《祝》4周年&本能 Reading !

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/23(17:54)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

8909. 《祝》4周年&本能 Reading !

お名前: ako
投稿日: 2006/12/7(22:20)

------------------------------

杏樹さん、大幅出遅れました。akoです。

ご報告の発見も遅れたんですが、次々右へ進むレスのほうに吸い寄せられ、
久々のたこ焼さん投稿に見惚れ、たかぽんにインネンつけてるうちに(笑)、
ますますお祝いが遅くなってしまいました!すみません!

それと、一週間くらいチマチマ書き足し方式で書いたので異様に長いです…。
(いつもか…)
この忙しい年末にすみません!

〉11月で4周年になりました。

このたびは、4周年おめでとうございます!!
そして700万語も前祝いです、おめでとうございます!

〉4年になると続けているというよりただ読んでる…って感じでしょうか。

よいですねー。
この「ただ読んでる…」っていう、その余韻の「…」が脱力してて。
天然であられます(笑)、この味は。
杏樹さん以外には出せない味です。う〜ん、マンダム(雰囲気)。
(杏樹さんが仰りそうな返答予想を余興に一席。
「味を出したつもりはありません。思った通りに書いただけです。」(笑))

え〜、多読の話に戻りまして…(汗)

〉「勉強を続けてる」という感じではありませんね。

わかるわかる!
ワタシなど掲示板書くネタ作りのために読んでるかも!(そこまで本末転倒というわけでは…)

「な、なんという不届きな…、キミは報告場所がなかったら読まないのか!?」
「キミの多読は英語が目的じゃなくて、ただ掲示板で遊びたいだけだろう〜!!」
と怒られる予期不安に常時悩まされてはいるんですが、
そうやって遊んでいるうちに、読めてる英語本のレベルは確実に上がってるし、
杏樹さんのような多読友がたくさんできたし、
まさに、日本語掲示板有効活用で英語が出来るようになってきた(もちろん、永遠の途上)という状況です。
ちゃんと自分の多読経過報告もしたいんですが、
英語読みたいから、掲示板で日本語書くのが面倒くさいという、akoにしては驚異の大進歩(爆)

あ、真面目に真面目に…。

英語を読むということが、あまり特別なことじゃなくなるんですよね。
本の種類やレベルは皆それぞれであっても、
とにかく英語と日常的に、あまり特別なことではなく接してるというのは、
そうでなかった時のことを思えば驚異的な変化です。

〉PB読んでたら分厚いから他人が見たら「すごい」と言います。確かに多読をする前はこんな本はとても読むなんて考えられなかったので、勉強してないのに読めるようになったのはすごいです。やっぱり最初にPGR0を読んで「英語の本なのに読める!」と思った時の気持ちを忘れないでいたいです。

最初の1冊目のハードルがとても低いことが、この多読の、何度強調してもし足りないほどの抜きん出た長所だと思います。
しかも、多種多様の本のおかげで、
多種多様なタイプの人の参加が可能で、
気持ちよくスタートできるってところが良いですね。

しかし、杏樹さん、4年目になっても、
こうして最初の気持ちを覚えてて、報告に書ける杏樹さんご自身も立派と思います。
初心わするべからず、を地でいかれてます。

〉●英語と日本語が分離してきた
〉もともと異なる外国語同士は異なる概念の塊りで、置き換えるのは無理なものだと思っていましたし、「訳す」のと「理解する」のは別物だということもわかってました。

YLゼロの本からして、日本語に訳しようがない言い方がバンバン出てきますからねーー。
状況とか、イメージで、全体をつかむと言うしかない、というか、
その本の持つ印象全体を、自分の体全体とか、自分の感情総動員で感じるというか、
というか…、というか…。
だからやめられません、YLゼロも1も。

〉しかし多読をしているうちに英語の感覚が育ってきたらしく、日本語とは違う捉え方で受け止めることが出来るようになってきたみたいです。

英語だけで育った人と、日本語だけの環境で育った人では、
同じ風景を見ていても、
違うものを見ている、っていう感じなんでしょうかねえ。。。 
あるいは、先に認識するものが違うとか…
人体としての脳は同じはずだが…、と思ってちゃダメなのかしら。。。とか。。。

日本人同士だって、もちろん、感性の違いの個人差はあるはずなんですが、
言語の違う世界は、その違いが、程度の差を超えて、
質的に違う、というか。。。。深い河があるっていうか。。。(それは男と女の間)
グレートバリアリーフ、、、、いや違う、グランドキャニオンの深い谷みたいな!
おお、脳内にRed River Valleyの歌が聞こえる。。。

