250万語通過報告&憧れの本が4冊読めました(長文です)

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9705. 250万語通過報告&憧れの本が4冊読めました(長文です)

お名前: 柊
投稿日: 2007/6/12(11:04)

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 こんにちは、柊です。250万語通過してしまいました。
 通過して悪いってことはないんですが、

 確か去年の10月ぐらいだったか、停滞をして愚痴を言っていたら、語数を数えるのをやめたらどうかというアドバイスをいただきました。実際、数えるのをやめたら楽になって、「もう数えません。年に一回数えて報告してみるってこともしません!」と宣言したのですが、決意が保ったのも半年ぐらい。
 語数を数えるのと同時にやめた書評登録を再開したら、折角数えて登録したんだから読書登録に使いたい、と思ってしまい、登録したところ、数字が増えたのを見ている自分の瞳孔がぐうっと大きくなるのを感じました。この興奮が癖になり、読書記録は完璧に再開しました。
 まあ、また語数を数えるのが苦痛になったらやめるということで。

 このところの変化ですが、前回の報告が確か去年だったと思いますが、その後はええと、

1Newsweekが読めた
 日本語の新聞を読んでいたら、Newsweekでもこの問題についてこういうタイトルの記事でこういうことを書いているという風に書いてあったので、その記事が読みたくなってサイトを探して読んでみました。新聞・政治・評論などはほとんど読んでいなかったので、見慣れない単語がどかどか出てきましたが、何でこんなに知らない単語ばかりで読めるんだろうと不思議になるぐらいに、「わからない」単語が多いのに読めました。

2英語が書けるようになった
 「英語のこと何でも」の掲示板でも報告しましたが、2月か3月頃、何かが降りてきたかのように、急に英語を大量に書きました。すぐに憑き物が落ちたように書かなくなりましたが、最近もちょっと用事があって書いたところ、一行だけですがすらすらっと気負いもなく書けたので、「英語書くモード」に入らなくても気軽に書けるようになったんじゃないかと思います。

3聞き取りが進歩した
 まだ1年も経たないのですが、プロ野球にはまりました。それで試合を見ていると、私が応援している北海道日本ハムファイターズのヒルマン監督始め、結構外国人の監督がいるんですね。結構、言っていることがわかります。
 テレビを見ていても、通訳つきのゲストが英語をしゃべっている段階でわかることもあります。まあ、大体予測がつくような範囲のことしかしゃべっていないときですけど。

4行動パターンが変わった
 以前は、楽しみは最後に取っておく主義でしたが、取って置いても楽しみは増えないし、楽しみな気持ちが時間が経って消えていくこともあると気づき、楽しみなことは真っ先にするという行動パターンに変わってきています。
 今一番読みたい本を読むのが一番と、多読で体得したせいだと思います。

☆最近読んだ本☆

♪The blue fairy book
 fionaさんのグーテンベルク報告を見ていて読みたくなった本です。「本のこと何でも」の掲示板にも書いてみましたが、世界の童話を集めた本で、知っている色んな童話が、結構わかりやすい英語で長々と細かいところまで書いてあります。
 小さい頃に持っていたカラーの絵本で「シンデレラ」とか「赤ずきんちゃん」とかがあったシリーズのようなラインナップですが、話自体はもっと長くて詳しいです。アラジンもお姫様と結婚したところでは終わらないし、眠りの森の美女も王子様と会ってからの方が大変です。

♪The complete adventures of Feluda[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012809&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
 インドの推理小説です。ちょっと江戸川乱歩の少年探偵団のような雰囲気で、探偵役は語り手の少年の従兄のフェルダー。両手で字が書けたり、子どもの頃にかっこいいと思うようなことが全部できるのがフェルダーです。
 この本は作者サタジット・レイが30年ぐらいかけて書いたフェルダー・シリーズ全部を2冊にまとめてしまったという、ものすごく分厚い本ですが、もっと短いものもあります。多分、そちらの方が面白い話だけ選んで収録していて、お買い得かもしれません。
 ともかく、読んでみたくて仕方がなかったので、今のところいまいちかなという話しか読んでませんが、読めたのが嬉しいです。

