2周年を迎えました。

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7090. 2周年を迎えました。

お名前: Raquel
投稿日: 2005/12/12(16:58)

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みなさま、お久しぶりです。Raquel@元シンガポールです。
先月末、タドキスト大会の日に、常夏のシンガポールから厳寒の日本に帰ってきました。

前回の投稿からひどく間が開いてしまいましたが、12月3日に2周年を迎えましたので、ご報告いたします。

2003年12月 3日 多読開始
2004年 3月14日 100万語通過
2004年 6月 6日 200万語通過
2004年 9月 9日 300万語通過
2004年11月10日 400万語通過
2005年 1月 7日 500万語通過
2005年 3月10日 600万語通過
2005年 6月27日 700万語通過
2005年10月19日 800万語通過
2005年12月現在 約830万語 495冊読了 うちロマンスPB 51冊

<2年目を振り返って>

今年は激動の年でございまして、子供の学校で大きめの役を務めることになったり、
夫が大病をしたり、あげくに帰国、と山あり谷ありの毎日を過ごしてきました。
でも、今こうやって語数を眺めると、それほどペースがおちていないことに驚いています。
それだけ、多読が日常にとけ込んだということでしょうか。何があっても、本を読むのはやめないともいえますが(汗)
引っ越しのどさくさで、帰国前から英語を読んでないんですが、読もうと思えば
いつでも読めると思っています。
今は、寒さのあまり体が冬眠したいと思っているのか、眠くてしょうがないので、
全然読めませんけど。

<目標達成?>

私が多読を始めた動機は、未翻訳ロマンスを読みたいという一心で、ついでに会話ができるようになれば。。。という、
多少よこしまな気持ちもあったのですが、最初の目的は完全に達成できたと思います。
1周年を迎えた頃から、心の求めるまま、ロマンスPBを読んでいます。
でも、何でもサクサク読めるようになったか、と聞かれると、そうでもないです。
ロマンス本への愛がありすぎて(笑)、細かいところも一生懸命読もうとしてしまうので、
いつでも真剣勝負という感じ、お風呂でとか、ビーチで寝ころんで読むなんて、
まだまだできそうもありません(爆)
逆に、それほど愛を感じてないもの、新聞とか児童書とかは、サクサク読めます。

会話の方は、始めたばかりの頃は、わー、口から英語がぽんぽん出てくるー!(感激)という
感じだったのですが、その後は伸び悩み。
原因は、人と話したいという意欲があまりないことと、突っ込んだ話をする機会が少ないせいだと思います(汗)シャドウイングもしてないし。
日常会話(買い物とか、タクシーの運転手さんと話したりとか)は、
あまり困らなくなりましたが、正しい英語で話しているかというと、自信ありません。
シンガポールでは、単語だけで会話するは、全部現在形だ(過去も未来も、ついでに3人称もない)で、
つられてしまいます。
それから、PBばかり読むようになってから、使える語彙があまり増えないなと、
感じたこともあります。
PBで出会うような難しい単語は、意味は分かるようになったけど、実際に使いたくても口から出てこない。
簡単な本をたくさん読んでいた頃のほうが、アウトプットできる量が
増えていたと思います。

<他言語に挑戦>

実は、密かに他言語も読んでいます。

*スペイン語
2004年 1月 4日 開始
2005年12月現在 3万語ちょっと

えーと、9月に読んだのが最後です。
あちらでは、スペイン語の本が手に入りづらかったので、あまり進んでいません。
Big Red Dog クリフォードのシリーズのスペイン語版が好きでよく読んでいます。

*中国語
2004年11月 4日 開始
2005年12月現在 約6千語

去年から1年間、中国語のスクールに通い、基礎を勉強しました。
周りに中国語の本がたくさんあるので、多読に挑戦しようと、
図書館で絵本を借りて読んだのですが、ひじょーに厳しい。難しい。
本は、10月に読んだのが最後ですが、ネットで好きな歌手の情報を
毎日チェックしています。
面白く読めたのは、リサとガスパールの中国語版です。

他言語が英語と比べて、どうして進まないのかというと、どうしてもこの言葉で読みたいとか、
この言葉を使って何かをしたいと言う意欲が少ないからだと思います。
スペイン語で読みたいとすれば、Isabel Allende くらいだし、中国語は、
まだまだそういうレベルに達していません。

<面白かった本>

ロマンス本のご紹介ができればいいんですが、ロマンスに関しては、
万人受けするものは読んでいないので、やめておきます。
替わりに、児童書で面白かったものをご紹介します。

