Kaakoさん、多読4年おめでとうございます。

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8423. Kaakoさん、多読4年おめでとうございます。

お名前: footprint
投稿日: 2006/9/7(14:23)

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Kaakoさん、こんにちは。footprintです。

〉Kaakoです。久しぶりの報告です。

〉気がついたら記念日を過ぎてしまっていました。
〉多読の記念日は8月23日。

〉SSSの多読を始めて4年になりました。気がついたら4年。
〉3周年からのこの一年、なんと100万語しか増えていません!!!
〉実感と違うのです。もっと読んだ気がしていたのです。
〉絵本ばかり読んでいたり、洋書を読んでいない日もあったり、
〉そういえば、新しく興味を持って始めてしまった事もあったし。
〉うーん、ちょっと寂しい報告です...

私は、3年半です。100万語読むってけっこう大変ですよね。

〉*読んだ本の中で印象に残っている本

〉★絵本

〉Coolies / Yin
〉 漢字で書くと「苦力」。1800年代の中頃、中国で飢饉がありました。
〉 そして、アメリカでは、奴隷にかわる労働力を必要としていました。
〉 大陸を横断する線路を引くために雇われてきた中国人労働者、クーリーの二人の少年が主人公。
〉 過酷な労働と差別を絵本にしてあります。

〉The Selfish Giant / Oscar Wilde
〉 オスカー・ワイルドの児童書を絵本にしたもの。
〉 自分の庭から、遊んでいた子ども達を追い出してしまった巨人。
〉 自分ひとりで楽しむはずだった庭には、それ以来春が来なくなりました。

〉 心の平安は一人だけではなかなか得られないもの。
〉 巨人は庭を子ども達に分け与えたけれど、巨人こそが大きな物を得たのですね。

〉Crow Boy / Taro Yashima  
〉 ちびと呼ばれたその少年は、「ばかでのろま」だといつもばかにされていました。
〉 そんなふうに5年がたち、6年生になった時、ある先生が赴任してきます。
〉 ちびはその先生に認められることで自信を持つことができる。
〉 
〉 以前、ポロンさんに絵本の会で紹介してもらった絵本です。
〉 ポロンさんの紹介を聞いていて、涙が出そうになりました。
〉 認められることの大切さ、「違い」を認めることのできる心がどれだけ大切か。
〉 たくさんの人に読んでもらいたい絵本です。

〉The Happy Hocky Family
〉 面白いです!おとなは大笑いすると思います。
〉 でも、これを読んで幼児が大笑いするとは思えません。
〉 絵本って子どものためだけにあるのじゃないんですね。

〉The Treasure
〉 “Dawn”のシュルビッツさんの絵本です。
〉 「そばにあるものを見つけるために、ときには遠くまで出かけてゆくことも必要なのだよ」
〉 美しい絵とともにこの言葉が心に残りました。

〉The Conquerors
〉 とある国がありました。彼らは、次々と他の国を征服してゆくのです。
〉 彼らは、征服されることはその国(征服される国)にとって良いことだと考えているのです。
〉 そして、ある小さな国だけが征服されずに残りました。
〉 彼らはまた兵隊を送ってその小国を征服しようとするのですが、ちょっと様子が違います。
〉 
〉 自分達の価値観だけが正しいと考え、その価値観をおしつける。
〉 かの大国を連想してしまうのは私だけでしょうか。

〉The Kamishibai Man
〉 “Grandfather's Journey”などでお馴染みのAllen Sayさんの本です。
〉 テレビができて、忘れ去られた紙芝居。でも、それで育った人たちが大人になった時
〉 思い出すのは、テレビではなくて、紙芝居だったのですね。
〉 私が子供の頃にはもう紙芝居屋さんはいなかったけれど、なつかしいような風景です。

〉What Do You Say, Dear?
〉What Do You Do, Dear?
〉 センダックさんの絵本を2冊。楽しい絵本です。
〉 絵本の会で、「なんて言う?」っていいながらテレジアさんに紹介してもらって楽しかった絵本です。
〉 一人で読むより、誰かとそんなことを言いながら読むと楽しいと思います。

〉Sylvester and the Magic Pebble
〉 誰もがご存知のお話ですが、何度目かの再読です。
〉 子どもが突然いなくなって悲しむ両親...涙がでてきました。
〉 子どもの時に読んだら「おかあさん、お父さんに会いたいよー」って
〉 シルベスターの気持ちになって読んだと思います。

