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お名前: Raquel
投稿日: 2006/4/18(01:00)
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みなさま、こんにちは。Raquelです。
4月17日に、1000万語を通過しました。
通過本は、お気に入りの児童書シリーズ Alice McKinley の最新刊、"Alice in the Know"です。
○ 感想
多読を始めたときは、1000万語リーダーなんて天上人のように感じていました。
何でも読めそうだし。。。
でも、自分が辿り着いてみると、そんな特別な感じもしません。
読みたい本を好きなように読んでいるうちに、自然に辿り着いたという感じです。
2003年12月 3日 多読開始
2004年 3月14日 100万語通過
2004年 6月 6日 200万語通過
2004年 9月 9日 300万語通過
2004年11月10日 400万語通過
2005年 1月 7日 500万語通過
2005年 3月10日 600万語通過
2005年 6月27日 700万語通過
2005年10月19日 800万語通過
2006年 2月20日 900万語通過
2006年 4月17日 1000万語通過 534冊読了 うちロマンスPB 66冊(約600万語)
ご存じの方はご存じのように、未訳のロマンス小説を自由自在に読めるようになりたい一心で
多読を始めたので、今の自分には結構満足しています。
日本に帰る前は、「やっぱり会話には必要だし」と思って、意識的に簡単なレベルの薄い本を
図書館で適当にピックアップしてランダムに読んでましたが、今はそんな贅沢もできないので、
結果的にPBばかり読んでいます。
○実験 「1000万語読めば、何でも読める?」
自然に辿り着いたとか言いつつ、邪念が(笑)
1000万語目前に、「ほんとに何でも読めるのか」と気になり始めました。
(1) 日頃、19世紀のイギリスもののロマンスばかり読んでいても、予備知識のない畑違いの現代物が読めるか、
試してみたくなりました。
読んでみたのは、
* Along Came Spider (James Patterson) YL8.5
現代物サイコスリラー?
主人公が黒人男性ということで、主人公のモノローグや会話がいつも読んでいるものと全然違い、
最初少し読みにくかったのですが、慣れると結構スイスイ読めました。
地の文は、読みやすかった。
* The Street Lawyer (John Grisham) YL7.3
びっくりするほど素直な文体で、読みやすかったです。
さすが、つかみが上手いですねー。
どちらも途中で飽きて(ロマンスが読みたくて)投げてしまいましたが、読もうと頑張れば最後まで読めたと思います。
予備知識がなくても、常識の範囲で想像つくものなら読めそうです。
ミリタリーサスペンスとか、異世界もの(ファンタジー、SF)はあまり読まない分野なので厳しそう。
(2) 日頃、19世紀のイギリスものばかり読んでいるので、ジェーン・オースティンが読めるか
試してみました。
* Pride and Prejudice YL8
想像していたけど、読みにくいです。
頭から素直に読み下せない、独特の書き方で、集中していないと文脈がよく分からなくなってしまいました。
でも、ちょっと驚いたのは、現在の Austen Follower と呼ばれるロマンス作家たちの
文体と、少し似ています。似せてるんでしょうかね。
もちろん、ずっと読みやすいですけど。
我慢して読めば読めなくもないけど、そんなのもったいないので、
もう少し他のものを楽しんでから再挑戦したいです。
結論
ベストセラーになるような本なら、大概のものは読めそうな感じ。
でも、「読みたい」と思わなければ、私の場合は、偏読なので最後まで読み切れない。
○ ロマンスで100万語?
「ミステリーで100万語」にインスパイアされ、「ロマンスで100万語」をご紹介
できないものかと振り返ってみたのですが、ロマンス「だけ」では難しいです。
レベル1、2あたりの児童書でのロマンスは、殆ど思い当たりません(苦笑)
GRだったら少しありますよね。
そんなわけで、早々と断念してしまいましたが、今後、もし、「ロマンス」企画
をすることがあれば、ぜひ参加させてください!
○ 振り返って
好きな本が読めるようになったのはもちろん嬉しいのですが、
今まで知らなかったいろんな作家に出会えたのも収穫でした。
Cynthia Rylant、Phillis Reynolds Naylor、Andrew Clements。
おさるのジョージや、カバのGeorge & Martha。
掲示板などで紹介されていて出会った本は、大切な宝物になっています。
できれば私も、誰かの宝物になるような本をご紹介できればと思っているので、
こんなロマンスが読みたいとか、呼びかけてくださったら馳せ参じます。
○ 今後
薄い本が恋しくなってきたので、そのうちブッククラブにも入会したいと思っています。
その節にはよろしくお願いします。
では、みなさまも、楽しい読書を。
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