まだここんとこ、ちょっと、どう言えばいいか、わからないんですが…

こういう違いを、ワタクシなどつい安易に「価値観の違い」と一言で言ってしまいがちなんですが、
自分の体感で感じる時というのは、それはもうほんとう〜〜に凄くて
自分の立っている足元が、草原にいたつもりが、そこは砂漠だった!みたいな、
手塚治虫のSF漫画か火の鳥読んでるような感覚に、おおお!となる感じがします。

多読して、ついでに自分の価値観も複眼になって、
だんだん両刀使いになれるんなら、楽しみですわー。(それこそ安易かしら)

〉屏風は「screen」になっていました。同行者は多読や英語の勉強をしていないので、「スクリーン」というのはなんだかおかしいと感じたようです。確かに現在日本語の中で使われている「スクリーン」では屏風とは全く違うものです。しかし私には英語でScreenってこういうもの全体を指すのかーと思って英語の頭で理解したら全然おかしく感じませんでした。

(月刊「スクリーン」という雑誌があったのを思い出した(笑))

いったん「おかしくない」と感じた自分を自覚すると、
以後は、多読を知らなかった頃のむかーーーしの自分にはもう戻れないカラダ(アタマ?)になった、
という気がしたこと、ありません?
つまらない問題集を、つまらないテスト問題ではなく、
やるべきテスト・できるべきテスト問題と思わされていた時代があったアホakoなぞは、
ハイド氏からジキル博士になった気分です(笑)

あ、ワタシ、女だから例を変えよう。
ロッテンマイヤー夫人から、ピノコになった気分です。
アー、べー、ツェー、デー、アーデルハイド!(鞭が飛ぶ)ビシ!
あたち、ピノコなのさわよ!あっちょんぶりけ!!(ロッテンマイヤーさん気絶)
(杏樹さんには映像が見えると期待)

〉日本のものを英語で説明していると、カタカナ英語に引きずられるせいか「おかしい」と思うことは今までありました。しかし日本にしかないものを英語で表してるなら英語の語彙で説明するしかないわけで、それなら全然おかしくないと感じられるようになってきたようです。

杏樹さんの、ご自身の変化を説明する言葉が的確なので、私のアタマもクリアになります。

〉●語数のポイントはヒストリカル・ロマンス

タドキスト大会の展示(久子さん&Raquelさん)、面白かったですよー。
私にとっては、はじめて実物を拝見した機会でした。

事前の掲示板での紹介も読んではいましたが、
やはりホンモノを見るっていいですね!
杏樹さんは、全部購入で読まれたんですか?(Yesだとしたら、しょえー)

〉昨年から「レベルの高いGRを消化して大人向けPBを目指そう」運動をしてきましたが、寄り道が多くてなかなか進まず。600万語通過前後からけっこう続けて読むことができました。

実は、いよいよ私もそうしたくなってきたところです。
(基本的に本能系なので、方向転換可能性も高い(笑))

だいぶ前から絵本が面白くなってしまったため、
多読開始時にSEG Shopからまとめ購入したGRもウチにあるんですが、
最初のPGRとOBWのスターターを読んだきり、次のレベルは開封もしないまま冷蔵庫の上に放置でした。
いま、流し台の下まで移動、出世してきたので、
あと少しで、食卓で開封の儀を迎える予定です。

ご心配になるといけませんので、申し上げますと、
杏樹さんと同じ道を歩もうとしている、という意味ではなく、
これまでの掲示板多読のおかげで、
多読体験の多様な様子について相当な耳年増になってますので(笑)
自分は、次はどう行こうかな〜〜、と思った時に、
色々な選択肢が眼前に開けてるんですよ。
ああいうのもアリ、こういうのもアリ、だなぁ、と。

これ、体験投稿の量と投稿者の多様さの充実のおかげですが、
長期間、同じ人が報告を続けて下さっていることも好影響必須です。
何人かの方の多読経過が、わたしの記憶の中にあるおかげで、
(いくぶんか、錯綜もあると思いますが(笑))
次はどうしたらいいかな〜、と思った時に、
よりどりミドリな楽しい買い物風に自分の道筋を展望できる、というわけなんです。
杏樹さんのようにずっと報告を続けてくださる方のおかげです、これ。

もっとも、杏樹さんが「本能のままに」と書いておられると同様、
ワタクシもかなり衝動的に、出会ったものに急にハマッたりするので(笑)、
 (例:夜行猫さんのネコ本一覧みて、突如ネコ絵本よんだり(^^)
 (映画で面白かった女優が出てる英語ゴシップ雑誌も初めて買ってしまったし…(千円以上だなんて高過ぎよね…。もう買わない。次に洋雑誌買うなら、読めなくても、やっぱBBC History Magagineにします、、、)
どうなるかは、常時、先行き不透明です(笑)

〉最初ロマンス本というジャンルには興味がなかったのが「ヒストリカル」というジャンルがあるのを知って、

「ヒストリカル」は、ワタシも興奮しますです!

