600万語通過ともうすぐ3周年になります〜

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7757. 600万語通過ともうすぐ3周年になります〜

お名前: もる http://moruread.exblog.jp/
投稿日: 2006/4/25(23:11)

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こんにちは、もるです(^^)

600万語を通過したので報告します☆

500万語〜600万語の中で読んだものは以下のとおりです。

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The Chronicles of Narnia
Rowan of Rin
Howl's Moving Castle
1984
ARTEMIS FOWL

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「1984」以外は全てシリーズです。
「Rowan of Rin」が特に大ヒットでした!
DELTORAでおなじみのEmilly Roddaさんの別シリーズです。
下記の本紹介で(とはいえ、私のブログから引用しているところが多いですが……)
しつこいほどプッシュしているので、もし興味を抱いていただけましたら
読んでくださると嬉しいです(^^)

また、もうすぐ3周年です♪
2003年の6月に始めました。
きっかけは、ずばり大学受験のためでしたが、今では完全に趣味と化しました(^^)
だんだん100万語を読む期間が長くなっているので、
あと2年で1000万語というわけにはならないと思いますが、
これからもマイペースに大好きなファンタジーを読んでいこうと思います☆

以下、500〜600万語の間に読んだ本の紹介です。
相当長いので、お時間があるときにでも、ザザッと目を通していただけると幸いです。

もる

■■■■■■本紹介■■■■■■■■■■■■■■■■■

【The Chronicles of Narnia】

#2 The Lion, the Witch, and the Wardrobe
#4 Prince Caspian
#5 The Voyage of the Dawn Treader
#6 The Silver Chair
#3 The Horse and His Boy
#1 The Magician's Nephew
#7 The Last Battle

映画でも大ヒットの「ナルニア国ものがたり」です!
↑のように、筆者の執筆順に読みました。

Narniaは勧善懲悪で、正統派の超王道ファンタジーです。
そしてNanriaの世界には、喋る動物や、フォーン(上半身が人間で、下半身が馬な種族です)、
ドワーフなど、ファンタジーが好きな人にとってはたまらない言葉がたくさんでてきます(^^)

王道なので(Narniaが最初のルーツかもしれませんが)予測しやすい展開ですが、
それでも引き込まれてしまいます。面白いです!さすが名作だと思いました。

私的お気に入りは後半の3つ、#3・#1・#7です。

#3 The Horse and His Boyは、王道中の王道で、
主人公の正体もなんとなく想像できてしまいましたが、
それでも先が気になって気になって仕方ありませんでした!!
王道はありふれているからつまらないよなあ……という考えが改まりました。
面白いものは面白いです!!
王道が王道たるゆえんを実感しました。

#1 The Magician's NephewはNarniaの創世の秘密が明かされるということで、
とても楽しみにしていた巻です。
やっぱり面白かったです!
なぜwardrobeがNarniaとつながっていたのか、
なぜlamppostがあんなところにあったのか……
これらがきちんと解明されていくのがとてもよかったです(^^)

#7 The Last Battleは終わり方がとても印象に残っています。
Narniaとは何なのか、私たちがいるこの世界とのつながりは何なのか、
本当の世界とは何なのか……などなど、深いです。壮大です。
哲学が入っていると思います。

とりあえず、私は出版順で読んでいきましたが、今度はナルニアの年代順で読みたいと強く思いました。
多分、受け取る印象が変化すると思うのです。
そう思わせてくれる力がNarniaにはありました。
昔から読み継がれているのにも納得です(^^)

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【Rowan of Rin】

#1 Rowan of Rin
#2 Rowan and the Travelers
#3 Rowan and the Keeper of the Crystal
#4 Rowan and the Zebak
#5 Rowan and the Ice Creepers

DELTORAの作者Emily Rodda氏の別シリーズ、
ROWANです!

表紙がモンスターで(別バージョンもありますが)ちょっと引いてしまうかもしれませんが、
DELTORAと同じように展開が早く、ハラハラドキドキの大冒険、面白いです!

さすがDELTORAでおなじみのEmily Roddaさんです、面白い!!

DELTORAと同じような紹介になってしまいますが、まず、展開が早い!
3万語くらいしかないので、どんどん進みます。
途中で飽きがきません。
ハラハラドキドキ感が持続します!

謎解きもいい感じです(^^)
ROWANシリーズは、毎回rhymeがあり、その一文一文を解読していく形で進んでいきます。
言葉遊びといいますか、比喩調です。

なので、rhymeは難しめですが、解いていく過程でキャラが説明してくれるので、
最初は飛ばしていても全く大丈夫だと思います。

そして伏線です。
本当に上手いと思います。
最後にちゃんとつながるので、読後感は最高です!
なるほど〜とうなりました。
また、#5では、それまで未消化だった部分もつながって感動しました!

そして、ROWANの一番の魅力はキャラクターだと思います!

けして多くないページ数なのに、キャラがとても立っています。
口調など、容易に想像できます!

やはりキャラが魅力的だと、感情移入度が上がるので、どんどん物語に引き込まれてしまいます!
いろんなキャラクターが出てくるので、お気に入りのキャラがきっといるはずですvV

ところで、Rinの村は男も女も、皆だいたいが戦士です。女性も強く書かれていて、カッコイイですvV
ですが、主人公のRowanは村一番の弱虫で全く強くありません。
彼のお母さんと妹、一部の村人以外は皆、Rowanを弱虫だとして笑っていました。
ですが、主人公Rowanは、だんだんと成長していきます。
おもわず応援したくなります(^^)

また、Emily Roddaさんは、基本的にハッピーエンドなので安心して読めますよ☆

DELTORAにはまった人は間違いなくオススメ!
また、ドキドキハラハラ感を楽しみたい方にもオススメです!

