1000万語通過報告

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7022. 1000万語通過報告

お名前: パピイ
投稿日: 2005/11/16(17:08)

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 こんにちは パピイです。先日1,000万語を通過しました。多読開始から、約2年3ヶ月になります。

 900万語簡易報告した際に、酒井先生から、「通過本は決まっているのかな?」とのレスに、100万語以来久々に
通過本を考えてみました。そして、Holesにしました。
 もっと早い段階で読む人が多いようですが、YL6.5とのことなので、何時読もうかと躊躇しているうちに未読のまま
でした。この本を選んで本当に良かったと思っています。記念と言うだけでなく、記憶に残る作品でした。

以下、1000万語までを振り返ってコメントとデータを書き出して見ました。
ひとつのデータとして参考になれば幸いです。

■多読以前の洋書読み
 2000年の夏ごろ、伊藤サムさんの「やさしくたくさん」に触発されてから、ぽつぽつと始め、約80冊の児童書、
GRなどを読みました。(ハリポタ4巻分を含んでいますので、100万語以上は、既に読んでいたと思います)
 当時の読み方は、辞書を引きながら読むと、読書が止まるので、一章づつわからないところに印をつけながら
読んで行き、その後で、辞書を引いて確認するやり方で進めていました。

■多読開始のきっかけ 2003年8月
 ハリーポッター第五巻の投げ出しです。上記のやり方だと、時間がかかりすぎ、また辞書を引いても判らない単語
がこの本の場合たくさんありますし、(米語版の場合)870頁はとても大変に思えたからです。
 そこで、英語教本の一冊として買ってあった「今日から読みます100万語」に従って、とりあえず準備運動がてら
記録を付けながら100万語読んでみるかというのがきっかけでした。

■多読のスタイルと経過
 100万語までは、PGR0や、OBW0から始めたのですが、5冊ぐらいで飽きて、すぐOBW1に行き、130冊目の
PGR3のThe Ringで100万語通過しました。
 その後は、300万語までを上限レベル3、500万語までを上限レベル4、700万語までを上限レベル5とゆっくり
進めていき、900万語直前に、ハリポタ5巻と6巻を読み、初PBは900万語過ぎてからでした。

 こんな、進め方をしてきたのは、その時々に読んでいる上限レベルが、キリンのように感じていたからです。
というのは、200万語過ぎた頃、OBW4のTreasure Islandを読みました。実はこの本は、多読以前に購入した
初GRで、再読でしたが、その時感じたのは、「こんな難しい本を、よく昔は読めたと思ったものだ」ということです。
 確かに2000年夏に読んだときは、読めたと思っていました。その証拠に、その後OBW4を2冊購入し、読んで
いたからです。この読め / 読めてないという感覚は、(うまく表現できませんが)自分としての理解度に満足できたか
どうかともいえるかも知れません。その時から、読めたと感じた自分に自身がなくなり、レベルアップに慎重に
なっていきました。

 500万語を超えた頃、多読通信で紹介されたSIRが気に入り、また、700万語を越えた頃に、妻がFrog and Toad
の4冊CD付き購入して来て、自宅で家族そろって、その音を、しみじみ楽しんだこともあり、レベルアップにこだわ
らなくなって来たことも、その一因なのかなと思っています。そうそう、800万語過ぎたときから、掲示板で紹介された
絵本も読み始めました。

 1,000万語通過した今何を読んでいるかというと、最近多数発売されたMacmillan Readersです。読書手帳に星が
一杯あるにもかかわらず、手に入りにくかった本が多数発売されてうれしくてたまりません。

■読書記録 (エクセルに記録したデータをソートして、分析してみました)
☆読んだ本の種類、冊数、語数と費用
PGR     253冊  3,915,587語
OBW     156冊  1,979,483語
CER      57冊   922,355語
MGR     146冊  1,635,763語
SIR、ICR他 37冊    61,656語
児童書    51冊  1,263,393語
絵本      7冊     4,360語
PB       2冊    147,000語
その他    13冊    95,900語
以上、合計 722冊、購入費用合計 約494千円(全て購入です)
 冊数は別として、この費用をどう考えるか人それぞれでしょうが、家族に残せる財産だと思えば、
安いものかもしれません。
 4社のGRで総語数の約8割4分を占めています。

☆レベル別冊数と語数
レベル0   24冊    15,287語
レベル1   66冊    288,359語
レベル2   153冊   989,166語
レベル3   237冊  2,606,501語
レベル4   114冊  2,053,510語
レベル5    88冊  2,389,208語
レベル6    36冊  1,091,498語
レベル7以上  4冊   591,968語
 レベル0が少ないことを除けば、なかなか良い分布かなと思います。

■今後
1) 再読
 ハリポタ5巻のリベンジで始めた多読も目標を失い、この先どうしようと考えた時、最初に浮かんだのは、再読です。
経過でも書いたように、最初読んだ時と、これから読みなおす時とでは、かなりの変化がありそうで、その変化を含め
て楽しんで見たいと思います。

2) 精読
 多読の一方で、精読は?と、いつも気になっていました。と言っても、多読を経験してくると、学生時代やっていた
ような精読はとてもやる気が起こりません。
 発想を変えて、精読を文章を深く理解することと考えれば、思いっきりレベルを落とした本は、読むだけで、文章を
深く理解する精読ができるのではと考えています。レベル2未満の本を再読する際、試してみようと思います。

3) 語数にこだわらないように努める
 エクセルの読書記録によると、平均85,000語/週(各週毎に小計しています)、これが2年以上続いており、週末に、
その週の集計をして、その週を振り返ってみるのが習慣化しています。
 この作業が、2年ちょっとで1,000万語到達した原動力の一部になったのは否定できませんが、この先も、これが
ペースメーカーになるのかと思うと、上記の精読も、絵本も楽しめなくなってしまいそうです。
 健康の為に、休肝日を設けましょうといのがあるように、英語を読まない日を設けるのが、英語力アップに
つながったらいいのになあと、時々思います。(笑)

4) オフ会への参加
 掲示板、多読通信などの文字情報だけでない情報が得られたらなあと思い、手始めに、今月の「横浜絵本の会」と
「全国タドキスト大会」への参加申し込みをしました。
 どこかでお会いしましたら、どうぞよろしく。

それでは、どなた様もHappy Reading!


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