[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(05:03)]
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お名前: たまこ
投稿日: 2006/10/2(22:00)
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たまこです。
9月18日に500万語通過しました(3年2ヶ月)。
最近は特に報告するような事もないなぁと思っていましたが、読書手帳を見ていると300万語を超えてからPBを結構読んでいる事に気が付きました。
今回はPBについて思ったことを報告しようと思います。
PBの他にひとつだけ進歩を感じる事がありましたので、それも報告します。
【進歩を感じたLOLA ROSE(Jacqueline Wilson)(ちょっとネタバレ)】
以前、167冊目680,000語頃にLOLA ROSEをislaverdeに借りて読み始めました。
でも当時の私にはかなりキリン本で、読みにくくて読むのがツラクて86頁で投げました。
いつかは再挑戦しようと思っていましたが、トラウマになっていて、まだ読めないかもしれないと思い、ずっと再挑戦を延期していました。
昨年末にislaverdeさんから、再挑戦を!と言われ借りたのですが、それもずるずる延ばしていました。
さすがに半年以上本を借りっぱなしだったので、464冊目4,800,000語頃に読みました。
すると、スルスル読めるんです。しかも面白いと思えるんです。
100万語通過時から比べてそれほど語彙数が増えたとも思えないのですが、やっぱり何かが違うんだと思いました。
どういう風に進歩していたかと言うと・・・
(ここからちょっとネタバレ)
主人公のお母さんがくじで高額賞金をあてるのですが、ある日そのお金がなくなります。
以前読んだときには、お母さんが盗まれたと言うので、盗まれてお金がなくなったと思っていました。
islaverdeさんに「買い物をしてお金を使いすぎてなくなるんですよ」と聞いたのですが、どう読んでもその部分がわかりませんでした。
(ストーリー的には、たくさん買い物をしていたので、盗まれたより使いすぎとは思っていたのですが)
今回読むと、確かにお母さんが盗まれたと騒いでいます。
でもその場で主人公が、ほらあれも買ったしこれも買ったし、それを全部足すとなくなった金額と同じじゃない、とお母さんに説明します。
主人公が説明をする場面は決して難しい単語で説明しているわけではありません。
でも以前はその部分が読み取れませんでした。
多分そういう事の積み重ねで、この本を以前は難しいと思い、今回はスルスル読めたのだと思います。
やっぱり進歩しているんですね。
量が解決するんですね。
これからも焦ることなくいっぱい読んでいこうと思います。
【PB報告】
私は学生時代、英語が本当に出来ませんでした。
英語ができるようになったり、ハリーポッターが原書で読めるようになれば良いなぁとは思って多読を始めました。
仕事や日常で英語が必要な状態ではありません。
現在、多読暦3年2ヶ月ですが、レベル4くらいなら、すらすら読める状態です(本当かぁ?ちょっと怪しいです・・・自称レベル4・・・です)。
レベル5のダレンシャンは少し難しいと感じます。
そんな私が読んでいるPBを紹介したいと思います。
PBを読んでみたいが、まだまだだわぁと思っている人の多くが、案外読めるのではないかと思っています。(何せ、私が読めているので)
是非チャレンジしてみてください。
《PBを読むコツ》
私がまだ100万語を超える前に、近眼の独眼龍さんからお聞きしたコツです。
「レベル4が読めれば、あとは忍耐力。忍耐力があればPBは読めるようになる!」
本当にその通りでした。レベル4が読めるようになれば、あとは10万語の本を読みきる忍耐力をつければPBは読めます。
《「本を読んだ」というマジック》
「○○を読みました」と聞くと、この人はきっとほぼ100%理解して読み終わったのだろうと思ってしまいます。
しかし、これを自分に置き換えて考えてみると、本によって理解度が低いものもあれば結構わかるものもあり、幅があります。
でも、他の人からみたら、私も100%近い理解度と思われたりするんでしょうねぇ。(思わない?私を知っている人はそう思わないと思いますが・・・)
理解度が30%であっても読んだことには変わりありません。
そう開き直れれば、きっとどんな本でも読めるんだろうと思います。
(理解度が100%近くても、長時間たつとストーリーを忘れてしまって30%くらいしか覚えてなかったりするので、そう考えると同じ?)
