[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(22:45)]
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"Julie"さんは[url:kb:7803]で書きました:
〉yamasina さん、270万語おめでとうございます。Julie です。
ありがとうございます。
〉Howl's Moving Castle は魔法で場面が飛ぶのに付いていけず、
〉難しくて投げました(700万頃のことかな)。
〉でもね、英語苦手だった方で400万語くらいで
〉見事にするっと読んじゃった方がいる・・・。
〉あまり細かいことにこだわって、ちまちま読むより、
〉飛ばし技の上手い人のほうが読めちゃうこと、ありますねえ。
"Howl〜"は、家内が邦訳を読んで結構気に入ったらしく、いろいろ
情報を吹き込まれてしまったのが仇となったかもしれません。
ハウルとソフィーの恋愛を軸に読もうとしてしまったために、彼らの
心の動きがさっぱり読み取ることができず。。といった感じです。
知らなきゃ、飛ばしてたでしょうに。
〉〉***
〉これは私も以前すごく考えていたところです(爆)。
〉作者が吟味した言葉だから、すべての語を味わいたい、と思う気持ち。
〉その一方で、読書は十人十色でもあるわけです。
〉作者の言葉に、読者は何を想像したってかまわない。
〉『なんとなくクリスタル』のように、出てきたレストランに
〉片っ端から行ってみるというガイドブックのような
〉読み方をしてもかまわない。
〉「インディアンは怖いのだ、殺していいのだ、白人ばんざい」という
〉当時の小説を読んで、作者の意図?とは裏腹に、
〉「こんなグロテスクな小説を書くなんて白人はダメだ」
〉と考えてもかまわない。
〉読者は、何を感じてもいい自由がある。
〉読書ってなんなんでしょうねえ。
「誤読の自由」や「飛ばす自由」を読者は持っていると私も思います。
しかし、私は、その自由を行使しているわけではなく、しかたなく
飛ばしているんですよね。悲しいかなぜんぜん自由じゃないのです。
といっても、べつにネガティブな気分ではないですよ。念のため。
十分面白いですから。
〉話が飛躍しましたが、飛ばしている単語にも、なにかを感じています。
〉音や、その単語があることで生じる間合いとか。
〉そういう何かぼうっと感じていることの積み重ねが、
〉小説読みを育てていくのでしょうか。
間合いは感じますね。語呂とかリズムとか。
あ、小説読みに限らず、漫画でも映画や音楽でも、その楽しみ方は
だんだん身につけるもの、と思います。(プリミティブなもの以外)
初めてぱっと見てもなかなか楽しめないものでしょう。
ではでは。happy reading!
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