800万語通過しました

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/6/29(10:17)]

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5940. 800万語通過しました

お名前: パピイ
投稿日: 2005/6/20(19:24)

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  こんにちは パピイです。800万語を通過しました。
2003年8月から開始以来、約1年10ヶ月掛かり、読んだ本は、654冊で、その内566冊がGRです。
 初投稿以来、初めての語数報告ですので、今までを振り返って多読に関して思うことと、最近感じていることなどを述べたいと思います。

■私にとっての100万語と、その後の多読について
 100万語を達成は、PGR3のThe Ringで、一区切りついたうれしさ・満足感が一杯だったことを思い出します。
でも、今から振り返って見ると、皆さんと同じようにうれしかっただけでなく、その前後にいろいろな発見や、感激(驚き)がありました。さらに、それと同じような経験を、中学一年生の時にしていることが思い出されました。
 それは、夏休みに泳げるようになりたくて、学校のプール開放日に出かけていって練習していた時のことです。プールの隅には、同じ境遇の友達がお姉さんやお兄さんの指導で練習していましたので、仲間に入れてもらい、浮かぶ練習から始めました。そのうち人間って浮かぶものだなとか、慣れると水って怖くないものだなとかが判ってきました。そう、多読開始頃に、英語の本って読めるんだとか、読んでも面白いんだとかが、だんだんわかってきた時と同じような感じです。
 それ以後、少しづつ泳げる距離を伸ばしていき、25mプールを端から端まで泳げた時、とてもうれしかったです。そう、100万語達成時とおなじですね。
 25m泳げてから思ったことは、Uターンして、泳いでいけばもっと泳げるそうだということです。その年9月、体育の授業で、先生から、今日でプールは最後だから好きなだけ泳いでいいぞといわれて、4往復200m泳ぎました。たしかに、無駄な動きが多く、距離の割には疲れる泳ぎではあったかもしれません。でもそれって、いま継続している多読も同じではないでしょうか。
 800万語通過といっても、まだまだという気がします。というか、ここまで来れたから、こんなことを考える余裕が出てきたのかもしれません。他のことと同じように、わかればわかるほど、わからないことが増えてくる(気になってくる)のかもしれません。
 蛇足ですが、学校では英数国理社と、英語は5教科のひとつとして数えられていますが、実は体育、音楽と同じ実技教科では?と考えています。これについては、先日の掲示板上のsosreadingさんと、akoさんのやりとりで、同じようなことを考えている人がいるんだなということがわかりました。

■最近感じていることほか
【その1】否定疑問文の後のYes、Noが日本語と英語では逆
 スムーズに英文を読んできても、ほとんどここで引っかかり、「えっ?」と止まってしまいます。
 直読直解で読んでいると思っていましたが、まだまだ英語脳(英語脳の定義が良く分かっていませんが)には程遠いと感じています。掲示板上では見かけない話題ですので、悩みを持つ人が少ないのでしょうが、「すべては量が解決する」を信じて読書を続けていきたいと思っています。

【その2】空耳ならぬ、空目
歳のせいか、どうか分かりませんが、単語の構成文字を誤って読んでしまい、違う意味に取って??になることが多々あります。例えば、“to lock it up”を“to look it up”と読んでしまうとか。これなど一文字違いですからしょうがないかなと思いますが、“yards”を“years”などにいたっては、どうして?と思ってしまいます。同じ間違いを繰り返すわけではなく、次々と新しい誤読をしていますので、対策が思いつきません。

【その3】ハリーポッター
 初投稿にも書きましたが、ハリーポッター第5巻の投げ出しが多読のきっかけで、その準備運動がてら多読を始めましたが、800万語通過した今でも読んでいません。最近、この本での700万語通過報告を読み、初心(?)を思い出しました。
 「目的の為に、手段を選ばず」と言う言葉がありますが、私は「手段の為に、目的を忘れ」ていました。多読開始から2年近くたって、もうすぐ、第6巻も発売されるというのに。
 1000万語通過までには、第5巻、6巻とも読んで(合わせて約50万語相当)というのが、当面の目標になりそうですが、GRを主に読む私にとっては、YLよりも、本の厚さと、重さの方が問題になりそうです。

【その4】多読の最終奥義
 「すべては量が解決する」は、「量」が、語数だけでなく、時間など、いろいろなものを代表して表現していて、且つ定義がありそうで、無いところなぞ、「多読の最終奥義」では?とも最近感じています。
(高々、800万語程度で最終奥義をうんぬんするなどけしからん、との声も聞こえてきそうですが…)

■本の紹介ほか
 Wuthering Heights PGR5:GRの中では、最長の43,000語と長く、また、強烈な愛と憎悪の交錯する作中人物の常識はずれの行動は、とまどいを覚えるだけでなく、私を含めて、多くの方が、感情移入できないでしょうが、読みつづけさせる力を持つ作品でした。
 実は、三十数年前、邦訳を読んだ時、内容だけでなく、「嵐が丘」という題名が、「嵐」と「丘」から受け取るイメージと、物語の舞台となるヒースの荒野の丘のイメージが合わなくて、戸惑いを感じていました。
 今回「Wuthering」と「Heights」をそのまま日本語に訳さずに単語から受け取るイメージで読むと、強い風が吹きつける中、眼下に海を見下ろす荒野の中にたたずむキャサリンが見えてきます。但し、「ガラスの仮面」の刷り込みが強いのか、キャサリンの顔が、北島マヤになってしまうのは…(笑)
 とはいえ、「Wuthering」と「Heights」から、舞台だけでなく、先に書いたような激しい物語が想起できる原題名と、【訳さずに読む】の素晴らしさに改めて感動しました。

以上、どなた様もHappy Reading!


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