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6695. 児童書と絵本とGRだけ、な1000万語通過報告(長文です。)
お名前: Ernie
投稿日: 2005/10/12(18:34)
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Ernieです。
表題通り、児童書と絵本とGRだけ(正確にはプラス大人向けPB1冊)で10月7日に1000万語を通過しました♪
自分でも2周年(多読開始は2003年12月8日です。)で1000万語を通過すれば充分、とぼんやりと考えていたのですが
思ったよりもはやくに通過してしまいました。
もともと活字中毒&マイペースな性格ということを考慮しても
一度もスランプにも壁にも停滞にも陥ることなく、楽しい〜♪だけで1000万語を迎えることができて
自分でも幸せものだなぁ、と思います。(←単純なだけ、とも言いますね・・・(^^; )
*990万語超にして初PB・・・*
さて、上記の1冊だけのPBですが、
1000万語通過本として、楽しみにしていた作品にトライしてみました。
Aaron Elkinsの「Fellowship of Fear」です。
初の大人向けPBで邦訳も呼んでいない作品でレベルもさっぱり分からなかったのですが
全く不安は感じていませんでした。
(後に書きますが、何故か小説であれば何でも読めるはずと思うようになったからです。)
A.Elkinsは地味な作家ですし(というより私の周りで彼の名前を認知してくれた人さえいませんが・・・(^^; )
日本で新作(邦訳)が発売されてから随分たってしまったせいか、最近は話題にもなりませんが
個人的に大好きで邦訳で出版された作品は全て買い揃えていました。
ところが、何故か肝心のデビュー作が
邦訳で出版されないままになっていて心残りだったのです。
当時の私はひたすら、邦訳が出るのを首を長くして待ち望んでいました。
(結局、今現在でも出版されてないのですが。)
今回、長年の想いがかなって大満足です!
内容的にはデビュー作ということやキャラがまだ固まっていないため、
この後同主人公でシリーズへと続く作品とは趣が異なり、出来としてはイマイチでしたが
主要人物の出会い等が描かれていて充分楽しめました。
彼の新しく発表されたばかりの作品も見つけ(勿論、未邦訳)、これから読むのが楽しみです♪
そしてこれからは彼の作品に限らず、英語であれば邦訳が出るのを首を長くして待つことも
出ないと言って嘆くことも、これって誤訳なんじゃない?と首をかしげる必要もない!!
という事実に本当に感無量です。
*990万語超まで児童書&絵本&GR*
自分としては本当に児童書と絵本とGRを楽しい、楽しい、と言って
読みつづけていたら、あっという間に1000万語になってしまった、という感じです。
ここまでPBを読んでないことに関して、周囲にはビックリされ続けましたが
単にシリーズに嵌ると継続的に読みつづける性格なだけです(^^;
何しろ、冷静に振り返ってみると
Animorphs(40巻まで)だけで100万語超
Harry Potter(6冊)+Narnia 7冊で約120万語
これに、Darren ShanとDeltora QuestとHeartlandのシリーズで多分100万語位
とまぁ、こんな状態ですから・・・。
更にエクセル君(笑)にきいたところ、GRだけで220万語を超えてるようです。
また、語数はちっとも増えないけど、冊数だけは増える絵本とLeveld Readerも読み漁っていたら
総冊数が1200冊近くにもなりました。
この冊数についてはブッククラブと、本を貸してくださった皆様に本当にお世話になりました。
*多読の効果について 〜小説ならば何でも読める〜*
100万語通過が目前になった時点では、ほとんど効果を感じられず
もともと英語が苦手でも嫌いでもなかった自分の状態を考えると
1000万語くらい読まないときっと効果があらわれないだろう、と
漠然と思い、以来、自分の中での一区切りを1000万語としてきました。
が、語数を積み重ねていくにつれ、それに比例して「語数の呪い」も解け、
語数そのものに対しての執着は薄れてきました。
絵本等語数の少ないものや再読本はカウントしなかったり・・・。
でも、読書記録は今や自分の中で大きな楽しみとなっているので
これからも多分、記録はし続けると思います。
そして「きっと、もう小説であれば何でも読める!」と思えるようになったのは
期間にして約1年半、語数にして800万語くらいの頃でした。
何の根拠も理由もなく、一般PB一冊すら読んでなかったのですが