〉で、GRがまだ1冊残っているのに積んでる本を探して確認してたら読みたくなったので読んでしまいました。でもなんで1冊残すかなあ。多読は私に「本能のままに生きる」ことを教えてくれたような気がします。

あっ、本能の話はここが初出だったのか!(笑)
味方は本能寺にあり。ですな。

「読みたくなったので読んでしまいました」っての良いですねー。
英語を読む、という行為が、日本語の好きな本を読むと同じ感覚ですね。

〉気がついたら中国語がすっかり止まっています。

(笑)(笑)(笑)!
前にね、杏樹さんの中国語報告に、「気が付いたら、英語を全然読んでません」って書いてあったよ!(爆)
てことは、本能が反応するようなことが何か起きて、無意識に好きな言語に移動してるってことですね。

〉●不幸がやってきた。
〉最初の1巻で「ハッピーエンドが好きな人は読まないように」という警告をしていてくれたのに、よけいに興味をひかれてそのまま読み進んでしまったのが間違いのもとでした。作者の罠にまんまとひっかかってしまったのです。

世の中、まんまと罠に引っかかった方が楽しい時もあります(笑)

〉遠まわしにうだうだぐちゃぐちゃ述べる文章、ねちこ〜いまわりくど〜い表現

うわー、そういう表現ってわかるだけですごいわぁ。

〉気分はすっかり「どんより」です。

英語の本で、それだけ本気で感情が動いた、というのが収穫。

〉結局不幸本は読者をもてあそんでからかう本です。これから読もうと思ってる方、やめておいたほうがいいでしょう。

これはアレですか? 強烈な推薦文でしょうか(笑)

〉●まずPB前に読んだGR

どれもGRの「6」を読破ですね!!

〉PBはいきなり分厚いので、GRから移行するには長さが心理的にハードルが高く感じるので、5万語ぐらいのGRがもっとあったらいいんじゃないかと思います。

心理的ハードルについては断然同意です!!一般的なPBのあの厚さ!!あの字の小ささ!
英語レベルとか内容が合うかどうか以前の問題です、私には!(本気。必死。)
どうして英米(欧米?)では、あんな「ぶ」厚い本が、普通の厚さとして受け入れられているんでしょうかー。
これ、出版文化の違いかもしれません。
今度、出版関係の人を探して聞いてみます。

〉でもGRのレベルの高いものを読む人は少なそうなので需要があまりないかもしれませんが…。しかし逆にCER6で読んだもので、この内容を倍ぐらいの語数で書いたらもっと細部まで味わうことが出来ておもしろくなって、より一般の本に近くて面白くなって「PBへの橋渡し」として役に立つようになるんじゃないかと思うのですが。

「GR」のマーケティングしてる人に聞いてもらいたいもんですねー。
いったい英国のGRって、非英語圏のナニジンに読まれてるんだろう。。。

でも、そんなことより大事なのは、
「もっと細部を味わいたい」という杏樹さんの正直な気持ちというのは、
杏樹さんが、いかにこれまで堅実に英語を読んでこられたか、
読んだ量に応じた内容理解を深めてこられたか、
ということの現れだと思います。

「GR」という学習本に特有の、適度な物足りなさ具合?(笑)のおかげで、
読者を、「次は本来の原書を読みたい」という欲求へいざなっているのなら、
杏樹さんに読まれ終わった「GR」達も、その存在意義を果たし終えて、幸せに成仏していることでしょう…?