* Henry and Mudge シリーズ(レベル1.5ほど)
しつこいですが、このシリーズが大好きです。
読むと心がほっこりします。この季節にぴったりですね。
あー、読みたいです。(私の本は、船便で送ったので、まだ届いていないのです)

* Mr. Putter and Tabby シリーズ(レベル1.5ほど)
同じく、Cynthia Rylantさんの作品。
上は少年と犬ですが、こちらは老人と猫。
イラストも絶妙。こちらも、ほっこりです。

* George and Martha シリーズ
こちらは、James Marchallの作品。男女の(?)カバさんのストーリー。
Julieさんのブログでご紹介されていて読んだのですが、ほのかに毒風味。
絵が何とも強烈。
Marthaのキャラクターに惚れました。

* Dear Mr. Henshaw (レベル4.5)
Beverly Cleary作品。
少年Leighは、Mr. Henshawの作品の大ファン。小さい頃からファンレターを送っています。
学校の課題で、好きな作家に手紙を書きレポートを作ることになり、迷わず、Mr. Henshawに
手紙を書きます。ところが、返事には、Leighからの質問への答えじゃなく、
Leighへの質問がたくさん書かれていたのです。
そうして、LeighとMr. Henshawの手紙の交歓が始まります。
Leighの視点から描かれていて、とても生き生きした気持ちが伝わってきます。
ほのぼのというよりは、じんわりする作品です。

* The School Story (レベル4.5)
Andrew Clements作品。
12歳の少女Natalieが、親友Zoeに、自分の書いた小説を見せます。
この作品が大傑作だと確信したZoeは、出版すべきだと考えます。
編集者の母を持つNatalieは、そんなに簡単にいくわけがないと思うのですが、
Zoeのペースに巻き込まれ、出版計画を実行することになります。
12歳の少女二人で、小説を売り込むことができるのか?
最後までハラハラ、読後感爽快な作品です。

* Alice McKinley シリーズ (レベル5〜6?)
Phillis Reynolds Naylor の作品。
パパと年の離れた兄と3人で暮らす少女、アリスちゃんのシリーズ。
アリスが12歳から18歳まで続くそうです。現在17作、16歳くらいかな?
ほのかにロマンス漂うところが、私のツボです。

* The Enchanted Forest Cronicles 4部作 (レベル5〜6?)
最後に、ファンタジー。竜とお姫さま、悪い魔法使いが出てくる物語。
おとぎ話や童話、有名ファンタジー作品の一部がパロディとして
ちりばめられていて、思わずニヤリ。私のツボもあります。
由良さんのブログでご紹介されていました。

・Dealing with Dragons
シリーズ1作目。
個性豊かなお姫様が、凡庸な王子と結婚させられそうになって取った行動とは?

[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008718&kb_sort=%20&cd_sc=a_110&dt_before=frm_a_110&fg_detail=0&dt_page=10&fg_arasuji=1&dt_field=dealing%20with%20dragons&dt_sort=3&count_limit=&nm_page=1&fg_isbn_search=0&dt_isbn_search=&fg_kikan=]

・Searching for Dragons
シリーズ2作目。
魔法の森、Enchanted Forest の王様が主人公。
近頃、魔法の森でおかしな出来事が起こっている。ちょっと調べに出かけた王様が出会うのは。。。

[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010108&kb_sort=%20&cd_sc=a_110&dt_before=frm_a_110&fg_detail=0&dt_page=10&fg_arasuji=1&dt_field=wrede&dt_sort=3&count_limit=&nm_page=1&fg_isbn_search=0&dt_isbn_search=&fg_kikan=]

3作目と4作目は、ネタバレせずに説明できそうにありませんので、興味がある方は、
書評をご覧ください。

Calling on Dragons 3作目
Talking to Dragons 4作目

<最後に、今後は>
今後も、英語の本を読み続けていくことと思います。
図書館で読み放題という幸せな環境がなくなってしまったので、自分の好きな本だけと、
かなり偏食傾向が強まると思いますが。
他言語も、細々と続けていくと思います。
日本は、ラジオやテレビの講座があるのがいいですよねー。
今は、ラジオ講座が楽しいです。
中国語の本は、引っ越し段ボール2箱分買い込んできましたので、ぼちぼちと
読んでいきたいと思っています。

それから、実は都民になったので、ブッククラブに入りたいなとも思っています。
家計と夫に相談してからですけど。
酒井先生や皆さんにお会いする機会があるかもと、ワクワクしています。
その節には、どうぞよろしくお願いします。

では皆様、寒いので風邪など召されぬようお気をつけください。
そして、楽しい読書を♪


▼返答


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