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お名前: ヨシオ
投稿日: 2006/4/6(23:45)
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みなさん、こんにちは、ヨシオです。4月5日に"The Historian"で850万語を通過し たので、報告します。今回はPaper Backを2冊読んでいます。そのため、最近では珍しく 早く次の報告ができました。(^^) ○The Shell Seekers、読んだ♪ Pilcherが何故読みやすいのか、分かったような気がします。文章がカンマでどんどん続 いていくのですが、関係代名詞で複文になっているものが少ないので、分かりやすいよう に思います。勿論、知らない単語は山のように出てくるのですが(汗)。文章の構造が 複雑でないので分かりやすいのかも。Puffin Classicの昔の児童書などでは、単語はそ れほど難しくないのに読みにくく感じるものがあります。文章構造がちょっと複雑なの かな? ○The Historian、読んだ♪ 最近、書店に平積みされている。その題名が気になり、何回か手に取る。邦訳は全2巻 に分かれていて高い。ふと洋書の棚を見るとPaper Backがあるではないか。最初の数ペー ジを立ち読みしたところ、なんとか読める。そして、この洋書を買った。読み出してか らは、先が知りたくて、多読の最初の頃のように、寝る前に毎日読みふけった。レビュー に書いたように、複数の時代が織り成すお話が興味深い。Vlad III(Vlad the Impaler) に纏わる歴史の闇を探索しながら、行ったこともないヨーロッパの都市やトルコのイス タンブールの街を、主人公達と一緒に歩いているような気持ちになる。 さて、報告です。 ○800万語から850万語まで Books Words Children PB L2 4 6,233 4 L3 1 1,400 1 L4 2 57,975 2 L5 1 60,000 1 L8 2 489,800 0 2 Total 10 615,408 8 2 以下は、800万語通過後に読んだ本です。 面白かった本:(レビュー済み) <Children's Books> ○The Ghost in Annie's Room / Philippa Pearce / L3 Emmaは、大叔母さんから屋根裏部屋で寝たらどうかと言われて、直ぐに「ええ、いいわ! 」と返事をした。Emmaの家族は、大叔母のWinの家に数日の予定で泊まりに来たのだ。屋 根裏部屋は、大叔母さんの娘のAnnieの部屋だった。弟のJoeが、屋根裏部屋に幽霊が出る、 と言うまでは、Emmaは気にしていなかったが。 一人で従姉妹が昔使っていたベッドで眠る。窓の外では風が吹き、木が揺れている姿が見 える。初めての屋根裏部屋で一人眠るEmmaの心細さがよく分かる。幽霊は本当にでてくる のだろうか。お楽しみに…。 ○The Tale of Despereaux / Kate DiCamillo / L4 小さなネズミのDespereauxは、目を開いたままで生まれて来た。体がとっても小さく、耳 が異様に大きいDespereauxは、直ぐに死んでしまうのではないかと思われていた。兄弟ネ ズミから、本を齧る方法を教わっても、齧る代わりに、本の中のお話を読みふけってしま うほど変わったネズミだった。 ネズミとプリンセスとスープと糸巻きのお話。読み進むうちにそれぞれの繋がりが分かっ てくるが、最初はお話が変わると、先ほどの話とどうつながるのかと戸惑ってしまった。 ところどころに、Reader、と言って、作者が読者に語りかけるところがあって、面白い。 英語は読みやすいです。2004年Newbery賞受賞作品。 ○Alice's Adventures in Wonderland / Lewis Carroll / L4 不思議の国のアリス。Graded Readerで読んで???なところが多かったが、原書を読ん でみると、面白い。勿論、言葉遊びや、歌などはよく分かった訳ではないが、やはり原書 は楽しい。後で、辞書を引いて、as mad as a HatterなどとIdiomがあることが分かった。 それだけ、英語国では、Aliceのお話は常識なのだな。 ○These Happy Golden Years / Laura Ingalls Wilder / L5 Little Houseシリーズの8巻目。Lauraが初めて先生になった。それも我が家から遠く離 れたところで。Mr Brewsterの家で下宿するが、息が詰まりそう。毎週Almanzoが雪の中を 迎えに来てくれるのが待ちどおしい。 LauraとAlmanzoの中が近づきます。この頃のデートというと、馬の引くバギーに乗って 遠出するのですね。Lauraの幸福な日々が描写されています。 <Paper Backs> ○The Shell Seekers / Rosamunde Pilcher / L8 Penelope Keeling、64歳。心臓発作で病院に入院したが、病院に我慢できずに我が家に 戻ってきた。Country Sideの心休まる我が家に。自分一人の我が家に。 Penelopeの両親の時代から、第二次世界大戦、そして現代までを、Penelopeを中心に、 彼女の子供達のNancy、Olivia、Noel、そして両親のLawrence SternとSophieの物語で 構成する。 読んでいて何度か涙した。特にLawrenceとSophieの話と第二次大戦中の話がよかった。 子供達を抱えて、毅然として生きてきたPenelopeにも、恋焦がれた人が存在したのだ。 The Shell Seekers、父親のLawrenceの作品。この絵の中に若き日のPenelopeが描きこま れている。この絵も主人公の一人です。 ○The Historian / Elizabeth Kostova / L8 わたしが16歳の時、Amsterdamで、父Paulと、運河沿いの17世紀に立てられたTown House に住んでいた。母Helenは、わたしが赤ん坊の時に亡くなった。父は、財団の仕事で外国 への旅が多く、わたしがAmsterdamのInternational Schoolで勉強していることを好んだ。 ある時、父の書斎で、書棚の最上段からとても古い本と黄ばんだ封筒を見つけた。そして、 その封筒の最初の手紙を読んでから、それを父に尋ねないではいられなかった。わたしが ドラゴンが描かれた本と黄ばんだ手紙を見つけたことを知った父は、Europeの古い都市を 旅する間に、少しずつ話をしてくれた。その驚くべき話を…。 15世紀の東欧、父の指導教授Rossiの時代、父、そしてわたし。これらの時代が織り成 すお話に虜になった。その中心にはドラゴンが描かれた本が存在する。このドラゴンとは 何を示すのか。歴史の闇への旅立ちをどうぞ。 ○これから Luaraのシリーズの最後があります。また、まりあさんのメルマガで紹介されたNacy Drew Girl Detectiveも買いました。それと、Chronicles of Ancient Darknessの第二巻 のSpirit Walkerも待っています。The Story of Englishというのも買ってしまった。こ れは、ちょっと、読むのがホネです。(^^; それでは、皆さんも、Happy Reading!
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