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お名前: ヨシオ
投稿日: 2005/10/3(22:20)
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fiddleさん、400万語通過、おめでとうございます。ご無沙汰してます、ヨシオです。
〉 こんにちは、fiddleです。すっかりご無沙汰してしまいましたが9月23日にようやく400万語
〉を越えました。
おめでとう!
〉途中、引越しのために家具やファブリックを捜し歩いたり、目が急速に悪くなって老
〉眼鏡をあつらえたりしていたら次第に読めなくなってきてしまって、もしかしてこれが停滞?ペース
〉メーカーだったDeltoraやRowanを読み終えてしまったのがまずかったのかもしれません。薄ーい本を
〉ぱらぱらと眺める日々が続いていました。
小さい文字は最近辛いです。わたしはしっかり読書メガネ(老眼鏡)をかけないと見えません(泣)。シリーズが一段落するとそうかもしれませんね。
〉 引越してようやく家も落ち着きつつある読書の秋、ふとDahlのJames and the Giant Peachを読んだ
〉らなんだかするっと頭に入ってきて、また元気が出てきました。本棚に並べた未読本の数々も私を呼
〉んでいることだし、また心機一転楽しめる本を読んでいきたいと思います。
よかったですね。停滞を脱出されて。パチパチ。
〉 以下、簡単に300万語〜400万語を振り返ってみました。
〉◆面白かった本ベスト3
〉《1》 "The Scarecrows" Robert Westall 50000語ぐらい
〉Simonは寄宿舎にいる13歳の少年。軍人だった父は幼い頃に戦死し、今、母が画家Joeと再婚しよう
〉としているが、母が再婚することや、幼い妹がJoeになつくことが父へのひどい裏切りに感じられ、許
〉すことが出来ず、内なる暴力的な衝動に苦しんでいた。
〉 休暇を長閑な田園地帯にあるJoeの家で過ごすことになったSimonは、家の中に身の置き所がなく、
〉今は使われていない水車小屋を発見する。そこは30年前に忌まわしい事件が起きた現場だった。
お〜、面白そうな感じですね。
〉 ヤングアダルトホラー小説です。ただの案山子が、少年の心の動きに連動してこんなにも不気味な
〉存在となってくるところがおそろしいというか、うまいというか、どきどきしながら読みました。
メモしておきます。
〉《2》 "The Van Gogh Cafe" Cynthia Rylant 7000語ぐらい
〉 カンザス州フラワーズの町のメインストリートの昔劇場だった建物の片隅にあるヴァン・ゴッホ・
〉カフェは、不思議な魔法に満ちたカフェ。その魔法はささやかなものですが、本の中の町の人たち
〉も、そして読んでいる私たちもぬくぬくとした気持ちに包まれていきます。
Cynthia Rylantは、人気ですね。
〉《3》"A Dog So Small" Philippa Pearce 33000語ぐらい
〉 ロンドンの街中に住む少年ベンは、誕生日のプレゼントに犬をあげるという田舎の祖父の言葉に大
〉喜びしたが、送られてきたのは犬の絵だった。ロンドンの街中で犬を飼うことなんてできないという
〉父の言葉に納得しながらもがっかりするベンの心の中には犬が住みつき、眼を閉じればいつでも犬の
〉姿が見えるようになります。やがて祖父の犬が子供を産み、ロンドンの郊外へ引っ越すことになった
〉ベンはそのうちの1匹をもらうことになりますが……
以前誰かの書評で気になっていました。
〉 現実はいつでも夢とはかけはなれていて、想像力あふれる少年にとっては、現実から目をそむけ
〉空想の世界に逃げ込むことが救いです。そんな少年が、現実を受け入れてリアルな世界に戻ってくる
〉というお話。夢や空想の世界がどこかで現実と結びついて、子供を成長させていくというテーマは、
〉決して古くなることのないテーマですね。それにしても、Pearceはやっぱり難しかったです。子ども
〉の心理描写も細やかで、Pearceがさらりと読めるようになったらもうなんでも読めそうな気がします。
〉「ハヤ号〜」とか「トムは〜」も読みたいのですが。
難しいのか〜。う〜む。でも、Tom's Midnight Gardenは面白かったですよ。お奨めです!
あとチョキチョキしました。失礼。
〉 ではでは、みなさまも楽しい多読ライフを!
fiddleさん、5周目も、Happy Reading!
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