DELTORAに比べてあまり知られていない気がするので、しつこいプッシュですみません(><)
でも、本当に面白いですよ!

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【Howl's Moving Castle】

Howl's Moving Castle
Castle in the Air

「ハウルの動く城」シリーズです!

1作目の「Howl's Moving Castle」は、映画で見て知っている方も多いと思います。
ですが、原作と映画では違うところも数多くあったので、
映画を見た方も新鮮な気持ちで読めると思います。

ソフィーやハウル、カルシファーはともかく、マルクルは15歳ですし(名前もマルクルではなくMichelでした)、
サリマンはwitchではなくてwizard(立場も全然違います)、ソフィーの妹も2人いますし、
荒地の魔女は、私が読むかぎり、かなり美人な設定だったと思います(笑)

ところどころのエピソードは映画と同じでしたが(お風呂のことはバッチリありましたvV)、
ストーリー全体を見れば、映画と原作は別物と思っても差し支えないと私は思います。

最後の展開は、全くの別物でした。
ハウルとカルシファーの関係、ハウルと荒地の魔女の関係がメインだったと思います。
また、ハウルの故郷なども書かれていて、映画よりも背景が広がっています。

ただ、英語が難しかったです(>_<)
映画で、大まかな背景を知らなかったら、投げていたかもしてません(^^;)

そして、続編の「Castle in the Air 」です!

主人公こそ違っていますが、ハウルを読んだ方なら
ニヤリとしてしまうシーンがたくさんありました(^^)

舞台はIngalyのずっと北、商人のAbdullahが主人公です。
彼は、ある日、謎の男からmagic carpetを買います。
そして、その日の夜、目を覚ましたAbdullahは驚きます。
そこは、彼の家ではなく美しいお城の庭でした。
どうやら、寝ている間にcarpetが彼をそこへ運んだようです。
驚きながらまわりを見回すと、そこには少女がいました。
彼女を人目見た瞬間、彼は再び驚きます。
なぜなら、少女はAbdullahがよく見る夢の中に出てきたprincessそのものだったからです。
彼は一目で恋に落ちます。
しかし……

という感じです。

個人的には、Howl's Moving CastleよりもCastle in the Airのほうが好みです☆
英語は難しかったですが、王道ど真ん中で、読み飛ばせることが出来たからだと思います〜。

ハウルを読んでいればもっと楽しいですが、これ単体でも十分面白かったので、是非どうぞ(^^)

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【1984】

オーウェルの「1984」です。

1984年の監視社会を書いた本です。
thoughtcrimeやdoublthinkといった単語が普遍化しているのがなんともいえません。

ですが、正直、全然わかっていません(汗)
私にとっては、TOEFLの文章を読んでいるような難しさでした。
ほとんど読み飛ばしです(^^;)
ただ、それでも監視社会の怖さはある程度伝わってきました。

この本は、正直、読後感は悪いと思います。
けれども、心に残る本だと思います。

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【ARTEMIS FOWL】

#1 ARTEMIS FOWL
#2 ARTEMIS FOWL THE ARCTIC INCIDENT
#3 ARTEMIS FOWL THE ETERNITY CODE
#4 ARTEMIS FOWL THE OPAL DECEPTION

ARTEMIS FOWLシリーズです!

舞台は近未来。
クールで自信家にして憎たらしいほどに頭の良い主人公(私の主観ですが)、
ArtemisとFairyたちとの物語です。

まず#1 ARTEMIS FOWLでは、ArtemisはFairyの一人を誘拐して、莫大なgoldを要求します。
……このことからわかるように、主人公のArtemisは裏世界で有名な犯罪者です。
しかも、1巻の段階では、Artemisは12歳です。

今まで読んできた児童書の主人公は、程度の差はあれ、みな基本的に素直で勇気があって、
主人公らしい主人公でしたが、Artemisは全く違います。

クールというか、相手を試しているような感じです。
そして自分の手の内は仲間にも決して見せない。
笑顔(grinning)でかわしてくれます。
基本的に可愛げはありません☆
最後まで抜け目はなかったですし。
私はその手のキャラクターが大好きなので、面白がって読むことができましたが、
ダメな方は相当腹がたつと思います(^^;)

ですが!
巻が進むにつれて、Artemisの心に変化が生じてきます。
1巻のころは、money is powerの精神でしたが、Fairyたちとの交流によって、
だんだんとお金以上に大切なことを発見・自覚していくArtemisの姿は心にきました(^^)

Fairy側のキャラクターもよいです!
みんなカッコよく、個性もあるので素敵ですvV

舞台は近未来ですが、フェアリーをはじめ、ドワーフ、ゴブリン、トロルといったファンタジーではおなじみの種族も出てきます。
けれども、全体的にハードです。かわいらしさが微塵もないのでご注意を。

また、フェアリーの科学力が進んでいるので、科学系の単語や造語が満載です。
正直、私は全然分かっていません!
武器の材質や仕組み等、いろいろ描写されていましたが、私の力ではどんなものか想像できませんでした…(^^;)

それに加えて、Artemisは子供らしい言葉を全く使ってくれません!
逆に難しい単語をよく使ってくれます。
まあ、Artemisらしくて微笑ましい(?)ですが……こっちは大変でした。

でも、キャラクターがつかめれば、飛ばし読みしまくりで大丈夫だと思います!

というわけでARTEMIS FOWL、主人公がgenius、科学系単語が満載でSF寄りでハードボイルドな児童書です。
それらに興味がある方、特にオススメです!!

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以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!

HAPPY READING☆


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