あぁ〜、私も読み終わったペンギンやOBWのスターターちゃん達を並べてお地蔵さんにしたくなってきたー。
祠を建てねば…。尚、お手本は壬生寺です。(笑)

〉●児童書
〉映画を見たので「チョコレート工場」を再読しました。前よりずっとスムーズに読めました。ウンパ・ルンパの歌も感覚がつかめるようになって来ました。本当にこの本は文章にリズム感があって楽しいですね。ぶっ飛んだ展開、少々ブラックな味付け、この文章のリズム感があるからこそ生きるような気がします。楽しいので時々音読しました。多読やってて良かったー、原書で読めてよかったー。

多読やってて良かったー、原書で読めてよかったーっ…っていう言葉、
何度もいろんなところで聞くけど、何度聞いてもいい感想〜〜。
素直に感動する杏樹さん、カワイイです!
(いつも冷静文体って言ってゴメンナサイ!)

〉「Anna of Bizantium」
〉「緋色の皇女アンナ」というタイトルで日本で出版されていて、本は見たことがありました。ビザンティン時代のお話なんて珍しいので読みたいと思って原書を買い置きしていましたが突発的に読みました。最初はわかりにくかったですが、Annaの人生が有為転変でハラハラドキドキ。

こんな凄そうな本を、「突発的に」読んでしまうなんて、
「本能のままに」という言葉通りに生きておられますわあ。

しかしいいなぁ〜。
まだビザンツものなんて、英語で読んだことないです。

しかも、杏樹さん、何といいタイミングに読んだことでしょう!
今のローマ法王(わたしは教皇と書きたいほう)が、トルコ訪問したこの年に!

教皇が訪問した東方教会、イスタンブールの聖ジョージ教会というところです。
(イングランドの英雄の、あの赤い十字のセント・ジョージ→ザンクト・ゲオルグ→あのサン・ジョルディ!あの「ホルヘ」!がトルコにも!)
ここって、1000年前に東西教会が破門しあった現場だったそうなのよ!
世間ではブルーモスクのほうが話題になってますが、こっちもコーフンでっせ!!

いやぁ〜、さすが杏樹さん、無意識に時期が一致してますよー。
本能の世界史クラブね。
最近、クラブ活動報告してないから…とどっかで書いておられましたけど、
大人のクラブ活動こそ、本能のままにやればいいんですから!!(←そう言っておくと、自分にも都合が良いという…)

この際、東西教会和解への道を祈念して、そういうことにいたしませんか。
だって、1000年前のケンカ別れ以来でっせ! 
興奮しちゃいましたよ、わたし。
アンとギルバートの仲直りのレベルじゃありませんもの、1000年ですから。
アンとギルバートの話もかなり好きな話だけど(笑)

多読的に言うと、900万語を超えて1千万語にリーチかかってる人の気分、って感じです。
いやー、どうなっちゃうんだろうか、東西キリスト教も、キリスト教とイスラム教も。
(このへんで深入りはやめときます)

(そういえば、2010年は、平城京遷都1300周年ですね、
関西の皆様、気が早すぎますが、おめでとうございます)

〉●イランのGR
〉ぼちぼち読んでたら本当に片付きません。
〉「The Oil」を読みましたがよくわかりませんでした。このレベルなら楽勝でわかるかと思ったのですが、そうでもありませんね。内容のわかりやすさって単にレベルで片付かないようです。

ペルシア時代の歴史をある程度知っていたほうが良さそうですか?
石油の場合は20世紀だから、もっとリアルな現代中東モノになりそうですね。うぬぬ。。。 あ、もしかして違うオイル? オリーブオイルも多いところだしね。

イランのGR、昨年、実物は見たんですが、
「運動靴と赤い金魚」など有名どころの映画は見てるので、
映画のリトールドくらいは読む気がないわけではないんですが、
な〜〜んとなく白黒が多い印象で、
オールカラーの絵本多読が習慣になってしまっているアタマ(目)には、
いまいち近寄れませんでした。
イギリスのGRに慣れた後に、挑戦したいと思ってます。

そう言えば、イランの大統領の英語ブログ(ペルシア語はもちろん)があります。
わたし、ちらっと見たんですが、あまりに字が小さいので読むのは撃沈しましたが、
コメント欄に読める英文があって、しかも笑えた、というオチがあって!
ここには政治家のサイトを掲載するのは憚られるので、別にご案内しますから見てみてね。
あ? 前に話したっけ?(笑)

〉でも多読って絶対計画通りに進みませんね。一体どうなることやら。

Itakoの予言:
近い将来杏樹さん記「英語は1千万語読み終わってしまったので気が抜けたな〜と思っているうちに、気が付いたら中国語を読んでいて、もうじき中国語多読が300万字です」と書いておられるのが見えます。

〉それではHappy Reading!

And 本能 Reading at 本能寺 Temple !


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.