Re: 4周年&6,953,941語報告

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8792. Re: 4周年&6,953,941語報告

お名前: ありあけファン
投稿日: 2006/11/21(01:24)

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杏樹さん こんにちは
ありあけファン@253万語(多読)/5万5000語(多聴) です

4周年おめでとうございます!!!!

〉11月で4周年になりました。
〉4年になると続けているというよりただ読んでる…って感じでしょうか。
〉やっと大人向けのPBを読むようになって、でもまだすらすらとは読めなくて、「まだまだだなあ」と思ったりもしますが、PB読んでたら分厚いから他人が見たら「すごい」と言います。確かに多読をする前はこんな本はとても読むなんて考えられなかったので、勉強してないのに読めるようになったのはすごいです。やっぱり最初にPGR0を読んで「英語の本なのに読める!」と思った時の気持ちを忘れないでいたいです。

 私も3年前に初めてPGR0で1冊を読んだ時のことが忘れられません.
英語の本を読みたいから読める英語の本を読んでいくだけで,読める英語の
本がどんどんと増えていくんです.本当に,魔法のようだなあ,と時々,
感動しています.
現在では,PGRなどのGR以外にも,ORTを始めとしてさまざまな
LR,そして児童書の数々,絵本,等々,...たくさんの楽しめる洋書を容易に入手できる環境がものすごく充実してきました.
(数年前は,一生懸命勉強したり,何百回も音読したりする以外になすすべがなかったのに比べると,時代の変化を感じます!)

〉●英語と日本語が分離してきた
〉もともと異なる外国語同士は異なる概念の塊りで、置き換えるのは無理なものだと思っていましたし、「訳す」のと「理解する」のは別物だということもわかってました。しかし多読をしているうちに英語の感覚が育ってきたらしく、日本語とは違う捉え方で受け止めることが出来るようになってきたみたいです。
〉先日京都文化博物館へ行きました。お目当ては兵馬俑の特別展ですが、同行者がいたのでついでに常設展にも足を運びました。(一人だったら飛ばしてたと思う)。常設展は京都の歴史と文化です。その中で洛中洛外屏風などの展示がありましたが、英文表記を見てみますと屏風は「screen」になっていました。同行者は多読や英語の勉強をしていないので、「スクリーン」というのはなんだかおかしいと感じたようです。確かに現在日本語の中で使われている「スクリーン」では屏風とは全く違うものです。しかし私には英語でScreenってこういうもの全体を指すのかーと思って英語の頭で理解したら全然おかしく感じませんでした。
〉日本のものを英語で説明していると、カタカナ英語に引きずられるせいか「おかしい」と思うことは今までありました。しかし日本にしかないものを英語で表してるなら英語の語彙で説明するしかないわけで、それなら全然おかしくないと感じられるようになってきたようです。

 なんと,カタカナ英語の問題も多読で解決できるのですね!
 実は,私もカタカナ英語には散々な目にあっています.
気持ちよく読んでいても,日本語の概念に引きずられやすいんです.
でも,いろいろな場面に出会っているうちに,徐々に英語でのイメージが
できていく,ということですね.
私はまだまだ,その域には程遠いようですが,楽しみにしています.

〉●語数のポイントはヒストリカル・ロマンス
〉さて、600万語を通過したのが3月ですので今までに比べると速いペースです。これというのもヒストリカル・ロマンスのおかげです。1冊の語数が多いので、何冊か読んだらあっという間に語数が増えました。
〉そして最初ロマンス本と言うジャンルには興味がなかったのが「ヒストリカル」というジャンルがあるのを知って、「シドニー・シェルダンでPBデビューはイヤ」という天邪鬼のため一体何でデビューを…と思っていたのにぴったりだと思い、本を何冊か積んでありました。
〉で、GRがまだ1冊残っているのに積んでる本を探して確認してたら読みたくなったので読んでしまいました。でもなんで1冊残すかなあ。多読は私に「本能のままに生きる」ことを教えてくれたような気がします。

〉そのヒストリカル・ロマンス1冊目「Lady Sophia's Lover」は最初ぜんぜんわからなくて、書評のあらすじを頼りに飛ばしまくって読みました。登場人物が把握できないところもありましたが、後半おもしろくなってきてエンジンがかかりました。
〉そしてこの本の続編に当たる「Worth Any Price」を読んだらおなじみの人物が出てくるせいもあって、「Lady Sophia's Lover」より話に入っていきやすくて、やはり後半ハラハラさせる展開で勢いで読みました。
〉それから「Suddenly You」「How to Marry a Marquis」「The Viscount Who Loves Me」と立て続けに読みました。

 ロマンス,いいですね.
レベル3ぐらいでも読めるのは結構あるのかな?

