[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(18:42)]
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お名前: ヨシオ
投稿日: 2005/9/17(12:10)
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みなさん、こんにちは、ヨシオです。9月15日に750万語を通過したので、報告し ます。また、8月24日で3周年となりました。よく続いてるものだと思います。 ○聴くこと Listeningはなかなか効果がなかったのですが、最近ちょっと嬉しいことがありました。 会社の行き帰りにiPod mini(最近、フラッシュ・メモリー・タイプが出ましたね。 残念!)にBBC BigToeでやっていたLittle Houseの朗読や、CDを買ったSahra, Plain and Tallを入れて聞いていました。Little Houseはかなり速く感じるので、何を言っている のか分からないところが多かったです。でも、最近、ぼんやりと(いえ、音に集中して、 かな?)聞いていると、お話が分かるところが多くなったのに気が付きました。もちろ ん、電車のアナウンス中や、駅では雑音が多くてだめですが、そうでない時には、朗読 している内容が分かります。iTuneでどのくらい聞いたかを確認してみると、22回再生 となっていました。まだまだ、分からないところもありますが、ちいさな変化ですが、 嬉しいできごとです。 ○多読を勧めた 以前、会社の人に多読の話をしたら、最近興味を持ってくれて、やってみたいので、何を 読んだらいいのか、と相談されました。家には、GRがごろごろ(!)しているので、 Starter Set Aの内容をまず渡しました。昨日、読み終わって面白かったので次を読みた い、との感想をもらいました。さっそく、Starter Set Bを渡そうと思います。家にある GRが少しでも活用できたら嬉しい限りです。これで、タドキストの仲間が一人増えまし たね♪ ○Grammar in Use Intermediate継続中 4月末からやりだして、現在継続中。Unit 100まで終わったので、一日1ユニットとはい かないですね(汗)。英語でUsageを説明しているのが面白いです。英文法の本のように 冠詞、動詞、動名詞とか、文法要素単位での進み方ではないのがいいです。 最近、なるほどな〜と思ったのが、Relative ClauseのExtra Informationでした。たしか 学校では、関係代名詞の非制限的用法(うろ覚えです)とか習ったのではないでしょう か?その時は???で、違いもあまりはっきり分かっていませんでした(汗)。今回は、 分かりやすく、2つのタイプが比較して説明されていたので、そうだったのか!と思い ました。もちろん、学校で英文法が得意だった方は、あたりまえだろ!って言うかもし れませんが、わたしは、ようやく2つのタイプの違いが分かった気がします。 また、児童書を読んでいると、過去完了形が沢山でてきます。学校では、過去完了って 時制では後のほうに出てきて、なんでこんなんがあるんだろう?って思っていたもので す(汗)。(第二外国語のフランス語では、大過去ってのもあったな。もっとわからな い?)お話では、現在のことでも「ローラが学校に行きました。」という過去形で書か れていることが多いので、お話で過去を表そうとすると、「ローラが学校に行ったとき には、すでにストーブに火がついていました。」となって、過去完了形を使うのが当然 ですね。なんにも難しいことはないのだと思いました。だって、児童書にはバンバン出 ているんですからね(笑)。 さて、報告です。 ○700万語から750万語まで Books Words GR Chidren L2 3 10,337 0 3 L5 3 123,201 0 3 L6 4 166,190 1 3 L7 1 57,000 0 1 Total 11 356,728 面白かった本:(レビュー済み) <Graded Readers> ○Pride and Prejudice / Jane Austen / OBW6 オースティンの「高慢と偏見」。あの厚い本が、100ページ強にまとまっている。一 言で言うと、Bennet家の娘達のお婿さん探しのお話。最初に読んだときは、登場人物が 多くて、何が面白いんだろうと、途中で投げ出しました。でも、今回再読してみると、 結構面白かったです。Bennet家の5人の娘の性格も色々だし、それぞれの結婚への愛や 打算、また取り巻く男性やその姉妹、親戚達の会話も面白かったです。田舎(日本でい う田舎とは違うでしょうが)において数家族(中上流階級でしょうね)がいれば、それ だけで十分面白い小説が書ける、とオースティンは書いているようです。中上流階級の 会話を楽しみたいなら、原書で読まねば。いつか原書で読める日が来ることを祈ります。 <Children's Books> ○In Aunt Lucy's Kitchen / Cynthia Rylant / L2 The Cobble Street Cousins No.1。従姉妹のLilyとRosieとTessは、両親達がバレー公 演で世界を回っている間、叔母さんのLucyの家に一年間一緒に住むことになった。第一 話は、彼女達がクッキーを作ってご近所に売りに行くお話。ご近所さんと仲良しになり ます。 とても可愛い挿絵です。素敵なLucy叔母さんと一緒に住んでうらやましいですね。三人 がそれぞれの部屋をもてるほどAtticが大きいのも日本の家屋と違いますね。 ○Good News / Cynthia Rylant / L2 The Cobble Street Cousins No.4。第四話は、三人が新聞を作ってご近所に配って歩く お話。三人それぞれが、自分の得意な持ち場で、新聞製作にかかわるのが素敵です。 ○Summer Party / Cynthia Rylant / L2 The Cobble Street Cousins No.5。