はまこさ〜ん、こんばんは!

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9144. はまこさ〜ん、こんばんは!

お名前: ひまわり
投稿日: 2007/1/13(00:33)

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〉ひまわりさん、こんにちはー。

はまこさん、こんばんはー。ひまわりです。

〉あのね、「返事を書かなくちゃー」って頑張らないでね。

うん。ありがとう。がんばらないことにするねー。
だから、すごーく、気になったとこだけ、とりあえず、思いつくままに・・・

〉私は多読を始めた時から、聞くのも読むのも意味よりまず「音ありき」で、

まず、これがすごいなあと思った!

酒井先生が「「こども式」のスローガンを掲げたとき、一番あたまにあったのは、はまこさんとCheeksさんのお二人のことだった」
と別のところで書いていらしたけど、今回、はまこさんのこのことばをきいて、その意味が、わかった気がしたよ。

「聞くのも読むのも意味よりまず「音ありき」」って、これ、今の、うちの娘(2歳)の状況と同じだと思う。
これがきっと「こども式」の出発点なのだろうなあ。(あれ、違うかな?でも、)考えれば考えるほど、そう思えてきました。

意味よりまず音ありき。
人とのつながりのなかにおかれ、ことばの音にさらされているうちに、いつしか脳が(?)そのことばのもつ意味のかたちを身につけていって、そのとき、音がことばにかわる。こどもたちをみていたらたいていはそうやって母語を身につけていくものねえ。

翻って、わたし自身はどうだろう?って、考えてみたら、
読むことについては、まだそこまではっきり「意味よりまず「音ありき」」とは、言えない自分を、みつけた。

それでね、はまこさんのこのお返事読んでから、「こども式」の出発点を目指すつもりで、「意味よりまず「音ありき」」を意識して、本を読んでみた。今日はね、Life Story by Virginia Lee Burtonを読んだ。そしたら一気に、読みが変わった気がしました。すごく自然なの。音にのって読むと、自然と「かたまり読み」になってきて、意味がものすごくすっきりと胸のなかに落ちてくる。びっくりしました。
しばらくこの感じで読んでみようかなと思う。自分のなかの何かが変わってくるかも知れない。はまこさん、ありがとう。

あれ、ごめん、ここだけで、だいぶ長くなりましたね。先に進みます。

〉この頃は目で見る(読むって事ね)音と文字の関係がすごく気になってた時期だったのね。

ここを読んで、息子が3歳だか4歳だかのとき、道を歩きながら看板を見ては
「あれなんて書いてあるの?」「これなんて読むの?」とたずねていた頃のことを思い出しました。
2歳、3歳、4歳と、はまこさんの英語は、ちゃんと人間の成長のステップを踏んで、はまこさんとともに成長してきたんだねえ!

そして・・・

〉うーん、300万語の頃には(200万語台だっけ)その日読んだ本の内容が
〉自分が読んでいる声と見た文字がそのまま夢に出てきて、もう1回読んでた。
〉本を音読で読んでいる時は音、リズム、響きを聞きながら、
〉映画のように動く映像を頭の中でイメージしながら読んでるんだけど、
〉夢の中では、自分の声と文字がはっきり見えてて、イメージの映像はその後ろに
〉淡くぼんやり映ってるって感じなの。起きてる時と寝てる時は逆なのねー。
〉最初は数語で、だんだんまとめて再現するようになって、1冊で3000語とか
〉5000語ぐらいだったら、そのまままるごと再現してたの。
〉あれを書くまで、1年半ほどそんな状態だったのねー。

これが、なんかすごく衝撃的でした。
何度読んでも、すごい・・・、って思う。
これが1年半・・・それから、あの英語での初投稿・・・

んでもって、

〉この投稿より前に、自分ひとりで英語で文章書いていたってことも、「ない」
〉そういうことなの♪

って・・・そうなんだぁ♪

これがまた、やっぱりすごいとおもった。(さっきから「すごい」ばっかりしか言ってないなあ(笑))
はまこさん、書けそうな気がしてあの投稿を書いた、そのときまでは、全く書かずにいたんだ!
まるで、蛹が蝶になるのをじっとまってたみたいだね!

〉〉ああ!!
〉〉〉英語で書いてるときも、あんまり英語で書いてる意識がないから、
〉〉〉日本語を書くのと変わらないのね。
〉〉なるほど。だから、すーごく、はまこさんの英語は、自然なんだね!

