最近読んだ本の紹介

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9777. 最近読んだ本の紹介

お名前: 柊
投稿日: 2007/7/17(12:33)

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♪「Say Goodnight, Gracie」 by Julie Reece Deaver [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011868&kb_sort=%20&cd_sc=a_110&dt_before=frm_a_110&fg_detail=0&dt_page=10&fg_arasuji=1&dt_field=Deaver&dt_sort=3&count_limit=&nm_page=1&fg_isbn_search=0&dt_isbn_search=&fg_kikan=
]
ミステリで100万語を読んで買った本。もちろんThe night I disappearedも待機済み。
 久々に読み応えのある良い本を読んだのですが、疲れました。また疲れると思うので、The night I disappearedは、当分読まないでおきます。五つ星で評価をつけると、星をもう一つ足して六つつけたくなるような本です。

♪Mary, Queen of France by Jean Plaidy [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012906&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
 YLは多分、8ぐらい。プレイディの本は4冊目ですが、初めて、ハッピー・エンドと言えるものでした。16世紀のイングランド王女メアリが、政略で結婚しなくてはいけないけど、好きな人は他にいて……という話です。
 歴史物ですが、その割には、他の作品ほどは古い英語が出てこなくて、その点と、会話が多いのが読みやすかったです。

♪Nate the Great and the Tardy Tortoise
 この単語はタートル? トータス? という疑問が読んでいる間中離れなかったのですが、Extraで解決。
♪Nate the Great and the Crunchy Christmas
 シリーズの中でも特にお気に入りになりました。Mother FangがやっぱりきりっとしたFang似の顔だったのが妙におかしかった。
 Chanukahも気になって、これは英英辞典を引きました。そういえば、「大西部の女医ドクター・クイン」で、クイン家の子ども達がサンタの話を友達のユダヤ教徒の少年にして、少年がそれをお母さんに言って怒られるというのがあったのを思い出しました。
♪Nate the Great Saves the King of Sweden
 Rosamondが出てくると、話が変な方向に進んでいって、私は彼女が好きです。
 Nate the Greatは気軽に読み返せるので、どの本を何度読んだか、ものによっては10回は読んでいると思うのですが、わかりません。こういう風に気楽に読める短いもののストックがあると、凄く助かります。
 100万語台後半で停滞したときは、シリアスで長くて文章も難しい本がほとんどで、停滞の原因は一つではないと思いますが、Nateのような本のストックがなかったことはかなり大きいと思います。

♪The old woman who named things
 新聞や雑誌で、必ず書評面は見るのですが、子ども用にと紹介されていた「名前をつけるおばあさん」の著者名がシンシア・ライラント。これはと思って、原書を買いました。雑誌の紹介もとても感じの良いもので、読む気にさせます。
 ほんわかする話ですね。宝物として大事にします。意外と一つの文章が長いことがあって、YLがもっと上の本ならともかく、珍しいものを見たと思いました。

♪Murder Most Royal by Jean Plaidy [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012937&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
 プレイディの中でも、特に気が重くなるあらすじの本ですが、読み始めるとやっぱり面白くて最後までつきあうしかないかと思ってしまいます。
 主人公は従姉妹同士のAnne BoleynとCatherine Howard。二人ともヘンリー八世の王妃になって、そして、二人とも処刑されました。
 プレイディの書くアンはいつも、知的でお洒落にも会話にも自分のスタイルがあって、女性であることに誇りを持ち、愛人には、たとえ国王の愛人でもならないというポリシーがあって好きなのですが、この本でもそうでした。
 最初の方が他の本のダイジェストみたいだったり(執筆時期からすると、逆かもしれませんが)、改行が少なくて本の上半分が字が四角に並んでいたり(その心は、くぼんでいるところ、行の端の空白がない)、誰について書いてある文章なのか途中でわからなくなったり、あれこれ問題はあります。
 Do youの代わりにDostの一語、Did youの代わりに、Distの一語、という英語はなんだこれはと思いましたが、多少わからないことがあっても、読めました。
 ただ、半分まで来てもまだクライマックスに向けて読むスピードが増していくようなことはなく、やっぱり、投げようと思います。

♪ The man who lived by night [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012808&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
♪ The man who would be F. Scott. Fitzgerald [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012882&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
 David HandlerのHoagyシリーズは大好きで、原書で読みたかった本のNO.1です。他の本は翻訳があったらそれで満足していそうなので。
 読んでみて、やっぱり、ホーギーの台詞なんかは、原書で味わうと格別だということがわかりました。
 The man who lived by nightは翻訳の評判は良かったものの(邦訳第一弾です)、原書は全く売れず、ハンドラー氏は本屋で店員が箱を開けずにそのまま返品したのではないかと思ったほど、と書いています。
 しかし、第1作では出てこなかったホーギーのスタイルが色々な場面で出てきて、シリーズの中でも好きな作品です。
 The man who would be F. Scott Fitzgeraldでは、ホーギーの離婚した奥さん、人気女優のメリリー・ナッシュの魅力が炸裂します(初めて使いました、この表現)。この作品が気に入ったので、その勢いでThe Great Gatsby(作中でも重要そうに出てきました)を読もうとしましたが、何となく挫折しました。まだ時期ではないのか、もしくは私向きの本ではないようです。


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