第五話は、両親達が戻ってくるのでSummer Partyを 企画するお話。三人がPartyの企画をし、食べ物や会場の準備をし、そして、Entertain もする。欧米の子供達は、このような企画を小さなうちからやりなれているのかな。 ○Pobby and Dingan / Ben Rice / L5 Ashmolの妹のKellyanneには、PobbyとDinganという友達がいる。でも、誰もPobbyと Dinganの姿を見たことがない。彼らはKellyanneの空想上の友達だ。そうAshmolは思っ ていた。彼らが居なくなったとKellyanneが言い出すまでは。 読んでいて、ふいに涙が出てきて困った。PobbyとDinganを探すLightning Ridgeの町の 人たちのKellyanneへの優しさに。不思議な作品です。ぜひ、どうぞ。 ○Kira-kira / Cynthia Kadohata / L5 Katieの姉のLynnが初めて教えてくれた言葉が「きらきら」だった。青い空、子犬、子 猫、ちょうちょ、Katieが好きなものを表す言葉が「きらきら」だった。そして、Katie が開いたLynnの日記帳には、Lynnといつも一緒だった自分の小さかった日々が綴られて いた。 日系アメリカ人のKatieと姉のLynnを中心に、彼らが生活した日系社会での生活が述べ られている。Lynnと一緒の楽しい日々、その後の悲しみ。幸せとは、姉妹とは、親が子 供に示す規範とは、色々と感じさせてくれるお話である。2005年Newbery賞受賞作品。 ○Wolf Brother / Michelle Paver / L6 いまから6000年前(?)の北ヨーロッパ。Torakは、父と二人で森の中で暮らしていた。 ある日、魔物にとりつかれたような熊に襲われて、父親が死んでしまった。一人ぼっち になったTorakは、同じく家族が洪水で死んでしまった狼の子と一緒に行動する。父が 死ぬ間際に言った「魔物に取り付かれた熊を倒さないと森が死ぬ。北に向かって山を 探せ。それが最後の希望だ。」の言葉を考えながら。 狼の言葉がわかる少年。太古の森。氏族。呪師と狩人。なじみのない単語で少し難しく 感じたが、太古の生活を垣間見させてくれます。 ○Farmer Boy / Laura Ingalls Wilder / L5 Little Houseシリーズの2作目。Almanzoは、兄弟姉妹の一番下で9歳になったところ。 パパ、ママ、Royal、Eliza Jane、Aliceと一緒にNew York州の北部の農園で暮らして いる。農場の四季おりおりの出来事をAlmanzoを中心に描いている。この頃の子供達は、 親からも働き手として期待されていたことがよく分かる。そして、自分の手でものを作 り、動物の世話をし、家の片づけをする。親は子供達に任せることで責任をもたせ、一 人前になる準備をさせるのだ。農場で生きる楽しさ、農場で生きる厳しさ、を垣間見さ せてくれる。 知らない単語満載ですが、Full-color Collecter's Edition(ISBN: 0060581824)なの で、挿絵で想像がつきます。 ○Marianne Dreams / Catherline Storr / L6 10歳の誕生日を楽しみにしていたMarianne。その誕生日に、約束だったPonyのLessonを 終えて帰ってくると、なんだか体がとてもだるい。どうも乗馬の疲れだけではないらし い。Marianneは、誕生日のご馳走も食べられずにBedに上がった。そして、それからBed での日々が始まった。三週間が過ぎたある日、曾お祖母さんの持ち物から鉛筆を見つけ て、画帳に4つの窓のある家の絵を描いた。そして、その夜、夢の中にその家が出てき たが…。 病気でBedから出られないMarianneが、夢で見た家の中では自由に歩きまわれる。画帳 に書いたものが夢に現れる不思議なお話。家の周りの不気味さもあるけど、Marianneの 心の交流が暖かい。 ○From the Mixed-up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler / ELaine L. Konigsburg / L6 Cluadiaは、長女ということで、毎日手伝いをさせられることに不満で、家出の計画を 立てた。でも、それは普通の家出ではなく、何とMetropolitan Museum of Artに住む 計画だ。緻密な計画を立てるが、お金にルーズなCluadiaは、お金にしっかりした弟の Jamieを家出に誘う。美術館での、これから二人の生活は、どうなるのか。 CluadiaがJamieの文法間違いをよく指摘するところとか、お互いが、"Sir James"、 "Lady Cluadia"と言い合うところの様子も可笑しい。翻訳ではなく、英語で読む楽しさ がある。 1968年Newbery賞受賞作品。 ○Five Children and It / Edith Nesbit / L7 砂の妖精のPsammeadを見つけたCyril、Anthea、Robert、Janeの兄弟姉妹。一日ひとつ の願い事を叶えてくれる。綺麗になりたいとか、お金を沢山ほしいとか、でも、願い が叶っても色々と困ったことが起こる。でも、それも魔法が解ける日没まで。弟の RobertがCyrilより勇敢だったり、母親に似てAntheaが行動的だったり、それぞれの 兄弟姉妹のキャラクターが違っていて楽しい。 物語は面白いが、英文が少し難しく感じます。100年以上前の出版だからでしょうか。 ○これから 25日にTOEICを受けます。今年最初です。来年から試験形式が変わるようで、なんと か今年中に目標を超えたいです。どうなるか?未読本には、Little House本が2冊、 Julie Garwoodが2冊、Pilcherの本が2冊、そしてPuffin ClassicでJane Eyerなどが 追加されました。そのうち、ハリポタ6巻もかな。すぐには読めませんが、いつか読め ることを祈って。 皆さんも、Happy Reading!
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