが、
Demonが地上にあらわれてどうするArtemis?……という内容です。
Fairyなどが出てくる段階で、ファンタジー、ぶっとんでると思いますが、
5巻はよりぶっとんでいました。
でもさすが、geniusなArtemis、機転をきかせて問題を乗り切る姿が素敵でカッコイイです☆

ただ、Fairyの科学力が進んでいる設定なので、科学系の単語や説明が多いです。
しかも、頭がいいキャラが多いので、遠回しな説明が多く理解しにくいです。

正直わかってないところも多いですが、
それ以上に、キャラの会話が楽しくて楽しくてどんどん読んでしまいました。

間接的に褒めたり、皮肉ったりが多いので意味がとりづらいですが、
Artemisのキャラクターらしくて微笑ましい(?)です。
とにかく、可愛くないキャラが多いので、(しつこいですが褒めてます)
会話の探りあいがとても楽しいです〜。

まだまだ続くっぽいので、新刊がでるのをのんびり待とうと思います。
一巻一巻で区切りがつくので、読みやすいのも良いです(^^)

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以上です。
相変わらず長くてすみません(>_<)
ほんの少しでも興味を持つものがあれば、幸いです☆

900万語までには、
Bartimaeus Trilogy
Inheritance Trilogy(Eragon, Eldest)
を読もうかなぁと思っています。

それではHappy Reading♪

もる


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