〉さて、それ以外に読んだ本です。

〉●まずPB前に読んだGR
〉「Captain Corelli's Mandrin」(PRG6)
〉けっこう波乱に満ちた内容でおもしろいんですけどね、最後はちょっと「そんなぁ〜」と思いました。誤解のせいでその長い年月は一体なんだったのかと…。

〉「Scarlet and Black」(PRG6)
〉GRの多読セットを全種類そろえたのでもらったおまけ本です。スタンダールの「赤と黒」です。内容はわかっているので読みやすいかと思ったらそうでもありませんでした。あらすじを知っているのでそれを頼りにやっと読んだという感じです。
〉どうもPGRって読みにくいものが多いです。

〉ここからはCER6が続きます。CERはオリジナルなので、レベルが高くなると普通の本を読んでいる感覚で読めます。どれもおすすめです。
〉「A Love for Life」
〉恋愛や仕事など、現代の女性の生き方を描くお話。
〉「The Way Home」
〉短編集。短編の魅力が楽しめます。
〉「He Knows too Much」
〉不当に解雇された社員が会社の不正を暴露する話。最後にはインド思想までからんできます。

〉PBを読んでみますと、やはりGRはずっと凝縮された内容だったんだなと思うようになりました。PBって本当にじゃんじゃん飛ばしても読めるんですね。しかも話の進み方がGRはずっと早いです。

〉そこで思ったんですが、GRはレベルの高いものでは、もっと細かい描写を増やして長いものがあったらいいのになー、と。PBはいきなり分厚いので、GRから移行するには長さが心理的にハードルが高く感じるので、5万語ぐらいのGRがもっとあったらいいんじゃないかと思います。

〉でもGRのレベルの高いものを読む人は少なそうなので需要があまりないかもしれませんが…。しかし逆にCER6で読んだもので、この内容を倍ぐらいの語数で書いたらもっと細部まで味わうことが出来ておもしろくなって、より一般の本に近くて面白くなって「PBへの橋渡し」として役に立つようになるんじゃないかと思うのですが。

 その通りですね!!
GRのレベルの低いものもでも5万語ぐらいの語数のものがあってもいいような気がします.
特に,GRは途中の描写や説明が簡略されているがゆえに,ストーリーの
波に乗り損ねてしまいやすいんですよ,私は.
でも,書くほうにしてみれば,文法と語彙の制限があるから大変なのかもしれません.

〉●児童書

〉映画を見たので「チョコレート工場」を再読しました。前よりずっとスムーズに読めました。ウンパ・ルンパの歌も感覚がつかめるようになって来ました。本当にこの本は文章にリズム感があって楽しいですね。ぶっ飛んだ展開、少々ブラックな味付け、この文章のリズム感があるからこそ生きるような気がします。楽しいので時々音読しました。多読やってて良かったー、原書で読めてよかったー。

〉「Anna of Bizantium」
〉「緋色の皇女アンナ」というタイトルで日本で出版されていて、本は見たことがありました。ビザンティン時代のお話なんて珍しいので読みたいと思って原書を買い置きしていましたが突発的に読みました。最初はわかりにくかったですが、Annaの人生が有為転変でハラハラドキドキ。

〉Mr.Putter & Tubbyシリーズ
〉「Mr.Putter & Tubby Bake a Cake」
〉「Mr.Putter & Tubby Pour the Tea」
〉「Mr.Putter & Tubby Pick the Pears」
〉「Mr.Putter & Tubby Fly the Plane」
〉猫に引かれて読みました。Mr.PutterとTubbyのお年寄りコンビの暮らしぶりがいいです。

これは,私も今,読んでいるシリーズです.
心が和みます.

〉「Rowan of Rin」
〉全巻そろえたんですが、1巻だけ読みました。デルトラ1巻でもそうだったんですが、最後にどうやって解決したのかいまいちわからず…。内容がつかみにくかったので、結局1巻で止まってます。誰かこの本の魅力を教えてください。

〉●イランのGR
〉ぼちぼち読んでたら本当に片付きません。
〉「The Oil」を読みましたがよくわかりませんでした。このレベルなら楽勝でわかるかと思ったのですが、そうでもありませんね。内容のわかりやすさって単にレベルで片付かないようです。

〉さて、不幸シリーズを片付けたのでロマンス本に戻ることにしました。
〉「How to Marry A Marquiss」に出てきた登場人物が出てくるということで「To Catch An Heiress」を読んでみました。面白くてわかりやすかったです。
〉ここで6,953,941語になりました。あと5万語足らずの本で700万語通過を目指そうかと思ったのですが、タドキスト大会に参加はしないものの、それまでにロマンス本をある程度まとめて報告したいと思って参考にしてもらえないかと思う気持ちもあり。またちょうどいい語数の本が見つからないので、結局10万語以上ある本を読み始めてしまいました。読み終わったら「PBの広場」でロマンス本のまとめ報告をします。

楽しみにしています.

〉それが終わったら上海で買ってきた本を読み、ロマンス本と交互ぐらいに読めたらいいなと思うのですが…。でも多読って絶対計画通りに進みませんね。一体どうなることやら。

〉それではHappy Reading!

杏樹さんの5年目も HAPPY READING!!


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