[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/6/29(09:48)]
上へ
|
前のメッセージへ
|
次のメッセージへ
|
ここから後の返答を全表示
|
返答を書き込む
|
訂正する
|
削除する
9017. ヒストリカルロマンスとファンタジーで700万語通過報告
お名前: 由良 http://yura.oops.jp/
投稿日: 2006/12/30(12:58)
------------------------------
500万語⇒700万語への報告です。600万語のときには報告しなかったのでまとめて。
多読開始 2002/11/28
100万語通過 2003/5/25
200万語通過 2004/1/26
300万語通過 2004/12/30
400万語通過 2005/8/12
500万語通過 2005/12/30
600万語通過 2006/6/18
700万語通過 2006/12/29
多読開始から4年経ちました。こんなに続くなんて…。Happy Readingが合言葉だったからこそ,続けられたのかなと思います。
2006年の目標は年内に200万語を読み,700万語を通過することでした。何とか目標達成できて嬉しいです。500万語から700万語までで26冊かかりました。ファンタジーとヒストリカルロマンスがほとんどを占めているという「読みたいものを読む」多読を今年もやっちゃいました。他にはipodを購入したので色々な音源を楽しみました。今のお気に入りはBBCのBigtoeとドラマ7です。
では,読んだ本の紹介です。作者ごとにまとめてみました。
★絵本タイプ
◎Cynthia Rylant
Poppleton
Poppleton and Friends
Poppleton Everyday
★ヤングアダルト ヤングアダルトはLois Lowryの2作とHeartlandを除いてすべてファンタジーです。
◎Shannon Hale
Princess Academy 王女を選ぶために設立された Princess Academy。無理やり集められた少女達の物語。
The Goose Girl 昔話を元に作られた物語で少女の成長モノです。
Enna Burning The Goose Girlでヒロインの理解者だった女の子の物語。同じく少女成長モノ。
◎Lauren Brooke
Heartland1 "Coming Home"
Heartland 2 "After the storm"
Heartland 3 "Breaking Free"
SSSではあまりにも有名。
◎Lois Lowry
Gathering Blue
Messenger
ザ・ギバーの続編2作。SFです。限定された世界、静かな展開。それでいてドラマチック。
◎その他
Golden(Cameron Dokey)ラプンツェルを独自の解釈で書き直したもの。
EAST(Edith Pattou)East of the Sun and West of the Moonというノルウェーの昔話を元にかかれています。シロクマ君が切ないです。
Crown Duel(Sherwood Smith) 少女の救国モノ。少女マンガみたいです。
Mortal Engines(Philip Reeve)邦訳:移動都市 設定がユニークで面白いです。邦訳は創元SFから出ています。
The named(Marianne Curley) 誰が味方で誰が敵なのかわからない不安感,繰り返し見る悪夢など,ちょっとダークな雰囲気のファンタジー
★ヒストリカルロマンス
◎Julie Garwood
Lion's Lady(2回) 邦訳:精霊が愛したプリンセス
Guardian Angel Lion's Ladyシリーズ2
The Gift Lion's Ladyシリーズ3
1,2作目はイマイチですが3作目は面白いです。ヒストリカルロマンスでこれだけ笑える本も珍しいのではないでしょうか。
ヒロインのサラは,食中毒で夫の部下を殺しそうになったり,船を破壊しそうになったりとかなりの天然キャラです。
ネイサンは,サラに腹を立てながらも彼女には悪気がないのがわかっているので,サラがどんなことをしても最終的に許してしまうんですよ。 おまけにサラが歯向かってくるのが面白くて,ついからかってしまう。
サラには気づかれないように,色々なところで彼女に気を使っている優しい男でもあるのです。
ネタバレになってしまうので書けませんが,愛らしいエピソード満載です。全編に笑いが満ちた明るいロマンスです。
◎Lisa Kleypas
Secrets of a Summer Night 壁の花シリーズ1 邦訳:ひそやかな初夏の夜の
It Happened One Autumn 壁の花シリーズ2 邦訳:恋の香りは秋風にのって
Devil in Winter 壁の花シリーズ3 エヴァンジェリンの物語です。シリーズ中私が一番好きなお話。
Scandal in Spring 壁の花シリーズ4 デイジーの物語。
Dreaming of You 初期の作品だそうですが,とてもよくかけています。サラとデレクの心情が切々と書かれていて切ないです。
◎Christina Dodd
Rules of Engagement 人徳のある人間に見られるようにと孤児をひきとり,Governessを雇うことにしたKerrich伯爵。
泥棒に金を盗まれて切羽詰ったため,彼の望む年配の女性に扮して雇われたPamela Lockhart。
Pamelaを初めて見たときにKerrich伯爵は,「これぞ理想の家庭教師」だと思います。醜くて適齢期をとうに過ぎている。
おまけに服の趣味ときたらひどいもの。自分がハンサムで女性がみんな自分のことを好きになるので,醜女なら結婚したいなどと思わないだろうと考えていたのに,彼女と接しているうちに彼女の内面に惹かれていくKerrich伯爵の葛藤が面白いです。
◎Mary Balogh
Slightly Scandalous
作者のうまさを感じました。Lisaのように肉体的に惹かれあってバチバチというようなシーンは少ないのですが,その分二人の心情がよく分かります。フレイヤとジョシュアの叔母が対決するシーンは,気の強いフレイヤならではの返しが楽しいし,ジョシュアの従兄弟達のエピソードも心に沁みるものがありました。
以上です。読んでいただいた方,ありがとうございました。2007年は,やっぱりヒストリカルロマンスとファンタジーを読みつつ,英語3行日記をちまちまと書いていきたいなと思っています。
それでは,Happy Reading!よいお年を!
▼返答