♪The man who died laghing/The man who lived by night[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012808&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
(「笑いながら死んだ男」「真夜中のミュージシャン」)
♪The man who would be F. Scott Fitzgerald
(「フィッツジェラルドにめざした男」)
 英語を勉強するより他どうしようもないと決意した理由の一つ、すぐに絶版になるホーギー・シリーズです。シリーズ最後になる第8作は1997年に出ていたのですが、翻訳されたのが2005年でした。もう翻訳は出ないものと諦めて多読を始めたら、翻訳が出たのでその時はそちらで読みました。
 今回原書で読んでみると、やっぱり言い回しが直接わかるのはいいですね。ホーギーはいつもGoodnightに対してSleep tightと返しますが、相手が二人だった時にSleep tight, four eyesと言っていて、もう、このために読んだものというぐらいに嬉しかったです。

♪Horrible Histories
 Terrible Tudors, Even more terrible Tudors, Slimy Stuarts, Vile Victorian, Gougeous Georgian, Cruel Kings and mean Queensと、ここまで来たところで、さすがに胃もたれがしてきました。
 皮肉が効いているので、いっぺんに読むと効き過ぎました。

♪Duchessina A novel of Catherine de Medici
 私の好きなCarolyn MeyerのYoung Royalsの久々の新作です。フランス王妃で、世界悪女列伝なんていう本には必ず載っているけれども、本当に大虐殺だとかの指示を出したのかははっきりしていない、カトリーヌ・ド・メディシスに関する小説です。
 最近Leonie Friedaという人が一般向け(研究者ではない歴史マニア向け?)の伝記を出していて、どうもそれがこれまでとイメージがだいぶ違うらしく、それを読みたいのですが、まだ無理そうです。
 文章のレベルとしては読めるんだけど、持久力がないので長い本が読めないというのが、最近読む本を選ぶ時によく感じることです。1日に2万語以上読んでいることはあるけど、10日続けて1万語、あるいは5千語以上でもいいですが、それだけ継続して一定量以上読むというのは、多読を始めて1年半、ほとんどなかったんじゃないかと思います。
 そういう記録では、The man who would be F. Scott Fitzgerald(7万語)を7日で読んだというのが一番だと思います。途中1日休んだので、読むのにかかったのは6日ですが。

♪The unexpected Mrs. Pollifax[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012865&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
 「おばちゃまは飛び入りスパイ」です。これもそこそこ面白かったんですがそれ以上に、翻訳で読んでいたもののうち、もしかしてかなりが原書を読めるのではという気になったという、記念の本です。
 おばちゃまは、↓のBridegertonでよく出てきたI beg your pardon?という台詞をよく言っていました。思っていたよりお上品な世間知らずの奥様という感じなのか。

♪ To Sir Phillip, with love[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009278&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
 Bridegertonシリーズの、Eloiseの巻。以前途中で投げていたのが、何となく読んだら読めてしまいました。起きた事件、もしくはアクシデントに関しては、全てこうなるだろうなと思ったような方向に行きましたが、それでも面白く読めました。

♪Magician by Raymond. E. Feist [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010674&cd_sc=a_130&nm_page=1 ] Riftwar sagaというシリーズの第一作で、続きのSerpemtwar sagaが翻訳されていないので、英語で読むしかないかと思ったという、これも多読を始めるきっかけの本です。とうのSerpemtwar sagaの方は、筋はいいから誰か知っている人はいないかと探してめくっていったところ、第一巻Shadow of a Dark Queenの半分ぐらいのところで、前作「国王の海賊」のラストから20年経っていることがわかりました。
 私が好きだった人は、ほとんど死んでいるか、相当な年になっていますね。読みたいかどうか、ちょっとわからなくなってきました。
 代わりに、「国王の海賊」よりは時間的に少し前になるKrondorというシリーズを見つけて、これだとお気に入りのキャラクター総出演かもしれないと、楽しみにしています。やっぱり、時間が飛びすぎてというファンが他にもいたのでしょう。

♪Scrapped Princess by 榊一郎[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012777&cd_sc=a_000&nm_page=1 ]
♪Slayers 5 Silver beast by 神坂一
 お気に入りのシリーズが英訳されていたので、読んでみました。マンガ以外では日本語が原書のものは初めて読んだと思いますが、悪くない翻訳でした。

 ホーギーはすでに10年も新作が出ていなくて、今回読んだ原書のあとがきにはもうこのシリーズは書かないと書いてありました。でも、翻訳で読んでいたのが原書が読めるようになると、久しぶりにホーギーに会えたというか、なんだか新作を読んだような気になりました。
 多読は得だなあととってつけたように言って、終わりたいと思います。
 ではでは皆様、Happy reading♪


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