何故か、急にいろいろな意味で楽になり、自信が持てるようになりました。(←あくまでreadingに関してのみですが。)
あまりにも、何のデータに裏打ちされた訳でもない単なる思い込みにすぎなかったので
ふと思い立ち、試しに図書館でNEWSWEEKを手にとってみたところ、
興味のある記事を拾い読みしただけですが、全くストレスなく読むことができました。
800万語、とは言え、PBは勿論、英字新聞にも雑誌にもほとんど触れていなかったため自分でもちょっとビックリ、
と同時に、この自信はやっぱり嘘でも、単なる思い込みでもなかったんだ、と思えるようになりました。
が、実は未だに新聞やNEWSWEEKは上っ面を撫でてるだけ、な状態で
ちょっと自分にイライラするところもあるのですが、もともと日本語でもノンフィクションがあまり得意ではなく
楽しみに読む本といったらフィクションオンリー、という読書傾向を考えても当然の結果だろう、と思います。
(この辺りまでくると、もう単純に英語力の問題だけではなくなってくる気がします。)
という訳で、今は本を手にとる時に、これはどれくらいのレベルだろう、ということは一切気にならなくなりました。
(但し、人に薦めようとしても、人に尋ねられても、レベルがまったく分からない、という弊害も出ています(苦笑))
ちなみにファンタジー(ミステリーも大好きですけど!)が好きな私の最近のヒットは「Eragon」です。
ただし、個人的にはハリ・ポタよりもナルニアよりも手ごわかったです。
全米の児童書売上第3位に位置しながら、この作品が何故この掲示板で全く陽の目をみないのか
その原因が分かった気がします(苦笑)
(でもハリ・ポタより簡単に感じる人もいるようで、本当に人それぞれですねー。)
1000万語通過後のラインナップは、絵本3冊、Roald Dahl1冊、児童書1冊、現在PB読書中、という節操のなさですが
これからも心の赴くままに好きなように多読という名の航海を続けていきたい、と思っています。
*これから〜passiveからactiveへ〜*
1周年の時に宣言したことを振り返ってみると
1、再読を心がける
2、和書・洋書の拘泥せず好きなように読む
3、Grammer in Useにトライしてみる
1については絵本やRL(Reveled Reader)を別にするとHarry Potter#6くらいしか再読してないです。
読みたい本がたくさんあるので、どうしても未読本を優先させてしまうんですよね。
まぁ、これは無理して再読する必要もないか、ということで・・・。
2は問題なし!ですね。まだまだ洋書を優先させてしまいますが、それは読みたいから、であって
和書も去年に比べたら読むようになりました。
3については、案の定、たまにとり出してめくってはまた棚へ、状態ですが(^^;
こちらもこのままのペースで、と思ってます。
これから、ですが、Animorphsは全巻制覇したいです・・・。結局読み始めてから一年半越しですし・・・。
そして何より、副題に書いたように、聞く・読むというpasseiveから話す・書くというactiveへの
変換?道筋?を自分なりに模索していきたいと思っています。
勿論、洋書を片手に!
*お礼*
お礼の一番はなんと言っても大手町オフ会及び池袋絵本の会の皆様です!
個人的には、どちらも「参加することに意義がある。」とさえいえる状況というていたらくですが、
例え多読と関係のない話でも(!?)、とにかく直接タドキストの皆さんにお会いすることによって
様々な刺激をうけたり、新しい世界がひらけたり、と本当にお世話になっています。
あとはお馴染みの古川さん、まりあさん、みなみさん、マリコさんをはじめ
SSSに関わるスタッフの皆さん、そして掲示板で親交のあるタドキストの皆様全てにお礼を申し上げます。
それから地方の講演やこの掲示板上で、時々、私について余計な、あ、いやいや、名誉なことを
おっしゃっている(私は地獄耳なんですよ〜(笑))酒井"ジョージ"先生にも。
あと、今年は多読ブックガイドの刊行のお手伝いもさせていただくという
貴重な体験もさせて頂きました。
その際に地獄をみた(苦笑)コスモピア編集部の皆様にも!
こうして挙げているとキリがありませんが、それは取りも直さず、
私がここまでの道のりの中で得た一番の宝物は
1000万語という語数よりも、何でも読めるという自信よりも
多読を通して知り合った皆様との出会いだったということを表していると思います。
どうか皆様にも、そして自分にも(笑)更なるステキな出会いが(本も人も含めて)ありますように!
本当にありがとうございました〜♪
勿論、これからもKeep enjoyingしていきます!のでよろしくお願いします。
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