絵本はあまり読んでませんでしたが、最近少しずつ読むように
なりました。

〉★児童書

〉Lottie and Lisa
〉The Flying Classroom
〉 ケストナーの本を2冊、図書館でおかりしました。
〉 子供の頃読んで大好きだったケストナーです。
〉 飛ぶ教室、大好きでした。大人になって読み直してもっと好きになりました。
〉 子供の頃は、決闘の場面なんかにドキドキした覚えがありますが、
〉 今読むと、時代背景などと共に、子ども達の気持ちがいきいきとしていました。
〉 
〉The Lion, The witch and The Wardrobe
〉Prince Caspian
〉The Vayage of the Dawn Treader
〉 ナルニア国物語を2冊。ライオンと魔女は再読でした。
〉 これも、子供の頃夢中になって読んだ本です。
〉 でも、結構難しいことが書いてあったりして、子供の頃は読み飛ばしていたのでしょうね。
〉 (魔女の母親がどうこうというあたり)
〉 再読して、以前よりずいぶん楽に読めていて嬉しかったです。
〉 多読は基本的に独学なので、なかなか「上達したわ!」なんて感じることが少ないかもしれません。
〉 でも、ある時、何気ない時に感じることができます。
〉 覚えるともなしに覚えてしまっている言い回しが口をついて出てきたりして。
〉 今回のように再読した本が、以前よりはっきり、すっきり霧が晴れたように読めたりして。

〉Kira-kira
〉 1950年代から1960年代、貧しい日系アメリカ人の家族のお話です。
〉 その家族の二人の姉妹、妹のケイティが姉のリンが残した日記を読みながら
〉 彼女(ケイティ)の目を通して語られて行きます。

〉 当時の人種差別。苦しい生活の中で両親は懸命に3人の子ども達を守り、育てます。
〉 姉のリンが深刻な病気になり、ますます苦しくなる生活の中で、
〉 親たちは寝る時間もなく働き、疲れ果て、まだ幼いケイティが姉の面倒をみ、小さな弟をかわいがる、
〉 その生活は子どもの目を通して描かれていることで、なおさら胸に迫ります。

これは読みました。

〉The Butterfly Lion
〉 ある日、寄宿学校で学ぶ10歳の少年が、そこを逃げ出します。
〉 逃げ出す途中、老婦人に出会い、お茶を飲みながらその老婦人の話を聞くのです。
〉 もうずいぶん前、同じように寄宿学校を逃げ出した少年バーティーと白いライオンの話を。
〉 
〉 シンプルな英語で、語りかけられるような文章で、読んでいる間とても心地よかったです。
〉 お薦めの一冊。

〉Dustbin Baby
〉 みなさんご存知のジャクリン・ウィルソンの本。
〉 
〉 エイプリルは誕生日に養母とちょっとしたことで言い争いになってしまいます。
〉 そして、14年間自分のたどってきた道をたどる旅に出てしまいます。
〉 たった一日の、14年分の旅。
〉 一日の旅でエイプリルがたどり着いたのは、自分を思ってくれている人が居るのだということ。

〉 母が自分を捨てたのは何かよんどころない事情があったに違いないと信じて、
〉 あれこれ想像する気持ちはいたたまれない気持ちになりましたが、出会えてよかった一冊でした。

〉Because of Winn-Dixie
〉 オパールは10歳。牧師の父とふたりで新しい町に越してきたばかり。
〉 母はふたりを残して出て行ってしまって、オパールは顔もよく覚えていない。
〉 まだ友達もできない、そんな夏のある日、オパールはうすよごれた野良犬と出会う。

〉 単語もやさしく文章もシンプルなのですが
〉 なんとも心に甘いような、切ないような、悲しいような、そんな何かが漂うのです。
〉 お話の中に、キャンディーが出てくるのですが、それがそのような不思議な味なのです。
〉 まさに、登場人物たちと一緒にその味を味わっているかのようでした。

この本の主人公は(表紙でズボンをはいているので)、男の子だと思って読んでました。(^^;)

〉★PB
〉 私が読んでいるのは、ほとんどが絵本、児童書です。
〉 なので、大人向けのPBはこの100万語の中にわずかに2冊です。
〉 (印象に残るもなにも、2冊ですから忘れませんよね。)

〉The Dead Zone

〉 高校教師のジョニー・スミスは大変な交通事故にあい、
〉 医師もあきらめるような昏睡状態に陥ります。
〉 4年半もの昏睡状態の末、奇跡的に意識を回復するが、
〉 その間に失ったのは時間だけでなく、恋人も。
〉 意識を回復したジョニーに残されたのは身体の傷、と心の傷。
〉 それに人に触れただけでその人の未来や過去を見てしまう能力。
〉 その能力がジョニーの孤独をさらに深めてゆく。