理解度が高くないとダメだという固定観念を捨てると、PBはすぐそこにあります。
《PBの世界》
PBを読む前はPBを1冊でも読めるようになれば、その後はどんなPBも読めるようになると思っていました。
大きな間違いでした。
PBの世界はGRと同じようにPB的レベル0からレベル9(それ以上?)まであります。
PB的レベル0のものはGRの上のレベルよりむしろ読みやすいです。
PB的レベル分けがすすむとPBも選びやすくなると思います。
今は掲示板やオフ会でのクチコミ情報に頼っている状態です。
そういうわけで、私的PB情報を書いてみました。
(書評にPB的レベルがあると便利ですよねぇ・・・)
《私が読んだPB紹介》
注意!たまこ的YLですが、私にとっては総語数の多さは読みにくい要素ではありません。
10日かかろうと1ヶ月かかろうと気になりません。
総語数が多いとツライ人は総語数を参考にしてください。
●376冊目、2,800,000語頃、Sky is Falling(Sidney Sheldon)総語数82,000語、
面白さ★★★★★、私の理解度80%、たまこ的YL5、読みやすい英文、語彙は難しくない
易しい英語の文章で難しい単語はほとんどでてきません。ストーリーも娯楽的でぐいぐい読めます。
初めてのPBでお薦めされるだけの事はあるなぁと思いました。
Sheldonは嫌い、王道は嫌いというのでなければ、初PBにお薦めです。
PBへの恐怖がなくなります。
ところで、私は読後数ヶ月で誰が犯人だったとか動機はなんだったとかは忘れてしまいました(単に年のせいだろうかぁ・・・)
今思えばもう少し早い時期に読んでも読めたかもしれません。
●402冊目 、3,100,000語頃、The Notebook(Nicholas Sparks)総語数51,000語、
面白さ★★、私の理解度80%(後半30%)、たまこ的YL6、読みやすい英文、語彙は難しくない
前半と後半で時代が変わります。
前半は胸キュンで面白かったのですが、後半は話がよくわからなくなってしまいました。
しかも他の本の紹介のところまで本文と思って読んでしまい、更に話がわからなくなりました。
という訳で面白さは星2つだし、理解度は前半と後半で異なります。
●436冊目、3,700,000語頃、The Best Laid Plans(Sidney Sheldon)総語数100,000語、
面白さ★★★★★、私の理解度80%、たまこ的YL5、読みやすい英文、語彙は難しくない
やっぱりSheldonは読みやすいです。
●443冊目、3,900,000語頃、Answered Prayers(Daniell Steel)総語数110,000語、
面白さ★★★★、私の理解度80%、たまこ的YL5、読みやすい英文、語彙は難しくない
Daniell steelも易しい英文でした。
女性から見た理想の恋愛ってこんな感じだろうなぁというストーリーでした。
●444冊目 、4,000,000語頃、Skipping Christmas(John Grisham)総語数46,000語、
面白さ★★★、私の理解度60%、たまこ的YL6、やや読みやすい英文、ちょっと難しい語彙あり
クリスマス用語でちょっと難しい単語があります。
でもGrishamとしては読みやすい本だと思います。
(まだ2冊しか読んだ事ありませんが)
この本が読めたばっかりにGrishamが読めると勘違いしました。大間違いでした。
●449冊目、4,100,000語頃、Night Fall(Nelson Demille)総語数154,329語、
面白さ★★★★★、私の理解度40%、たまこ的YL8、読みやすい英文、語彙は難しい
すっきりした終わり方ではないので、一人で読む人には消化不良があるかも。
読後、数人で語りあう事ができればネタは豊富にあるので、盛り上がります(楽しいです)。
途中でだらだらしているので、停滞する人も多いです。
ところで、私は難しい単語が多くて理解度が低かったのですが、主人公が人の質問に素直に答えない奴(何を言っているのかはいまいちわからなかったのですが)で、結構下品な奴(Pで始まる下品な言葉などを言ってるからなんですが)だというのが何故か雰囲気でわかりました。
Nelson Demilleってすごい作者です!
●450冊目、4,200,000語頃、The Street Lawyer(John Grisham)総語数107,000語、
(34,555語までで投げ 145/449頁)
面白さ★、私の理解度10%、たまこ的YL9、読みにくい英文、語彙はたいへん難しい
小さな伏線が随所に散りばめられ、それが次のポイントだったりするので、細かいところを読み飛ばししている私は(語彙等が難しくて読み飛ばし)、何がなんだかわからなくなりました。
何がなんだかわからなくなったので、面白くなくって、投げました。
でもいつかはリベンジします!
●455冊目、4,300,000語頃、Master of the Game(Sidney Sheldon)総語数197,000語、
面白さ★★★★★、私の理解度80%、たまこ的YL5、読みやすい英文、語彙は難しくない
Sheldonは読みやすい!!
ストーリーも次から次に展開していき、ぐいぐい引きづりこまれていきました。
Sheldonにしてはいまだにストーリーを覚えています。
●456冊目 、4,500,000語頃、Message in a Bottle(Nicholas Sparks)総語数103,000語、
面白さ★★、私の理解度80%、たまこ的YL5、読みやすい英文、語彙は難しくない
主人公の相手役(男性)に納得がいかず、面白さは星2つです。
でも私が納得がいかないと思えるのだから、相当読みやすい英文であることは間違いないです。
●457冊目 、4,600,000語頃、Mackenzie's Mountain(Linda Howard)総語数65,000語、
面白さ★★★、私の理解度60%、たまこ的YL8、やや読みにくい英文、語彙は結構難しい
初ロマンス本。ちょっと読みにくい英文でした。
でもむふふは随所に。
●463冊目 、4,700,000語頃、Dying to Please(Linda Howard)総語数104,000語、
面白さ★★★、私の理解度70%、たまこ的YL7.5、やや読みやすい英文、語彙はまあまあ難しい
Mackenzie's Mountainより英文が読みやすかったです。
ミステリーで100万語に紹介されていますが、ミステリーとして楽しむには??でした。
むふふはいっぱいありました。
●467冊目、4,900,000語頃、Lady Sophia's Lover(Lisa Kleypas)総語数91,000語、
面白さ★★★★、私の理解度50%、たまこ的YL7、やや読みやすい英文、語彙は結構難しい
セクシャル度は星5つでした。大人の階段をひとつのぼりました。
ヒストリカルなので、知らない単語が結構でてきて、ちょっと読みにくかったです。
ここまで長々とおつきあい頂き、ありがとうございました。
これからもHappy Readingします♪
皆さんもHappy Reading♪♪
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