〉ありがとう(*^^*)他の人たちもとても自然でしょ。多読をしてたら、
〉読んでいる本のスタイルに影響されると思うの。
〉作家のスタイルだったり、気に入ったフレーズだったり。
〉酒井先生がおっしゃるナチュラルアプローチの「書く」もこれじゃないかな。

そうだねえ。
いやあ、あらためて、多読って、すごいと思った。
なんかちょっと、またワクワクしてきました。
また楽しく、せっせと読み続けることにしようって、思いました。
わたしも、自分のなかの英語がゆっくりと成長していってくれるのを、じっくり待つことにしよう。

あと、それから・・・

〉聞いてる時は適当に音を分解して音から文字を組み立てながら聞けるけど、
〉読むと間違いのない文字が書いてあるでしょ。もっといい音で
〉読みたいなーと思ってたから、音声のない辞書は全く役に立たなかったの。

ここ、なーんか、わかる。「うん、うん」って思いながら読んだ。

〉あ、音を分解して組み立てるってね、
〉Once upon a time, in a faraway land, there lived a …
〉と聞こえてきたら、
〉O-n-c-e-u-p-o-n-a-t-I-m-eって聞きながら、わかった時点で
〉Once upon a timeと推測して、
〉その後に、Once upon a timeだと意味を理解するの。
〉聞き取れないところは適当にして、ずーっとこんな感じ。
〉もちろん最初の頃はOnce upon a timeなんて文章にならなかったし、
〉ましてや意味なんてさっぱりだったけど、聞き方としては最初から
〉こんな感じなの。

ここも、「おお!これこれ!」って、思って読んだ。
この間シャドーイングしていたとき、こんなようなこと、感じてたの。
で、すごく面白いことが自分のなかでおこったのに、自分ではうまく説明できなかった。
はまこさんが書いてくれたのを読んで、「そう!これこれ!」って思いました。

そのときは「推測」はしていなかったのだけれど、
それまで音だけに集中してシャドーイングしていたところ(ちょうどO-n-c-e-u-p-o-n-a-t-I-m-eという状況)、
急に、音がことばに変身しはじめて(Once upon a timeって!)、ものすごくびっくりした。
その感じを思い出しながら、「うん、うん」って思って読みました。

〉〉今回、はまこさんに返信いただいて、
〉〉"What a Wonderful World"の投稿を読んだあと、
〉〉それに続く他の方たちとのやりとりを読ませていただいているとき、
〉〉ふっと、Memoirs of a Geishaを読んだときの感覚を、思い出しました。
〉〉あの本を読んでいたとき、あの本の文章は日本語の香りがするって、思った。
〉〉日本が舞台だからというだけでなく、文章そのものに何となく日本語の香りが漂っている、という感じ。
〉〉それと同じ香りを、はまこさんの投稿につづくレスのやりとりのなかに、感じました。
〉〉(投稿そのものよりは、その後のやりとりのなかに、ね)
〉〉それが、な〜んか、不思議だったなあ。Memoirs of a Geishaっていえば、はまこさんとわたしを繋いでくれた本だからねえ。

〉感謝、感謝!
〉ひまわりさんはMemoirs of a Geishaを読んで日本語の香りを感じたのね。
〉私は、はじめてPBに挑戦して、クリスティを読んだ時、
〉「語順が日本語だ!」って思ったの。それぐらい自然に感じたの。
〉思うに、大人がこども向けに書いた本より、大人が一般向けに書いた
〉ほうが作者にとっても自然な文章になるんじゃないかなぁ。
〉ひまわりさんはその自然さを受け取って、「日本語の香りがする」って
〉思ったんじゃない?つまりひまわりさんも、英語も日本語も関係なく、大人の感情をそのまま受け取れるようになってる。違う?

そっかなあ。うーん、自分では、よくわからない・・・
もう少し先にいって振り返ったらわかるのかも知れない。

〉もしそうだとしたら、ひまわりさん、すごいよ!!!
〉ひまわりさん、すごい! 多読万歳!

うん。そうだとしたら、すごいね!
えへへ。ありがとう(*^^*)!ほめられると、やっぱり、わたしもうれしい!
多読、ばんざ〜い!!!

はまこさん、こうしていろいろはなせて、たのしかった〜!
それに、わたしのこといろいろ思いやって返信してくれて、ありがとう。
感謝してます。

これからも、末なが〜〜く、どうぞよろしくお願いいたします!

それでは、はまこさん、Happy Reading!


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