〉 クリストファー・ウォーケン(主演)の映画を観てストーリーは知っていて
〉 是非読みたいと思っていたスティーブン・キングの本です。
〉 絵本ばかりしか読んでいないのに、読めるのですね、不思議なことに。
〉 なぜだかはうまく説明ができないのですが、多読の効果なのは確かです。
〉 PBだって難しい知らない単語ばかりで書かれていなくて、
〉 児童書に出てくるような単語や表現もたくさん出てくるのですね。
〉 
〉The Da Vinci Code

〉 映画にもなって、映画を観るまでに読みたいと本棚から出してきました。
〉 半分くらいまで読んで、「まだ最初に人が殺されてから夜が明けていない」と気がつきました。
〉 あちらこちらとパリ中を逃げ回っていたから、ずいぶん時間がたったように思っていたけれど
〉 この話、500ページ近くあるけれどたった3日ほどなんだー。
〉 この本を3日で読めるようになったらもっとスピード感のある話に感じるんでしょうね。
〉 この本は章が細かくて、短い章は1ページしかないほどだったので、
〉 少ししか読めないような時にも読めてました。
〉 PBをドンドン読める人には、かえって細切れな感じがするかもしれませんね。

30P位読んでそのままです。確かに夜が明けてなかった。

〉*近況報告

〉 多読を始めてからやめてしまった英会話教室、
〉 去年の夏からもっと自分に合っていそうなところを探して通い始めました。
〉 去年の夏あたりから、急に「英語が話したい!」と思い始めたのです。
〉 でも、教室に生徒が集まらなくって中断。最近また違う先生の教室へ。
〉 英語を話したくなるなんて思ってもみなかったので、自分でも意外な気がします。

私も行き始めました。まだ1回だけですが。
(詳しくはオフで)

〉 
〉 ごくごく最近、シャドーイングを始めてみようと思いはじめました。
〉 何回かやってみては続かなかったので、今度はどうかなぁ。
〉 大阪でのミニシャドーイングオフがいい刺激になりました。
〉 「続けている人はどんなふうに変わっていっているのかしら?」
〉 という素朴な疑問も抹茶アイスさんの録音して記録されていたのを聞かせてもらって
〉 続けることのすごさもとてもよくわかって、ミニといいながら、影響は大でした。
〉 酒井先生、大阪に来てくださってありがとうございました。
〉 抹茶アイスさん、じぷたさん、お二人のシャドーイングに影響をうけました。ありがとう!

Shadowingはなかなかできません。

〉 
〉・・・・おまけです・・・・

〉 私が多読を始めて半年以上たった頃だったでしょうか、主人が洋書を読み始めました。
〉 最初は見栄もあってか難しい物に手を出していました。
〉 でも、枕元に、そっとGRを積んでおくと読んでいる様子。
〉 知らん顔してみて見ぬふり。
〉 やさしいGRも少しは読み、その後も会社の行き帰りに洋書を持って行っています。
〉 それも、私が多読4年ですから、主人も3年以上になるわけです。
〉 多読の記録をつける人ではありませんので、
〉 思い出せるだけの彼が読んだであろうPBを書き出して私が語数を数えてみましたら
〉 240万語を越えていました!
〉 私が知らないうちに読んでいる物もあるので、本当はもう数冊PBを読んでいると思いますが。まぁ、いいか。
〉 
〉 私の本棚から「深刻じゃなくて、気楽なのない?」と選んでいた本は
〉 まりあさんの「ミステリではじめる英語100万語」に載っていたコージーミステリ。
〉 ゴールディーシリーズです。これを#1 、#7〜#11と読んでいます。
〉 Hobbitは読んでいましたが指輪物語はあまり好きでないようです。
〉 アガサ・クリスティーは「ポアロのものはポアロが変な英語喋るから読みにくい」そうです。
〉 「ミスマープルのものほうが読みやすい」と言っていました。
〉 アガサ・クリスティーを読もうと思っておられる方にちょっと参考になれば...
〉 最近読んでいるのは、007のシリーズ。表紙がかっこいいので買ってきたのです。これを5冊読んでいます。

〉 指輪物語が好きじゃないのにハリーポッターは#5まで読んでいます。うーん、傾向がわかりませーん。
〉 二人で多読をすれば本代の節約になるかと思いましたが、読む本が全然違うのであてがはずれました。
〉 でも、まぁいいか。

〉 私は、これからも、たぶん絵本や児童書を中心に読んでゆくと思います。
〉 だって、読みたいものはまだまだ山積み。
〉 まりあさんの「ミステリではじめる英語100万語」で、もっと読みたい本が増えてしまいましたから。
〉 楽しみも山積み!
〉 
〉 それではこれからも、みなさんとご一緒に Happy Reading〜!
〉 

これからも、ご夫婦で、Happy Reading!


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